バーゼル加入の柿谷が入団会見に出席 「僕の獲得のために熱心に動いてくれた」

2014.07.23 01:24 Wed
バーゼルは22日、今夏の移籍市場でC大阪から加入した日本代表FW柿谷曜一朗の入団会見を、チームの本拠地であるザンクト・ヤコブ・パークのメディアセンターで行った。公式会見に出席した柿谷はバーゼルへの加入を決断した理由として、チームからの「熱心な声掛け」が自身の心を動かしたと明かしている。バーゼルは、同クラブの公式サイトで柿谷のコメントを以下のように伝えた。

▽「監督やマネジメントに関わる人、クラブ全体が僕の獲得のために熱心に動いてくれたことが、移籍を決断した大きな理由となった。そして、僕とクラブには共通の目標があることもわかったし、それらがかみ合って、僕の心を動かしたんだ。バーゼルは素晴らしいクラブだし、僕に合ったチームだと思う」

▽「スイスリーグは決して弱いリーグではないと思う。バーゼルは高いレベルにあるクラブだと実感している。チャンピオンズリーグの舞台でプレーすることは子供の頃からの夢だけど、そこでプレーすることだけが重要なことではない。バーゼルがこれまでに成し遂げてきた数々の成功に魅了されたから、僕は移籍を決めたんだ」

▽「まだここに来て数日しか経っていないが、すでにパウロ・ソウザ監督の強いオーラを感じ取っている。現在は、一日でも早く英語をマスターできるようにしたい。監督は、日本からやってきた僕の状況を少し考慮してくれているが、トレーニング中は多くのことを求めてくる。だけど、周囲は、僕のために日本料理を振る舞ってくれたりしてくれるから、試合に集中できる環境を整えてくれている」

▽なお、柿谷が所属するバーゼルは、7月19日に行われた2014-15シーズンのスイスリーグ開幕戦でアーラウと対戦。この試合をベンチ外となった柿谷だが、バーセルは2-1で競り勝ち、今季初白星を飾っていた。

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