L・マルコビッチのプレミア初弾でリバプールが低調サンダーランドを撃破《プレミアリーグ》
2015.01.10 23:37 Sat
▽8位リバプール(勝ち点29)は10日、プレミアリーグ第21節で14位サンダーランド(勝ち点20)の本拠地スタジアム・オブ・ライトに乗り込み、1-0で勝利した。
▽リバプールは元日に行われた前節レスター・シティ戦をジェラードのPK2発でリードしながらも、最下位相手に追いつかれ引き分けに終わった。リーグ戦3連勝を逃したリバプールは、5日前に行われたFAカップ3回戦のウィンブルドン戦では退団を発表したジェラードの2ゴールで勝利。その試合のスタメンから2選手を変更。最前線にはボリーニが名を連ね、静養のためジャマイカに帰国していたスターリングは引き続き欠場となった。
▽リバプールはこれまでの[3-4-3]を継続しつつ、2試合連続2ゴールのジェラードを、コウチーニョと共に2シャドーの一角として起用。そのリバプールは開始3分、L・マルコビッチがボックス内でブラウンに倒されるも、ノーファウルの判定が下される。それでも、ポゼッションを高めて押し込んだリバプールが8分にあっさりと先制する。L・マルコビッチが右サイドのハーフラインからするすると上がってボックス右に進入。ボリーニのラストパスを受け、そのままシュートを流し込んだ。
▽L・マルコビッチのプレミア初ゴールでリードしたリバプールはその後、自陣に引いて対応。そして20分を回る頃にはリバプールが再びポゼッションを高め、アタッキングサードでのコウチーニョの仕掛けで打開を狙っていく。24分にジェラードのミドルシュートがサンダーランドゴールを襲えば、29分にはCKの流れからボックス手前右のL・マルコビッチがルーズボールをジャンピングボレーで合わせる決定機を演出するも、右ポストに阻まれる。
▽前半終盤にかけてもボールの取り所を見いだせず、ずるずるとディフェンスラインを下げる状況が続くサンダーランドに対し、リバプールが一方的に攻め立てる。37分にはコウチーニョのフィードを胸トラップで受けたヘンダーソンがボックス中央から左足ボレーで狙ったシュートは、右ポストに直撃。その後もジェラードが立て続けに決定的なシュートを浴びせ、44分にもボリーニがディフェンスライン裏を取る決定機を迎えたが決めきれなかったリバプールは、前半のうちに追加点を奪えず1-0で前半を終えた。
▽選手交代を行わず[4-4-1]で対応したサンダーランドは52分、この試合初めてゴールに近づく。ゴール正面の位置からアダム・ジョンソンの放った強烈なミドルシュートがバーを直撃した。
▽ひやりとしたリバプールだったが、その後はボールを保持して時間を進める。そして、67分には低調なプレーに終始していたボリーニに代えてバロテッリを投入。すると71分にはバロテッリがGKパンティリモンを強襲するシュートを放ち、良い試合の入りを見せる。
▽打つ手のないサンダーランドは77分に2枚代えを敢行。ウィッカムとジャッケリーニに代えてグラハムとバークレイを投入した。しかし、停滞した流れを打破できずに時間は経過。
▽そして、余裕を持って1点のリードを守ったリバプールが、低調サンダーランド相手に勝利を取り戻している。
▽リバプールは元日に行われた前節レスター・シティ戦をジェラードのPK2発でリードしながらも、最下位相手に追いつかれ引き分けに終わった。リーグ戦3連勝を逃したリバプールは、5日前に行われたFAカップ3回戦のウィンブルドン戦では退団を発表したジェラードの2ゴールで勝利。その試合のスタメンから2選手を変更。最前線にはボリーニが名を連ね、静養のためジャマイカに帰国していたスターリングは引き続き欠場となった。
▽リバプールはこれまでの[3-4-3]を継続しつつ、2試合連続2ゴールのジェラードを、コウチーニョと共に2シャドーの一角として起用。そのリバプールは開始3分、L・マルコビッチがボックス内でブラウンに倒されるも、ノーファウルの判定が下される。それでも、ポゼッションを高めて押し込んだリバプールが8分にあっさりと先制する。L・マルコビッチが右サイドのハーフラインからするすると上がってボックス右に進入。ボリーニのラストパスを受け、そのままシュートを流し込んだ。
▽前半終盤にかけてもボールの取り所を見いだせず、ずるずるとディフェンスラインを下げる状況が続くサンダーランドに対し、リバプールが一方的に攻め立てる。37分にはコウチーニョのフィードを胸トラップで受けたヘンダーソンがボックス中央から左足ボレーで狙ったシュートは、右ポストに直撃。その後もジェラードが立て続けに決定的なシュートを浴びせ、44分にもボリーニがディフェンスライン裏を取る決定機を迎えたが決めきれなかったリバプールは、前半のうちに追加点を奪えず1-0で前半を終えた。
▽後半から負傷したジェラードに代えてロブレンを投入したリバプールは、カンをジェラードのいたシャドーの位置に上げる。すると開始4分、そのカンのドリブル突破を阻んだブリッドカットに2枚目のイエローカードが提示されて退場となり、リバプールは数的優位となった。
▽選手交代を行わず[4-4-1]で対応したサンダーランドは52分、この試合初めてゴールに近づく。ゴール正面の位置からアダム・ジョンソンの放った強烈なミドルシュートがバーを直撃した。
▽ひやりとしたリバプールだったが、その後はボールを保持して時間を進める。そして、67分には低調なプレーに終始していたボリーニに代えてバロテッリを投入。すると71分にはバロテッリがGKパンティリモンを強襲するシュートを放ち、良い試合の入りを見せる。
▽打つ手のないサンダーランドは77分に2枚代えを敢行。ウィッカムとジャッケリーニに代えてグラハムとバークレイを投入した。しかし、停滞した流れを打破できずに時間は経過。
▽そして、余裕を持って1点のリードを守ったリバプールが、低調サンダーランド相手に勝利を取り戻している。
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