レアル・マドリーがサン・ロレンソを下して初制覇《クラブワールドカップ2014》
2014.12.21 06:29 Sun
▽レアル・マドリーは20日、クラブワールドカップ2014決勝でアルゼンチンのサン・ロレンソとモロッコのマラケシュ・スタジアムで対戦し、2-0で勝利した。レアル・マドリーはクラブワールドカップ初優勝を果たしている。
▽4日前に行われた初戦のクルス・アスル(メキシコ)戦を4-0で完勝し、決勝進出を決めたレアル・マドリー。公式戦21連勝を達成したロス・ブランコスは、初戦のスタメンから1選手を変更。クルス・アスル戦で太ももを痛めたセルヒオ・ラモスが先発で起用され、イジャラに代わって2週間前にふくらはぎを負傷したハメス・ロドリゲスが復帰を果たした。
▽立ち上がりから攻勢に出たレアル・マドリーは開始1分にC・ロナウドがシュートに持ち込めば、5分にも直接FKからC・ロナウドがサン・ロレンソゴールを脅かしていく。その後も[4-1-4-1]の布陣を自陣に敷いて守備に徹するサン・ロレンソに対し、レアル・マドリーはクロースとイスコを軸にボールを保持していく。
▽しかし、10分を過ぎる頃にはファウル気味に激しく寄せるサン・ロレンソ相手になかなかシュートを打てない状況に陥っていった。レアル・マドリーは28分、ようやくベンゼマがGKトリコを強襲するミドルシュートを放ったものの、サン・ロレンソの守備ブロックの前でボールを回すのみの単調な仕掛けを繰り返してしまった。
▽そんな中36分、カウンターからベイルがシュートに持ち込んでCKを得ると、その流れから先制する。クロースの左CKにセルヒオ・ラモスがヘディングで豪快に叩き込み、均衡を破った。その後、マルセロが負傷するアクシデントに見舞われたレアル・マドリーだったが、前半を1点リードで終えた。
▽2点のビハインドを受けて前がかるサン・ロレンソは、54分にカリンスキがボレーシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれず。そこでバウザ監督は、クラブのキャプテンでありNo10を背負うロマニョーリを右サイドに投入する。しかし、その効果が出ることなく時間だけが淡々と過ぎていった。
▽余裕の展開としたレアル・マドリーは自陣に引いて、サン・ロレンソにボールを持たせながら時間を消化。終盤にはミドルシュートを浴びたものの、GKカシージャスが難なくセーブし、リードを保っていく。90分にはC・ロナウドに得点機が訪れたが、ゴール至近距離から放ったヘディングシュートはGKトリコの正面を突いた。そのまま2-0で勝利したレアル・マドリーがクラブワールドカップ初制覇を果たした。
▽4日前に行われた初戦のクルス・アスル(メキシコ)戦を4-0で完勝し、決勝進出を決めたレアル・マドリー。公式戦21連勝を達成したロス・ブランコスは、初戦のスタメンから1選手を変更。クルス・アスル戦で太ももを痛めたセルヒオ・ラモスが先発で起用され、イジャラに代わって2週間前にふくらはぎを負傷したハメス・ロドリゲスが復帰を果たした。
▽立ち上がりから攻勢に出たレアル・マドリーは開始1分にC・ロナウドがシュートに持ち込めば、5分にも直接FKからC・ロナウドがサン・ロレンソゴールを脅かしていく。その後も[4-1-4-1]の布陣を自陣に敷いて守備に徹するサン・ロレンソに対し、レアル・マドリーはクロースとイスコを軸にボールを保持していく。
▽そんな中36分、カウンターからベイルがシュートに持ち込んでCKを得ると、その流れから先制する。クロースの左CKにセルヒオ・ラモスがヘディングで豪快に叩き込み、均衡を破った。その後、マルセロが負傷するアクシデントに見舞われたレアル・マドリーだったが、前半を1点リードで終えた。
▽後半も立ち上がりから押し込んだレアル・マドリーは、開始6分に追加点を奪いきってしまう。イスコの縦パスを受けたボックス右のベイルが左足で放ったシュートがGKトリコの脇をすり抜けてネットを揺らした。
▽2点のビハインドを受けて前がかるサン・ロレンソは、54分にカリンスキがボレーシュートでゴールに迫るも枠を捉えきれず。そこでバウザ監督は、クラブのキャプテンでありNo10を背負うロマニョーリを右サイドに投入する。しかし、その効果が出ることなく時間だけが淡々と過ぎていった。
▽余裕の展開としたレアル・マドリーは自陣に引いて、サン・ロレンソにボールを持たせながら時間を消化。終盤にはミドルシュートを浴びたものの、GKカシージャスが難なくセーブし、リードを保っていく。90分にはC・ロナウドに得点機が訪れたが、ゴール至近距離から放ったヘディングシュートはGKトリコの正面を突いた。そのまま2-0で勝利したレアル・マドリーがクラブワールドカップ初制覇を果たした。
レアル・マドリーの関連記事
FIFAクラブ・ワールドカップの関連記事
|
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
ヴィニシウスがサウジ・プロリーグの副会長と会談、5年総額約1600億円のビッグオファーを検討へ
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)がサウジアラビア方面からの破格オファーを検討しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 『マルカ』によればヴィニシウスはサウジ・プロ・リーグの副会長であるサード・アル・ラジーズ氏とオンラインで15分ほど会談を持ったようで、その際に年俸2億ユーロ(約321億円)、総額10億ユーロ(約1600億円)の5年契約を提示されたとのこと。 移籍先はアル・アハリが有力とされる中、サウジ・プロリーグとしてはヴィニシウスを2034年ワールドカップの大使にも据えたいとしている。この前例のない巨額オファーをヴィニシウスの側近たちは拒否できないオファーと考えているとのこと。 なお、2027年6月までマドリーとの契約があるヴィニシウスの契約解除金は10億ユーロ。そのヴィニシウスは11日のマンチェスター・シティ戦後、サウジ・プロリーグとの接触を否定し、「マドリーで歴史を作りたい」と白い巨人への忠誠を誓っていた。 2025.02.13 11:30 Thu2
ヴィニシウスにトラブル…クラブ買収巡る問題で2年間の出場停止求める訴え起こされる
レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定違反で2年間の出場停止処分を科される可能性が浮上している。 昨年はバロンドールこそ逃したもののFIFAザ・ベストを受賞し、チャンピオンズリーグとラ・リーガの2冠に貢献したヴィニシウス。今シーズンは昨シーズンほどのインパクトこそ残せていないが、公式戦20ゴール14アシストと十分なスタッツを残し、マドリーの主軸として活躍。直近では2030年までの新契約締結で合意に至ったとの報道も出ていた。 そんななか、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』などの報道によれば、現在フットボール界屈指のスーパースターには父親と代理人とともに経営する『ALL Agenciamento Esportivo』社のサッカークラブ買収に関する問題で、FIFAから調査を受けているという。 『ALL』はポルトガルのFCアルベルカと、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のアスレティック・クラブを買収した。 後者のアスレティック・クラブに関しては16.5%の株式を保有するブラジル企業『ティベリス・ホールディング・ド・ブラジル』が、クラブのセリエB昇格を受けて、株式過半数を取得する優先購入権を行使する計画を立てていた。 しかし、実際に株式はヴィニシウスと関係のある『ALL』に直接売却され、サンパウロ商事裁判所は調査のため取引を停止。 だが、捜査が行われている間に『ALL』がクラブの運営権を握ったことに激怒した『ティベリス』は4月7日、FIFA倫理委員会の調査委員会に申し立てを行い、ヴィニシウスに対して2年間の出場停止処分を要求した。 『ティベリス』の訴えによると、これはFIFA倫理規定第20条およびスペインサッカー連盟(RFEF)スポーツ正義規定第22条に違反するとして国際訴訟を起こすことを決定。これらの規定はいずれも、利益相反の明らかなリスクがある場合に、現役サッカー選手がプロサッカークラブを直接的または間接的に所有することを禁じている。 懸念されるのは、選手オーナーにとって有利な個人契約、スポーツの試合結果への影響。さらに、異例の形で他の選手を引きつける可能性、税務上の不正行為に至るまで、多岐にわたるという。実際、アスレティック・クラブとアルベルカの間ではここにきて選手移籍の動きもある。 この訴えはFIFAに審査される予定であり、出場停止処分に至らない可能性もあるが、『ティベリス』は2年間の出場停止処分を求めており、この訴えが全面的に認められた場合、ヴィニシウスの選手生命に関わる事態となる。 ただ、現状の見立てでは両者間での和解を目指しつつ、ヴィニシウス側に処分が下ったとしても、罰金といったより軽微な処分にとどまる可能性が高いようだ。 2025.04.23 20:51 Wed3
レアル・マドリーがミランから19歳DFヒメネスを一時的に呼び戻し? 昨夏完全移籍移行も半年レンタルのアイデアを保有か
レアル・マドリーに、ミランからスペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)を一時的に呼び戻すプランが存在か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ヒメネスはスペイン出身で、マドリーの下部組織育ち。23年夏にレンタル移籍でミランU-19へ加わり、1年後の昨夏、ミランへの完全移籍と共にトップチーム昇格となった。 すなわち現在は完全にミランの一員なわけで、迎えた今シーズンはセリエA5試合、スーペルコッパ・イタリアーナ2試合などに出場。ただ、主戦場はセリエCのフトゥーロ(U-23)である。 そんななか、最終ラインが手薄なマドリーが、半年レンタルでのヒメネス呼び戻しを画策か。 現段階ではいちプランに過ぎずも、ドライローンでの獲得に興味を持っているとのこと。マドリーには2025年夏なら900万ユーロ(約14.4億円)、26年夏なら1200万ユーロ(約19.2億円)という、買い戻し条項があるとされている。 2025.01.16 15:40 Thu4
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun5
