内田に招集レター、11月親善試合で代表復帰
2014.10.28 08:00 Tue
日本屈指の右サイドバック、シャルケDF内田篤人(26)が11月の親善試合2試合で日本代表に復帰することが27日、明らかになった。
日本協会がこの日までにホンジュラス戦(14日、豊田ス)、オーストラリア戦(18日、ヤンマー)に備え招集が決まった海外組が所属するクラブにレターを発送。シャルケにも届いたことで、代表での去就が不透明だった内田のW杯ブラジル大会以来の代表復帰が事実上決定した。
内田はザックジャパンで不動の右サイドバックとして活躍したが、W杯ブラジル大会で敗戦が決まった直後「(代表引退を)考えてます」と明言。その後、明確な意思表示をしていなかった。
だが、アギーレ監督は「手元で見たい。どうにか呼べないか」と強く要望するなど、就任当初から強豪シャルケで主力を張る内田のプレーに注目。招集を熱望した。そこで10月中旬に日本協会の霜田強化担当技術委員長が極秘で渡欧。内田と接触し、復帰への意思を確認した上で、今回の招集レターの送付が決まった。
提供:日刊スポーツ
日本協会がこの日までにホンジュラス戦(14日、豊田ス)、オーストラリア戦(18日、ヤンマー)に備え招集が決まった海外組が所属するクラブにレターを発送。シャルケにも届いたことで、代表での去就が不透明だった内田のW杯ブラジル大会以来の代表復帰が事実上決定した。
内田はザックジャパンで不動の右サイドバックとして活躍したが、W杯ブラジル大会で敗戦が決まった直後「(代表引退を)考えてます」と明言。その後、明確な意思表示をしていなかった。
提供:日刊スポーツ
シャルケの関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
|
シャルケの人気記事ランキング
1
ラウールやF・トーレスも候補に挙がるも、シャルケの新指揮官はオランダ人指揮官に決定
シャルケは7日、ケース・ファン・ウォンデレン氏(55)の新監督就任を発表した。 先月21日、成績不振によりカレル・ヘラーツ前監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。以降はシャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいを目指していた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で13位に低迷するクラブは、クラブOBでもあるレアル・マドリー・カスティージャの指揮官のラウール・ゴンサレス氏。アトレティコ。マドリーBを率いるフェルナンド・トーレス氏らビッグネームの招へいに動いているとの報道もあった。 しかし、最終的に新指揮官として招へいされたのは、昨シーズン終了までエールディビジのヘーレンフェーンを率いていたオランダ人指揮官となった。 現役時代にフェイエノールトなどで活躍したファン・ウォンデレン氏は、指導者転身後はスティーブ・マクラーレン、アルフレッド・スロイデル、ロナルド・クーマンらの下でアシスタントコーチを歴任。2020年7月からはゴー・アヘッド・イーグルス、ヘーレンフェーンとエールディビジのクラブで監督を務めていた。 シャルケと2026年6月までの契約にサインした新指揮官は名門立て直しに向けた意気込みを語っている。 「責任者との話し合いは非常に良好で、大きな信頼関係が築かれていた。今シーズンの全試合を分析し、チームで取り組みたいことのアイデアを練った。シーズンの真っ最中に難しいことだが、我々は確信と自信を持って取り組んでいる。私は日曜日を利用してスタッフと知り合い、ヤコブ・フィンペル監督を含めた話し合いを行い、月曜日にチームと戦う前に貴重な直接の印象を得たいと思う。インターナショナルマッチウィークの中断中に一緒にステップアップしていきたいと思う」 2024.10.08 13:55 Tue2
2部でも苦しむシャルケ、新監督候補にレジェンドやトーレスの名前も?!
成績不振によりカレル・ヘラーツ監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。新監督候補に意外な名前が浮上している。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。9月20日に行われた2.ブンデスリーガ第6節のダルムシュタット戦では、3点をリードしながらもまさかの5失点。リーグ戦3連敗となり、14位に沈むと、21日に両者の解任を発表した。 シャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいしたい考えを持っているとのこと。その中で意外な名前が浮上した。 ドイツ『ビルト』によると、候補は現在3人。1人は、フィンペル暫定監督が正式に監督になるというもの。ただ、経験が浅い指揮官にチームの再建を託すというのはリスクがあると考えられている。 もう1人は、現役時代にクラブでもプレーした元スペイン代表FWのラウール・ゴンサレス氏(47)。現在は、レアル・マドリー・カスティージャで監督を務めており、クラブのOBとはいえ、引き抜きは難しい状況。非公式に断りが入ったと見られている。 そして、さらに浮上しているのがフェルナンド・トーレス氏(40)。元スペイン代表FWで、サガン鳥栖でもプレー。現在はアトレティコ・マドリーⅡで監督を務めている。 シャルケは、新監督に最適な人材だと考えているようだが、アトレティコでのキャリアもある状況。シャルケを指揮することに関心を持っているという保証もないという。 まだまだ監督候補を探している状況ではあるようだが、今のチームを誰が引き継ぐのか。近年は苦戦が続いている状況だが、復活が期待される。 2024.10.01 11:45 Tue3
上月壮一郎が独3部の1860ミュンヘンへ移籍!今冬からポーランドでプレー
3.リーガ(ドイツ3部)の1860ミュンヘンは3日、シャルケから日本人MF上月壮一郎(23)を獲得したことを発表した。 なお、契約内容は明かされていないが、『Transfermarkt』によれば移籍形態は完全移籍で、契約期間は2026年6月30日までとのことだ。 上月は京都サンガF.C.の下部組織出身で、トップチーム昇格後、2022年1月にオーバーリーガ(ドイツ5部)・ミッテルラインのデューレンに加入した。チームをレギオナル・リーガ(ドイツ4部)西地区に昇格させると、シャルケのU-23チームのトレーニングに参加し、2022年12月にプロ契約を結んだ。 同年1月にトップチームデビューを果たすと、ブンデスリーガ5試合に出場し1ゴールを記録したが、チームは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格。2023-24シーズンは2.ブンデスリーガで5試合に出場、DFBポカールも1試合プレーしたが、昨年10月以降はプレーしておらず、今年1月にポーランドのグールニク・ザブジェへ2024年末までの1年レンタルに出されていた。 グールニク・ザブジェではすぐにポジションを掴むと、昨シーズンはリーグ戦14試合に出場し1ゴール1アシストを記録。今季もここまで4試合に出場し1アシストをマークしていた。 ドイツへの復帰が決まった上月は、クラブの公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ミュンヘンやクラブ、チームやファンたちのことをとても楽しみにしている。アルギリス・ヤニキス監督やクリスティアン・ヴェルナー(スポーツマーケティングディレクター)との話し合いで、このクラブにとても良い印象を持ちました。近々、その素晴らしさを実際に体験できることをとても楽しみにしています」 2024.09.04 00:25 Wed4
復権目指す2部シャルケが足並み揃わず…3バック採用の指揮官に主将がチクリ「昨季の4バックが得点チャンスも多かった」
シャルケほど「前途多難」という単語が似合うクラブはないかもしれない。ドイツ『ビルト』が、監督と主将の意見の相違を伝えている。 長年ブンデスリーガで一定の地位を保ってきたシャルケ。内田篤人氏も所属した2010年ごろはチーム全体が充実のスカッドを誇り、CL4強にDFBボカール優勝も成し遂げている。 しかし、元々不安視されてきた資金繰りが、新型コロナの世界的流行、またロシア企業「ガスプロム」とのスポンサー契約解消で悪化。クラブとしての“体力”を失った結果、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)への降格に。1年での1部復帰までは良かったが、昨季から再び2部を戦う。 1部昇格ラインより3部降格ラインのほうが近かった昨季を経て今夏、『ビルト』によると、カレル・ゲラルツ監督は新たに「3バック」を推進しており、プレシーズンマッチでほぼ3バックを採用しているという。 しかし、これに公然と異を唱えたのは、指揮官から新キャプテンに指名された元トルコ代表FWケナン・カラマン(30)。 昨季リーグ戦29試合13得点9アシストと孤軍奮闘の新主将は、「4バックのほうがやりやすかったし、そっちのほうが両サイドから多くのチャンスを作れていた」と、指揮官に4バックを要求する。 ゲラルツ監督は昨季途中の就任以降、[4-3-1-2]を基本システムとし、中盤ダイヤモンドの頂点であるトップ下にカラマンを配置。結果、カラマンは得点関与が格段に増えた経緯がある。 しかし、今夏から採用される3バック、[3-1-4-2]にはトップ下がなく、カラマンは2トップの一角がメインに。昨季も何試合か[3-1-4-2]でここを担ったカラマンだが、快適さを一切感じていないとのことだ。 『ビルト』いわく、カラマンの要求を利己的と言い切ることはできず、彼自身のチームに対する責任、現シャルケのゴールへの道筋を考えれば、決して無視できない意見とのこと。 カラマンの主張を耳にしたかどうか不明だが、ゲラルツ監督は24日の取材対応でこう語った。 「4バックシステムのプランBを用意することが、私にとって重要な課題となっていた。昨季途中からでは出来なかったからね。1年を通じて単一のアイデアだけでは戦い抜けないだろう。どちらにせよ、基本的なフィロソフィーは『ボールを前へ速く運ぶ』ことだ」 「ビルト」は、ゲラルツ監督がカラマンの主張を受け入れることはなく、3バックを基軸としていく様子だと伝えている。 2024.07.26 20:15 Fri5