ラツィオ、カリアリの追撃振り切って3位タイ《セリエA》
2014.11.04 07:32 Tue
3日に行われたセリエA第10節、ラツィオvsカリアリは、4-2でホームのラツィオが勝利した。
調子を上げてきたカリアリと、前節ヴェローナ戦の引き分けで連勝が4でストップしたラツィオの対戦。前半はホームのラツィオが主導権を握って始まる。
勝てば3位タイとなるラツィオは開始7分、セットプレーのこぼれ球をマウリが押し込み、先制点を奪う。
幸運もあってリードを奪ったラツィオは、緩急のある攻撃でカリアリを圧倒。25分にペナルティーエリア右手前からカンドレーバがファーサイドに浮き球を送ると、フリーで飛び出したルリッチが頭で折り返す。ここにクローゼが詰めて、2点差になった。
その直後にもラツィオが決めた。高い位置でボールを奪って速攻を仕掛けると、ルリッチのパスに再びクローゼ。DFの足に当たったシュートがゴールネットを揺らした。
シーズン序盤のカリアリであれば、このままだったかもしれないが、この日は違った。後半の立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せて、チャンスをつくる。すると48分、ゴール前の混戦に持ち込み、相手オウンゴールで1点を返した。
早い時間に差を縮めたことでカリアリの士気は高まったように見えた。しかし、ラツィオもこの1点で気を引き締め直し、スコアが動かなくなる。
すると72分、カリアリに痛恨のプレー。ルリッチに後ろから引っ張られたイバルボが腕を振り回してしまった。これが顔に入り、主審はイバルボに一発レッド。痛がるルリッチには警告が出た。
これで終わりかと思われたが、10人のカリアリは諦めない。84分には途中出場で入ったばかりのジョアン・ペドロが決めて、1点差とする。
だが、カリアリの反撃もここまで。残り時間は11人のラツィオがボールを支配し、終了間際にはエデルソンがゴール。4-2で試合終了となった。
ラツィオは勝ち点3を加え、サンプドリアと並んで3位タイとなっている。
提供:goal.com
調子を上げてきたカリアリと、前節ヴェローナ戦の引き分けで連勝が4でストップしたラツィオの対戦。前半はホームのラツィオが主導権を握って始まる。
勝てば3位タイとなるラツィオは開始7分、セットプレーのこぼれ球をマウリが押し込み、先制点を奪う。
幸運もあってリードを奪ったラツィオは、緩急のある攻撃でカリアリを圧倒。25分にペナルティーエリア右手前からカンドレーバがファーサイドに浮き球を送ると、フリーで飛び出したルリッチが頭で折り返す。ここにクローゼが詰めて、2点差になった。
その直後にもラツィオが決めた。高い位置でボールを奪って速攻を仕掛けると、ルリッチのパスに再びクローゼ。DFの足に当たったシュートがゴールネットを揺らした。
シーズン序盤のカリアリであれば、このままだったかもしれないが、この日は違った。後半の立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せて、チャンスをつくる。すると48分、ゴール前の混戦に持ち込み、相手オウンゴールで1点を返した。
早い時間に差を縮めたことでカリアリの士気は高まったように見えた。しかし、ラツィオもこの1点で気を引き締め直し、スコアが動かなくなる。
すると72分、カリアリに痛恨のプレー。ルリッチに後ろから引っ張られたイバルボが腕を振り回してしまった。これが顔に入り、主審はイバルボに一発レッド。痛がるルリッチには警告が出た。
これで終わりかと思われたが、10人のカリアリは諦めない。84分には途中出場で入ったばかりのジョアン・ペドロが決めて、1点差とする。
だが、カリアリの反撃もここまで。残り時間は11人のラツィオがボールを支配し、終了間際にはエデルソンがゴール。4-2で試合終了となった。
ラツィオは勝ち点3を加え、サンプドリアと並んで3位タイとなっている。
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