バーレーンに競り勝ったUAEが決勝T進出に前進《アジアカップ2015》
2015.01.15 18:22 Thu
▽アジアカップ2015のグループC第2節、バーレーン代表vsUAE代表が15日に行われ、UAEが2-1で勝利を収めた。
▽初戦のイラン代表戦を0-2で落としたバーレーンと、カタール代表に4-1で快勝したUAEの一戦。試合は、UAEがキックオフ直後の14秒に先制する。高い位置でボールを奪うと、オマール・Aが前線に浮き球のスルーパスを供給。このボールに反応したA・マブフートがGKをかわしてゴールに流し込んだ。
▽先制点を許したバーレーンは、UAEに試合の主導権を握られながらも同点ゴールを目指す。すると27分、右CKからアクワニがヘディングシュートをゴールに突き刺し、バーレーンが同点に追いついた。その後は、UAEがボールを保持し、バーレーンがカウンターを狙う展開となるも、ゴールは生まれずに1-1のままハーフタイムに突入した。
▽迎えた後半も、ボールを保持するUAEとカウンターでゴールを目指すバーレーンという展開が続いていく。しかし73分、UAEのFKを処理しようとしたバーレーンDFがオウンゴールを献上し、UAEが勝ち越しゴールを奪った。
▽追いかけるバーレーンは交代策を用いながら攻勢に出たものの、ゴールを奪うには至らない。結局、UAEが1点のリードを守り切って試合は終了。連勝を飾ったUAEは、この後に行われるカタールvsイランの結果次第で決勝トーナメント進出が決まる。
▽初戦のイラン代表戦を0-2で落としたバーレーンと、カタール代表に4-1で快勝したUAEの一戦。試合は、UAEがキックオフ直後の14秒に先制する。高い位置でボールを奪うと、オマール・Aが前線に浮き球のスルーパスを供給。このボールに反応したA・マブフートがGKをかわしてゴールに流し込んだ。
▽先制点を許したバーレーンは、UAEに試合の主導権を握られながらも同点ゴールを目指す。すると27分、右CKからアクワニがヘディングシュートをゴールに突き刺し、バーレーンが同点に追いついた。その後は、UAEがボールを保持し、バーレーンがカウンターを狙う展開となるも、ゴールは生まれずに1-1のままハーフタイムに突入した。
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1月28日から始まったアジアカップの決勝トーナメント1回戦、日本は31日に韓国でもなくヨルダンでもなくバーレーンと対戦する。グループE首位のヨルダンが3位のバーレーンに0-1で負け、なおかつ2位の韓国が2連敗中で最下位のマレーシアに3-3と引分けたためで、これには久保建英も「想定外」と驚いていた。 バーレーンという国の名前は知っていても、この国がアラビア半島のどこにあるのか知っている日本人は少ないのではないだろうか。かくいう僕も一度訪れたため知っているに過ぎない。ジーコ・ジャパン時代の2005年6月3日、ドイツW杯アジア2次(最終)予選で同国の首都マナーマを訪れた。 ペルシャ湾に浮かぶ王国で、面積は日本の琵琶湖ほど。そして隣国サウジアラビアとはキング・ファハド・コーズウェイという全長約24キロの橋で結ばれている。当時はレンタカーを借りてこの橋を渡り、サウジアラビアとの国境にあるイミグレーションや税関関連の施設前まで行って引き返した。 この橋を渡りサウジアラビア国内の海沿いを走ってカタールまで、クルマで3時間ほど、飛行機なら1時間もかからないという。このため日本戦には大勢のバーレーン・サポーターが訪れるかもしれない。 森保一監督は「イラク戦はアウェーをメチャクチャ感じました。乗せたらいけない。スタンドのサポーターも大きな力になっている。ほんと、アウェーでした」と“中東の洗礼”を体感しただけに、同じ轍は踏まないだろう。 そのバーレーン戦だが、過去の対戦成績はW杯予選とアジアカップの本大会と予選を含め、7勝2敗と大きく勝ち越している。この両国の対戦で最も印象深いのはジーコ・ジャパン時代の2005年3月30日、埼玉スタジアムで行われたドイツW杯アジア2次予選での一戦だ。 当時のバーレーンはフィジカルに優れた長身選手が多く、ロングボールを主体とした攻撃に日本は苦しめられた。前年の04年3月に行われたアテネ五輪アジア最終予選では、山本昌邦監督率いるU-23日本が、ダブルセントラル開催のUAEラウンドでは0-0、日本ラウンドでは0-1と敗れた。しかし西が丘サッカー場で開催された最終戦でバーレーンが最下位のレバノンと1-1で引分けたため、勝点2差で日本が五輪の出場権を獲得した。 そして埼スタでのバーレーン戦では、0-0で迎えた後半27分、ゴール前のこぼれ球をクリアしようとしたMFモハメド・サルミーンが自陣ゴールに蹴り込んでしまうまさかのオウンゴール。この1点が決勝点となり、日本は最終予選で2勝1敗と白星を先行させた(北朝鮮に2-1、イランに1-2だった)。 サルミーンは当時、「バーレーン史上最高の選手」と言われ、2次予選でチームは日本、イランに次いで3位になり、ウズベキスタンとの3次予選に進出。1-1、0-0のドローに終わったもののアウェーゴールでアジア地区5位となり大陸間プレーオフに出場したが、北中米カリブ海のトリニダード・トバゴに1分け1敗で初のW杯出場はならなかった。彼が現役だった00年代がバーレーンの黄金時代だったとも言える(04年のアジアカップ準決勝でも4-3と苦しめられた)。 現在のチームには1トップに194センチの巨漢FWアブドゥラ・ユスフ・ヘラルがいる。彼は空中戦だけでなく、ヨルダン戦ではストライドの大きいドリブルで抜け出し、GKの動きを冷静に見て決勝点を流し込んだ。まずは彼を自由にプレーさせないことが守備陣のタスクになることは言うまでもない。 2024.01.29 12:35 Mon2