ハノーファー監督、酒井宏の得点は「ドリームゴール」
2013.11.04 13:12 Mon
ハノーファーは3日、ブンデスリーガ第11節でブレーメンと対戦し、敵地で2-3と敗れた。ミルコ・スロムカ監督は、この試合でブンデスリーガ初得点を挙げたDF酒井宏樹のゴールを「ドリームゴール」と称している。
20分にMFシャボルツ・フシュティのPKで先制したハノーファーは、25分のMFアーロン・ハントのPKと、39分のMFセドリク・マキアディのゴールで逆転を許してしまう。だがその2分後、ハノーファーは酒井の豪快な右足シュートで再び試合を振り出しに戻した。
しかし、タイスコアのまま迎えた終盤の86分、ハノーファーはセットプレーから決勝点を許してしまう。FKの場面で、サンチャゴ・ガルシアにゴール前の混戦から決められた。
今季、アウェイでの4試合すべてを無得点で落としていたハノーファーは、ようやく2得点こそ挙げたものの、勝ち点を得ることはできなかった。
敗北に終わっただけに、スロムカ監督は試合後、もちろん落胆を表している。試合を振り返る中で酒井のゴールにも触れつつ、このように語った。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。
「私は、我々が勝ち点1にふさわしかったと思う。前半のPK判定には両方とも疑問はなかったと思うよ。それからブレーメンが2-1としたが、我々はドリームゴールで追いついた。宏樹にとって、本当に良かったと思う」
「数多く与えてしまったセットプレーからブレーメンの決勝点が生まれたね。調子が良くないと、終盤にこのような失点をするし、逆になかなか ゴールを決めることができないものだ。前節に比べて、チームは良いプレーを見せたが、残念ながら結果がついて来なかった」
提供:goal.com
20分にMFシャボルツ・フシュティのPKで先制したハノーファーは、25分のMFアーロン・ハントのPKと、39分のMFセドリク・マキアディのゴールで逆転を許してしまう。だがその2分後、ハノーファーは酒井の豪快な右足シュートで再び試合を振り出しに戻した。
しかし、タイスコアのまま迎えた終盤の86分、ハノーファーはセットプレーから決勝点を許してしまう。FKの場面で、サンチャゴ・ガルシアにゴール前の混戦から決められた。
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敗北に終わっただけに、スロムカ監督は試合後、もちろん落胆を表している。試合を振り返る中で酒井のゴールにも触れつつ、このように語った。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。
「私は、我々が勝ち点1にふさわしかったと思う。前半のPK判定には両方とも疑問はなかったと思うよ。それからブレーメンが2-1としたが、我々はドリームゴールで追いついた。宏樹にとって、本当に良かったと思う」
「数多く与えてしまったセットプレーからブレーメンの決勝点が生まれたね。調子が良くないと、終盤にこのような失点をするし、逆になかなか ゴールを決めることができないものだ。前節に比べて、チームは良いプレーを見せたが、残念ながら結果がついて来なかった」
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