長友出場のインテル、4位ヴィオラに肉薄!《セリエA》

2014.03.10 01:03 Mon
▽9日にセリエA第27節が行われ、インテルvsトリノは1-0でインテルが勝利した。なお、日本代表MF長友は、左ウイングバックでフル出場している。

▽EL圏内の死守を狙う5位インテルと、9位トリノの一戦。来季の欧州カップ戦出場を目指すインテルは、出場停止のファン・ジェスス以外の主力を先発メンバーとして起用し、勝ち点3奪取を狙った。また、今節は4位フィオレンティーナがユベントスに敗れたため、インテルに上位との勝ち点差を詰めるチャンスが巡ってきていた。

▽試合は、アブレッシブな立ち上がりを見せたインテルがペースを握る。必要以上に自陣に引いた守備を見せる相手に対し、プレッシャーのない中盤でボールが持てるインテルは次々とシュートを放っていく。すると30分、インテルはアルゼンチン人コンビのプレーから先制に成功する。左サイドでカンビアッソとのワンツーを試みたパラシオがボックス左に侵攻。最後は、パラシオがカンビアッソからの絶妙な浮き球パスを頭で押し込んだ。その後も圧倒的にペースを握ったインテルが1点リードでハーフタイムを迎えた。

▽迎えた後半は、トリノが攻撃的に出てきたため、インテルは前半と打って変わってやや守備に追われる時間が増える。それでも、ボックス付近でのラストプレーに精度を欠く相手の攻撃をうまく凌ぐと、インテルは前半と同様にボールポゼッションで優位に立ち、イニシアチブを握る。63分にパラシオが、80分にエルナネスがシュートに持ち込むも、いずれも相手ゴールを脅かすに留まった。その後、トリノの反撃を受けたインテルだったが、前半に記録した1点を守り切って試合終了。この結果、インテルは4位フィオレンティーナとの勝ち点差を“1”に縮めることに成功している。

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