新星ベルデが2アシストのローマ、5試合ぶり勝利《セリエA》
2015.02.09 00:56 Mon
▽ローマは8日、セリエA第22節でカリアリの本拠地サン・エリアに乗り込み、2-1で勝利した。
▽前節エンポリ戦を引き分け、痛恨の4戦連続ドローとなったローマ。そのローマは4日前に行われたコッパ・イタリアのフィオレンティーナ戦も敗れ、負の流れを断ち切れずにいる。その試合のスタメンからガルシア監督は大幅に6選手を変更。出場停止のマノラスとフロレンツィが欠場となり、ユース出身の18歳FWベルデが初先発を飾った。
▽開始1分にピンチを迎えたローマだったが、徐々にポゼッションを高めていった。使い慣れた[4-3-3]を採用したローマは右ウイングのレフティー、ベルデのキープ力と突破力を起点に打開を狙った。そのベルデは9分、ミドルシュートを放ってカリアリゴールに迫る。
▽一方、ジョアン・ペドロとエクダルを2シャドーに配す[4-3-2-1]の布陣で臨んだカリアリは、中盤アンカーの位置に入ったコンティがトッティへのクサビのパスを入れさせない守備を徹底する。バランスの取れたディフェンスを敢行するカリアリは19分、アベラルのスルーパスに抜け出したコップがシュートに持ち込む決定機を演出。しかし、GKデ・サンクティスの好守に阻まれた。
▽ボールを持たされる状況となっていたローマだったが、25分を過ぎた辺りからベルデを起点に攻勢を強める。そして、26分にリャイッチが枠内シュートを放てば、直後の27分にはベルデが右足で決定的なシュートを放っていった。
▽1点リードで迎えた後半、ローマは積極的な入りを見せたカリアリの攻撃を受け止めていく展開となった。59分にはデッセーナのボレーシュートが枠を捉えたが、GKデ・サンクティスの正面を突いた。
▽60分を過ぎ、両指揮官が動く。カリアリは右サイドバックのA・ゴンサレスに代えてアタッカーのムポクを前線左に投入。デッセーナを右サイドバックにコンバートした。一方、劣勢のローマは62分、身体の重かったトッティを諦めてセリエAデビュー戦となるサナブリアを1トップの位置に投入。
▽この交代が功を奏したのはカリアリだった。スピードに優れるムポクの投入で攻勢を強めたカリアリは66分、同点ゴールに迫る。ジョアン・ペドロのヘッドでの落としをボックス右で受けたコップがシュート。しかし、GKデ・サンクティスのこの試合2度目の好守に阻まれた。さらにカリアリは78分、ムポクの浮き球パスに抜け出したコップがGKデ・サンクティスと一対一となったが、シュートを枠の上に外してしまう。
▽劣勢のローマは80分、カウンターからベルデが後半最初のシュートを放つと、85分にようやく勝負を決定付けた。左サイドのスペースを突いたベルデがファーサイドにクロスボールを送ると、ボックス手前右のL・パレデスがヒザを被せたボレーシュート。これが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。
▽試合終了間際の追加タイム5分、ムポクのヘディングシュートで失点したローマだったが、新星の活躍で苦しみながらも2-1で勝利。ローマが5試合ぶりの白星を飾り、ユベントスとの7ポイント差を維持した。
▽前節エンポリ戦を引き分け、痛恨の4戦連続ドローとなったローマ。そのローマは4日前に行われたコッパ・イタリアのフィオレンティーナ戦も敗れ、負の流れを断ち切れずにいる。その試合のスタメンからガルシア監督は大幅に6選手を変更。出場停止のマノラスとフロレンツィが欠場となり、ユース出身の18歳FWベルデが初先発を飾った。
▽開始1分にピンチを迎えたローマだったが、徐々にポゼッションを高めていった。使い慣れた[4-3-3]を採用したローマは右ウイングのレフティー、ベルデのキープ力と突破力を起点に打開を狙った。そのベルデは9分、ミドルシュートを放ってカリアリゴールに迫る。
▽ボールを持たされる状況となっていたローマだったが、25分を過ぎた辺りからベルデを起点に攻勢を強める。そして、26分にリャイッチが枠内シュートを放てば、直後の27分にはベルデが右足で決定的なシュートを放っていった。
▽前半終盤にかけて、ベルデを左ウイングに移したローマは、再び攻めあぐねる状況となっていたものの、37分に躍動するベルデが試合を動かした。FKのクイックリスタートを受けたベルデは絶妙なチップキックパスを前線に供給。これに反応したリャイッチがボックス右に抜け出し、ダイレクトシュートをネットに突き刺した。
▽1点リードで迎えた後半、ローマは積極的な入りを見せたカリアリの攻撃を受け止めていく展開となった。59分にはデッセーナのボレーシュートが枠を捉えたが、GKデ・サンクティスの正面を突いた。
▽60分を過ぎ、両指揮官が動く。カリアリは右サイドバックのA・ゴンサレスに代えてアタッカーのムポクを前線左に投入。デッセーナを右サイドバックにコンバートした。一方、劣勢のローマは62分、身体の重かったトッティを諦めてセリエAデビュー戦となるサナブリアを1トップの位置に投入。
▽この交代が功を奏したのはカリアリだった。スピードに優れるムポクの投入で攻勢を強めたカリアリは66分、同点ゴールに迫る。ジョアン・ペドロのヘッドでの落としをボックス右で受けたコップがシュート。しかし、GKデ・サンクティスのこの試合2度目の好守に阻まれた。さらにカリアリは78分、ムポクの浮き球パスに抜け出したコップがGKデ・サンクティスと一対一となったが、シュートを枠の上に外してしまう。
▽劣勢のローマは80分、カウンターからベルデが後半最初のシュートを放つと、85分にようやく勝負を決定付けた。左サイドのスペースを突いたベルデがファーサイドにクロスボールを送ると、ボックス手前右のL・パレデスがヒザを被せたボレーシュート。これが左ポスト内側に当たってゴールに吸い込まれた。
▽試合終了間際の追加タイム5分、ムポクのヘディングシュートで失点したローマだったが、新星の活躍で苦しみながらも2-1で勝利。ローマが5試合ぶりの白星を飾り、ユベントスとの7ポイント差を維持した。
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