海外組まとめ:長友・吉田が大きな勝利に貢献、永井が欧州デビュー
2013.02.11 10:28 Mon
イタリアでは、3試合白星がなくミランにも並ばれていたインテルがホームでキエーボと対戦。先発フル出場を果たした日本代表DF長友佑都は左サイドから頻繁に攻撃参加し、自らもゴールを狙ってゴール前に抜け出すプレーを見せるなど、積極的な動きで3-1の勝利に貢献した。
イングランドでは首位マンチェスター・ユナイテッドがエバートンに2-0で勝利。前日の試合で2位マンチェスター・シティが敗れていたため勝ち点差は12に広がった。マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司は日本代表の試合による帰国の影響もあるためか、この試合にはベンチ入りしなかった。
シティを3-1で破る快挙を演じてみせたサウサンプトンでは、日本代表DF吉田麻也がリーグ戦22試合連続となるスタメンでフル出場。マンチェスター・シティ所属のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロやボスニアヘルツェゴビナ代表エディン・ゼコらの強力な攻撃陣を相手に好守を見せ、今季の優勝争いの結果を完全に決めたとも言える勝利に貢献した。サウサンプトンのFW李忠成は3試合連続のベンチ入りながらも、今回もプレミアデビューの機会は訪れなかった。
ケガによる長期離脱中のウィガン所属FW宮市亮は、まもなく全体練習に復帰する見通しとなっている。チームは土曜日のチェルシー戦に1-4で敗れ、19位と苦しい状況が続く。
ドイツ・ブンデスリーガでは4位フランクフルトと14位ニュルンベルクが対戦し、MF乾貴士とMF清武弘嗣の日本代表2選手がともに先発出場。攻撃面で結果を出している両選手の対戦に期待は高かったが、結果はスコアレスドローに終わっている。乾は試合後に「点が入る匂いが全然しなかった」と不満をもらしている。ニュルンベルクに今冬加入したMF金崎夢生は前節に続いてベンチ入りしたが出場せず、デビューはまたしてもお預けとなった。
シュツットガルト対ブレーメンの試合では日本代表DF酒井高徳が右サイドバックでフル出場。献身的な守備や、攻撃に変化をつけるプレーなどで健闘していたが、結果は1-4の大敗に終わった。後半33分から投入された日本代表FW岡崎慎司も反撃のきっかけとなることはできなかった。
ハノーファー対ホッフェンハイムの一戦では、ホッフェンハイムに所属するMF宇佐美貴史がスタメン出場。ドリブルで相手2人をかわしてシュートに持ち込むなど存在感を見せたがゴールを奪うことはできず、後半17分にベンチへと退いた。ハノーファーの日本代表DF酒井宏樹はベンチ入りしたが出場せず。試合は1-0でハノーファーの勝利に終わっている。
ヴォルフスブルクがアウェイでグロイター・フュルトを下した試合では、1-0でリードした後半23分に日本代表MF長谷部誠が交代出場。そのまま逃げ切っての勝利に貢献した。
シャルケの日本代表DF内田篤人は首位バイエルンとの試合を欠場。チームは0-4の完敗を喫し、10位まで大幅に順位を落としている。バイエルンは2位ドルトムントとの勝ち点差を15にまで広げた。
金曜日に行われたボルシアMG対レバークーゼンの試合では、レバークーゼンが3-2でリードした後半35分に日本代表MF細貝萌が交代出場。3試合ぶりの出場となったが、その後同点ゴールを奪われたレバークーゼンは3-3のドローに終わっている。
デュッセルドルフFW大前元紀は日曜日のフライブルク戦でベンチ入りしたが、前節に続いて出場なしに終わった。
エールディビジではフィテッセがホームで首位PSVと対戦。アフリカネーションズ杯から戻ってきたボニー・ウィルフリードがスタメンに復帰し、前節ゴールを決めていたFWハーフナーマイクはベンチスタートとなった。0-1でリードされた後半23分に投入されたハーフナーは、FKからの競り合いの中でファウルを誘ってPKを獲得。これをボニーが決めて同点とした。その後PSVに勝ち越しを許したが、終了間際にはボニーが再び決めて2-2のドロー。フィテッセのDF安田理大はベンチ入りしたが、第3節以来出場のない状況が続いている。
VVVがヘーレンフェーンと対戦した試合では、FWカレン・ロバートが3試合ぶりに先発に復帰してフル出場。先週日本代表デビューを果たしたFW大津祐樹は終盤の後半43分からの出場に留まった。試合はVVVが2点を先行しながらも追いつかれ、引き分けに終わっている。
ユトレヒトに所属するMF高木善朗はNEC戦にベンチ入りせず。3連勝と好調だったユトレヒトだが、ホームで0-3の大敗を喫した。
ベルギーではスタンダール・リエージュがホームでモンスと対戦。日本代表GK川島永嗣は26試合連続のフル出場を果たしたが、前半18分にDFが不用意なバックパスを返そうとしたプレーから失点を喫し、そのまま0-1の敗戦に終わった。移籍後初のベンチ入りとなったFW永井謙佑は後半33分に投入されて欧州デビューを果たしたが、特に見せ場が訪れることはなかった。同クラブに所属するFW小野裕二はベンチ外となっている。
ギリシャではパナシナイコスMF梶山陽平がデビューから3試合連続のスタメン出場も、前半終了後に途中交代。クサンシに0-1で敗れたパナシナイコスは8位に順位を落としている。
ドイツ・ブンデスリーガ2部ではアーレンFW阿部拓馬が前節に続いてベンチ入りしたが、今回もデビューはならず。ドイツ2部のボーフムMF田坂祐介はベンチ入りしなかった。
欧州以外では、UAEのアス・ナスル所属のFW森本貴幸がACL予選の試合に先発出場。前半30分に相手DFの裏に抜け出して先制点を奪った。ウズベキスタンのロコモティフ・タシケントを3-2で破ったアル・ナスルはACL本戦の出場権を手に入れている。
イングランドでは首位マンチェスター・ユナイテッドがエバートンに2-0で勝利。前日の試合で2位マンチェスター・シティが敗れていたため勝ち点差は12に広がった。マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司は日本代表の試合による帰国の影響もあるためか、この試合にはベンチ入りしなかった。
シティを3-1で破る快挙を演じてみせたサウサンプトンでは、日本代表DF吉田麻也がリーグ戦22試合連続となるスタメンでフル出場。マンチェスター・シティ所属のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロやボスニアヘルツェゴビナ代表エディン・ゼコらの強力な攻撃陣を相手に好守を見せ、今季の優勝争いの結果を完全に決めたとも言える勝利に貢献した。サウサンプトンのFW李忠成は3試合連続のベンチ入りながらも、今回もプレミアデビューの機会は訪れなかった。
ケガによる長期離脱中のウィガン所属FW宮市亮は、まもなく全体練習に復帰する見通しとなっている。チームは土曜日のチェルシー戦に1-4で敗れ、19位と苦しい状況が続く。
ドイツ・ブンデスリーガでは4位フランクフルトと14位ニュルンベルクが対戦し、MF乾貴士とMF清武弘嗣の日本代表2選手がともに先発出場。攻撃面で結果を出している両選手の対戦に期待は高かったが、結果はスコアレスドローに終わっている。乾は試合後に「点が入る匂いが全然しなかった」と不満をもらしている。ニュルンベルクに今冬加入したMF金崎夢生は前節に続いてベンチ入りしたが出場せず、デビューはまたしてもお預けとなった。
シュツットガルト対ブレーメンの試合では日本代表DF酒井高徳が右サイドバックでフル出場。献身的な守備や、攻撃に変化をつけるプレーなどで健闘していたが、結果は1-4の大敗に終わった。後半33分から投入された日本代表FW岡崎慎司も反撃のきっかけとなることはできなかった。
ハノーファー対ホッフェンハイムの一戦では、ホッフェンハイムに所属するMF宇佐美貴史がスタメン出場。ドリブルで相手2人をかわしてシュートに持ち込むなど存在感を見せたがゴールを奪うことはできず、後半17分にベンチへと退いた。ハノーファーの日本代表DF酒井宏樹はベンチ入りしたが出場せず。試合は1-0でハノーファーの勝利に終わっている。
ヴォルフスブルクがアウェイでグロイター・フュルトを下した試合では、1-0でリードした後半23分に日本代表MF長谷部誠が交代出場。そのまま逃げ切っての勝利に貢献した。
シャルケの日本代表DF内田篤人は首位バイエルンとの試合を欠場。チームは0-4の完敗を喫し、10位まで大幅に順位を落としている。バイエルンは2位ドルトムントとの勝ち点差を15にまで広げた。
金曜日に行われたボルシアMG対レバークーゼンの試合では、レバークーゼンが3-2でリードした後半35分に日本代表MF細貝萌が交代出場。3試合ぶりの出場となったが、その後同点ゴールを奪われたレバークーゼンは3-3のドローに終わっている。
デュッセルドルフFW大前元紀は日曜日のフライブルク戦でベンチ入りしたが、前節に続いて出場なしに終わった。
エールディビジではフィテッセがホームで首位PSVと対戦。アフリカネーションズ杯から戻ってきたボニー・ウィルフリードがスタメンに復帰し、前節ゴールを決めていたFWハーフナーマイクはベンチスタートとなった。0-1でリードされた後半23分に投入されたハーフナーは、FKからの競り合いの中でファウルを誘ってPKを獲得。これをボニーが決めて同点とした。その後PSVに勝ち越しを許したが、終了間際にはボニーが再び決めて2-2のドロー。フィテッセのDF安田理大はベンチ入りしたが、第3節以来出場のない状況が続いている。
VVVがヘーレンフェーンと対戦した試合では、FWカレン・ロバートが3試合ぶりに先発に復帰してフル出場。先週日本代表デビューを果たしたFW大津祐樹は終盤の後半43分からの出場に留まった。試合はVVVが2点を先行しながらも追いつかれ、引き分けに終わっている。
ユトレヒトに所属するMF高木善朗はNEC戦にベンチ入りせず。3連勝と好調だったユトレヒトだが、ホームで0-3の大敗を喫した。
ベルギーではスタンダール・リエージュがホームでモンスと対戦。日本代表GK川島永嗣は26試合連続のフル出場を果たしたが、前半18分にDFが不用意なバックパスを返そうとしたプレーから失点を喫し、そのまま0-1の敗戦に終わった。移籍後初のベンチ入りとなったFW永井謙佑は後半33分に投入されて欧州デビューを果たしたが、特に見せ場が訪れることはなかった。同クラブに所属するFW小野裕二はベンチ外となっている。
ギリシャではパナシナイコスMF梶山陽平がデビューから3試合連続のスタメン出場も、前半終了後に途中交代。クサンシに0-1で敗れたパナシナイコスは8位に順位を落としている。
ドイツ・ブンデスリーガ2部ではアーレンFW阿部拓馬が前節に続いてベンチ入りしたが、今回もデビューはならず。ドイツ2部のボーフムMF田坂祐介はベンチ入りしなかった。
欧州以外では、UAEのアス・ナスル所属のFW森本貴幸がACL予選の試合に先発出場。前半30分に相手DFの裏に抜け出して先制点を奪った。ウズベキスタンのロコモティフ・タシケントを3-2で破ったアル・ナスルはACL本戦の出場権を手に入れている。
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