レーティング:ユベントス 2-1(計3-1) リヨン《EL》

2014.04.11 06:21 Fri
▽EL準々決勝2ndレグが10日に開催され、ユベントスvsリヨンの一戦は2-1でユベントスが勝利を収めた。この結果、2戦合計スコアを3-1としたイタリア王者が準決勝進出を決めている。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽ユベントス採点
GK
1 ブッフォン 6.5
安定したセービングで最小失点に抑え、チームのベスト4進出に貢献

DF
4 カセレス 5.5
突破されるシーンもあったが、全体を通して安定していた

19 ボヌッチ 5.0
フィードの精度を欠いて攻撃を停滞させた

3 キエッリーニ 6.0
粘り強い守備で相手に仕事をさせず

MF
33 イスラ 5.5
良い形で裏に抜け出していたが、最後の局面で精度を欠く

23 ビダル 6.0
休養十分で臨み、攻守に精力的にプレー

(→ポグバ 6.0)
途中出場で攻撃を牽引

21 ピルロ 5.5
得意のFKで先制点をもたらしたが、執拗なマークに遭いうまく試合をコントロールできず

8 マルキジオ 6.0
果敢なシュートで勝ち越しゴールを誘引

22 アサモア 6.0
サイドの主導権争いを制し、突破からクロスを供給してチャンスメーク

FW
10 テベス 6.0
強引な仕掛けで攻撃を牽引。惜しくらくはゴールを決められなかったこと

(→ジョビンコ 6.0)
少ない時間でも自身のプレーを披露

9 ヴチニッチ 5.5
テベスとの連係にやや難も、徐々に改善した

(→ジョレンテ 6.0)
前線で起点となった

監督
コンテ 6.0
選手を奮い立たせ、うまく後半に入らせた

▽リヨン採点
GK
16 A・ロペス 5.5
2つの失点シーンは止められない

DF
55 トリッソ 5.5
前に出るシーンもあったが、徐々にアサモアに押し込まれた

4 B・コネ 6.0
出足の鋭い守備で2トップをマーキング

23 ウムティティ 5.5
集中した守備を見せていたが、勝ち越されたシーンは不運だった

3 ベディモ 5.5
攻撃面での精度を高めたい

MF
12 フェリ 6.0
攻守に奮闘し、チームを助けた

17 マルブランク 6.0
ピルロを徹底的に監視しながら、危険なエリアに侵入してチャンスにも絡んだ

(→ダニク 5.0)
左ウイングの位置に入ったが、局面を打開できず

21 ゴナロン 5.5
守備のバランスを取った

28 ムブエンバ 6.0
精度の高いボールを供給。同点弾をアシストした

FW
19 ブリアン 6.0
少ないチャンスを生かして同点弾をマーク

(→ヌジエ 5.0)
効果的なプレーができず

10 ラカゼット 6.0
ドリブル突破で相手の守備を崩した

(→ゴミス 5.0)
シュートチャンスで精度を欠いた

監督
ガルデ 5.5
ピルロを監視させる明確なプランで試合を進めていたが、不運な失点で敗戦

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ブッフォン(ユベントス)
▽抜群の安定感で的確なシュートストップを披露。守護神がピンチを凌いだ後に、チームの勝ち越しゴールが生まれたのは偶然ではないはずだ。

ユベントス 2-1 リヨン
【ユベントス】
ピルロ(前4)
OG(後23)
【リヨン】
ブリアン(前18)
※2戦合計スコア3-1でユベントスが準決勝進出

ユベントスの関連記事

UEFAヨーロッパリーグの関連記事

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が、トゥベンテとの試合を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 3日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節でフェネルバフチェはアウェイでトゥベンテと対戦した。 ホームでの初戦はユニオン・サン=ジロワーズを相手に2-1で勝利。白星スタートを切った中、アウェ 2024.10.04 14:20 Fri
レアル・ソシエダvsアンデルレヒトでアンデルレヒトサポーターによる危険行為が確認された。 3日、ソシエダの本拠地アノエタで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節は、アウェイのアンデルレヒトが1-2で逆転勝利した。 試合自体は前半にアウェイチーム、後半にホームチームが主導権を握って白熱の攻防が 2024.10.04 13:22 Fri
ローマのイバン・ユリッチ監督が、エルフスボリ戦を降り開けった。クラブ公式サイトが伝えた。 3日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第2節でエルフスボリとアウェイで対戦した。 ダニエレ・デ・ロッシ監督が電撃解任され、後を継いだユリッチ監督。ここまで無敗をキープしてきたが、この試合ではゴールを奪うことができ 2024.10.04 11:45 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアがエリク・テン・ハグ監督に言及した。 今季のプレミアリーグ開幕から6試合で早くも3敗を喫し、13位に沈む状況から、さっそく解任話が浮かぶテン・ハグ監督。この1週間の結果が進退に左右するといわれるなか、3日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第 2024.10.04 10:10 Fri
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、若手抜擢の末に敵地で勝ち切ったフェレンツヴァーロシュ戦の手応えを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 トッテナムは3日、アウェイで行われたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第2節でフェレンツヴァーロシュと対戦し、2-1の勝利を収めた。 リ 2024.10.04 09:30 Fri

ユベントスの人気記事ランキング

1

負傷者に退場者… アクシデント連発のユベントスが不屈の精神でライプツィヒに逆転勝利【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節、ライプツィヒvsユベントスが2日に行われ、2-3でユベントスが競り勝った。 初戦のアトレティコ・マドリー戦に競り負けたライプツィヒは、4日前のアウグスブルク戦を4-0と快勝。そのアウグスブルク戦のスタメンからヌサに代えてバウムガルトナーを起用した。 一方、PSVに快勝スタートとしたユベントスは、4日前のジェノア戦を3-0と快勝。そのユベントスはジェノア戦のスタメンからダニーロ、ルーイ、GKペリンに代えてガッティ、サヴォーナ、GKディ・グレゴリオを起用した。 開始4分、ユベントスにアクシデント。主将で守備の要ブレーメルがオペンダとの競り合いで左ヒザに重傷を負った様子でプレー続行不可能に。代わってガッティが投入された。 さらに11分にもアクシデント。今度はニコ・ゴンサレスが右太ももを負傷してプレー続行不能に。代わってコンセイソンが投入された。 そのユベントスが押し込む入りとしていたが、30分にライプツィヒが先制する。ロングカウンターの流れからオペンダのフィードに抜け出したボックス左のシェシュコがシュートを決めきった。 ハーフタイムにかけてもユベントスが押し気味に試合を進めたが、ライプツィヒが1点のリードを保って前半を終えた。 ゴールレスで迎えた後半、開始4分にコープマイネルスがポスト直撃のシュートを放ったユベントスは1分後に追いつく。カンビアーゾの左クロスにヴラホビッチがダイレクトで合わせた。 追いつかれたライプツィヒは53分、オペンダのコントロールシュートがポストに直撃。そして57分に数的優位に。オペンダがディフェンスライン裏に抜け出したプレーで飛び出したGKディ・グレゴリオがボールを微かに触ると、VARの末にレッドカードが提示された。 そしてこのプレーで得たFKをシャビ・シモンズが狙うと、ドウグラス・ルイスのハンドを誘ってVARの末にPKを獲得。これをシェシュコが決めてライプツィヒが勝ち越しに成功した。 それでも不屈のユベントスは68分に追いつく。シャビ・シモンズからボールを奪った流れで、ボックス手前右まで持ち上がったヴラホビッチが見事なコントロールシュートを決めきった。 その後、オペンダのシュートがポストに直撃する決定機を演出したライプツィヒが終盤にかけても攻勢をかけたが、83分にユベントスに決勝弾。 ボックス右で仕掛けたコンセイソンが見事なドリブルシュートを流し込んだ。コンセイソンの移籍後初ゴールで逆転に成功したユベントスが、9分の追加タイムまで集中した守備で凌ぎ、3-2で逆転勝利。アクシデント連発のユベントスが不屈の精神を見せ、2連勝スタートとした。 ライプツィヒ 2-3 ユベントス 【ライプツィヒ】 ベンヤミン・シェシュコ(前30) ベンヤミン・シェシュコ(後20)【PK】 【ユベントス】 ドゥシャン・ヴラホビッチ(後5) ドゥシャン・ヴラホビッチ(後23) フランスシコ・コンセイソン(後38) 2024.10.03 06:10 Thu
2

ポグバの出場停止期間が4年から18カ月に大幅軽減、来年3月に復帰へ

ユベントスの元フランス代表MFポール・ポグバ(31)の出場停止期間が4年から18カ月に大幅軽減されるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 ポグバは昨年8月20日のセリエA開幕節後のドーピング検査で陽性反応を示し、2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関より4年間の出場停止処分を下されていた。 しかしスポーツ仲裁裁判所(CAS)はポグバが不注意でテストステロンを摂取したと主張する上訴を認め、この度大幅な出場停止期間の軽減が決定されたようだ。 この結果、来年1月にはトレーニングに復帰し、3月より実戦復帰する見込みだとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は報じている。 4年間の出場停止処分が下された際には引退止むなしかと思われた元ワールドカップ王者だが、一転現役続行の光が差し込む見込みとなった。 2024.10.05 06:05 Sat
3

ユベントスがブレーメル重傷で早くもアクション…モッタ監督がボローニャの教え子CBベウケマに電話、1月に代役獲得へ

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、古巣の教え子に電話をかけたという。 ユベントスは3日、前日のRBライプツィヒ戦で負傷したブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが、左ヒザ前十字じん帯損傷の大ケガを負ったと公表。同選手は今季絶望の可能性が高い。 ライプツィヒ戦前までは、今季の公式戦全7試合にフルタイム出場するなど、堅守に磨きがかかったユベントスの中で中枢だったブレーメル。この離脱は、あまりに痛い。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスは1月の代役確保へ早くも動いた模様。モッタ監督が、昨季まで率いたボローニャの教え子に電話をかけたという。 相手は、オランダ人DFサム・ベウケマ(25)。 23-24シーズンにAZからボローニャ入りした188cmセンターバック(CB)で、CB大国オランダにおいて世代別含めて代表歴ゼロも、昨季のボローニャ大躍進に貢献し、母国でも「ユーロ2024に招集を」と声が上がった実力者だ。 ただ、今季キャリアで初めてCLの舞台に立ち、ユーベ以外の欧州トップクラブもリストアップを始めたとのこと。先日のリバプール戦には、プレミアリーグ勢の視察もあったとされる。 ベウケマを狙う利点としては、まだ市場価値が急騰していないという点だが、ボローニャはAZから獲得時に「将来のリセール時に売却益20%を譲渡」という契約を結んでおり、そこそこの金額でなければ売らないとも考えられる。 これからブレーメル抜きで歩むこととなったユベントスだが、果たして。 2024.10.04 13:25 Fri
4

数的不利も不屈の精神で逆転、2ゴールでユベントスをCL勝利に導いたヴラホビッチ「決して諦めず、プレッシャーをかけ続けた」

ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチが、チャンピオンズリーグ(CL)でチームが気概を見せたことを喜んだ。 ヴラホビッチは2日に行われたCLリーグフェーズ第2節のRBライプツィヒ戦で先発。試合は先制点を許すも、後半早々にヴラホビッチのゴールで同点に。その後、退場者を出したユベントスはPKによる失点で再び追いかける立場となったが、68分にヴラホビッチがボックス手前から見事なコントロールシュートで再び同点。その後、逆転ゴールを決めたユベントスが数的不利を乗り越え、3-2で勝利した。 この日、2ゴールでチームの勝利に大きく貢献したヴラホビッチは、『Amazon Prime Video』で喜びを露わにしており、チームが団結した成果だと誇っている。 「チームと僕たちがもたらした成果には、とても満足しているよ。僕たちはほぼ45分間、10人でプレーしたんだ」 「チームであることを証明できたと思う。監督が望んだように、僕たちは団結して戦い、プレッシャーをかけ続けたんだ。チームは勝利に値したと思うよ。素晴らしい試合だったし、幸運にも勝つことができた」 「(この日スタジアムに来ていたルカ・トニ氏に対して)これはあなたの功績でもある。先週に会ってからゴールを決められているんだ。もっと頻繁に会いに来てほしい!重要なのは、僕たちが勝ったことだね。そしてこのレベルに慣れ、形を改善しなければならない」 「僕らは決して諦めず、プレッシャーをかけ続けた。高い位置でプレッシャーをかけ、素早くボールを奪い返し、ゴールを狙うという作戦だったんだ。チームメイトとコーチ陣の、試合に向けた準備には感謝しているよ。このまま続けられると良いね」 <span class="paragraph-title">【動画】ヴラホビッチが2ゴール!不屈のユベントスが数的不利でも逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qmJ-8qKoFLk?si=ZOSuZaJdtQC6OXm_&amp;start=125" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.03 15:40 Thu
5

ユベントスの主軸DFブレーメルが左ヒザ前十字じん帯損傷、全治最低5〜6カ月で今季絶望の可能性も

ユベントスのブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルは、2024-25シーズンが終わってしまったのかもしれない。 ブレーメルは2日、チャンピオズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節のRBライプツィヒ戦に先発出場し、開始6分で負傷交代。 チームはGKミケーレ・ディ・グレゴリオの退場による数的不利から、脅威の粘りで大逆転勝利も、ブレーメルは重傷が判明。一夜明け、ユベントスが同じく負傷交代したFWニコラス・ゴンサレスとともに検査結果を公表した。 「今朝、ブレーメルとニコ・ゴンザレスがユベントスメディカルで診断を受け、ブレーメルは左膝前十字じん帯損傷、ゴンザレスは右大腿部直筋の軽度損傷が判明した。ブレーメルのほうは、近日中に手術を受ける」 ライプツィヒ戦を迎えるまでに、今季の公式戦全7試合でフルタイム出場を続けていたブレーメルだが、どうやら今季絶望。イタリア『カルチョメルカート』によると同選手は3日午前、松葉杖をついてクラブハウスに現れ、全治については少なくとも5~6カ月だとされる。 2024.10.03 21:00 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly