不満爆発のアタランタ「コッパ・イタリアは無意味」
2015.01.22 12:25 Thu
▽21日にコッパ・イタリア5回戦のフィオレンティーナvsアタランタが行われ、3-1でフィオレンティーナが勝利した。試合後、敗れたアタランタのステファノ・コラントゥオーノ監督が怒りを爆発させている。
▽コラントゥオーノ監督が怒りをあらわにしているのは、11分にフィオレンティーナが2点目を決めたPKの場面。PKはドイツ代表FWマリオ・ゴメスがボックス内で倒されての判定だったが、アタランタ選手の足はボールを捉えており、微妙な判定にみえた。そして、これに抗議したコラントゥオーノ監督は退席処分を命じられ、アタランタは残りの多くの時間を指揮官不在で戦うことになっていた。
▽コラントゥオーノ監督はPKの判定に不満を示している。『フットボール・イタリア』が指揮官のコメントを伝えた。
「あの判定は明らかに間違いだった。なぜマリオ・ゴメスは『あれはPKじゃなかった』と主審に話さなかったんだ? 私はそのとき、彼がどういう選手なのか理解したよ」
「退席処分については、それに値するだけの強い抗議をした。だが、私の目の前でマイカー・リチャーズがジューリオ・ミリアッチョの顔面を打ったときは、ファウルすら与えられなかった」
▽さらにコラントゥオーノ監督は、コッパ・イタリアの大会形式についても納得していない様子。同監督は、5回戦から有名クラブが勝ち上がれるように意図的に対戦カードが組まれ、なおかつホームで戦えるようになっていると主張。同大会を「無意味な大会」と痛烈に非難している。
「通常、すべてのチームがランダムにトーナメントに組み込まれるが、この大会はそうではない。さらに言えば、有名クラブがホームで戦う。コッパ・イタリアはもはや意味のない大会だ。小さな、もしくは中堅のクラブはセリエAの戦いに集中するのが賢明だと言える。結局は順当に有名クラブが勝ち上がるのだからね」
▽22日に行われるナポリvsウディネーゼを除いて、5回戦を勝ち上がったのはインテル、フィオレンティーナ、ミラン、パルマ、ラツィオ、ユベントス、ローマとなった。その内、アウェイを戦ったのはラツィオのみとなっている。
▽コラントゥオーノ監督が怒りをあらわにしているのは、11分にフィオレンティーナが2点目を決めたPKの場面。PKはドイツ代表FWマリオ・ゴメスがボックス内で倒されての判定だったが、アタランタ選手の足はボールを捉えており、微妙な判定にみえた。そして、これに抗議したコラントゥオーノ監督は退席処分を命じられ、アタランタは残りの多くの時間を指揮官不在で戦うことになっていた。
▽コラントゥオーノ監督はPKの判定に不満を示している。『フットボール・イタリア』が指揮官のコメントを伝えた。
「退席処分については、それに値するだけの強い抗議をした。だが、私の目の前でマイカー・リチャーズがジューリオ・ミリアッチョの顔面を打ったときは、ファウルすら与えられなかった」
「ネガティブなイメージを抱かせる試合だった。だが、私はそのような試合にしたくなかったし、選手たちは最後まで戦った。PKは我々の贈り物だと考えるしかなかった」
▽さらにコラントゥオーノ監督は、コッパ・イタリアの大会形式についても納得していない様子。同監督は、5回戦から有名クラブが勝ち上がれるように意図的に対戦カードが組まれ、なおかつホームで戦えるようになっていると主張。同大会を「無意味な大会」と痛烈に非難している。
「通常、すべてのチームがランダムにトーナメントに組み込まれるが、この大会はそうではない。さらに言えば、有名クラブがホームで戦う。コッパ・イタリアはもはや意味のない大会だ。小さな、もしくは中堅のクラブはセリエAの戦いに集中するのが賢明だと言える。結局は順当に有名クラブが勝ち上がるのだからね」
▽22日に行われるナポリvsウディネーゼを除いて、5回戦を勝ち上がったのはインテル、フィオレンティーナ、ミラン、パルマ、ラツィオ、ユベントス、ローマとなった。その内、アウェイを戦ったのはラツィオのみとなっている。
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