【J1第13節プレビュー】“浮上”を懸けた“さいたまダービー”!《大宮×浦和》
2014.05.09 19:10 Fri
▽4月26日から始まった5連戦の締めくくりとなる一戦。16位の大宮(勝ち点12)はホーム・NACK5スタジアム大宮で2位・浦和(勝ち点23)との“さいたまダービー”を戦う。
▽アウェイでのF東京戦は、後半アディショナルタイムにFW長谷川が殊勲のゴール。リーグ戦8試合ぶりに勝利を収め、今季3勝目を挙げた。[5-4-1(3-4-2-1)]のシステムは徐々に精度が上がってきたが、押し込まれる時間も少なくない。さらに、前節は2試合連続ゴール中だったFWズラタンが負傷交代。全治1カ月の見込みであり、中断明けまで起用できない状態だ。今節は、ここ3シーズンは2勝1分と結果を残しているホームでのダービーでしっかり勝ち点3を奪い、上位“浮上”の足がかりとしたい。
▽一方の浦和は、前節“聖地・国立”でのJ1ラストマッチで甲府とゴールレスドロー。引いた相手を崩しきることができず、首位の座を鳥栖に明け渡してしまった。ダービーの相手である大宮は、甲府と同じ5バック気味の3バックを採用している。奇しくも、この戦術はナビスコカップの対戦時に採用されており、その試合では元大宮の青木が決勝ゴールを決め勝利している。浦和としては相手の守備戦術に苦手意識はないだろうが、NACK5スタジアム大宮ではここ3シーズン勝利がない。“鬼門”にしないためにも、ダービーでライバルを叩き、首位“浮上”を目指す。
◆予想スタメン
【5-2-1】(大宮)
GK:江角
DF:今井、片岡、菊地、高橋、中村
MF:家長、横山、増田、富山
FW:長谷川
監督:大熊清
【負傷者】
GK北野、MF金澤、MFカルリーニョス、FWズラタン
◆注目選手
MF増田誓志(大宮)
▽“さいたまダービー”では攻守のカギを握る増田に注目したい。[5-4-1(3-4-2-1)]システムを採用する大宮にとって、攻守のつなぎ役を担う増田は不可欠な存在だ。しかし、ここ数試合は守備に時間をさくことが多いため、特長である攻撃力を効果的に発揮できていない。ブロックを敷くためボール奪取の位置が低くなりがちだが、MF家長、MF富山と連動して狙いどころを高い位置に定め、相手ゴールを脅かすプレーを多く演出したい。
◆予想スタメン
【3-4-2-1】(浦和)
GK:西川
DF:森脇、那須、槙野
MF:梅崎、柏木、阿部、宇賀神
MF:興梠、原口
FW:李
監督:ペトロヴィッチ
【負傷者】
MFマルシオ・リシャルデス
◆注目選手
MF青木拓矢(浦和)
▽大宮から“禁断の移籍”を果たした青木を注目選手に挙げたい。現状、レギュラーに割って入れずベンチを温める機会の多い青木だが、出場した試合ではそつのないボール捌きを見せつつ、攻守のリンクマンとして機能している。そして、先月2日に行われたナビスコカップでの大宮とのダービーでは、古巣相手に値千金の決勝ゴールを決めた。ベンチスタートが濃厚な青木だが、その再現となるか。
【試合会場】
NACK5スタジアム大宮(1万5300人収容)
【試合日時】
2014年5月10日 土曜日(16:00 KICK OFF)
【生放送予定】
・スカパー!/ch.180
・スカパー!HD/ch.580
・スカパー!e2/CS.800
▽アウェイでのF東京戦は、後半アディショナルタイムにFW長谷川が殊勲のゴール。リーグ戦8試合ぶりに勝利を収め、今季3勝目を挙げた。[5-4-1(3-4-2-1)]のシステムは徐々に精度が上がってきたが、押し込まれる時間も少なくない。さらに、前節は2試合連続ゴール中だったFWズラタンが負傷交代。全治1カ月の見込みであり、中断明けまで起用できない状態だ。今節は、ここ3シーズンは2勝1分と結果を残しているホームでのダービーでしっかり勝ち点3を奪い、上位“浮上”の足がかりとしたい。
▽一方の浦和は、前節“聖地・国立”でのJ1ラストマッチで甲府とゴールレスドロー。引いた相手を崩しきることができず、首位の座を鳥栖に明け渡してしまった。ダービーの相手である大宮は、甲府と同じ5バック気味の3バックを採用している。奇しくも、この戦術はナビスコカップの対戦時に採用されており、その試合では元大宮の青木が決勝ゴールを決め勝利している。浦和としては相手の守備戦術に苦手意識はないだろうが、NACK5スタジアム大宮ではここ3シーズン勝利がない。“鬼門”にしないためにも、ダービーでライバルを叩き、首位“浮上”を目指す。
◆予想スタメン
【5-2-1】(大宮)
GK:江角
DF:今井、片岡、菊地、高橋、中村
MF:家長、横山、増田、富山
FW:長谷川
監督:大熊清
【負傷者】
GK北野、MF金澤、MFカルリーニョス、FWズラタン
◆注目選手
MF増田誓志(大宮)
▽“さいたまダービー”では攻守のカギを握る増田に注目したい。[5-4-1(3-4-2-1)]システムを採用する大宮にとって、攻守のつなぎ役を担う増田は不可欠な存在だ。しかし、ここ数試合は守備に時間をさくことが多いため、特長である攻撃力を効果的に発揮できていない。ブロックを敷くためボール奪取の位置が低くなりがちだが、MF家長、MF富山と連動して狙いどころを高い位置に定め、相手ゴールを脅かすプレーを多く演出したい。
◆予想スタメン
【3-4-2-1】(浦和)
GK:西川
DF:森脇、那須、槙野
MF:梅崎、柏木、阿部、宇賀神
MF:興梠、原口
FW:李
監督:ペトロヴィッチ
【負傷者】
MFマルシオ・リシャルデス
◆注目選手
MF青木拓矢(浦和)
▽大宮から“禁断の移籍”を果たした青木を注目選手に挙げたい。現状、レギュラーに割って入れずベンチを温める機会の多い青木だが、出場した試合ではそつのないボール捌きを見せつつ、攻守のリンクマンとして機能している。そして、先月2日に行われたナビスコカップでの大宮とのダービーでは、古巣相手に値千金の決勝ゴールを決めた。ベンチスタートが濃厚な青木だが、その再現となるか。
【試合会場】
NACK5スタジアム大宮(1万5300人収容)
【試合日時】
2014年5月10日 土曜日(16:00 KICK OFF)
【生放送予定】
・スカパー!/ch.180
・スカパー!HD/ch.580
・スカパー!e2/CS.800
PR
大宮アルディージャの関連記事
J1の関連記事
|
大宮アルディージャの人気記事ランキング
1
傘下には大宮も、レッドブルの幹部就任がドイツで反発…クロップ氏が想いを語る「以前所属したクラブは愛している」
レッドブルグループのグローバルサッカー部門の責任者に2025年1月から就任するユルゲン・クロップ氏。かつて自身が指揮したクラブのファンから猛反発を受けたが、その胸の内を語った。 9日、レッドブルは昨シーズン限りでリバプールの監督を退任したクロップ氏が幹部に就任することを発表した。 オーストリアのレッドブル・ザルツブルクをはじめ、ブラジルのレッドブル・ブラガンチーノ、アメリカのニューヨーク・レッドブルズを傘下に保有。10月からは大宮アルディージャも買収し、さらにグループを拡大して行っている。 一方で、ドイツでは大きく嫌われているレッドブルグループ。RBライプツィヒを一部保有している中、クロップ氏がかつて指揮したマインツやドルトムントのファンから大きな批判を受けている。 そのクロップ氏は、トニ・クロースが司会を務めるポッドキャストに出演。自身の思いを語った。 「誰かの足を引っ張りたくはなかった。絶対にだ。個人的には、自分が以前所属したクラブは全て愛している」 「みんなが幸せになるために、自分が具体的に何をすれば良かったのか、全くわからない」 リバプールを離れ、他のクラブの指揮を執った場合は一部のファンを失望させると考えられていた。 一方で、レッドブルが関与しているRBライプツィヒは多くのドイツのサッカーファンに嫌われており、金で成功を買おうとしていると歓迎されていない。 「私は57歳なので、あと2、3年は働けるだろう。当分の間は傍観者でいるつもりはない」 「しかし、何もしないつもりはないことはずっと明らかだった。そして、レッドブルとのこの話が浮上し、私にとっては素晴らしいことだ」 2024.10.30 23:55 Wed2
大宮、ユース所属のGKジョーンズ・レイを2種登録
大宮アルディージャは21日、大宮U-18に所属するGKジョーンズ・レイ(17)のトップチーム登録を発表した。背番号は「31」番を着用する。 2種登録によって今シーズン、トップチームでプレー可能となったジョーンズ・レイは、身長178cm、体重73kgのGK。ジュニアから大宮の下部組織に在籍し、過去には世代別日本代表の経験を持っている。 2020.02.21 22:25 Fri3
遠藤保仁、柏木陽介、梁勇基ら7名がJリーグ功労選手賞を受賞!12月の2024Jリーグアウォーズで表彰予定
Jリーグは24日、功労選手賞の受賞者7名を発表した。 今回の受賞者は遠藤保仁氏(44)、柏木陽介氏(36)、柴﨑晃誠氏(40)、林卓人氏(42)、南雄太氏(45)、梁勇基氏(42)、渡邉千真氏(38)となっている。 功労選手の受賞基準については、日本人選手はクラブより推薦があった者であり、Jリーグや天皇杯、日本代表の国際Aマッチ、Jクラブ参戦のFIFA及びAFCの国際試合の通算出場試合が500試合以上の者。ただし、原則として、Jリーグ、リーグカップ、天皇杯で400試合以上出場を果たしている選手となる。 また、外国籍選手はクラブの推薦と上記の試合で200試合以上出場であり、母国の代表選手として活躍した者に。ただ、出場試合が500試合以上出場した者は代表活動は関わらないこととなる。 なお、今回受賞が発表された7名は、12月10日に開催される2024Jリーグアウォーズにて表彰される予定だ。 ◆遠藤保仁氏 1980年1月28日(44歳) 出生地: 鹿児島県 ポジション: MF ■所属クラブ 1998年【J1】横浜フリューゲルス 1999年~2000年【J1】京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.) 2001年~2020年【J1/J2】ガンバ大阪 2020年〜2023年【J1/J2】ジュビロ磐田 ■出場試合数:通算1136試合156得点 J1リーグ戦:672試合103得点 J2リーグ戦:104試合10得点 リーグカップ戦:78試合5得点 天皇杯:51試合10得点 その他Jリーグ公式:14試合出場 Jクラブ参加の国際大会:65試合13ゴール 日本代表(国際Aマッチ):152試合15ゴール ◆柏木陽介氏 1987年12月15日(36歳) 出生地: 兵庫県 ポジション: MF ■所属クラブ 2005年〜2009年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2010年~2020年【J1】浦和レッズ 2020年~2023年【J3】FC岐阜 ■出場試合数:通算623試合73得点 J1リーグ戦:392試合56得点 J2リーグ戦:31試合4得点 J3リーグ戦:61試合1ゴール リーグカップ戦:51試合6得点 天皇杯:33試合3得点 その他Jリーグ公式:9試合出場 Jクラブ参加の国際大会:35試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):11試合出場 ◆柴﨑晃誠氏 1984年8月28日(40歳) 出生地: 長崎県 ポジション: MF ■所属クラブ 2007年〜2010年【J1/J2】東京ヴェルディ1969/東京ヴェルディ 2011年〜2012年【J1】川崎フロンターレ 2012年【J2】東京ヴェルディ 2013年【J2】徳島ヴォルティス 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算524試合52得点 J1リーグ戦:301試合28得点 J2リーグ戦:139試合16得点 リーグカップ戦:44試合4得点 天皇杯:20試合2得点 その他Jリーグ公式:6試合出場 Jクラブ参加の国際大会:14試合2得点 ◆林卓人氏 1982年8月9日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: GK ■所属クラブ 2002年〜2004年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2005年〜2006年【J2】北海道コンサドーレ札幌 2007年〜2013年【J1/】ベガルタ仙台 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算614試合出場 J1リーグ戦:329試合出場 J2リーグ戦:183試合出場 リーグカップ戦:40試合出場 天皇杯:29試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 Jクラブ参加の国際大会:25試合出場 ◆南雄太氏 1979年9月30日(45歳) 出生地: 神奈川県 ポジション: GK ■所属クラブ 1998年〜2009年【J1/J2】柏レイソル 2010年〜2013年【J2】ロアッソ熊本 2014年~2021年【J1/J2】横浜FC 2021年〜2023年【J2】大宮アルディージャ ■出場試合数:通算732試合出場 J1リーグ戦:266試合出場 J2リーグ戦:400試合出場 リーグカップ戦:37試合出場 天皇杯:21試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 ◆梁勇基氏 1982年1月7日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: MF ■所属クラブ 2004年〜2019年【J1/J2】ベガルタ仙台 2020年~2021年【J1】サガン鳥栖 2022年~2023年【J2】ベガルタ仙台 ■出場試合数:通算673試合89得点 J1リーグ戦:297試合29得点 J2リーグ戦:280試合47得点 リーグカップ戦:39試合3得点 天皇杯:27試合2得点 その他Jリーグ公式:4試合2得点 Jクラブ参加の国際大会:5試合1得点 朝鮮民主主義人民共和国代表 (国際Aマッチ):21試合5得点 ◆渡邉千真氏 1986年8月10日(38歳) 出生地: 長崎県 ポジション: FW ■所属クラブ 2009年~2011年【J1】横浜F・マリノス 2012年~2014年【J1】FC東京 2015年~2018年【J1】ヴィッセル神戸 2018年~2020年【J1】ガンバ大阪 2021年~2022年【J1/J2】横浜FC 2023年【J3】松本山雅FC ■出場試合数:通算539試合151得点 J1リーグ戦:381試合104得点 J2リーグ戦:23試合2得点 J3リーグ戦:20試合2得点 リーグカップ戦:70試合23得点 天皇杯:36試合16得点 その他Jリーグ公式:1試合出場 Jクラブ参加の国際大会:7試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):1試合出場 2024.10.24 18:15 Thu4
PO圏勢が足踏み J3優勝&J2昇格の大宮は岩手を振り切る【明治安田J3第34節】
明治安田J3リーグ第34節の5試合が27日に行われ、3位カターレ富山が足踏みだ。 2位FC今治を6ポイント差で追いかける富山はアウェイのガイナーレ鳥取戦に臨み、23分に 碓井聖生のゴールで先制すると、28分に末木裕也が追加点。だが、37分に三木直土の一発で反撃の鳥取も90+1分に高柳郁弥の土壇場弾で追いついた。 勝利を目前で逃した富山は連敗こそ回避したものの、5戦未勝利。前日に今治が敗戦とあって詰め寄るチャンスだったが、1ポイントを縮めるとどまった。 また、プレーオフ圏の5位アスルクラロ沼津は引き分け、4位FC大阪と6位福島ユナイテッドFCはそれぞれ黒星。ともにプレーオフ圏こそキープしているものの、ライバルに追走を許す結果となっている。 そのほか、J3優勝&J2昇格の首位大宮アルディージャは和田拓也と泉柊椰のゴールにより、いわてグルージャ盛岡に逃げ切り勝利。2試合ぶり白星を手にしている。 ◆第34節 ▽10/26(土) Y.S.C.C.横浜 0-2 松本山雅FC 奈良クラブ 2-2 カマタマーレ讃岐 ギラヴァンツ北九州 1-2 ツエーゲン金沢 FC岐阜 4-1 FC今治 FC琉球 1-1 ヴァンラーレ八戸 ▽10/27(日) ガイナーレ鳥取 2-2 カターレ富山 いわてグルージャ盛岡 1-2 大宮アルディージャ 福島ユナイテッドFC 2-3 SC相模原 アスルクラロ沼津 1-1 AC長野パルセイロ テゲバジャーロ宮崎 1-0 FC大阪 2024.10.27 17:50 Sun5