インテル、ラツィオに敗れて来季EL出場が消滅《セリエA》
2013.05.09 07:28 Thu
8日に行われたセリエA第36節、インテルvsラツィオの一戦は、1ー3でホームのインテルが敗れた。
リーグ戦ここ5試合で1勝4敗と、欧州カップ戦の出場権獲得から遠ざかっているインテルは、ひざに問題を抱えているDFアンドレア・ラノッキアが先発。前線には元ラツィオ主将のFWトンマーゾ・ロッキが入り、前節ボローニャ戦で6ー0の圧勝を飾ったラツィオとのゲームに臨んだ。
試合前、インテルのゴール裏では、モラッティ会長に対する質問の横断幕が12個も掲げられ、不振が続くクラブへの苛立ちをのぞかせた。サポーターの気持ちが届いたのか、インテルは序盤からアグレッシブな姿勢を見せる。開始2分でMFリカルド・アルバレスが強烈なシュートを放ち、早い時間からゴールを目指す。
さらに、インテルの攻撃にアクセントをつけたのはMFマテオ・コバチッチ。低い位置から勢いに乗ったドリブルでラツィオを苦しめ、10分にロッキの好機を演出するなど、チャンスを演出する。
しかし、先制点を決めたのはアウェイのラツィオだった。22分、右サイドからMFアントニオ・カンドレーバがクロスを入れると、前に出たGKサミール・ハンダノビッチが触ることができない。そして、このボールがDFファン・ジェススと競ったFWセルジオ・フロッカーリに当たり、無人のゴールへ転がり込んだ。
負傷者の一部が帰り始めたインテルだが、この日も無傷では終われない。28分、DFジョナタンが右肩を押さえてピッチに倒れ込むと、担架で運ばれて負傷交代。右サイドバックには、本来中盤のMFマルコ・ベナッシが投入される。
予期せぬトラブルに見舞われたインテルは、前半残りの15分で好機をつくった。33分、左からのDFアルバロ・ペレイラのクロスにファーサイドでリカルド・アルバレスが合わせて同点とすると、その後も逆転弾のチャンスが続く。
36分、ロッキのシュートがGKフェデリコ・マルケッティのファインセーブに阻まれると、42分には左サイドを突破してMFグアリンがクロス。ニアサイドでロッキがスルーし、MFエステバン・カンビアッソがつぶれ、リカルド・アルバレスに2点目の絶好機が訪れるも、シュートはバーの上へ。アディショナルタイムにもグアリンのクロスからゴール前で混戦になるが、2点目は決まらない。
すると、ラツィオが最高の形で前半を終える。カンドレーバのパスをボックス内右で受けたフロッカーリが転倒すると、主審は笛を吹くのをためらったが、追加副審がファウルとジャッジ。このPKをMFエルナネスが決めて、ラツィオが1点リードで折り返す。
後半は1点を追うインテルが押し続ける。グアリンの右足がこの日は当たりが良く、強烈なミドルシュートがラツィオの脅威となった。53分にはラノッキアが負傷し、インテルはこの日2枚目のカードをまたもやトラブルで切ることになる。それでもインテルがプッシュした。
後半スタート時にDFミカエル・シアニに代えてDFアンドレ・ディアスを送り込んだラツィオは、60分にMFアルバロ・ゴンサレスとMFオジェニ・オナジを入れて交代枠を使い切るが、それでもインテルに攻め込まれる。
インテルは70分、ボックス内でグアリンがDFロリク・サナに倒されてPKを獲得。しかし、この大事なチャンスを任されたリカルド・アルバレスは軸足を滑らせて、シュートはクロスバーの上へ。最高のチャンスを逃す。
すると76分にジュゼッペ・メアッツァが静まりかえった。ラツィオは途中出場のオナジがロングシュートを試みると、強烈なボールがゴール右上に突き刺さり3ー1。試合をほぼ決定づけた。
80分、インテルはMFズドラフコ・クズマノビッチを下げて若手のMFルカ・ガッリターノを投入したが、2点差にされる前の勢いは残っていない。アディショナルタイムにはロッキにビッグチャンスが訪れたが、鋭いシュートはGKに正面で止められ、最後まで2点目は決まらなかった。
1ー3でホームゲームを落としたインテルは、他会場の結果、来シーズンのEL出場権を獲得する可能性が消滅。来季は欧州の舞台から姿を消すこととなった。
提供:goal.com
リーグ戦ここ5試合で1勝4敗と、欧州カップ戦の出場権獲得から遠ざかっているインテルは、ひざに問題を抱えているDFアンドレア・ラノッキアが先発。前線には元ラツィオ主将のFWトンマーゾ・ロッキが入り、前節ボローニャ戦で6ー0の圧勝を飾ったラツィオとのゲームに臨んだ。
試合前、インテルのゴール裏では、モラッティ会長に対する質問の横断幕が12個も掲げられ、不振が続くクラブへの苛立ちをのぞかせた。サポーターの気持ちが届いたのか、インテルは序盤からアグレッシブな姿勢を見せる。開始2分でMFリカルド・アルバレスが強烈なシュートを放ち、早い時間からゴールを目指す。
さらに、インテルの攻撃にアクセントをつけたのはMFマテオ・コバチッチ。低い位置から勢いに乗ったドリブルでラツィオを苦しめ、10分にロッキの好機を演出するなど、チャンスを演出する。
しかし、先制点を決めたのはアウェイのラツィオだった。22分、右サイドからMFアントニオ・カンドレーバがクロスを入れると、前に出たGKサミール・ハンダノビッチが触ることができない。そして、このボールがDFファン・ジェススと競ったFWセルジオ・フロッカーリに当たり、無人のゴールへ転がり込んだ。
負傷者の一部が帰り始めたインテルだが、この日も無傷では終われない。28分、DFジョナタンが右肩を押さえてピッチに倒れ込むと、担架で運ばれて負傷交代。右サイドバックには、本来中盤のMFマルコ・ベナッシが投入される。
予期せぬトラブルに見舞われたインテルは、前半残りの15分で好機をつくった。33分、左からのDFアルバロ・ペレイラのクロスにファーサイドでリカルド・アルバレスが合わせて同点とすると、その後も逆転弾のチャンスが続く。
36分、ロッキのシュートがGKフェデリコ・マルケッティのファインセーブに阻まれると、42分には左サイドを突破してMFグアリンがクロス。ニアサイドでロッキがスルーし、MFエステバン・カンビアッソがつぶれ、リカルド・アルバレスに2点目の絶好機が訪れるも、シュートはバーの上へ。アディショナルタイムにもグアリンのクロスからゴール前で混戦になるが、2点目は決まらない。
すると、ラツィオが最高の形で前半を終える。カンドレーバのパスをボックス内右で受けたフロッカーリが転倒すると、主審は笛を吹くのをためらったが、追加副審がファウルとジャッジ。このPKをMFエルナネスが決めて、ラツィオが1点リードで折り返す。
後半は1点を追うインテルが押し続ける。グアリンの右足がこの日は当たりが良く、強烈なミドルシュートがラツィオの脅威となった。53分にはラノッキアが負傷し、インテルはこの日2枚目のカードをまたもやトラブルで切ることになる。それでもインテルがプッシュした。
後半スタート時にDFミカエル・シアニに代えてDFアンドレ・ディアスを送り込んだラツィオは、60分にMFアルバロ・ゴンサレスとMFオジェニ・オナジを入れて交代枠を使い切るが、それでもインテルに攻め込まれる。
インテルは70分、ボックス内でグアリンがDFロリク・サナに倒されてPKを獲得。しかし、この大事なチャンスを任されたリカルド・アルバレスは軸足を滑らせて、シュートはクロスバーの上へ。最高のチャンスを逃す。
すると76分にジュゼッペ・メアッツァが静まりかえった。ラツィオは途中出場のオナジがロングシュートを試みると、強烈なボールがゴール右上に突き刺さり3ー1。試合をほぼ決定づけた。
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1ー3でホームゲームを落としたインテルは、他会場の結果、来シーズンのEL出場権を獲得する可能性が消滅。来季は欧州の舞台から姿を消すこととなった。
提供:goal.com
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かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>— UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue3
38歳になっても“神”は衰え知らず…イブラヒモビッチが歴代クラブで決めた数々の“神ゴール”
今年1月に8年ぶりにミランに復帰した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。38歳でもその得点能力は衰えず、これまで多くのビッグクラブでゴールを量産している。 母国のマルメで育ったイブラヒモビッチは、本人によると幼少期は小柄であり、ドリブラーとしてプレーしていたため、長身ながら足元にも秀でる現在のスタイルが完成したという。 少年時代から、6点ビハインドから途中出場して9ゴールを奪い勝利をもたらすなど、破天荒な伝説を残している。 母国リーグで活躍したイブラヒモビッチは、新天地にアヤックスを選びマルコ・ファン・バステン氏やパトリック・クライファート氏らが身に着けた背番号9を継承。入団後は印象的なゴールを多く決め“ファン・バステン2世”と称されるようになったが、2004年にユベントス、2006年にインテルと渡り歩き個人でセリエA5連覇を経験する頃には“ズラタン・イブラヒモビッチ1世”と認識されるようになっていった。 また、バルセロナ時代でプレーした2009-10シーズンには、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)の下で不遇を味わったものの、公式戦45試合21ゴール13アシストをマーク。その後、ミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシーと世界各国でプレーした中で、どのクラブでも衝撃的なゴールをサポーターにプレゼントしている。 今回はイブラヒモビッチがその名を世界レベルに知らしめたアヤックス時代以降の、彼のベストゴールを所属チーム別にご紹介する。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJicjJETUlISiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> <span class="paragraph-title">◆アヤックス時代(2001.7-2004.8)</span> 母国リーグで活躍したイブラヒモビッチは、新天地にアヤックスを選びマルコ・ファン・バステン氏やパトリック・クライファート氏らが身に着けた背番号9を継承。入団後は印象的なゴールを多く決め“ファン・バステン2世”と称されるようになった。在籍3年間で公式戦110試合に出場し66ゴールを決めた。 <span class="paragraph-title">◆ユベントス時代(2004.8-2006.8)</span> 2004年にユベントスへ移籍。在籍2年間で公式戦92試合に出場し26ゴールを記録、チームのセリエA2連覇に貢献した。 <span class="paragraph-title">◆インテル時代(2006.8-2009.7)</span> ユベントスがカルチョ・スキャンダルで降格したことで、2006年にインテルへ移籍。公式戦117試合に66ゴールを決めた。ここでもセリエAを連覇し、個人でセリエA5連覇を達成した。 <span class="paragraph-title">◆バルセロナ時代(2009.7-2010.8)</span> バルセロナでプレーした2009-10シーズンには、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)との確執もあったものの、公式戦45試合21ゴール13アシストをマークした。 <span class="paragraph-title">◆ミラン時代(2010.8-2012.7)</span> わずか1年でセリエAへ復帰する。ミランでも1年目から主力として活躍すると、ミランに7年ぶりのスクデットをもたらした。しかし、2シーズン目はユベントスにスクデットを奪われ、アヤックス時代から続いていた自身の国内リーグ連続優勝記録が8年で途切れた。 <span class="paragraph-title">◆パリ・サンジェルマン時代(2012.7-2016.7)</span> 2012年夏にミランからPSGへ移籍したイブラヒモビッチは、在籍4年間で公式戦122試合に出場して113ゴールをマーク。リーグ・アン4連覇に貢献し、得点王にも3度輝いた。 <span class="paragraph-title">◆マンチェスター・ユナイテッド時代(2016.7-2018.3)</span> インテル時代の恩師、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いていた2016年に初めてのプレミアリーグ挑戦となった。2018年にかけて在籍した際に公式戦53試合29得点10アシストの数字を残した。 <span class="paragraph-title">◆ロサンゼルス・ギャラクシー時代(2018.3-2020.1)</span> 2018年3月にマンチェスター・ユナイテッドからLAギャラクシーに加入したイブラヒモビッチ。38歳になってもその得点力は衰えを見せず、在籍2シーズンに亘って公式戦58試合53ゴール15アシストとハイペースに得点を積み重ねた。 <span class="paragraph-title">◆ミラン時代(2020.1-)</span> 今年1月に、半年契約でロサンゼルス・ギャラクシーから古巣ミランに加入。復帰後はセリエAで8試合に出場し3ゴール1アシストを記録。戦力としてまだまだ計算できる結果を残している。 2020.05.25 21:05 Mon4
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed5
