プレビュー:B組の首位通過を懸けて連勝チームが激突《オランダvsチリ》

2014.06.23 18:00 Mon
▽ブラジル・ワールドカップのグループB最終節が23日に行われ、オランダ代表チリ代表が首位通過を懸けてアレーナ・デ・サンパウロで激突する。ワールドカップにおける両者の対戦は初となる。

▽初戦でスペインを5-1と粉砕したオランダは、第2節でもオーストラリアを3-2で退け、グループステージ突破を確定させた。決勝トーナメント1回戦で対戦するA組の首位チームは、B組の最終節が行われた後に決定する。とはいえ、敗退が決定済みのカメルーンと対戦するブラジルが、勝ち点を7まで伸ばしてA組の首位通過を果たす可能性が高い。オランダとしてはホスト国との対戦を避けるために、今回の一戦で引き分け以上の成績を残すことが必要となる。

▽一方のチリは、第2節でスペインを相手にインテンシティの高いフットボールを披露。2-0の勝利を収めて連勝し、オランダと共に決勝トーナメント進出を決めた。こちらは、今回のオランダとの首位通過を懸けた直接対決で引き分ければ、得失点差により2位通過となる。そのため、首位突破を決めるためには勝利が条件となる。チリは疲労が激しいスタイルの上、選手層も薄い。オランダ以上に主力選手に休養を与えておきたい状況と言えるが、指揮官・サンパオリ監督の判断は。

◆オランダ代表◆
【4-3-3】
▽オランダ代表予想スタメン
GK:シレッセン
DF:ヤンマート、フラール、フェルトマン、ブリント
MF:クラジー、ワイナルドゥム、デ・グズマン
FW:ロッベン、フンテラール、デパイ
負傷者:なし
出場停止者:FWファン・ペルシ
▽大会2枚目となるイエローカードをオーストラリア戦で受けたエースのファン・ペルシが累積警告で出場停止となる。代役にはフンテラールが起用されるだろう。また、オーストラリア戦で脳震とうのため途中交代となったマルティンス・インディも大事を取って欠場する可能性が高い。

◆チリ代表◆
【4-3-3】
▽チリ代表予想スタメン
GK: ブラーボ
DF: メデル、F・シルバ、ロハス
MF: イスラ、カルモナ、グティエレス、ボセジュール
FW: オレジャーナ、バルディビア、パレデス
負傷者:なし
出場停止者:なし
▽疲労が激しいスタイルのため、第1節から2戦連続で先発出場しているサンチェスやビダル、バルガス、アランギスといった主力が先発から外れる可能性がある。第2節までで途中出場していた選手や、これまで出場機会のなかった選手が多く先発に名を連ねるだろう。

★注目選手
◆FWクラース=ヤン・フンテラール(オランダ)

▽ファン・ペルシの欠場により出番が回ってきそうなシャルケ所属のストライカーに注目だ。ボックス・ストライカータイプであるフンテラールの特長の一つが打点の高いヘディングシュート。チリの守備陣は高さが弱点の一つと言えるため、セットプレー時のフンテラールの高さはオランダにとって大きな武器となるはずだ。

◆MFホルヘ・バルディビア(チリ)
▽チリが誇るファンタジスタに注目だ。運動量こそ決して多くないバルディビアだが、テクニックやパス精度、シュート精度は折り紙つき。初戦のオーストラリア戦で先発したものの、スペイン戦では先発から外れた。そのため、ポジション奪取へモチベーションも高いはずだ。足元の技術に乏しいオランダ守備陣に対して、地上戦で勝負を仕掛けていきたい。

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カタール・ワールドカップ(W杯)もいよいよ残すところ準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝となった。 残り約1週間となった今大会。ベスト8を目指した日本代表は残念ながら敗退となったが、残された8カ国はどこが優勝してもおかしくない実力国だ。 準々決勝の対戦カードもどちらが勝ってもおかしくない対決ばかり。その中で、これまで多くのレジェンドを輩出し、W杯で何度も対戦しているのがオランダ代表vsアルゼンチン代表だ。 最も直近では、2014年のブラジルW杯。準決勝で対戦すると、PK戦の末にアルゼンチンが勝利を収めていた。 当時を知るルイス・ファン・ハール監督が率い、ステファン・デ・フライやデイリー・ブリントは今大会もメンバーとしている。 W杯で見れば、1974年が最初の対戦に。続いて1978年、1998年、2006年と対戦し、今回がなんと6度目の対戦となる。 グループステージでの対戦は1974年と2006年の2回。それ以外は、ノックアウトステージでの対戦となり、アルゼンチンが勝ったのは1978年の延長戦と、2014年のPK戦のみという結果だ。 その中でも印象深いゴールは1998年の準々決勝での対戦ではないだろうか。 日本が初めて出場したフランスW杯。グループステージでも同居したアルゼンチンが戦った試合だが、この試合で決勝ゴールを決めたのがオランダ代表FWデニス・ベルカンプだ。 アヤックスやインテル、アーセナルでプレーしたベルカンプ。当時はアーセナルに所属していたが、1-1で迎えた中、延長戦に突入するかと思われた89分に衝撃のゴールを決める。 自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールが前線にロングフィードを送ると、ボックス内に走り込んだベルカンプが後方からのボールをいとも簡単にトラップ。奪いにきたロベルト・アジャラをトラップの流れでかわし、ゴールに叩き込んだのだ。 デ・ブールの正確なロングフィードはもちろんのこと、後方からのボールwジャンプしながらトラップし、着地と同時に奪いに来たアジャラをボールを叩きつけてかわしてのシュート。今見えても技術の高さがわかるスーパーゴールだ。 なお、ここで勝利したオランダは、準決勝でブラジル代表にPK戦の末に敗れると、3位決定戦ではクロアチア代表に敗れて4位で大会を終えていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ベルカンプのテクニック光る!ロングフィードをジャンピングトラップから劇的決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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