シティがノリッジを粉砕 大量7得点で圧勝《プレミアリーグ》

2日に行われたプレミアリーグ第10節、マンチェスター・シティvsノリッジ・シティは、7-0でホームのマンチェスター・シティが勝利を収めた。

シティのペジェグリーニ監督は、前節チェルシー戦で終了間際に致命的なミスを犯したGKハートをベンチに置き、ミッドウィークのキャピタル・ワン・カップでも好セーブを見せたGKパンティリモンを先発で起用した。

アグエロとネグレドが前線でコンビを組むシティは、立ち上がりからボールを保持して試合を支配する。最初の絶好機は15分、左サイドからナスリがシルバとのパス交換でペナルティーエリア内へ。相手DFもかわしたナスリが左足でシュートを放つが、これはポストを叩いた。

その直後、シティが均衡を破る。クリシの折り返しをエリア内で受けたシルバのシュートが、相手DFに当たってこぼれ球となり、これにアグエロが反応。反転しながらシュートすると、ボールは再びノリッジDF2人に当たり、跳ね返った形でGKルディの頭上を越えてそのままゴールインした。

先制したシティは、20分にすぐさまリードを広げる。中盤からのナスリのフィードに、オフサイドラインを破ったアグエロが反応。巧みなトラップで一気にペナルティーエリア内に侵入すると、タメをつくって落とす。走り込んだシルバの左足シュートが、ルディの手を弾いてネットを揺らした。

2点差としたシティは、さらに勢いを増す。25分、ナスリのCKにナスタシッチが頭であわせ、あっさりと3点目を奪う。

36分には、ヤヤ・トゥーレのスルーパスから、アグエロが深い位置を突き、見事なトラップから中央へ。これにネグレドがあわせて4-0とした。アグエロがオフサイドポジションかと思われたが、審判のホイッスルは鳴らず。シティが前半だけで4点をリードし、ハーフタイムを迎えた。

後半からノリッジはエルマンデル、18歳のJ･マーフィーを投入。J･マーフィーはプレミアリーグデビューとなった。一方のシティも、軽い打撲を負った様子のネグレドを下げ、ゼコをピッチに送る。

54分、デミチェリスが低い位置でボールロストしたところから、エルマンデルにあわやという場面を許したシティだが、シュートが枠をとらえずに事なきを得る。直後の55分には、サバレタの突破からナスリのシュートがルディを襲う。こぼれ球にアグエロが反応したが、枠をとらえられなかった。

それでも、シティは後半もゴールを積み重ねる。60分にはヤヤ・トゥーレが直接FKで5点目を奪取。71分には、左サイドで粘りを見せたシルバがクロスを入れると、相手DFのクリアミスをアグエロが直接ボレーで叩き込み、6-0とした。

その後も途中出場のヘスス・ナバスや、デミチェリスにゴールチャンスがあったシティは、86分にJ・ナバスのアシストからゼコが7点目。注目のパンティリモンはほとんど出番がなく、時折訪れた仕事場面は確実に処理。リーグ戦では9月14日のストーク・シティ戦以来となるクリーンシートで、今季6勝目を飾った。シティは暫定で4位に浮上している。


提供:goal.com