オランダの名手ファン・デル・ファールトが決めたデンマークでの初ゴール【ファースト・ゴールズ】

2021.02.22 00:00 Mon
Getty Images
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。今回は元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏がミッティランで決めたクラブ初ゴールだ。

◆名手がデンマークで踏み出した第一歩!

アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナムなどで活躍したファン・デル・ファールト氏は、キャリアの終盤に差し掛かった2016年夏にはデンマークの強豪ミッティランに加入している。
2018年夏に現役を引退するまでデンマークでプレーしたファン・デル・ファールト氏だが、2016年9月25日に行われたデンマーク・スーペルリーガ第11節のホーセンス戦では、記念すべきデンマークでの初ゴールを決めている。

1-2とミッティランビハインドで迎えた34分、味方のスルーパスから右サイドに抜け出したMFグスタフ・ウィクハイムがボックス右まで侵入し、クロスを上げる。このボールは相手DFにクリアされるものの、中途半端なクリアをファン・デル・ファールトがボックス内でインターセプト。胸トラップでボールをコントロールすると、鋭いシュートをゴール右下に決め、同点弾を挙げた。
このゴールで流れを引き寄せたミッティランは、後半得点を重ね、5-2で大勝を収めている。

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