長友アシストもインテル、4戦勝ちなし《セリエA》

2014.04.06 05:49 Sun
▽セリエA第32節が5日に開催され、5位インテルが17位ボローニャをホームに迎えた一戦は、2-2で引き分けた。

▽リーグ戦3試合勝利のないインテルは、長友が先発に復帰。そのインテルが開始6分に長友のアシストからイカルディが先制ゴールを奪い、主導権を掌握していく。ところがファン・ジェススが負傷したインテルは、35分に長友がガリクスの突破を許したプレーを機に、パツィエンツァに同点ゴールを喫してしまう。するとハーフタイムにかけてはリズムに乗れず、1-1で前半を終了する。

▽迎えた後半はインテルが押し込んでいくと、53分にマッツァーリ監督が動く。ダンブロージオを下げてコバチッチを投入し、長友を右サイドに、リカルド・アルバレスを左サイドに回した。すると63分、エルナネスの持ち上がりから、パスを受けたイカルディがボックス手前左から右ポスト内側に直撃する豪快なシュートを叩きこんで勝ち越しに成功する。

▽ところが前半同様、一瞬の隙を突かれて74分に失点して2-2とされたインテルは、79分にD・ミリートを投入。すると83分、イカルディのクロスボールをボックス左で受けたパラシオがマントヴァーニにボックス内で倒されて、今季初となるPKを獲得。ところが、キッカーのD・ミリートが枠の左に蹴ったシュートは、GKクルチのセーブに阻まれ、痛恨の失敗に終わる。追加タイム3分にはカウンターからアクアフレスカに決定的なシュートに持ち込まれたインテルだったが、GKハンダノビッチが好守で凌ぎ、2-2で終了。リーグ戦4試合勝利から見放される形となった。

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