独紙評価:酒井宏は各紙でチーム最高タイ
2013.11.05 04:04 Tue
3日に行われたブンデスリーガ第11節でハノーファーは敵地でブレーメンと対戦し、2-3で敗れた。右サイドバックとして87分までプレーした酒井宏樹はこの一戦で、29メートルの距離から豪快なゴールを決め、ドイツメディアから上々の評価を受けている。
今シーズン、アウェイで獲得した得点も勝ち点もゼロのハノーファー。PKで先制点に成功しながらも38分には逆転を許した。しかしその3分後には酒井宏が相手がクリアしたボールを思い切ってシュート。無回転気味のボールは相手GKの頭上を越え、見事ゴールネットに突き刺さった。
試合は振り出しに戻ったが、終盤にはブレーメンが勝ち越しに成功したため、ハノーファーはまたも勝ち点を得られず。酒井宏のドイツ初ゴールは、結果につながらなかった。
しかし、やはり得点者の評価は上々だった。チーム平均点は4.15と低かった『ビルト』は、酒井宏のプレーにはGKロン=ロベルト・ツィーラーと並んでチーム最高タイの3をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
チーム平均点が3.8の『キッカー』では、ツィーラーのほか、MFレオン・アンドレアセン、ラルス・シュティンドルらと最高タイの3に並んだ。
また、『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』は酒井宏のパフォーマンスに2.5をつけている。チーム平均点は3.8だった同紙による評価でも、ツィーラーとともにチームベストだった。次のように寸評を記している。
「2-2の同点弾はブンデスリーガでの初ゴールで、とても美しかった。ミドルシュートがクロスバーの下に突き刺した際、ブレーメンGKセバスティアン・ミーリッツがあまり良い姿を見せていない」
11位に後退したハノーファーは次節、ホームにブラウンシュヴァイクを迎える。真の「ニーダーザクセンダービー」と見られる一戦だ。
提供:goal.com
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しかし、やはり得点者の評価は上々だった。チーム平均点は4.15と低かった『ビルト』は、酒井宏のプレーにはGKロン=ロベルト・ツィーラーと並んでチーム最高タイの3をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
チーム平均点が3.8の『キッカー』では、ツィーラーのほか、MFレオン・アンドレアセン、ラルス・シュティンドルらと最高タイの3に並んだ。
また、『ハノーファーシェ・アルゲマイネ』は酒井宏のパフォーマンスに2.5をつけている。チーム平均点は3.8だった同紙による評価でも、ツィーラーとともにチームベストだった。次のように寸評を記している。
「2-2の同点弾はブンデスリーガでの初ゴールで、とても美しかった。ミドルシュートがクロスバーの下に突き刺した際、ブレーメンGKセバスティアン・ミーリッツがあまり良い姿を見せていない」
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