絶好調ポグバの公式戦4戦連続弾でユーベがキエーボに快勝《セリエA》

2015.01.26 01:03 Mon
▽首位ユベントス(勝ち点46)は25日、セリエA第20節で17位キエーボ(勝ち点18)をホームに迎え、2-0で快勝した。
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▽ユベントスは前節ヴェローナ戦を4-0と完勝し、2位ローマとのポイント差を[5]に広げた。その試合のスタメンからインフルエンザにかかったピルロに代えて負傷明けのビダルを起用した。そして、かかとの負傷で戦列を離れていたバルザーリが今季初めてベンチ入りしている。▽フラットな[4-4-2]の布陣を自陣に敷くキエーボに対し、立ち上がりからポゼッションしたユベントスは開始6分に最初の決定機を生み出す。左サイドのエブラのクロスにニアサイドに走り込んだR・ペレイラが右足アウトで合わせたシュートが枠を捉えたが、GKビザーリの好反応のセーブに阻まれる。さらに直後のCKからキエッリーニが放った際どいヘディングシュートはバーの上を越えていった。
▽とりわけ果敢にオーバーラップするエブラのいる左サイドからスムーズな攻撃を展開するユベントスは、13分にR・ペレイラがボレーシュートを放てば、直後にはテベスが単騎突破からシュートに持ち込んでキエーボを圧倒していく。

▽その後も鋭い攻守の切り替えでキエーボを自陣に貼り付けるユベントスは、21分にCKからフリーのキエッリーニがヘディングシュートを放ち、24分にはカセレスの好クロスからモラタがヘディングシュートを放つも、いずれも枠外に飛んでしまった。さらに28分のビダルのミドルシュートと、直後のCKからキエッリーニの放ったヘディングシュートはいずれもGKビザーリの好守に阻止されてしまう。
▽前半終盤、顔面を流血したN・フレイの負傷交代によってビラギを左のウイングバックに入れたキエーボは、右のウイングバックにスケロットを回す5バックに変更。何とかユベントスの猛攻を凌ぎ、前半をゴールレスで乗り切ることに成功した。

▽後半開始早々、マルキジオのミドルシュートでゴールに迫ったユベントスは、ボヌッチのミスパスからピンチを迎える場面があったものの、50分にエブラのクロスにフリーのビダルがシュートに持ち込むなど、前半同様にキエーボを圧倒していく。

▽キエーボの粘り強い守備の前に苦戦していたユベントスだったが60分、ついに均衡を破る。決めたのは公式戦3試合連続ゴール中と絶好調のポグバ。フランス代表MFは対峙したコーフィーをかわし、ボックス手前左から強烈な左足ミドルを枠の左隅に叩き込んだ。

▽その後、ビダルに代えてリヒトシュタイナーを投入したユベントスは3バックに変更。引き続き敵陣でプレーすると、70分にテベスがミドルシュートでGKビザーリを強襲した。そして74分、ユベントスが勝負を決定付ける追加点を奪った。直前に投入されていたパドインの左サイドからのクロスをポグバがつま先でトラップし、華麗にボレーシュート。これはGKビザーリの好守に阻まれるも、ルーズボールをリヒトシュタイナーが押し込んだ。

▽試合終盤にかけて、ユベントスは得点の欲しいモラタとテベスの2トップが貪欲にシュートを放っていく。そんな中、87分にスケロットにポスト直撃のシュートを浴びたユベントスだったが、クリーンシートで試合を終わらせ、後半戦初戦を白星で飾った。

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