ユナイテッド、ウェルベックの1点で4連勝 香川は先発《プレミアリーグ》
2013.12.29 02:19 Sun
プレミアリーグ第19節のノリッジvsマンチェスター・ユナイテッドが28日に行われ、アウェイのユナイテッドが1-0で勝利を収めた。ユナイテッドは日本代表MF香川真司が5試合ぶりに先発出場し、後半から左サイドへ移って69分までプレーしている。
中1日の過密日程での連戦を考慮し、ユナイテッドは前節ハル・シティ戦から5人のメンバーを変更。前節で退場のバレンシア、負傷のラファエウらが欠場したのに加え、大黒柱のルーニーもベンチに入らなかった。そのため、ここ4試合出場のなかった香川も久しぶりのチャンスを得て、結果でアピールしたいところだった。
序盤は圧倒的にポゼッションでノリッジを上回っていたユナイテッドだが、ペナルティエリア付近ではまったく怖さがなくチャンスにつながらない。香川からエルナンデスへのクロスをGKラディが阻んだ6分のプレーが唯一ゴールを脅かしたくらいだった。
ユナイテッドの冴えない戦いで自信を得たかのように反撃に転じ始めたノリッジは、17分に決定的な形でゴールを襲う。スノッドグラスのパスを受けたマーティンがエブラの裏を取り、そのまま右サイドから鋭いシュート。デ・ヘアが素早く反応して触ったボールにフーラハンが詰めたが押し込みきれなかった。
22分にもスノッドグラスのクロスからフーパーのシュートがデ・ヘアの正面を突くなど、ノリッジが優勢な時間帯が続く。ユナイテッドは37分にキャリックのミドルがクロスバーを越えたのが、この試合のファーストシュートというありさまだった。
前半の終盤にかけて香川もややチャンスに絡みかけたが、39分のカウンターからのクロスはラディがキャッチ。41分のエルナンデスへの絶妙に見えたスルーパスは微妙な判定でオフサイドを取られてしまった。
前半は両チーム無得点で折り返したが、ゴールの予感をより感じさせていたのは明らかにノリッジ。精彩を欠く昨季王者をチャンスの数、シュートの数で完全に上回っていた。
ユナイテッドは後半開始から好調ウェルベックを投入。エルナンデスと前線で2トップを組み、香川が左サイドに移る形となった。依然とてなかなか攻撃面で良い形をつくれないユナイテッドは、49分にレドモンドに決定的なシュートを許すなど苦戦が続く。だが57分、幸運にも助けられる形で起死回生の1点を奪うことに成功した。
右サイドでスローインを受けたウェルベックが突破を図ると、ベネットがクリアを試みたが、ウェルベックとエルナンデスに当たったボールがノリッジのゴール前のスペースにこぼれる。そのまま抜け出したウェルベックが落ち着いてラディをかわし、ここ4試合で4点目となるゴールを無人のネットに流し込んだ。
結局は、この1点で勝負が決まることになった。その後の30分以上は両チームとも低調な戦いに終始。ユナイテッドは69分にエルナンデスが惜しいミドルを放ち、その直後に香川を下げてヤヌザイを投入したが、最後までチャンスらしいチャンスが生まれることはなかった。
一方のノリッジは同点を目指して積極的な姿勢を維持し、ユナイテッド陣内で試合を進めたものの、前半のようにデ・ヘアのゴールを脅かすことはできず。交代出場のJ・マーフィーが83分に思い切りの良いミドルを放ったのが目を引いた程度だった。
結局そのまま試合終了を迎え、ユナイテッドはリーグ4連勝。内容的はともかく、結果としては順調に勝ち点を重ね続けて年内の戦いを終えることになった。
提供:goal.com
中1日の過密日程での連戦を考慮し、ユナイテッドは前節ハル・シティ戦から5人のメンバーを変更。前節で退場のバレンシア、負傷のラファエウらが欠場したのに加え、大黒柱のルーニーもベンチに入らなかった。そのため、ここ4試合出場のなかった香川も久しぶりのチャンスを得て、結果でアピールしたいところだった。
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22分にもスノッドグラスのクロスからフーパーのシュートがデ・ヘアの正面を突くなど、ノリッジが優勢な時間帯が続く。ユナイテッドは37分にキャリックのミドルがクロスバーを越えたのが、この試合のファーストシュートというありさまだった。
前半の終盤にかけて香川もややチャンスに絡みかけたが、39分のカウンターからのクロスはラディがキャッチ。41分のエルナンデスへの絶妙に見えたスルーパスは微妙な判定でオフサイドを取られてしまった。
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右サイドでスローインを受けたウェルベックが突破を図ると、ベネットがクリアを試みたが、ウェルベックとエルナンデスに当たったボールがノリッジのゴール前のスペースにこぼれる。そのまま抜け出したウェルベックが落ち着いてラディをかわし、ここ4試合で4点目となるゴールを無人のネットに流し込んだ。
結局は、この1点で勝負が決まることになった。その後の30分以上は両チームとも低調な戦いに終始。ユナイテッドは69分にエルナンデスが惜しいミドルを放ち、その直後に香川を下げてヤヌザイを投入したが、最後までチャンスらしいチャンスが生まれることはなかった。
一方のノリッジは同点を目指して積極的な姿勢を維持し、ユナイテッド陣内で試合を進めたものの、前半のようにデ・ヘアのゴールを脅かすことはできず。交代出場のJ・マーフィーが83分に思い切りの良いミドルを放ったのが目を引いた程度だった。
結局そのまま試合終了を迎え、ユナイテッドはリーグ4連勝。内容的はともかく、結果としては順調に勝ち点を重ね続けて年内の戦いを終えることになった。
提供:goal.com
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なぜ“ピンク”!? ノリッジがアウェイ側ドレッシングルームの壁を染め上げる奇策
▽2015-16シーズン以来、5シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を目指すノリッジが奇策に打って出たようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ▽ノリッジが打った奇策は、アウェイ側のドレッシングルームに仕掛けたもの。なんと、ドレッシングルームの壁を深いピンク色に染め上げたとのことだ。 ▽11日にノリッジと対戦したWBAは、ツイッターにドレッシングルームの様子を投稿。その写真では、選手のユニフォームがキレイに並べられているが、背景の壁やベンチが全てピンクに染まっているものだった。 ▽ノリッジがアウェイ側のドレッシングルームをピンクにした理由は、「テストステロンの低下」だそうだ。テストステロンは、男性ホルモンの一種で、攻撃性を高めることに作用することがあるとされている。つまり、ノリッジは相手チームの“攻撃性”を試合前に下げてしまおうと考えたとのことだ。 ▽この事例は、アメリカのアイオワ大学のアメリカンフットボールチームも採用していたことがあり、一部の刑務所でもピンク色にして、受刑者の攻撃性を下げているところがあるようだ。 ▽ノリッジは、今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で1試合、EFLカップで1試合ホームゲームを行っている。リーグ戦のWBA戦は、粘りを見せながらも3-4で敗戦。EFLカップのスティブネイジ戦は3-1で勝利しているが、相手はリーグ2(4部)のクラブであり、ピンク色に染めた効果が出ているかは、現時点でははっきりしない。 ▽開幕3試合で1分け2敗と結果が出ていなく、20位に位置しているノリッジ。ちなみに、昨シーズンのホームゲームの成績は10勝3分け10敗の五分だった。果たして、シーズン終了時のホームゲームでの勝率がどうなっているのか、ピンク色に染めた効果にも注目だ。 2018.08.21 14:40 Tue3