セビージャに完敗のスタンダールが3位後退 川島&小野ベンチ入りも出場せず《EL》
2014.11.07 07:07 Fri
▽日本代表GK川島永嗣と日本人FW小野裕二が所属するスタンダール・リエージュは6日、ELグループG第4節でセビージャとのアウェイゲームに臨み、1-3の敗戦を喫した。なお、川島と小野はベンチ入りしたものの、互いに出場機会は訪れなかった。
▽流れに乗り切れないまま失点を喫したスタンダールだったが、32分にムボクがボックス手前でカリソに倒されてFKを獲得。この同点のチャンスでムボク自身が右足でプレースキックを放つと、壁に入っていたデニス・スアレスにディフレクトしたボールがGKの逆を突いてゴールに吸い込まれた。
▽不運な形で追いつかれたセビージャだったが、その後も能動的な試合運びを見せると、41分に再びリードする。ゴール前でフィゲイラス、デニス・スアレスとの連続したパス&ムーブでボックス中央に抜け出したレジェスがGKとの一対一を冷静に制し、セビージャが逆転に成功した。
▽後半も劣勢に立たされたスタンダールは、63分に最終ラインの一角に入っていたヴァン・ダンメを下げて中盤のムジャンギ・ビア、67分にロイスに代えてワットを投入。ヴコマノビッチ監督は攻撃的な選手をピッチに送り出し、勝ち点にこだわった采配を振るった。
▽しかし、次にゴールネットを揺らしたのは、エースストライカーのバッカを投入して3点目を狙いに出ていたセビージャだった。90分、右CKからデニス・スアレスが入れたクロスをニアのカリソが頭でフリックすると、最後はゴール前にいたバッカが押し込んで勝負あり。
▽スタンダールとの上位対決を制したセビージャは、勝ち点を「8」に伸ばして首位を堅持。一方、前節に引き続きセビージャに敗れたスタンダールは、同組のフェイエノールトに交わされて3位に後退している。
PR
▽前節終了時点で首位に立つセビージャ(勝ち点5)と、2位につけるスタンダール(勝ち点4)による上位対決となった一戦。勝てばスタンダールに首位浮上の可能性がある中で迎えた試合は、前半からアグレッシブな攻撃を仕掛けたセビージャのペースで進む。▽すると、立ち上がりからスタンダールを攻め立てたセビージャがセットプレーから幸先よく均衡を破る。19分、右CKから上げたデウロフェウのクロスがゴール前でルーズボールになると、最後はガメイロがヘディングでゴール右隅に押し込んだ。▽不運な形で追いつかれたセビージャだったが、その後も能動的な試合運びを見せると、41分に再びリードする。ゴール前でフィゲイラス、デニス・スアレスとの連続したパス&ムーブでボックス中央に抜け出したレジェスがGKとの一対一を冷静に制し、セビージャが逆転に成功した。
▽後半を迎えた試合は、前半に引き続きスタンダールに地力の差を見せつけるセビージャのペースで進む。そのセビージャはボールを持てば効率よくシュートチャンスに繋げていき、ガメイロやデニス・スアレスのシュートで追加点を狙ったが、いずれも精度を欠いて3点目とはならない。
▽後半も劣勢に立たされたスタンダールは、63分に最終ラインの一角に入っていたヴァン・ダンメを下げて中盤のムジャンギ・ビア、67分にロイスに代えてワットを投入。ヴコマノビッチ監督は攻撃的な選手をピッチに送り出し、勝ち点にこだわった采配を振るった。
▽しかし、次にゴールネットを揺らしたのは、エースストライカーのバッカを投入して3点目を狙いに出ていたセビージャだった。90分、右CKからデニス・スアレスが入れたクロスをニアのカリソが頭でフリックすると、最後はゴール前にいたバッカが押し込んで勝負あり。
▽スタンダールとの上位対決を制したセビージャは、勝ち点を「8」に伸ばして首位を堅持。一方、前節に引き続きセビージャに敗れたスタンダールは、同組のフェイエノールトに交わされて3位に後退している。
PR
スタンダール・リエージュの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
スタンダール・リエージュの人気記事ランキング
1
ルーヴェン大南拓磨がS・リエージュ撃破のベルギー初弾! 明本考浩らとのお辞儀パフォーマンスも披露
OHルーヴェン移籍のDF大南拓磨が移籍後初先発で初ゴールだ。 8月31日のジュピラー・プロ・リーグ第第6節でスタンダール・リエージュをホームに迎え撃ったルーヴェン。前節、途中出場でデビューの大南は右センターバックでフル出場し、2-0の勝利に貢献した。 結果的にS・リエージュを無失点で抑え切った試合だが、大南は1-0の63分に左CKでニアに走り込み、頭で合わせると、これが相手に当たってファーに。チームにとって大きな追加点となった。 なお、明本考浩は後半から出場。大南は明本らチームメイトとともにお辞儀パフォーマンスを披露し、ルーヴェンはこれで開幕から2勝4分け無敗としている。 <span class="paragraph-title">【写真】初弾の大南拓磨が明本考浩とともにお辞儀パフォ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/ohleuven?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ohleuven</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/OHLSTA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OHLSTA</a> <a href="https://t.co/v5C6uc1lOw">pic.twitter.com/v5C6uc1lOw</a></p>— OH Leuven (@OHLeuven) <a href="https://twitter.com/OHLeuven/status/1829998061008961945?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.01 15:20 Sun2
ロシアW杯の日本代表戦でもゴール、元ベルギー代表MFフェライニが18年のプロキャリアに幕「信じられないような旅だった!」
元ベルギー代表MFマルアン・フェライニ(36)が3日、現役引退を発表した。 フェライニは2008年にスタンダール・リエージュからエバートンへと完全移籍し、194cmの長身を誇る大型セントラルハーフとしてプレミアリーグで活躍。2013年にはマンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを果たした。 ユナイテッドでは5年半プレーし、2019年2月に中国スーパーリーグ(CSL)の山東魯能(現:山東泰山)へ完全移籍。センターフォワードを主戦場とした直近の2023シーズンは、リーグ戦26試合で11ゴール3アシストの成績を残していた。 しかし、フェライニは同シーズン途中に退団希望をクラブへ通達。協議を重ねた結果、シーズン終了後の退団が9月に発表されていた。 さらに、同年11月にはリーグ最終節を前にしたチェ・ガンヒ監督がフェライニの引退意向を吐露。「引退は残念だが、彼の意向を尊重したい」とコメントを残していた。 シーズンが終了し、無所属となっていたフェライニは、3日に自らのインスタグラムを更新。「18年間のキャリアを終え、プロサッカー選手から引退することを発表するためにこの投稿を書いている」と綴り、これまでのサッカー人生を振り返った。 「全ては18年よりも前に始まった。昨日のことのように覚えている。子供の頃の初めての試合、父とのエンドレストレーニング、スタンダール・リエージュでの初選出、ベルギー代表での初選出。時が経つのは早い!」 「信じられないような旅だった! 大好きなスポーツを最高レベルでプレーできたことに心から感謝している。 ベルギーではスタンダール、イギリスではエバートン、マンチェスターユナイテッド、中国では山東泰山を代表してプレーできたことを誇りに思う。2008年のオリンピック、2016年のユーロ、2014年や2018年のワールドカップでベルギー代表としてプレーできたことは光栄だ」 「私は世界一のファンの前でプレーしてきたが、キャリアを通じて揺るぎないサポートをしてくれたファンの皆さんにこの場を借りて感謝したい。皆さんの励ましと情熱は、僕にとって常にインスピレーションの源だった」 「家族、チームメイト、コーチ、アドバイザー、そして僕の旅に携わってくれた人々がいなければ、これまでの全てのことは不可能だっただろう。皆さんの愛、導き、サポート、友情は貴重なものだった。ありがとう!」 「人生の新たな章を迎えるにあたり、新たな挑戦を楽しみにしているけど、どんな形であれ、僕のできる範囲で美しい試合をサポートし続けるのでご安心ください。それではまた!」 フェライニはスタンダール・リエージュで通算84試合12ゴール、エバートンで177試合33ゴール、ユナイテッドで177試合22ゴール、山東で141試合50ゴールを記録。ベルギー代表としては87試合に出場し18ゴールを記録。2018年のロシア・ワールドカップでは日本代表とのラウンド16でも出場し、逆転勝利につながる同点ゴールを記録していた。 2024.02.03 21:33 Sat3
「理不尽ゴール!」「綺世半端ない」上田綺世は3戦連発、後半ATに決めた! 止められない反転スーパーゴールに称賛やまず「THIS IS 上田綺世!」
セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世が土壇場ゴールでチームを救った。 4日、セルクル・ブルージュはジュピラー・プロ・リーグ第24節でスタンダール・リエージュと対戦した。 2試合連続ゴール中の上田は、この試合も先発出場を果たす。 プレーオフ進出に向け負けられない8位のセルクル・ブルージュは、6位のスタンダール・リエージュの前に苦しい戦いとなる。 互いに譲らずゴールが生まれないまま時計が進むと、81分に失点。終盤に手痛い展開となる。 しかし、後半アディショナルタイムに上田が圧巻のゴールを決めた。 ボックス左からのスローインをボックス内左で味方がフリック。これを上田がゴールに背を向けながら胸トラップでコントロール。すると反転して豪快に右足一閃。強烈なシュートがニアサイドを打ち抜き、ネットに突き刺さった。 圧巻のゴールにファンは「綺世半端ない」、「THIS IS 上田綺世!」、「理不尽ゴール!」、「えぐすぎる」と称賛のコメントが寄せられている。 上田はこれで3試合連続ゴール。初の海外挑戦でリーグ戦10点目を決め、チームを牽引している。 なお、試合は上田のゴールで追いつき、1-1の引き分けに終わった。 <span class="paragraph-title">【動画】上田綺世が強烈な反転シュートで劇的同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="04ftcVTPgeA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.05 08:40 Sun4
ヤヤ・トゥーレがS・リエージュのACを退任…恩師マンチーニが率いるサウジアラビア代表入りか
ベルギーのスタンダール・リエージュは3日、アシスタントコーチを務めるヤヤ・トゥーレ氏(40)が退任したことを発表した。 現役時代はモナコやバルセロナ、マンチェスター・シティなどでプレーしたヤヤ・トゥーレ氏は、2020年1月に中国の青島黄海を退団し、現役を引退。 引退後は、ウクライナのオリンピク・ドネツクやロシアのアフマト・グロズヌイでアシスタントコーチを歴任。コーチングライセンス取得のための研修をきっかけにトッテナムのアカデミー指導に携わると、2022-23シーズンからU-16チームのコーチに就任。 しかし、昨季限りでトッテナムアカデミーのコーチを退任すると、今夏からスタンダール・リエージュを率いるカール・フーフケンス監督のアシスタントコーチに就任していた。 なお、ヤヤ・トゥーレ氏は今後、マンチェスター・シティ時代の恩師であるロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビア代表にスタッフとして加入するとのことだ。 2023.11.03 23:00 Fri5