ローマ、ユーベを制してイトゥルベ獲得を発表

2014.07.17 08:43 Thu
ローマは16日、クラブの公式ウェブサイトで、エラス・ベローナからFWファン・マヌエル・イトゥルベ(21)を獲得したことを発表した。契約期間は5年となっている。

夏にヴェローナに完全移籍したイトゥルベだが、ビッグクラブへのステップアップが注目されていた。ミランやユベントス、アトレティコ・マドリーといったクラブが獲得に動いていたところだ。

一時はユベントスが獲得に近づき、選手もユーベ移籍を望んでいると言われていたが、最終的に争奪戦を制したのはローマだった。発表によると、移籍金は2200万ユーロ(約30億円)で、ボーナスが250万ユーロ(3億4300万円)。合計で2450万ユーロ(約33億6700万円)となっている。

だが、イタリア各メディアの報道によると、保有権を持つ代理人への手数料が含まれておらず、実際には3000万ユーロ(約41億円)近い移籍金のようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』は2850万ユーロ(約39億1700万円)と報じている。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、イトゥルベはこの日、「ようやくだ。ここローマに来ることができてすごくうれしい」とコメントした。『ガゼッタ』は、年俸が160万ユーロ(約2億1900万円)だと報じている。


提供:goal.com

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