ローマがベロッティ加入を発表! ディバラとパレルモ時代以来のコンビ形成へ
2022.08.29 00:13 Mon
ローマは28日、イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(28)の加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までの1年となるが、特定のスポーツ条件をクリアした場合、 契約を2シーズン延長するオプションが付随する。
加入濃厚との報道から時間を要したものの、正式にジャッロロッシの一員となったベロッティは、クラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語った。
「最近のローマの進歩と野心は誰の目にも明らかで、この2つの要素が僕に大きな影響を与えたんだ」
「キャリアのこの時点で、僕は日々改善し続けたいと思っている。そして、このクラブを代表してそうする機会を得たことを嬉しく思うよ」
「今は、スタジアムでファンの前でクラブアンセムを聴くのが待ち遠しいよ」
一方、ローマではベロッティと個人間での合意を取り付け、ジョゼ・モウリーニョ監督もすでに選手サイドと今後に向けた具体的な話し合いを行っていた。
ただ、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるローマでは、ベロッティ獲得のために人員整理が必要な状況だった。それでも、クレモネーゼが獲得を目指すガーナ代表FWフェリックス・アフェナ=ギャン(19)の交渉を進め、移籍金600万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額900万ユーロ(約12億3000万円)の条件で合意。これにより、イタリア代表FWの獲得交渉が完了した。
同選手はカピターノを務める同胞MFロレンツォ・ペッレグリーニとアッズーリで、今夏ユベントスから加入のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとパレルモで友人関係を築いており、チームへの即フィットが可能。また、2トップと1トップの両方でプレー可能なこともあり、主砲タミー・エイブラハムのバックアップだけでなく、[3-4-1-2]の採用時はトップ下にディバラを置き、エイブラハムと2トップで並ぶなど、ジョゼ・モウリーニョのチームに新たな攻撃オプションを与える存在となるはずだ。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、年俸は300万ユーロ(約4億1000万円)程度になるという。
加入濃厚との報道から時間を要したものの、正式にジャッロロッシの一員となったベロッティは、クラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語った。
「最近のローマの進歩と野心は誰の目にも明らかで、この2つの要素が僕に大きな影響を与えたんだ」
「今は、スタジアムでファンの前でクラブアンセムを聴くのが待ち遠しいよ」
セリエA通算106ゴールを誇り、カルチョを代表するストライカーの一人であるベロッティは、昨シーズン限りでトリノを退団。ここ最近ではガラタサライやウォルバーハンプトンが獲得へ好条件のオファーを掲示していたが、ローマ行きを希望する28歳はその申し出を固辞していた。
一方、ローマではベロッティと個人間での合意を取り付け、ジョゼ・モウリーニョ監督もすでに選手サイドと今後に向けた具体的な話し合いを行っていた。
ただ、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるローマでは、ベロッティ獲得のために人員整理が必要な状況だった。それでも、クレモネーゼが獲得を目指すガーナ代表FWフェリックス・アフェナ=ギャン(19)の交渉を進め、移籍金600万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額900万ユーロ(約12億3000万円)の条件で合意。これにより、イタリア代表FWの獲得交渉が完了した。
同選手はカピターノを務める同胞MFロレンツォ・ペッレグリーニとアッズーリで、今夏ユベントスから加入のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとパレルモで友人関係を築いており、チームへの即フィットが可能。また、2トップと1トップの両方でプレー可能なこともあり、主砲タミー・エイブラハムのバックアップだけでなく、[3-4-1-2]の採用時はトップ下にディバラを置き、エイブラハムと2トップで並ぶなど、ジョゼ・モウリーニョのチームに新たな攻撃オプションを与える存在となるはずだ。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、年俸は300万ユーロ(約4億1000万円)程度になるという。
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
|
ローマの人気記事ランキング
1
直近3試合出番なしのローマMFパレデス、序列低下の理由はパフォーマンスにあらず?
直近3試合で出場機会がないアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)だが、ここにきての序列低下の理由はパフォーマンスの問題ではないという。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)から6年ぶりに古巣復帰を果たしたパレデス。以降はイバン・ユリッチ体制で一時序列が低下したものの、クラウディオ・ラニエリ監督の就任後は主力に返り咲くとともに、リーダーグループの一人として厚い信頼を獲得。今年3月には1年の契約延長にサインしている。 ただ、直近のエラス・ヴェローナ、インテル、フィオレンティーナの3試合ではいずれもベンチに入ったものの、出番なしに終わっていた。 一部では契約延長時に復帰を熱望するボカ・ジュニアーズ移籍への契約解除条項を盛り込んだ影響によって、将来的な退団を見込んで若手の起用に切り替えたとの見方もあった。だが、実際にはクラブサイドの金銭的な事情が影響しているという。 イタリア『カルチョメルカート』によれば、パレデスがPSGからローマに加入した際に80試合出場達成時のアドオン200万ユーロ(約3億2500万円)という条項が盛り込まれていたという。 そして、パレデスはここまで通算79試合に出場しており、ローマは同条項が有効となる2025年6月30日までの起用を見送ることで、200万ユーロの支払いを回避する意向だという。 現在、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位ユベントスと同勝ち点の5位に位置するローマは、残り3試合でアタランタ、ミラン、トリノとタフな相手との試合を残している。だが、中盤の主力が相次いで離脱することがない限り、パレデスを残り試合で起用する可能性は低いようだ。 2025.05.07 16:32 Wed2
難敵フィオレンティーナに辛勝で4位ユーベに並んだローマ、ラニエリ監督は「苦難に満ちた素晴らしい試合」とウノゼロ勝利を誇る
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が4日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第35節フィオレンティーナ戦後にコメントした。 前節インテルを撃破したローマが、1ポイント差のフィオレンティーナをホームに迎えたチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う直接対決。守護神ミレ・スヴィラルが好守を見せる中、前半追加タイムのFWアルテム・ドフビクのゴールを守り抜いたローマがウノゼロ勝利とし、4位ユベントスに勝ち点で並んだ。 フィオレンティーナ戦を振り返ったラニエリ監督は「我々は非常に強いチームと対戦した。彼らは技術的に優れていた。高い位置からプレッシャーをかけたかったが、ボールをうまく動かされてできなかった。苦難に満ちた素晴らしい試合だった。それが私にとって一番の誇りだ。私が期待するパフォーマンスをローマはいつもしてくれる」と辛勝ながらも勝ち切った試合を誇った。 また、ラニエリ監督就任後、V字復調のローマはこれで第16節以降負けなしと快進撃が続き、自身就任時には程遠かったCL出場権獲得が手に届く位置にある。 「ここからどこへ向かえばいいのかわからない」と言葉を濁しつつ、「私は常に選手たちには最大限の努力を払うよう求めている。この夏、ビーチで過ごしている時に後悔や自責の念を抱くべきではないと伝えている。達成できたことに満足しなければならない」と常にベストを尽くすことを求めた。 ローマは次節アタランタと対戦する。 2025.05.05 10:30 Mon3
ペッレグリーニの今季終了か? ハムストリング負傷で2カ月近くの離脱へ
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの今シーズン中の復帰が絶望的となったようだ。 今シーズンここまでは公式戦34試合3ゴール3アシストの数字を残していたローマのカピターノ。直近のフィオレンティーナ戦では先発出場していたが、前半終了時に交代していた。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ペッレグリーニはハムストリングの筋損傷とともに腱にもダメージを負った模様で、全治には45日程度を要する見込みだという。 なお、ジャッロロッシとの契約は2026年まで残すペッレグリーニだが、今夏にチームを離れる可能性は高いと見られている。 ナポリやインテルからの関心も伝えられるなか、先日のヴィオラ戦でのプレーがローマでの最後のプレーとなるのか…。 2025.05.10 16:50 Sat4
マルセイユ主将DFがローマ行き関心か?
マルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(26)がローマ移籍に関心を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスが今シーズン限りで退団し、ガラタサライからレンタル加入中のデンマーク代表DFヴィクトル・ネルソンの買い取りの可否、コートジボワール代表DFエヴァン・エンディカにも流出の可能性が報じられているローマ。 今夏の移籍市場ではセンターバック補強が優先事項に挙げられるなか、マルセイユのキャプテンの獲得に動いているようだ。 報道によれば、バレルディは、ローマでプレーする代表の先輩であるFWパウロ・ディバラとMFレアンドロ・パレデスから強力なサポートを受けているという。そして、選手自身もこのチャンスを熱望し、夏の移籍に同意。両クラブ間の交渉もすでに始まっている模様だ。 ボカ・ジュニアーズの下部組織出身でドルトムントを経て2020年7月にマルセイユ入りしたバレルディは、現代型のセンターバックとしてリーグ・アンでもトップクラスの評価を得ている。 アルゼンチン出身のセンターバックらしいタフな対人守備に加え、両足を遜色なく操る安定したビルドアップ能力、リーダーシップを兼ね備える。また、3バックと4バックでプレー可能な点も市場で評価を高める要因となっている。 2025.03.24 09:15 Mon5