カリアリ移籍に満足のアダン

2013.12.18 21:06 Wed
昨夏にレアル・マドリーを退団し、11月にカリアリ移籍を決定したスペイン人GKアントニオ・アダンが、移籍に満足感をあらわにしている。

2014年までマドリーとの契約を残していたアダンは出場機会を求めて移籍を決断し、この夏に契約を解消した。その後、マラガで数週間にわたって個人練習に励み、先月セリエA移籍が正式に決まっている。

アダンはスペイン『マルカ』のインタビューに答え、移籍の経緯を語った。

「多くの選択肢があったのは確かだね。7つか8つのクラブがあった。僕はマドリーとの契約を1年残していたんだけど、契約を解除してフリーになるための交渉を続けていた」

「スペイン、ロシア、ポルトガルからもオファーがあったけど、カリアリを選んだよ。自分のキャリアを続けるために理想的なクラブだと思ったからね。ここではプレーできる可能性があり、それが僕にとって最も大事なことなんだ。チャンスを与えてくれた会長に感謝したい」

昨季の中盤には、マドリーでスペイン代表GKイケル・カシージャスに代わって定位置を任されたアダン。ジョゼ・モウリーニョ前監督はアダンへの信頼を強調していたが、カシージャスが負傷した際には冬の移籍市場でセビージャからスペイン人GKディエゴ・ロペスを獲得した。

「モウリーニョが僕を利用した? そうは思わないよ。でも、そのテーマは僕が触れたくないテーマだ」

「僕は監督が要求したときに、出場しただけ。そのことについては、彼とも話さなければいけないんじゃないかな。その質問にどう答えるかを見てみないといけないね」

マドリーで続くD・ロペスとカシージャスの定位置争いに関しては、以下のように話している。

「D・ロペスは偉大なGKだ。だけど、議論は常にあるだろう。カシージャスは、ここ5年間世界最高のGKであり続けたわけだから」

「カシージャスは今でも(バルセロナのスペイン代表GKビクトール・)バルデスより優れていると思う。でも、2人の違いは、バルデスが見せているような継続性を現在のカシージャスが見せることができていないということだ。1カ月に1回のプレーで、それを評価するのは難しいけれどね。いずれにせよ、どちらも世界有数のGKだ」
提供:goal.com

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