本山が2ゴール! 宮崎ラウンド初戦は鹿島が大分を下す《ニューイヤーカップ》

2015.02.01 15:06 Sun
▽「Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ」の宮崎ラウンドが1日に行われ、鹿島vs大分は、5-2で鹿島が勝利した。
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▽シーズン前のトレーニングマッチを、一つの大会として集中開催することを目的としたJリーグ・ニューイヤーカップが今年から創設。KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で宮崎ラウンドの初戦が開催され、今季ACLに出場する鹿島と2年ぶりのJ1昇格を目指す大分が激突した。▽日本代表組の柴崎、昌子、植田をベンチ外とした鹿島は、[4-2-3-1]の布陣を採用。バックラインに広島から加入したファン・ソッコや栃木からレンタル復帰した鈴木を配し、中盤の底には、小笠原と梅鉢を置いた。一方の大分は3バックのシステムを採用。今季、長崎からチームの一員となった山口を3バックの中央に置き、岡本や兵働、エヴァンドロといった新戦力もスタートから起用した。
▽試合は序盤から大分のペースで流れていく。すると大分が4分に先制点を記録。岡本からのパスを受けた為田がボックス左から左足を振りぬくと、シュートは相手DFの股下を抜け、ゴール右に決まった。

▽一方の鹿島も、10分過ぎから攻撃の形を見せ始めると、35分に流れるような攻撃から同点ゴールを奪う。中村とのワンツーで左サイドを抜け出した鈴木が、低い弾道のクロスをボックス内に供給。これを赤崎がニアサイドでスルーし、最後はボックス中央に飛び込んだ遠藤が押し込んだ。
▽後半に入ると、両チームは積極的に選手交代を行う。鹿島は、徳島から新加入の高崎を後半開始から最前線で起用した。後半に入って先にスコアを動かしたのは鹿島。49分に右サイドのスペースでパスを受けた土居がボックス右からゴール右にシュートを突き刺した。

▽その後も鹿島のペースが続いたが、70分に大分が再び、スコアを同点に戻す。岡本とのワンツーでボックス左に抜け出した風間のパスを、ボックス右でフリーとなっていたエヴァンドロがゴールに流し込んだ。

▽その後、試合の流れは一時、大分に傾きかけたものの、83分に鹿島が引き離すことに成功。山本の左サイドから上げたクロスにファーサイドの西がヘディングで合わせる。シュートはGK武田の手を掠めた後に左のポストに弾かれたが、山村が反応し、スコアを3-2とした。

▽さらに鹿島は、途中出場の本山が90分に西のクロスから追加点。さらに92分にも18歳MF田中のアシストからゴールを奪った。そのまま試合は5-2で終了し、鹿島が記念すべき初戦を大勝で飾った。

▽今後、鹿島は4日に福岡と対戦。対する大分は、7日に福岡戦を迎える。

★スターティングメンバー
◆鹿島
GK:佐藤
DF:伊東、ファン・ソッコ、青木、鈴木
MF:梅鉢、小笠原、遠藤、土居、中村
FW:赤崎

◆大分
GK:武田
DF:阪田、山口、若狭、
MF:西、ダニエル、兵働、松本怜、岡本、為田
FW:エヴァンドロ

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