ユナイテッドがWBA破り2連勝 香川は交代出場《プレミアリーグ》
2014.03.08 23:58 Sat
プレミアリーグ第29節のWBAvsマンチェスター・ユナイテッドの一戦が8日行われ、アウェイのユナイテッドが3-0で勝利を収めた。ユナイテッドMF香川真司はベンチからスタートし、76分から出場している。
前節のクリスタル・パレス戦で勝利を収めているユナイテッドは、中盤より前には同じメンバーを起用。ファン・ペルシ、ルーニー、マタ、ヤヌザイが攻撃陣に顔を並べた。
序盤は両チームともにほとんどチャンスの生まれない静かな展開。ボール支配率で上回るユナイテッドだが、決定機をつくり出すには至らない。12分にはマタのパスからヤヌザイが良い形でゴール前に飛び出したかに見えたが、トラップの際にハンド。16分にはCKにフェライーニがヘッドで合わせ、ブラントの頭に当たったボールがゴールマウスへ向かったが、ムルンブがゴールライン上で弾き出した。
ようやく大きなチャンスが訪れたのは29分。左サイドからヤヌザイが大きく上げたクロスに、ファーポストの角度のない位置からラファエウが飛び込んでヘディングを放ったが、フォスターがわずかに触ったボールはクロスバーに当たって跳ね返り、先制点とはならなかった。
積極的な攻撃参加を繰り返していたラファエウはその数分後にもチャンスを演出。右サイドに抜け出して切り返したところでブラントに倒された位置は微妙ではあったが、ペナルティーエリアの外と判断された。だがこのFKからユナイテッドに先制ゴールが生まれる。
FKからファン・ペルシが上げた絶妙なボールに、ヘディングでピタリと合わせたのはジョーンズ。リーグ戦では約3年ぶりとなるゴールを決め、低調な試合の均衡を破ってみせた。
先制を許したWBAも積極的に同点ゴールを狙いにいく。38分にはCKからのボールをオルソンが折り返し、ヤコブがルーニーと競り合いながらのヘッドがクロスバーの上へ。41分にはジョーンズを背負いながらボックス内でボールを収めたアニチェベが反転からシュートを放つと、ボールはわずかにポストの外へ外れた。
リードしながらも試合を落ち着けられないユナイテッドに対し、WBAは後半も果敢に同点ゴールを狙い続ける。52分には、ゲラがゴール前の密集を強引に突破して至近距離からシュート。57分にはアニチェベのシュート性のクロスがデ・ヘアの横を抜けて無人のゴール前を横切ったが、カバーに戻ったマタが辛うじてクリアして難を逃れた。
苦しい展開を打開したのはまたもラファエウと、頼れる10番だった。65分、ルーニーからマタを経由して右サイドのラファエウへ開くと、エリア内に飛び込んだルーニーに向けて狙いすましたクロス。巧みな動きでマークを逃れていたルーニーが至近距離からヘッドを叩き込んで点差を2点に広げた。
2点をリードしたユナイテッドは76分、ヤヌザイに代えて香川を投入。プレミアリーグでは1月11日のスウォンジー戦以来、実に7試合ぶりの出場となった。
諦めずに反撃を繰り出していたWBAに対して、ユナイテッドは82分に決定的な3点目。自陣内から香川、フェライーニらの絡んだ細かいパスワークで中央を前進すると、最後はルーニーからウェルベックへスルーパス。タックルをかわしたウェルベックが右足でフォスターを破って勝利を確実なものにした。
香川はルーニーとの連係からゴールに迫りかける形もあったが、シュートには至らず。ユナイテッドはそのまま3-0で試合を終え、リーグ戦2連勝を飾った。
前節のクリスタル・パレス戦で勝利を収めているユナイテッドは、中盤より前には同じメンバーを起用。ファン・ペルシ、ルーニー、マタ、ヤヌザイが攻撃陣に顔を並べた。
序盤は両チームともにほとんどチャンスの生まれない静かな展開。ボール支配率で上回るユナイテッドだが、決定機をつくり出すには至らない。12分にはマタのパスからヤヌザイが良い形でゴール前に飛び出したかに見えたが、トラップの際にハンド。16分にはCKにフェライーニがヘッドで合わせ、ブラントの頭に当たったボールがゴールマウスへ向かったが、ムルンブがゴールライン上で弾き出した。
ようやく大きなチャンスが訪れたのは29分。左サイドからヤヌザイが大きく上げたクロスに、ファーポストの角度のない位置からラファエウが飛び込んでヘディングを放ったが、フォスターがわずかに触ったボールはクロスバーに当たって跳ね返り、先制点とはならなかった。
積極的な攻撃参加を繰り返していたラファエウはその数分後にもチャンスを演出。右サイドに抜け出して切り返したところでブラントに倒された位置は微妙ではあったが、ペナルティーエリアの外と判断された。だがこのFKからユナイテッドに先制ゴールが生まれる。
FKからファン・ペルシが上げた絶妙なボールに、ヘディングでピタリと合わせたのはジョーンズ。リーグ戦では約3年ぶりとなるゴールを決め、低調な試合の均衡を破ってみせた。
先制を許したWBAも積極的に同点ゴールを狙いにいく。38分にはCKからのボールをオルソンが折り返し、ヤコブがルーニーと競り合いながらのヘッドがクロスバーの上へ。41分にはジョーンズを背負いながらボックス内でボールを収めたアニチェベが反転からシュートを放つと、ボールはわずかにポストの外へ外れた。
リードしながらも試合を落ち着けられないユナイテッドに対し、WBAは後半も果敢に同点ゴールを狙い続ける。52分には、ゲラがゴール前の密集を強引に突破して至近距離からシュート。57分にはアニチェベのシュート性のクロスがデ・ヘアの横を抜けて無人のゴール前を横切ったが、カバーに戻ったマタが辛うじてクリアして難を逃れた。
苦しい展開を打開したのはまたもラファエウと、頼れる10番だった。65分、ルーニーからマタを経由して右サイドのラファエウへ開くと、エリア内に飛び込んだルーニーに向けて狙いすましたクロス。巧みな動きでマークを逃れていたルーニーが至近距離からヘッドを叩き込んで点差を2点に広げた。
2点をリードしたユナイテッドは76分、ヤヌザイに代えて香川を投入。プレミアリーグでは1月11日のスウォンジー戦以来、実に7試合ぶりの出場となった。
諦めずに反撃を繰り出していたWBAに対して、ユナイテッドは82分に決定的な3点目。自陣内から香川、フェライーニらの絡んだ細かいパスワークで中央を前進すると、最後はルーニーからウェルベックへスルーパス。タックルをかわしたウェルベックが右足でフォスターを破って勝利を確実なものにした。
香川はルーニーとの連係からゴールに迫りかける形もあったが、シュートには至らず。ユナイテッドはそのまま3-0で試合を終え、リーグ戦2連勝を飾った。
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