低調リバプールがC・パレスに敗れ、泥沼のリーグ3連敗…《プレミアリーグ》
2014.11.24 00:30 Mon
▽リバプールは23日、セルハースト・パークでプレミアリーグ第12節のクリスタル・パレス戦を戦い、1-3で逆転負けを喫した。
▽現在、リーグ2連敗中で11位に低迷するリバプールは、インターナショナルブレーク明けとなった今節、昨季のリーグ優勝を逃す一因となった因縁の地、セルハースト・パークで17位に位置するクリスタル・パレスと対戦。エースのスタリッジの再離脱に加え、代表戦で負傷したヘンダーソンとバロテッリを欠くチームは、ランバートとスターリングを最前線に並べた[4-3-1-2]の布陣でこの一戦に臨んだ。
▽冷たい雨が降りしきるロンドン南東部でスタートした一戦は、開始早々にアウェイチームがスコアを動かす。2分、相手陣内中央でボールを持ったララナがボックス左に走り込むランバートに浮き球のフィードを送ると、相手DFケリーの裏を簡単に取ったランバートがGKとの一対一を制した。
▽元セインツコンビの連係からランバートに移籍後初ゴールが生まれたリバプールは、アンカーに入るジェラードと、フレキシブルに動き回る前線を起点にボールポゼッションを高めていく。だが、相手の組織的な守備を前になかなか決定的な場面を作り出せなかった。すると、一瞬の隙から同点ゴールを奪われてしまう。
▽17分、自陣でレドリーに持ち上がりを許し、バイタルエリアのボラシーにパスを通される。ボラシーの強烈なミドルシュートは左ポストを叩くも、こぼれ球に素早いレスポンスを見せたゲイルに押し込まれた。
▽その流れの中で、よりゴールに迫ったのはクリスタル・パレスだった。しかし、31分と43分にボラシーに訪れた決定機は、GKミニョレとDFマンキージョが好守で阻み、試合は1-1のイーブンで後半へと折り返した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。攻守の集中力で勝るクリスタル・パレスが決定機こそ少ないものの、試合の主導権を握った。対してリバプールは、56分にセットプレーの流れからシュクルテルに決定機が訪れるなど、散発的にゴールへ迫ったが、攻めあぐねる場面が目立った。
▽互いに攻め切れない状況が続いた中、71分にリバプールに絶好の勝ち越し機が訪れる。見事なステップワークでバイタルエリアを攻略したコウチーニョのパスをボックス中央のスターリングがうまく潰れて、ボックス右でフリーとなったマンキージョにボールがわたる。だが、マンキージョのシュートは大きく精度を欠いた。
▽流れを変えたいロジャーズ監督は、70分過ぎにララナとジョー・アレンをベンチに下げてボリーニとカンを投入。選手交代で局面の打開を図った。だが、結果的にこの交代策が悪い方向に試合の流れを変えてしまう。
▽78分、自陣左サイドで与えた相手スローインでロブレンのまずい対応からボラシーにボックス内へ進入を許すと、最後はボラシーからの折り返しをレドリーにワンタッチで流し込まれた。さらに直後の81分にはボックス手前中央で与えたFKをジェディナクにゴール右上隅へ決められ、一気に2点ビハインドを背負ってしまった。
▽その後も攻守に空回るリバプールは相手の4点目こそ防いだものの、敵地で1-3の完敗。因縁の地で良いところなく逆転負けしたチームは、厳しいリーグ3連敗となった。
▽現在、リーグ2連敗中で11位に低迷するリバプールは、インターナショナルブレーク明けとなった今節、昨季のリーグ優勝を逃す一因となった因縁の地、セルハースト・パークで17位に位置するクリスタル・パレスと対戦。エースのスタリッジの再離脱に加え、代表戦で負傷したヘンダーソンとバロテッリを欠くチームは、ランバートとスターリングを最前線に並べた[4-3-1-2]の布陣でこの一戦に臨んだ。
▽冷たい雨が降りしきるロンドン南東部でスタートした一戦は、開始早々にアウェイチームがスコアを動かす。2分、相手陣内中央でボールを持ったララナがボックス左に走り込むランバートに浮き球のフィードを送ると、相手DFケリーの裏を簡単に取ったランバートがGKとの一対一を制した。
▽17分、自陣でレドリーに持ち上がりを許し、バイタルエリアのボラシーにパスを通される。ボラシーの強烈なミドルシュートは左ポストを叩くも、こぼれ球に素早いレスポンスを見せたゲイルに押し込まれた。
▽早い時間にスコアがタイに戻ったことで、その後は拮抗した状況が続いていく。クリスタル・パレスが、ボールの奪いどころを定めた守備とボラシーやゲイルの個人技を生かした攻めからチャンスを演出すれば、リバプールもランバートの強さを生かしたシンプルな仕掛けから反撃を見せた。
▽その流れの中で、よりゴールに迫ったのはクリスタル・パレスだった。しかし、31分と43分にボラシーに訪れた決定機は、GKミニョレとDFマンキージョが好守で阻み、試合は1-1のイーブンで後半へと折り返した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。攻守の集中力で勝るクリスタル・パレスが決定機こそ少ないものの、試合の主導権を握った。対してリバプールは、56分にセットプレーの流れからシュクルテルに決定機が訪れるなど、散発的にゴールへ迫ったが、攻めあぐねる場面が目立った。
▽互いに攻め切れない状況が続いた中、71分にリバプールに絶好の勝ち越し機が訪れる。見事なステップワークでバイタルエリアを攻略したコウチーニョのパスをボックス中央のスターリングがうまく潰れて、ボックス右でフリーとなったマンキージョにボールがわたる。だが、マンキージョのシュートは大きく精度を欠いた。
▽流れを変えたいロジャーズ監督は、70分過ぎにララナとジョー・アレンをベンチに下げてボリーニとカンを投入。選手交代で局面の打開を図った。だが、結果的にこの交代策が悪い方向に試合の流れを変えてしまう。
▽78分、自陣左サイドで与えた相手スローインでロブレンのまずい対応からボラシーにボックス内へ進入を許すと、最後はボラシーからの折り返しをレドリーにワンタッチで流し込まれた。さらに直後の81分にはボックス手前中央で与えたFKをジェディナクにゴール右上隅へ決められ、一気に2点ビハインドを背負ってしまった。
▽その後も攻守に空回るリバプールは相手の4点目こそ防いだものの、敵地で1-3の完敗。因縁の地で良いところなく逆転負けしたチームは、厳しいリーグ3連敗となった。
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リバプールのアルネ・スロット監督がイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの負傷状況について明かした。クラブ公式サイトが伝えた。 9日、プレミアリーグ第11節でリバプールはホームでアストン・ビラと対戦した。日本代表MF遠藤航は87分からの途中出場となった。 プレミアリーグで首位を走るリバプール。チャンピオンズリーグを含めて結果を残している難敵を迎えた中、20分にダルウィン・ヌニェスのゴールで先制。そのまま試合は進むと、84分にモハメド・サラーもゴールを奪い、2-0で勝利を収めた。 首位をキープしたリバプールだったが、25分にアレクサンダー=アーノルドがコナー・ブラッドリーと交代。プレー続行不可能となった。 試合後、スロット監督はアレクサンダー=アーノルドの状態について説明。詳細はわからないが、しばらくプレーできない可能性を示唆した。 「どれほど深刻であるかは言いにくいが、前半に選手が交代するということは常に深刻ということだ」 「私が彼を嫌ったからではなく、彼自身が交代を望んだからだ」 「彼は疲れていたから交代を望んだのではなく、何かを感じたから交代を求めた」 「まず第一にそれは良い兆候ではない。試合が終わった直後に正確に何かを言うのはいつも難しい。様子を見よう」 「今週、彼がイングランド代表でプレーするのを見ることができたら驚きだが、彼がそうなることを望んでいる」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.11.10 22:40 Sun3
サラーが2ゴールに絡んだ首位リバプールがアストン・ビラに快勝! 遠藤航もクローザー役を完遂【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第11節、リバプールvsアストン・ビラが9日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-0で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は87分から途中出場した。 前節、ブライトンとのアウェイゲームを2-1の逆転で制し、わずか1節で首位に返り咲いたリバプール。続くチャンピオンズリーグではブンデスリーガ王者のレバークーゼン相手にセンターフォワード起用のルイス・ディアスのハットトリックの活躍などで4-0の圧勝。CL唯一の開幕4連勝を達成した。その絶好調のホームチームはこの上位対決で先発2人を変更。ツィミカスとガクポに代えてロバートソン、ヌニェスを起用した。 6位のアストン・ビラは前節、トッテナムとのアウェイゲームに1-4の逆転負け。さらに、リバプール同様に開幕3連勝で首位に立っていたCLではクラブ・ブルージュ相手に、ミングスが信じがたい凡ミスで与えたPKによる失点が響いて0-1の敗戦。今季CL初黒星とともに公式戦3連敗。シーズン序盤の正念場を迎える。エメリ監督は首位相手に連敗ストップを狙ったビラでの公式戦100試合目のメモリアルゲームで先発4人を変更。ミングス、マートセン、マッギン、カマラに代えてパウ・トーレス、ディーニュ、オナナ、ラムジーを起用した。 立ち上がりからフルスロットルのホームチームが主導権を握ると、開始5分にはボックス右で仕掛けたサラーがカットインからファーストシュートを記録。安定したボール保持に素早い切り替えでアウェイチームを圧倒していく。 ただ、10分を過ぎた辺りから相手の圧力に順応し始めたアストン・ビラは、ワトキンスやラムジーのキープ力や個での打開力を活かしてフィニッシュのシーンを作り出した。 ここからより拮抗した展開も予想されたが、ホームチーム十八番のロングカウンターによってスコアが動く。 20分、アストン・ビラの左CKを撥ね返したリバプールはファン・ダイクのフィードに反応したサラーが快足を飛ばして一気にボックス付近まで運ぶと、ベイリーに後ろから押し倒される。決定機阻止での退場かに思われたが、プレーを止めずにこぼれ球を回収したヌニェスがゴール右に持ち込んで右足シュートを突き刺し、先制点に繋げた。なお、ゴールが決まったことでベイリーはお咎めなしとなり、アストン・ビラは数的不利を回避した。 この直後には筋肉系のトラブルか、アレクサンダー=アーノルドがプレー続行不可能となり、ブラッドリーのスクランブル投入を余儀なくされたリバプール。だが、動揺することなくゲームをコントロールすると、32分には再びロングカウンターからサラーのラストパスに抜け出したヌニェスに2点目のチャンスが訪れるが、ここはシュートを枠に飛ばせず。 何とか2失点目を回避したアストン・ビラは直後に得意のセットプレーから続けて決定機。いずれもニアで競り勝つ形からオナナ、ジエゴ・カルロスがヘディングシュートを枠に飛ばすが、GKケレハーの見事な反射神経を前にはじき出された。この良い流れで同点に追いつけずにいると、前半アディショナルタイムにはハムストリングを痛めたラムジーがプレー続行不可能となり、マッギンの投入を余儀なくされた。 リバプールの1点リードで折り返した試合は比較的オープンな形でスタート。キックオフ直後にボックス左に抜け出したロジャーズが枠の右に外れるシュートを放てば、直後にはロバートソンの正確な左クロスをゴール前のヌニェスがヘディングで合わすが、こちらも枠を捉え切れない。 全体的にはホームチームペースも徐々に膠着状態に陥ると、65分を過ぎて両ベンチが動く。リバプールはヌニェスとジョーンズを下げてガクポ、ソボスライを投入。対するアストン・ビラは切り札のデュランやマートセン、フィロジーンといった攻撃的なカードを切っていった。 過密日程の影響もあってよりオープンとなった後半終盤の攻防ではスコアを動かしたのは、やはり地力で勝る首位チーム。84分、ハーフウェイライン付近でDFジエゴ・カルロスのヘディングでのクリアをブロックしたサラーが一気に右サイドを持ち上がると、左を並走する味方をオトリにカットインからニア上を射抜く左足シュートを突き刺した。 その後、マク・アリスターに代えてクローザーの遠藤を投入したリバプールは危なげないゲームクローズで2-0の完勝。2位のマンチェスター・シティが今節取りこぼした中できっちりと勝ち点3を積み上げた。一方、指揮官のメモリアルゲームで敗れたアストン・ビラは公式戦4連敗となった。 リバプール 2-0 アストン・ビラ 【リバプール】 ダルウィン・ヌニェス(前20) モハメド・サラー(後39) <span class="paragraph-title">【動画】サラー起点のロングカウンターをヌニェスが仕留める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制点はダルウィン・ヌニェス<br>アシストしたサラーは<br>11月のプレミアリーグ22試合で22ゴールに直接関与<br>(17ゴール、5アシスト)<br><br>プレミアリーグ 第11節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アストン・ヴィラ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/p1IrhRJHbQ">pic.twitter.com/p1IrhRJHbQ</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1855349078340841601?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.10 07:03 Sun4
今夏にリバプール加入もコンディション整わずのキエーザ…1月にイタリア復帰の可能性も?
リバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)に、早くも移籍の可能性があるようだ。 これまでフィオレンティーナやユベントスで活躍してきたキエーザだが、今夏にユベントスから構想外の扱いに。多くの移籍先候補が浮上する中で、最終的にリバプールへの完全移籍が発表された。 しかし、ユベントスでプレシーズンに参加できなかった影響もあり、まったくコンディションが整っていなかったキエーザはリバプールでほぼ試合に出られず。ここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザだが、ここまでの扱いもあって早くも去就は不透明に。イタリア『カルチョメルカート』によると、リバプールはこのままキエーザのコンディションが整わないようなら、来年1月の移籍市場でローマかミランにレンタルさせる可能性もあるようだ。 特にローマは今夏もキエーザ獲得を狙い続けてきた経緯があり、現在も動向はチェックしている模様。ただし、クラブはすでにダニエレ・デ・ロッシ監督とイバン・ユリッチ監督を続けざまに解任して後任選定中なこともあり、新たな指揮官がどのようなプランを持っているかにも左右されるという。 リバプールはアルネ・スロット監督の下でチームが順調なこともあり、1月に戦力を減らすことは基本的に消極的。とはいえ、この先もキエーザが戦力にならない状態が続く場合は再考の可能性があり、今後も動きは注目されることになりそうだ。 2024.11.13 10:55 Wed5