【プレミア前半戦総括&ベスト11】~前評判通りにチェルシー&シティがリード~
2014.12.24 06:30 Wed
▽前半戦のプレミアリーグは、概ね前評判どおりの結果と言っていいだろう。昨季までのウィークポイントをFWヂエゴ・コスタとMFセスクで補強したチェルシーは、第17節で終えて13勝3分1敗の好成績を残し、首位に立っている。また、開幕前からチェルシーとの2強と評されていたマンチェスター・シティも、第12節から直近の第17節まで6連勝するなど、順当に勝ち点を積み重ねており、チェルシーとの差を3ポイントに保っている。
▽マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールといった優勝候補の第二勢力は苦しんだ。ファン・ハール監督を招へいしたユナイテッドは、開幕からの5試合で1勝2分2敗と、低調なスタートを切った。しかし、MFディ・マリアを筆頭に大型補強を敢行したチームは、徐々に調子を上げると、11月から12月にかけて6連勝を達成。チェルシーから10ポイント差の3位まで順位を上げた。
▽アーセナルは、例年通り負傷者に悩まされた。特にMFエジルと、今夏に補強を見送った守備陣に離脱者が多数出たのが痛手となった。しかし、リーグ戦16試合9得点のFWサンチェスを筆頭に、負傷から復帰したFWジルー、MFカソルラなど、攻撃陣が中盤戦にかけてコンディションを上げたことで、何とか上位を狙える位置をキープしている。リバプールは今夏に抜けたFWスアレスの穴を埋めきることができず、現在10位と苦しんでいる。
▽中堅どころでは、サウサンプトンとウェストハムがリーグを盛り上げた。第3節から第11節までの9試合で8勝を挙げたサウサンプトンは一時、2位に立っていたものの、シティ、アーセナル、ユナイテッドら強豪クラブとの連戦で失速。シティ戦の第13節から第16節まで4連敗を喫し、現在は5位に順位を落としている。ウェストハムは目立った不調もなく、4位の好位置をキープしている。
【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)
★最優秀監督
◆ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー)
▽ウェストハムのサム・アラダイス監督と競るところだが、磐石のチームを形成しているスペシャル・ワンを最優秀監督に選出した。適材適所の補強は文句なし。ヂエゴ・コスタとセスクで確実に昨季までのチームを昇華させた。コンパクトなチームは攻守にソリッドで、4冠の可能性を残す。ある程度メンバーを固定して戦っているため、疲労面が懸念される後半戦は、ローテーションなどマネジメントが鍵となる。
【期待以上】
★チーム
◆ウェストハム
▽まさに、予想外の躍進だった。好調の最大の要因は、補強の成功だ。FWエネル・バレンシア、FWディアフラ・サコー、MFクヤテー、MFアマルフィターノ、DFクレスウェルの新加入5選手は、推定移籍金にして総額3000万ポンド(約56億円)程度。いずれもレギュラー格としてプレーし、及第点以上のプレーを続けた。さらに、レンタルで引き入れたMFソング、DFジェンキンソンも欠かせない存在となっている。MFダウニングをトップ下とする[4-4-2]ほか 、[4-2-3-1]や[3-5-2]など、システムにも幅がある。フィジカルに優れた好チームで、後半戦も期待できる。
◆FWチャーリー・オースティン(QPR)
【期待外れ】
★チーム
◆リバプール
▽ここまでスアレスの穴を埋めることができていないリバプールは、すでに7敗を喫しており、10位に低迷している。結果論にはなるが、夏の移籍市場で、確実に計算できる大物を獲得せず、選手層を厚くすることを選択したのが失敗だった。FWバロテッリを筆頭に、DFロブレン、MFマルコビッチがここまで期待に応えることができておらず、FWランバートもスアレスの後釜としては荷が重い。ロジャーズ監督はフォーメーションや選手の組み合わせを毎試合のように変え、いくつものパターンを試している。直近の3試合では3バックを採用し、まずまずのパフォーマンスを見せているが、後半戦の巻き返しはなるか。
★選手
◆FWマリオ・バロテッリ(リバプール)
【前半戦ベストイレブン】
GK:デ・ヘア
DF:クライン、ショークロス、テリー、クレスウェル
MF:サンチェス、セスク、マティッチ、アザール
FW:アグエロ、ヂエゴ・コスタ
【後半戦展望】
★一騎打ちか、3頭叩きあいか
▽優勝争いは、チェルシーとシティの一騎打ちとなりそうな様相を呈している。そこに、ユナイテッドがどこまで食い込めるか。チェルシーは、上述しているとおり、レギュラーをある程度固定している。そのため、終盤戦に向けて疲労面が懸念だ。シティは、FWアグエロとFWジェコが離脱し、1月にはMFヤヤ・トゥーレがアフリカネーションズカップでチームを離れるため、ここから2カ月が勝負。2月までチェルシーを射程に捉えておけば、2連覇の可能性もあるだろう。ユナイテッドは、DFブリントやDFショーら負傷者が順調に復帰した上で、ファン・ハール監督が最適のシステムを見つけだし、一貫性を手にすることができれば、一発逆転の可能性までありそうだ。
▽チャンピオンズリーグ出場権争いでは、チェルシーとシティが2つの枠を埋めるとみられるため、ユナイテッド、アーセナル、トッテナム、リバプールあたりが中心となりそうだ。上記4クラブでは、ユナイテッドがやや優位か。ウェストハムは、アフリカネーションズカップでソングやクヤテー、ディアフラ・サコーが抜ける1月に厳しい戦いを強いられそうで、サウサンプトンと共に、ヨーロッパリーグ出場権争いに食い込めるかどうかといったところか。残留争いは、レスター・シティとバーンリーの今季昇格組が中心だろう。QPR、クリスタル・パレス、ハル・シティあたりも、最後まで降格の危機に怯えながらの戦いを強いられそうだ。
▽マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールといった優勝候補の第二勢力は苦しんだ。ファン・ハール監督を招へいしたユナイテッドは、開幕からの5試合で1勝2分2敗と、低調なスタートを切った。しかし、MFディ・マリアを筆頭に大型補強を敢行したチームは、徐々に調子を上げると、11月から12月にかけて6連勝を達成。チェルシーから10ポイント差の3位まで順位を上げた。
▽アーセナルは、例年通り負傷者に悩まされた。特にMFエジルと、今夏に補強を見送った守備陣に離脱者が多数出たのが痛手となった。しかし、リーグ戦16試合9得点のFWサンチェスを筆頭に、負傷から復帰したFWジルー、MFカソルラなど、攻撃陣が中盤戦にかけてコンディションを上げたことで、何とか上位を狙える位置をキープしている。リバプールは今夏に抜けたFWスアレスの穴を埋めきることができず、現在10位と苦しんでいる。
【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)

Getty Images
▽チェルシーのセントラルMFコンビであるマティッチ&セスクも捨てがたいところだが、出場15試合で14ゴールを記録したアルゼンチン代表FWを最優秀選手とする。今季は負傷明けで開幕戦を迎えたが、尻上がりに調子を上げた。圧巻だったのは、10月18日に行われた第8節のトッテナム戦だ。前半13分に力強いゴールを記録すると、そこからさらに3ゴールを追加し、チームの全4ゴールを記録した。残念ながら、第15節のエバートン戦で負傷し、現在は離脱中。期待されている1月中の復帰を実現させ、再びプレミアリーグを盛り上げてもらいたいところだ。★最優秀監督
◆ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー)
▽ウェストハムのサム・アラダイス監督と競るところだが、磐石のチームを形成しているスペシャル・ワンを最優秀監督に選出した。適材適所の補強は文句なし。ヂエゴ・コスタとセスクで確実に昨季までのチームを昇華させた。コンパクトなチームは攻守にソリッドで、4冠の可能性を残す。ある程度メンバーを固定して戦っているため、疲労面が懸念される後半戦は、ローテーションなどマネジメントが鍵となる。
【期待以上】
★チーム
◆ウェストハム
▽まさに、予想外の躍進だった。好調の最大の要因は、補強の成功だ。FWエネル・バレンシア、FWディアフラ・サコー、MFクヤテー、MFアマルフィターノ、DFクレスウェルの新加入5選手は、推定移籍金にして総額3000万ポンド(約56億円)程度。いずれもレギュラー格としてプレーし、及第点以上のプレーを続けた。さらに、レンタルで引き入れたMFソング、DFジェンキンソンも欠かせない存在となっている。MFダウニングをトップ下とする[4-4-2]ほか 、[4-2-3-1]や[3-5-2]など、システムにも幅がある。フィジカルに優れた好チームで、後半戦も期待できる。
★選手
◆FWチャーリー・オースティン(QPR)

Getty Images
▽25歳のイングランド人FWは、プレミアリーグ初挑戦ながらも、ここまで11ゴールを記録。アグエロ、ヂエゴ・コスタに次ぐ得点ランキング3位につけている。驚きなのは、5年前までレンガ工の仕事をしながら、イングランド9部相当のリーグでプレーしていたことだ。そこから着実にゴールを積み重ねていくと、リーグ1、チャンピオンシップのクラブへとステップアップ。QPRでは昨季、移籍初年度ながらも17ゴールを挙げて、クラブのプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。後半戦はマークが厳しくなってくることが予想されるが、持ち前の得点感覚と決定力を生かして、チームをプレミアリーグ残留に導きたい。【期待外れ】
★チーム
◆リバプール
▽ここまでスアレスの穴を埋めることができていないリバプールは、すでに7敗を喫しており、10位に低迷している。結果論にはなるが、夏の移籍市場で、確実に計算できる大物を獲得せず、選手層を厚くすることを選択したのが失敗だった。FWバロテッリを筆頭に、DFロブレン、MFマルコビッチがここまで期待に応えることができておらず、FWランバートもスアレスの後釜としては荷が重い。ロジャーズ監督はフォーメーションや選手の組み合わせを毎試合のように変え、いくつものパターンを試している。直近の3試合では3バックを採用し、まずまずのパフォーマンスを見せているが、後半戦の巻き返しはなるか。
★選手
◆FWマリオ・バロテッリ(リバプール)

Getty Images
▽推定移籍金2000万ユーロ(約37億円)でミランからリバプールに加入したバロテッリだが、リーグ戦は10試合に出場してノーゴール。また、負傷で離脱していただけでなく、SNSでの問題発言で出場停止処分を受けるなど、ピッチ外でもクラブに迷惑をかけている。ロジャーズ監督は、純粋なストライカーを置かない3トップのシステムで上位浮上への活路を見いだそうとしているため、ここからはバロテッリにとってさらに厳しい状況になりそうだ。【前半戦ベストイレブン】

DF:クライン、ショークロス、テリー、クレスウェル
MF:サンチェス、セスク、マティッチ、アザール
FW:アグエロ、ヂエゴ・コスタ
【後半戦展望】
★一騎打ちか、3頭叩きあいか
▽優勝争いは、チェルシーとシティの一騎打ちとなりそうな様相を呈している。そこに、ユナイテッドがどこまで食い込めるか。チェルシーは、上述しているとおり、レギュラーをある程度固定している。そのため、終盤戦に向けて疲労面が懸念だ。シティは、FWアグエロとFWジェコが離脱し、1月にはMFヤヤ・トゥーレがアフリカネーションズカップでチームを離れるため、ここから2カ月が勝負。2月までチェルシーを射程に捉えておけば、2連覇の可能性もあるだろう。ユナイテッドは、DFブリントやDFショーら負傷者が順調に復帰した上で、ファン・ハール監督が最適のシステムを見つけだし、一貫性を手にすることができれば、一発逆転の可能性までありそうだ。
▽チャンピオンズリーグ出場権争いでは、チェルシーとシティが2つの枠を埋めるとみられるため、ユナイテッド、アーセナル、トッテナム、リバプールあたりが中心となりそうだ。上記4クラブでは、ユナイテッドがやや優位か。ウェストハムは、アフリカネーションズカップでソングやクヤテー、ディアフラ・サコーが抜ける1月に厳しい戦いを強いられそうで、サウサンプトンと共に、ヨーロッパリーグ出場権争いに食い込めるかどうかといったところか。残留争いは、レスター・シティとバーンリーの今季昇格組が中心だろう。QPR、クリスタル・パレス、ハル・シティあたりも、最後まで降格の危機に怯えながらの戦いを強いられそうだ。
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10年前のプレミアリーグで注目を集めたチャーリー・モーガンの今が話題だ。 サッカーファンでも中々聞き覚えのない名前だが、それもそのはず。モーガンは選手ではなく、ボールボーイを務めていた。 モーガンが一躍時の人となったのは、2013年の1月24日に行われたキャピタル・ワン・カップ準決勝、チェルシーvsスウォンジー・シティの2ndレグだった。 1stレグをスウォンジーが2-0で勝利し、2ndレグが0-0のまま試合終盤を迎えていたなか、78分にスウォンジーのゴールキックを迎える。 ボールを拾いに行ったモーガンだが、ボールを戻さずにいるとチェルシーのMFエデン・アザール(現レアル・マドリー)がボールを貰おうと駆け寄る。それでもボールを離さず、ボールに覆いかぶさったモーガンを蹴った格好となると、アザールが一発退場となり、3試合の出場停止となっていた。 この時のボールボーイがモーガンだ。スウォンジーのクラブ幹部の息子でもあったため、大きな話題となっていた。 そんな問題児だが、今では立派な社長に。イギリス『デイリー・スター』によると今はウォッカの会社を経営しており、4000万ポンド(約64億円)の資産を持つ大富豪だという。 モーガンは2016年に学校の友人と「オー・ウォッカ」という会社を設立。会社の商品は元ブラジル代表のロナウジーニョ氏やボクシングのフロイド・メイウェザーなど、そうそうたる顔ぶれに愛用されているそうだ。 父から大きな援助を受けたとのことだが、しっかりと事業を成功させており、その狡猾さはビジネスでも生きているのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】アザールがボールボーイのモーガンを蹴って一発退場となったシーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sd38KUjmOho";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】資産家となった現在のチャーリー・モーガン氏</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CWG5pkStxmy/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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チェルシーのスタジアム計画に動き…先日に新スタジアム建設報道もブリッジ残留へ?
チェルシーは、今後もスタンフォード・ブリッジに残留する可能性があるようだ。イギリス『サン』が報じている。 1877年に開場されたスタンフォード・ブリッジは1905年からチェルシーの本拠地として100年以上に渡って使用されている。1998年に改修工事が行われたものの、老朽化や4万2000人と言われる収容人数の問題もあって、近年では大幅な収容人数を目的とした拡張工事、あるいは新スタジアム移転の計画が話し合われてきた。 そんななか、先日にはスタンフォード・ブリッジ近郊のアールズコートに6万人収容の新スタジアムを建設する可能性が報じられていた。 ただ、スタンフォード・ブリッジ拡張案とアールズコートでの新スタジアム建設案を巡っては、先月に“内紛”が報じられたベフダド・エグバリ氏とトッド・ベーリー氏の共同オーナー2人の間で意見が真っ向からぶつかり合っているという。 エグバリ氏はブリッジに留まるために15億ポンド(約2878億円)の改修案を支持。この計画には5万5000人の収容増に、ウエストスタンドの近代化、近隣の鉄道線路上にコンクリートデッキを建設、クラブが退役軍人慈善団体ストールから購入した土地の利用なども含まれているという。 スタンフォード・ブリッジの土地に新スタジアムを建設する場合、少なくとも5年の期間を必要とするのに対して、この拡張案では2年程度で工事が完了する見込みだという。 これに対して、ベーリー氏はアールズコートに新スタジアムを建設する案を支持している模様。 『サン』は関係者筋からの情報として、「アールズコートは実現不可能だという認識が高まっており、ベーリーは間もなくクラブを去る可能性がある」、「トッド・ベーリーが退任した場合、クラブはスタンフォード・ブリッジに残る計画を進め、5万5000人収容のスタジアムの解決策に向けて取り組むとみられる」と現時点ではブリッジ残留の可能性が高く、ベーリー氏がクラブを離れる可能性が高いとの見解を示している。 2024.10.13 23:51 Sun5
