ヴェンゲルが退場処分のジルーについて言及 「正しいジャッジ」
2014.12.27 06:38 Sat
▽アーセナルを指揮するアーセン・ヴェンゲル監督が、26日に行われたプレミアリーグ第18節のQPR戦を振り返り、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーに対する退場処分の判定が正当だったとの見解を示した。アーセナルの公式サイトが、フランス人指揮官のコメントを伝えている。
▽また、ジルーが激昂した原因については、「私もよくわからない。ただ、彼は後から押されたと主張していた。おそらく、ケガの再発を恐れたのだろう。普段は、自分をコントロールできる人格の持ち主なんだがね」とコメント。ヴェンゲル監督は、ジルーが報復行為にいたった原因について自身の考えを述べた。
▽なお、プレミアリーグの規定では報復行為など悪質なファウルによる1発レッドの場合、3試合の出場停止を科せられる場合が多い。そのため、ジルーは28日に行われる次節のウェストハム戦に加え、来年1月1日のサウサンプトン戦、同4日のFAカップ3回戦のハル・シティ戦を欠場する可能性がある。
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▽1点をリードして後半を迎えたアーセナルだったが、53分にアクシデンドが発生する。相手のイングランド人DFネデュム・オヌオハがQPR陣内のボックス手前でジルーと接触すると、このプレーでフランス代表FWが転倒。これに激昂したジルーはすぐさま起き上がってオヌオハの元に駆け寄り、主審の目の前で頭突きを見舞った。この報復行為で同選手はレッドカードを掲示され、退場となった。▽最終的にアーセナルが2-1で勝利した試合後、会見に出席したヴェンゲル監督は「彼へのジャッジは正しかった。彼は自分をコントロールできていなかったからね。彼は間違いを犯した。だが、私は彼のことを理解しているし、彼が同じ過ちを繰り返さないことを知っている」と述べ、ジルーを擁護した。▽なお、プレミアリーグの規定では報復行為など悪質なファウルによる1発レッドの場合、3試合の出場停止を科せられる場合が多い。そのため、ジルーは28日に行われる次節のウェストハム戦に加え、来年1月1日のサウサンプトン戦、同4日のFAカップ3回戦のハル・シティ戦を欠場する可能性がある。
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