飼い殺し状態となったナポリFWミリクが今夏の出来事を告白、本人は「次の移籍期間を待っている」

2020.10.13 21:40 Tue
Getty Images
移籍問題のもつれから、クラブ内で干されているナポリのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(26)が、この夏の出来事を告白した。

2020-21シーズン限りでナポリと契約が満了を迎えるミリク。2016年8月にアヤックスからナポリに加入してからはチームを支えるストライカーとして活躍。4シーズンで公式戦122試合に出場し48ゴール5アシストを記録していた。

そんなミリクには、今夏の移籍市場でローマやフィオレンティーナへの移籍が迫っているとされたが、いずれも破談に終わりナポリへの残留が決定していた。
しかし、ナポリは移籍を目論んだミリクを戦力外扱いとし、セリエAとヨーロッパリーグの登録メンバーから排除。プレーする機会を与えないことを決定した。

そのミリクは、ポーランド『Sportowe Fakty』のインタビューに応え、この夏に起こった出来事を告白。チームからの契約延長を断り移籍を求めたが、破談に終わったと明かした。
「ナポリは僕との契約をさらに5年間延長したいと考えていた。クラブは、僕に選択肢をくれた。契約にサインするか、チームを去るかだ。他の場所で何か新しいことを試したいと思った」

「2つの選択肢があったけど、契約延長を拒否したため、状況が明らかになった。代理人のダヴィド・パンタクは、僕のためにクラブを探していた」

「特定のチームから関心があり、話し合いがあった。多くのサッカー選手がそうであるように、コロナウイルスのパンデミックはあらゆることを複雑にした。そして、私も助けられなかった。すでに夏に他のオファーを受けていたんだ」

前述の通りローマやフィオレンティーナへの移籍が近づいていたとされるミリク。クラブ名こそ明かさなかったが、クラブ間の合意に至らなかったことが移籍失敗だと明かした。

「詳細なチーム名は言いたくない。別の方法で説明しよう。移籍を行うには、選手と両方のクラブの間で合意する必要がある。僕のサイドは青信号だった。クラブはうまくいかなかった。そして僕はナポリに残る事となった」

一部では、金銭面の問題でナポリから移籍しようとしていたとされたミリクだが、そんなことはないと否定した。

「もし、僕の将来がお金の問題によって決まるのであれば、僕はナポリとの契約を延長したよ。とても良い条件でオファーを受けたんだ」

一方で、移籍したい理由については、成長を求めてのこととし、ナポリを裏切りたいわけではなかったと弁明した。

「アスリートの人生は美しいけど短い。僕は26歳だ。成長して、より良いサッカー選手になりたい」

「今が新たな挑戦をするのにふさわしい時期だと思った。僕は自分の気持ちに従う人間だ」

「自分に対して何かをすることは僕には意味がない。ここ数カ月、多くのことが誤解され、誇張されてきた」

「僕にはナポリに対する敵意などなかった。全てをプロとして解決したかった。僕はクラブをとてもリスペクトしている。ナポリで素晴らしい4年間を過ごした」

「ナポリのファンもリスペクトしている。僕はパフォーマンスが悪くなっても、彼らは支えてくれた。でも、僕は決めたんだ。正しいか間違っているかは、僕の決断た」

「イタリアのジャーナリストは、単純な事象に対して、ちょっとしたドラマを付け加えることが好きだ。テレビ、新聞、ポータルサービス、ブログ。誰でも好きなことパレホ言うことができるけど、全ての情報が正しいわけではない」

そのミリクは1月の移籍市場が開くまでは何もできない状況。メンバーにも入っていないため、トレーニングにも参加できない可能性が高い。ミリクは冬の移籍期間で改めてチームを離れることを考えるようだ。

「次の移籍期間を待っている。その時、クラブが合意に達することを願っているよ」

「体調もいいし、個人としてもたくさん練習している。代表チームの試合もある。3カ月では、僕のフォームはそんなに崩れない」

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日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ

サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed
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ナポリ&エバートン、ウディネーゼの194cmFWベトを注視「セリエA有数のFWになり得る選手」

ナポリとエバートンがウディネーゼのポルトガル人FWベト(25)を注視しているようだ。 ベトは身長194cmの大型ストライカー。2021年夏にポルティモネンセからウディネーゼへレンタル移籍すると、昨季のセリエAで28試合11得点をマークして完全移籍を勝ち取る。今季はここまで24試合で8得点1アシストだ。 イタリア『カルチョメルカート』はベトを「ゴール数だけで価値を測ることができないストライカー。チームのために泥臭く戦う選手」と評し、「よりゴール前での決定力が増せば、セリエAでも有数のFWになる」と、さらなる成長を期待している。 そんなベトに対するナポリの関心について、具体的な情報は明らかになっていないものの、イタリア『Mondo Udinese』によると、エバートンの方はすでにクラブ間交渉中だという。 エバートンは移籍金として2500万ユーロ(約36億円)を提示。ウディネーゼは3000万〜3500万ユーロ(約43億2000万〜50億5000万円)未満では応じないとされる一方、今夏のベト引き留めは難しいと感じているようで、交渉にはオープンな姿勢とのことだ。 2023.02.28 15:17 Tue
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コッパ・イタリア決勝で銃撃を受けたナポリサポーターが死去

▽5月3日に行われたコッパ・イタリア決勝(ナポリvsフィオレンティーナ)の試合前に起きたサポーター同士のトラブルで、重体を負ったナポリサポーターのチーロ・エスポージトさん(享年31)が6月25日に死去した。ナポリがクラブの公式サイトで発表している。<br /><br />▽エスポージトさんは、5月3日に行われたコッパ・イタリア決勝でナポリを応援するため、ローマのスタディオ・オリンピコを訪れていた。その際に、スタジアム付近で起きたサポーター同士のトラブルに巻き込まれ、元ローマのウルトラスのリーダー、ダニエル・デサンクティス容疑者の放った銃弾を受け、意識不明の重体を負った。その後、懸命な治療が施されたものの、事件から50日を過ぎた25日の午前にローマ市内の病院で息を引き取った。<br /><br />▽ナポリのアウレリオ・デ・ロウレンティス会長はエスポージトさんの訃報を受けて、クラブ公式サイトで哀悼の意を表した。<br /><br />▽「チーロは愛するクラブを応援し、夜の時間を楽しむような熱心なフットボールファンだった。この悲劇は我々を含め、世界中のフットボール関係者が考えなければならない問題だ。ナポリというクラブに関わる全ての人間は、彼の両親、全ての家族に哀悼の意を表したい」<br /><br />▽また、事件の容疑者が以前にウルトラスを率いていたローマも、クラブの公式サイトで以下のような声明を発表している。<br /><br />▽「ASローマは、悲劇的な死を迎えたチーロ・エスポージトの家族に哀悼の意を表したい。我々のクラブは、こういった悲劇的な事件が2度と繰り返されないことを心から願っている」 2014.06.25 20:43 Wed

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