ダニエウ・アウベスの16年ぶりの無冠が決定

2021.02.23 21:22 Tue
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ブラジル代表DFダニエウ・アウベスの持つ偉大な記録についに終止符が打たれた。

ブラジル・セリエA第37節のボタフォゴvsサンパウロが23日に行われた。勝てば優勝の可能性が残るサンパウロだったが、ダニエウ・アウベスを累積警告による出場停止で欠くチームは、後半の失点で最下位ボタフォゴに敗戦。僅かながらの逆転優勝の望みは完全に断たれた。

サンパウロはコパ・ド・ブラジルも準決勝で敗退していたため、2020シーズンの無冠が決定。そして、実に15年もの間、毎年何かのタイトルを獲得していたダニエウ・アウベスも、その偉大な記録にピリオドが打たれることとなった。
37歳のブラジル人DFが最後に無冠に終わったのは、セビージャ在籍時代の2004-05シーズン。翌シーズンにUEFAスーパーカップを獲得して以降は、毎年毎シーズンのようにタイトルを掲げてきた。

史上初の6冠に貢献したバルセロナのほか、ユベントスやパリ・サンジェルマンでも次々とリーグ制覇を成し遂げたダニエウ・アウベスの獲得した総タイトルは「40」に上る。同選手同様にバルセロナやPSGでプレーした元ブラジル代表DFマクスウェルや、バルセロナスペイン代表のレジェンドMFアンドレス・イニエスタも「37」と及ばない。
2019年夏に加入したサンパウロは8シーズンの間、タイトルから遠ざかっているが、ダニエウ・アウベス個人ではブラジル代表としてコパ・アメリカで優勝していたため、15年連続のタイトル獲得という偉業を成し遂げていた。

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ロビーニョ、アウベス…続くブラジル代表スターの性犯罪に協会が声明「恥ずべきこと」

ブラジルサッカー連盟(CBF)が、元ブラジル代表選手による性犯罪に関しての声明を発表。糾弾した。 全てのワールドカップに出場しており、王国としてサッカー界を牽引しているブラジル。多くのスター選手がこれまで生まれ、伝統的にスター選手を輩出していることは誰もが知るところだ。 しかし、その栄光に泥を塗る行為が続くことに。元ブラジル代表FWロビーニョ、DFダニエウ・アウベスに相次いで性的暴行の疑惑が浮上。そして、この3月に両名ともに有罪判決が降っていた。 ロビーニョは2013年に、アウベスは2022年にそれぞれ別の事件で性的暴行と強姦の容疑で捜査を受け、実刑判決が下されることとなった。 両者ともにブラジル代表を支えたかつてのスター選手。その2人が起こした事件について、CBFのエドナルド・ロドリゲス会長が痛烈に批判する声明を発表。「恥ずべきこと」と糾弾した。 「ロブソン・デ・ソウザ(ロビーニョ)とダニエウ・アウベスの決定的な有罪判決により、ブラジルサッカー界で最も有害なシナリオの1つに終止符が打たれた」 「我が国の最も偉大な文化的象徴の1つであるブラジル代表チームのスター選手だった選手が関与した2つの事件は、犯人である2人の有罪判決で終わるわけには行かない」 「被害者の勇気ある態度が、この秩序の野蛮さに直面して沈黙を保たないように、ますます多くの女性を奮い立たせることが不可欠である」 「それ以上に、男らしさが蔓延する環境では、我々男性が性暴力だけでなく、あらゆる種類の暴力と戦う最前線に立つ必要がある」 「CBF、その全ての理事、およびブラジル代表チームの技術委員会は、元選手たちが犯した2つの残忍な犯罪の被害者たちとの連帯を表明する」 「ブラジルの選手がフィールドで着ている黄色いシャツは、単なるユニフォームではない。サッカーがブラジルにとって単なるスポーツではないのと同様だ。そこに表現されている国全体の感情や価値観を守るかどうかは、それを着る人次第だ」 「アスリートがスポーツを通じて達成したことが何らかの罰から身を守ってくれるだろうと信じ、この種の倒錯行為を平気で行うのは恥ずべきことである」 「ヨーロッパでは、残念なことにヴィニシウス・ジュニオールに対して見てきたように、国籍を問わず、ファンが人種を理由にブラジル人選手を平気で侮辱するのは同様に恥ずべきことだ」 「CBFはこれまで、毅然とした態度で、対処されずにスポーツ環境に入ってきた暴力と闘うために行動してきた。ファンの戦いに動機付けられた人種差別、同性愛嫌悪、暴力との戦いは、活動の全ての分野で横断的な方法で優先事項とされてきた」 2024.03.26 12:05 Tue

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