首位チェルシーが格下に痛恨の敗戦《プレミアリーグ》

2014.03.30 02:10 Sun
▽プレミアリーグ第32節が29日に行われ、首位チェルシーが17位クリスタル・パレスの本拠地セルハースト・パークに乗り込んだ一戦は、0-1でチェルシーが敗戦した。

▽前節アーセナルとの“ビッグ・ロンドン・ダービー”を6-0で大勝したチェルシーは、4日後に控えるCLパリ・サンジェルマン戦を見据えて、オスカルとウィリアンをベンチスタートとし、マティッチをアンカーに置く3センターのやや守備的な布陣で臨んだ。

▽そのチェルシーが立ち上がりから自陣に引くクリスタル・パレスを相手にポゼッションしていったが、前線でボールの収まり所がなく、苦戦を強いられる。ソリッドな守備からのカウンターを狙うクリスタル・パレスに苦しめられたチェルシーは、セットプレーを多く獲得したものの、決定機を演出することはできずにゴールレスで後半へ折り返す。

▽迎えた後半から、D・ルイスに代えてオスカルを投入し、普段の4-2-3-1にシステムを変更したチェルシーだったが、52分にオウンゴールを献上してしまう。自陣右サイドから上がったクロスに対し、レドリーと競り合ったテリーの頭に当たったボールがゴールに吸い込まれた。不運な形から失点したチェルシーは、57分にランパードに代えてサラーを投入し、さらに攻撃的な布陣へ変更する。

▽しかし、63分のテリーのヘディングシュートはわずかに枠を外れ、73分のアザールのシュートはGKスペロニの好守に阻まれる。結局、最後までクリスタル・パレスの守備網を攻略できずに0-1で敗戦し、2位リバプールや3位マンチェスター・シティの結果次第では、首位から陥落する可能性が出てきた。

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