レーティング: チェルシー 1-1(PK4-3) フランクフルト《EL》
2019.05.10 06:59 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、チェルシーvsフランクフルトが9日に行われ、1-1で90分を終了した。この結果、2戦合計スコアが2-2となり、延長戦でも決着が付かずに迎えたPK戦を4-3で制したチェルシーが決勝に進出している。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽チェルシー採点
1 ケパ 6.5
120分の中で2本のファインセーブを見せ、PK戦では2本ストップ
DF
28 アスピリクエタ 5.5
コスティッチの突破を制限。クリステンセン負傷後はセンターバックでプレーも安定感を欠いた
27 A・クリステンセン 5.0
失点の場面では危機感が希薄だった
(→ザッパコスタ 5.5)
延長戦で好クリアを見せたが、クロスは合わなかった
失点の場面ではヨビッチに競り負けたが、延長戦にスーパークリアを見せた
33 エメルソン・パルミエリ 5.5
もっと攻撃に絡みたいところ
MF
17 コバチッチ 5.5
コスティッチの対応に腐心
5 ジョルジーニョ 5.5
前半はゲームを作ったが、後半以降は厳しかった
12 ロフタス=チーク 6.5
先制点を決め、攻撃を牽引
(→バークリ 5.0)
流れを変えられず、ボールへの関与も少なかった
FW
22 ウィリアン 5.0
守備を献身的に行うも攻撃面で物足りず
(→ペドロ 5.0)
試合に入れず
18 ジルー 5.0
際どいシュート1本放つも存在感がなかった
(→イグアイン 5.0)
ペドロ同様に試合に入れず
10 アザール 6.0
先制点をアシスト。前半はさすがのキープ力と突破力を発揮も後半は存在感が薄まった
監督
サッリ 5.5
乏しい内容だったが、何とかPK戦で決勝に勝ち上がった
▽フランクフルト採点
31 トラップ 5.5
やや不安定な面もあったが、何とか凌ぎ、PK戦では1本セーブ
DF
19 アブラアム 5.5
前半はアザールに対応できていなかったが、後半は修正した
13 ヒンテレッガー 6.0
PK失敗もジルーにしっかり対応していた
3 ファレット 5.5
時間の経過とともに安定感を増していった
MF
24 ダ・コスタ 5.5
運動量落ちずに戦い抜いた。惜しいボレーシュートを1本放つ
17 ローデ 5.5
ロフタス=チークに裏を取られて失点に関与も、後半は持ち直した
(→デ・グズマン 5.5)
堅実なプレーに徹した
20 長谷部誠 6.0
バックラインに下がってビルドアップに参加。ゴールにも関与し、ゴールライン上での好クリアも見せた
11 ガシノビッチ 6.0
よく動き回り、ヨビッチのゴールをアシスト
(→パシエンシア -)
10 コスティッチ 5.5
複数人に対応され、持ち味の突破はなかなか見られなかったが、延長戦でビッグチャンス演出
FW
4 レビッチ 5.0
出場停止明け。本来の馬力ある突破は見られず
(→アラー 6.0)
負傷明け。2つ決定機に絡んだ
8 ヨビッチ 6.5
消えている時間も多かったが、さすがの決定力を発揮
監督
ヒュッター 6.0
戦力的には劣る中、内容では上回って見せた。悔しいPK戦負け
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケパ(チェルシー)
PK戦でシュートを2本止めたケパを選出。後半以降、低調な内容だったチームを決勝に導いた。
チェルシー 1-1(PK4-3) フランクフルト
【チェルシー】
ロフタス=チーク(前28)
【フランクフルト】
ヨビッチ(後4)
フランクフルト 3-4 チェルシー
1.アラー 〇 〇 バークリー
2.ヨビッチ 〇 × アスピリクエタ
3.デ・グズマン 〇 〇 ジョルジーニョ
4.ヒンテレッガー × 〇 D・ルイス
5.パシエンシア × 〇 アザール
▽チェルシー採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ケパ 6.5
120分の中で2本のファインセーブを見せ、PK戦では2本ストップ
DF
28 アスピリクエタ 5.5
コスティッチの突破を制限。クリステンセン負傷後はセンターバックでプレーも安定感を欠いた
失点の場面では危機感が希薄だった
(→ザッパコスタ 5.5)
延長戦で好クリアを見せたが、クロスは合わなかった
30 D・ルイス 6.0
失点の場面ではヨビッチに競り負けたが、延長戦にスーパークリアを見せた
33 エメルソン・パルミエリ 5.5
もっと攻撃に絡みたいところ
MF
17 コバチッチ 5.5
コスティッチの対応に腐心
5 ジョルジーニョ 5.5
前半はゲームを作ったが、後半以降は厳しかった
12 ロフタス=チーク 6.5
先制点を決め、攻撃を牽引
(→バークリ 5.0)
流れを変えられず、ボールへの関与も少なかった
FW
22 ウィリアン 5.0
守備を献身的に行うも攻撃面で物足りず
(→ペドロ 5.0)
試合に入れず
18 ジルー 5.0
際どいシュート1本放つも存在感がなかった
(→イグアイン 5.0)
ペドロ同様に試合に入れず
10 アザール 6.0
先制点をアシスト。前半はさすがのキープ力と突破力を発揮も後半は存在感が薄まった
監督
サッリ 5.5
乏しい内容だったが、何とかPK戦で決勝に勝ち上がった
▽フランクフルト採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK31 トラップ 5.5
やや不安定な面もあったが、何とか凌ぎ、PK戦では1本セーブ
DF
19 アブラアム 5.5
前半はアザールに対応できていなかったが、後半は修正した
13 ヒンテレッガー 6.0
PK失敗もジルーにしっかり対応していた
3 ファレット 5.5
時間の経過とともに安定感を増していった
MF
24 ダ・コスタ 5.5
運動量落ちずに戦い抜いた。惜しいボレーシュートを1本放つ
17 ローデ 5.5
ロフタス=チークに裏を取られて失点に関与も、後半は持ち直した
(→デ・グズマン 5.5)
堅実なプレーに徹した
20 長谷部誠 6.0
バックラインに下がってビルドアップに参加。ゴールにも関与し、ゴールライン上での好クリアも見せた
11 ガシノビッチ 6.0
よく動き回り、ヨビッチのゴールをアシスト
(→パシエンシア -)
10 コスティッチ 5.5
複数人に対応され、持ち味の突破はなかなか見られなかったが、延長戦でビッグチャンス演出
FW
4 レビッチ 5.0
出場停止明け。本来の馬力ある突破は見られず
(→アラー 6.0)
負傷明け。2つ決定機に絡んだ
8 ヨビッチ 6.5
消えている時間も多かったが、さすがの決定力を発揮
監督
ヒュッター 6.0
戦力的には劣る中、内容では上回って見せた。悔しいPK戦負け
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケパ(チェルシー)
PK戦でシュートを2本止めたケパを選出。後半以降、低調な内容だったチームを決勝に導いた。
チェルシー 1-1(PK4-3) フランクフルト
【チェルシー】
ロフタス=チーク(前28)
【フランクフルト】
ヨビッチ(後4)
フランクフルト 3-4 チェルシー
1.アラー 〇 〇 バークリー
2.ヨビッチ 〇 × アスピリクエタ
3.デ・グズマン 〇 〇 ジョルジーニョ
4.ヒンテレッガー × 〇 D・ルイス
5.パシエンシア × 〇 アザール
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