独紙評価:敗戦も長谷部&清武は及第点
2013.11.12 08:05 Tue
9日に行われたブンデスリーガ第12節でニュルンベルクは敵地でボルシアMGと対戦し、1ー3で敗れた。先制点をアシストしたMF清武弘嗣は、長谷部誠とともにフル出場。チームの未勝利は続いているが、ドイツメディアは内容が向上したことを評価している。
前節のフライブルク戦に続き、ボルシアパークでも長い間、内容が勝っていたニュルンベルク。高い位置でのプレスが効き、60分あたりまでボルシアMGに主導権を譲らなかった。しかし、不運な判定に悩まされたほかにも、センターバックの負傷交代が響き、最後の20分で3失点を喫している。
それでもメディアは、ニュルンベルクのプレーを評価しているようだ。『ビルト』では勝利したボルシアMGの平均点が3.64だったのに対し、ニュルンベルクは3.42だった。同紙は、長谷部のプレーには3と及第点、スルーパスでアシストを記録した清武には4をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
一方『キッカー』のチーム平均点でもニュルンベルクが3.4とボルシアMGの3.5をわずかながら上回っている。同紙は長谷部と清武に3と2位タイの採点をつけた。
地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』でも長谷部のパフォーマンスに対する評価は3だった。次のとおりの寸評を掲載している。
「目立たないが、キープ力を備える貴重なプレー拠点で、『安定軸』でもあった。時折、もう少しエネルギッシュに取り掛かっても良いかもしれない」
『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、清武のプレーにも3をつけ、以下のようにコメントした。
「ついにプレーを楽しむ姿勢を見せた。1-0の演出に限らず、賢いパスの出し手として輝きを放っていた。自らより意欲的にフィニッシュに持ち込むべき」
開幕12試合勝ちなしのニュルンベルクは最下位に転落。次節はホームにヴォルフスブルクを迎える。
提供:goal.com
前節のフライブルク戦に続き、ボルシアパークでも長い間、内容が勝っていたニュルンベルク。高い位置でのプレスが効き、60分あたりまでボルシアMGに主導権を譲らなかった。しかし、不運な判定に悩まされたほかにも、センターバックの負傷交代が響き、最後の20分で3失点を喫している。
それでもメディアは、ニュルンベルクのプレーを評価しているようだ。『ビルト』では勝利したボルシアMGの平均点が3.64だったのに対し、ニュルンベルクは3.42だった。同紙は、長谷部のプレーには3と及第点、スルーパスでアシストを記録した清武には4をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
一方『キッカー』のチーム平均点でもニュルンベルクが3.4とボルシアMGの3.5をわずかながら上回っている。同紙は長谷部と清武に3と2位タイの採点をつけた。
地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』でも長谷部のパフォーマンスに対する評価は3だった。次のとおりの寸評を掲載している。
「目立たないが、キープ力を備える貴重なプレー拠点で、『安定軸』でもあった。時折、もう少しエネルギッシュに取り掛かっても良いかもしれない」
『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』は、清武のプレーにも3をつけ、以下のようにコメントした。
「ついにプレーを楽しむ姿勢を見せた。1-0の演出に限らず、賢いパスの出し手として輝きを放っていた。自らより意欲的にフィニッシュに持ち込むべき」
開幕12試合勝ちなしのニュルンベルクは最下位に転落。次節はホームにヴォルフスブルクを迎える。
提供:goal.com
PR
ニュルンベルクの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ニュルンベルクの人気記事ランキング
1
「3回も説明したが」奥抜侃志にクローゼ監督が厳しい言葉、途中出場ながら途中交代に「サッカーでの究極の罰」と現地紙
ニュルンベルクのMF奥抜侃志が、ミロスラフ・クローゼ監督から叱責を受けることとなった。ドイツ『ビルト』が伝えた。 昨シーズンからニュルンベルクでプレーしている奥抜。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の開幕戦から3試合連続で出場。開幕戦のカールスルーエ戦では1ゴール1アシストの活躍を見せていた。 その奥抜は25日に行われた第3節のダルムシュタット戦ではベンチスタート。1-0で迎えたハーフタイムに途中出場。しかし、見せ場なく88分に途中交代させられていた。 試合後、クローゼ監督は奥抜の途中交代について質問され、パフォーマンスに問題があったとした。 「深くまで走るべきではない。彼のクオリティはボールを持った時にある。私は3回も説明した。もう一度冷静に説明する必要があるかもしれない」 『ビルト』も「途中出場ながら交代させられること、それはサッカーにおける究極の罰」とも伝えており、流れを変えるために入れられながらケガなどではなく下げられたことを指摘した。 クローゼ監督の再三の指示があった中、その戦い方ができていなかったと指摘されてしまった奥抜。言葉が通じなかった可能性も考えられるが、トレーニングでのクローゼ監督からの細かい指導で、修正して期待に応えることはできるだろうか。 2024.08.27 21:40 Tue2
フランクフルトが左WBの主力となったU-21ドイツ代表ブラウンと2030年まで契約延長
フランクフルトは27日、U-21ドイツ代表DFナタニエル・ブラウン(21)との契約を2030年6月まで延長したことを発表した。これまでの契約から1年更新した格好だ。 アメリカ人の父を持つドイツ出身のブラウンは、ニュルンベルクでプロキャリアをスタート。今季よりフランクフルトに加入し、第9節でスタメンのチャンスを掴むと、そこからブンデスリーガ15試合に出場、3ゴール5アシストと活躍し、3位と躍進しているチームの主軸左ウイングバックとして存在感を高めている。 アメリカ国籍を持つものの、世代別代表ではU-21ドイツ代表を選択している。 2025.02.28 11:30 Fri3
林大地の今季が終了、日本で手術へ…アキレス腱のケガからの復帰戦でヒザ負傷
ヒザの負傷で再離脱したニュルンベルクのFW林大地(26)だが、一足先にシーズンが終了してしまった。 シント=トロイデンからレンタル移籍でニュルンベルクに加入した林。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うクラブでは得点源として期待されていた。 開幕から出番を得ると、2試合連続でアシストを記録するなど好スタートを切った林。その後、アキレス腱の問題を抱えて1カ月ほど離脱したが、復帰後にリーグ戦初ゴールを記録。途中出場が多い中で出番を得ていた。 しかし、年明けに負傷。再びアキレス腱に問題を抱え3カ月の離脱に。それでも、4月28日に行われた第31節のカールスルーエ戦で先発復帰を果たしていたが、再びヒザの負傷で離脱することとなっていた。 ニュルンベルクは6日、林に関して手術を受けることを発表。復帰したカールスルーエ戦でヒザを負傷したとのことで、日本で関節内遊離体を切除する手術を受けるという。 シント=トロイデンからのレンタル期間も6月末で終了。手術からの復帰は来季にもかかる可能性があり、シント=トロイデンとの契約自体も2025年夏までとなっている状況。Jリーグへの復帰も含め、今夏に売却される可能性もありそうだ。 ニュルンベルクでは今シーズンの2.ブンデスリーガで14試合に出場し2ゴール2アシストに終わっていた。 2024.05.08 15:50 Wed4