岡崎3戦連発の5点目、長谷部&乾先発のフランクフルトとドロー《ブンデスリーガ》

ブンデスリーガ第5節、フランクフルトvsマインツのラインマインダービーが23日行われ、2-2の引き分けに終わった。マインツFW岡崎は3試合連続の今季5ゴール目を記録。フランクフルトMF長谷部、乾もフル出場し、長谷部が1アシストを記録した。

マインツはここまで得点ランク首位の4得点と絶好調の岡崎がこの日も先発。フランクフルトも長谷部、乾がともに開幕から5試合連続のスタメンとなった。

16分には乾に先制点のチャンスが訪れる。ピアソンが右サイドから上げたクロスに中央で合わせたが、シュートはベルの体に阻まれて今季初ゴールはならなかった。

試合は前半終了前の5分間で大きな動きを見せる。まずは41分、先制したのはマインツ。ブロシンスキのスルーパスを受けたホフマンが絶妙なタイミングで裏に抜け出して移籍後初ゴールを記録した。

さらにその3分後、岡崎が好調ぶりを見せつけるプレーでまたもゴールを生み出す。ブロシンスキが大きく前線へ蹴り上げたボールにはルスが対応し、フランクフルトのボールになるかと思われたが、背後から入れ替わった岡崎がこのボールを奪う。そのまま右サイドからゴール前へ迫り、最後は右足アウトサイドのシュートでGKトラップの股間を抜いてリードを広げた。

苦しくなったフランクフルトだが、前半のうちに1点を返すことに成功。細かいパスワークで中央を崩すと、最後は長谷部がワンタッチで出したスルーパスでマイヤーが抜け出して1-2とした。

突き放したいマインツは63分、交代出場したばかりのハイロがが左サイドに抜け出し、クロスに岡崎飛び込んだが惜しくも触れず。積極的にゴールを狙い続ける岡崎だが、2点目は生まれない。

すると82分、セットプレーからフランクフルトに同点ゴールが生まれる。シュテンデラがゴール前へ蹴り上げたFKに、完全にフリーになっていたセフェロビッチが合わせてヘディングを叩き込んだ。

2点差を追いつかれた前節とは逆に追いついたフランクフルトはさらに逆転を狙う。アディショナルタイムには右サイドから完全にマインツを崩したが、最後は右からのクロスをマイヤーが大きく蹴り上げてしまう。結局そのまま2-2で試合を終えた。

マインツは2勝3分けの無敗と好調をキープ。今季5ゴール目を記録した岡崎は得点ランク首位に君臨し続けている。フランクフルトは勝ち切れない試合が続き、開幕戦以来白星がない。


提供:goal.com