ベルギー、フェライーニ&メルテンス弾でアルジェリアに逆転勝利《ブラジル・ワールドカップ》
2014.06.18 02:53 Wed
▽ブラジル・ワールドカップのグループH第1節、ベルギー代表vsアルジェリア代表が17日にベロオリゾンテのエスタディオ・ミネイロンで行われ、ベルギーが2-1で勝利した。
▽今大会のダークホースとして名前が挙げられているベルギーは、[4-1-4-1]の布陣で、最前線にルカクを配置。2列目は右からデ・ブライネ、デンベレ、シャドリ、アザールと並べた。一方のアルジェリアは、バレンシアのフェグリやインテルのタイデル、トッテナムのベンタレブらがスタメンに名を連ねた。
▽好天の下で始まった試合の序盤は、一進一退の攻防となる。立ち上がりこそアルジェリアがボールを保持したが、時間が経過するにつれて、個の技術で勝るベルギーがポゼッションを高めていった。しかし、1トップのルカクに良質な縦パスを入れることができないベルギーは、リトリートするアルジェリアの守備ブロックを崩せない。21分にはヴィツェルが強烈なミドルシュートを枠内に放つも、コースが甘かったため、GKエムボリに弾かれた。
▽すると、試合の均衡を破ったのは、耐える時間が続いていたアルジェリアだった。24分、左サイドからDFブゲラがクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだフェグリがヴェルトンゲンに後方から倒されてPKを獲得。これをフェグリ自らが冷静に沈めて、アルジェリアが先行した。
▽ハーフタイムにかけては、ビハインドを背負うベルギーがアルジェリアを押し込む。34分にはヴィツェルが再び強烈なミドルシュートをゴール左隅に飛ばしたが、GKエムボリのファインセーブに遭う。さらに、44分には左サイドで仕掛けたアザールからパスを受けてボックス左に侵入したデンベレがシュートに持ち込むも、GKの正面をついた。
▽ハーフタイム明け、ベルギーのヴィルモッツ監督はシャドリを下げてウインガーのメルテンスを右ウイングとして投入。デ・ブライネを2列目の中央に移動させた。さらに、立ち上がりにリズムを変えることができないと、59分には存在感を欠いていたルカクを諦めて、19歳のオリギを同ポジションに送り出した。
▽後半もなかなかチャンスを創出できないベルギーだったが、デンベレに代えてフェライーニを最前線に投入した直後の65分に決定機を演出する。ゴール正面で抜け出したオリギが決定的なシュートを枠内に飛ばしたが、GKエムボリのビッグセーブに遭って同点とはならない。
▽千載一遇のチャンスをモノにできなかったベルギーだが、直後にはゴールをこじ開ける。70分、左サイドからデ・ブライネが上げたアーリークロスをゴール前のフェライーニが巧みに頭で合わせ、体とは逆サイドのゴール右上隅へシュートを流し込んだ
。▽これで勢いに乗ったベルギーは続く75分、中盤でのボール奪取から高速カウンターを発動。最後はボックス右でアザールからの好スルーパスを受けたメルテンスが豪快なシュートでネットを揺らし、ベルギーが逆転に成功した。
▽その後、ベルギーはフェライーニの決定機がGKエムボリのセーブに遭って追加点を奪うことができなかったものの、そのままリードを保って逃げ切り。苦戦しながらも今大会6試合目の逆転勝利で勝ち点3を手にした。
▽今大会のダークホースとして名前が挙げられているベルギーは、[4-1-4-1]の布陣で、最前線にルカクを配置。2列目は右からデ・ブライネ、デンベレ、シャドリ、アザールと並べた。一方のアルジェリアは、バレンシアのフェグリやインテルのタイデル、トッテナムのベンタレブらがスタメンに名を連ねた。
▽好天の下で始まった試合の序盤は、一進一退の攻防となる。立ち上がりこそアルジェリアがボールを保持したが、時間が経過するにつれて、個の技術で勝るベルギーがポゼッションを高めていった。しかし、1トップのルカクに良質な縦パスを入れることができないベルギーは、リトリートするアルジェリアの守備ブロックを崩せない。21分にはヴィツェルが強烈なミドルシュートを枠内に放つも、コースが甘かったため、GKエムボリに弾かれた。
▽すると、試合の均衡を破ったのは、耐える時間が続いていたアルジェリアだった。24分、左サイドからDFブゲラがクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだフェグリがヴェルトンゲンに後方から倒されてPKを獲得。これをフェグリ自らが冷静に沈めて、アルジェリアが先行した。
▽ハーフタイムにかけては、ビハインドを背負うベルギーがアルジェリアを押し込む。34分にはヴィツェルが再び強烈なミドルシュートをゴール左隅に飛ばしたが、GKエムボリのファインセーブに遭う。さらに、44分には左サイドで仕掛けたアザールからパスを受けてボックス左に侵入したデンベレがシュートに持ち込むも、GKの正面をついた。
▽ハーフタイム明け、ベルギーのヴィルモッツ監督はシャドリを下げてウインガーのメルテンスを右ウイングとして投入。デ・ブライネを2列目の中央に移動させた。さらに、立ち上がりにリズムを変えることができないと、59分には存在感を欠いていたルカクを諦めて、19歳のオリギを同ポジションに送り出した。
▽後半もなかなかチャンスを創出できないベルギーだったが、デンベレに代えてフェライーニを最前線に投入した直後の65分に決定機を演出する。ゴール正面で抜け出したオリギが決定的なシュートを枠内に飛ばしたが、GKエムボリのビッグセーブに遭って同点とはならない。
▽千載一遇のチャンスをモノにできなかったベルギーだが、直後にはゴールをこじ開ける。70分、左サイドからデ・ブライネが上げたアーリークロスをゴール前のフェライーニが巧みに頭で合わせ、体とは逆サイドのゴール右上隅へシュートを流し込んだ
。▽これで勢いに乗ったベルギーは続く75分、中盤でのボール奪取から高速カウンターを発動。最後はボックス右でアザールからの好スルーパスを受けたメルテンスが豪快なシュートでネットを揺らし、ベルギーが逆転に成功した。
▽その後、ベルギーはフェライーニの決定機がGKエムボリのセーブに遭って追加点を奪うことができなかったものの、そのままリードを保って逃げ切り。苦戦しながらも今大会6試合目の逆転勝利で勝ち点3を手にした。
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