アーセナルがポルトMFペペに興味か
2022.05.11 17:33 Wed
アーセナルが、ポルトのブラジル人MFペペ(25)に関心を持っているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えている。
昨夏に母国のグレミオから加入したペペ。右利きで左サイドハーフを主戦場としながらも、右ウイングから右サイドバックに至るまで多岐に渡るポジションで活躍している。
シーズン前半はなかなか出場時間が延びなかったものの、冬の移籍市場でFWルイス・ディアスがリバプールに移籍したことをきっかけにチャンス到来。リーグ戦の優勝争いが佳境を迎えているここ6試合では4アシストを記録しており、直近のベンフィカとのビッグマッチでも後半アディショナルタイムの決勝点をお膳立てしていた。
ヨーロッパでの評価を高めつつある25歳は2026年までポルトと契約を結んでいるが、4300万ポンド(約69億円)のリリース条項がある模様。アーセナルはFWニコラ・ペペの後釜と考えているようだ。
昨夏に母国のグレミオから加入したペペ。右利きで左サイドハーフを主戦場としながらも、右ウイングから右サイドバックに至るまで多岐に渡るポジションで活躍している。
シーズン前半はなかなか出場時間が延びなかったものの、冬の移籍市場でFWルイス・ディアスがリバプールに移籍したことをきっかけにチャンス到来。リーグ戦の優勝争いが佳境を迎えているここ6試合では4アシストを記録しており、直近のベンフィカとのビッグマッチでも後半アディショナルタイムの決勝点をお膳立てしていた。
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“悪童”ペペが40人目のCL100試合出場選手に!現役では何人いる?
ポルトに所属するポルトガル代表DFペペ(37)がチャンピオンズリーグ(CL)通算100試合出場を達成している。 ペペは3日に行われたグループC第3節のマルセイユ戦こそケガで欠場したものの、10月に行われた第2節のオリンピアコス戦に先発で出場し、この偉大な記録を達成していた。 <div id="cws_ad">◆ペペがCL100試合出場の喜びを語る(英語字幕付き)<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJIMDFuTFhWcSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> この偉業を受け、『UEFA.com』がこれまでに100試合出場を達成した総勢40名を紹介している。 最もCLに出場しているのは、元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏で、177試合。レアル・マドリーで150試合とポルトで27試合に出場している。 次点はユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの171試合。マンチェスター・ユナイテッドで52試合、レアル・マドリーで101試合、ユベントスで18試合出場している。今シーズンのユベントスの成績次第では、C・ロナウドが歴代トップに躍り出ることがあるかもしれない。 単一クラブで最も多くCLに出場しているのは元スペイン代表MFのチャビ・エルナンデス氏で、バルセロナだけで151試合に出場している。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシもバルセロナでこれまで146試合に出場しており、こちらも今シーズンにも記録を塗り替える可能性がある。 40人の内、現役選手は17人。最も若いのは30歳のドイツ代表MFトニ・クロース(レアル・マドリー)だ。 ◆CL100試合出場選手(★マークは現役選手) 1.イケル・カシージャス:177試合 2.クリスティアーノ・ロナウド:171試合★ 3.チャビ・エルナンデス:151試合 4.リオネル・メッシ:146試合★ 5.ラウール・ゴンサレス:142試合 6.ライアン・ギグス:141試合 7.アンドレス・イニエスタ:130試合★ 8.セルヒオ・ラモス:126試合★ 9.クラレンス・セードルフ:125試合 10.ポール・スコールズ:124試合 <div style="text-align:left;" id="cws_ad">11.ジャンルイジ・ブッフォン:123試合★<br />11.カリム・ベンゼマ:123試合★<br />13.ロベルト・カルロス:120試合<br />14.ズラタン・イブラヒモビッチ:119試合★<br />14.シャビ・アロンソ:119試合<br />16.トーマス・ミュラー:118試合★<br />16.ジェラール・ピケ:118試合★<br />18.セルヒオ・ブスケッツ:116試合★<br />19.カルレス・プジョール:115試合<br />20.マヌエル・ノイアー:114試合★<br />21.ティエリ・アンリ:112試合<br />21.フィリップ・ラーム:112試合<br />23.ダニエウ・アウベス:111試合★<br />23.ペトル・チェフ:111試合★<br />25.アリエン・ロッベン:110試合★<br />26.パオロ・マルディーニ:109試合<br />26.ギャリー・ネビル:109試合<br />26.ジョン・テリー:109試合<br />29.アシュリー・コール:108試合<br />29.パトリス・エブラ:108試合<br />29.アンドレア・ピルロ:108試合<br />32.デイビッド・ベッカム:107試合<br />33.トニ・クロース:106試合★<br />33.ビクトル・バルデス:106試合<br />35.フランク・ランパード:105試合<br />36.セスク・ファブレガス:104試合★<br />37.ルイス・フィーゴ:103試合<br />37.オリバー・カーン:103試合<br />39.アンドリー・シェフチェンコ:100試合<br />39.ペペ:100試合★</div> 2020.11.08 10:05 Sun4
ポルトガル代表26名が発表! 19歳新星DFが初選出も重鎮モウティーニョらが選外…《カタールW杯》
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む同国代表メンバー26名を発表した。 フェルナンド・サントス監督は本大会に向け、通算5大会目の出場となるFWクリスティアーノ・ロナウドをはじめ、DFペペ、DFジョアン・カンセロ、DFルベン・ディアス、MFベルナルド・シルバ、MFブルーノ・フェルナンデスといった主力を順当に選出した。さらに、ベンフィカの19歳新星DFアントニオ・シウバが初選出でカタール行きを勝ち取った。 一方で、ウォルバーハンプトンのMFジョアン・モウティーニョ、FWゴンサロ・ゲデス、パリ・サンジェルマンMFレナト・サンチェス、リールDFレナト・サンチェスといったメンバーが招集外。なお、リバプールFWジオゴ・ジョタは負傷によって無念の選外となっている。 ポルトガルはグループHに入り、24日にガーナ代表戦、28日にウルグアイ代表戦、12月2日に韓国代表戦を戦う予定だ。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 ◆ポルトガル代表メンバー26名 GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア) DF ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/イングランド) ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス) ペペ(ポルト) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) アントニオ・シウバ(ベンフィカ) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ) MF ジョアン・パリーニャ(フルアム/イングランド) ルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・マリオ(ベンフィカ) マテウス・ヌネス(ウォルバーハンプトン/イングランド) オタビオ(ポルト) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) ウィリアム・カルヴァーリョ(レアル・ベティス/スペイン) FW アンドレ・シウバ(RBライプツィヒ/ドイツ) クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ゴンサロ・ラモス(ベンフィカ) ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) リカルド・オルタ(ブラガ) 2022.11.11 05:30 Friアーセナルの人気記事ランキング
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アーセナルの選手たちが反人種差別の「ヒザつき」、相手には人種差別発言で10試合出場停止のDFが
アーセナルイレブンが、反人種差別を行動で示した。 アーセナルは15日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでスラビア・プラハと対戦した。 スラビア・プラハに所属するチェコ代表DFオンドレイ・クデラは、先月のレンジャーズ戦において人種差別発言を行ったことで、欧州サッカー連盟(UEFA) からUEFA主催試合における10試合の出場停止を科されたばかりだった。 クデラの件が調査中だった先週に行われた1stレグでは、キックオフ前にアーセナルの選手たちだけが、人種差別への抗議の意思を示す「ヒザつき」行為を実施していたが、スラビア・プラハのホームで行われた2ndレグでも同様となった。 2ndレグでは、スラビア・プラハのスターティングイレブンが「ヒザつき」行為の代わりに肩を組んで立つことを選んだが、キャプテンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを先頭にアーセナルの選手たちはスラビア・プラハの選手たちの目の前でヒザをつき、前を見据え続けた。 この件について、アーセナルのミケル・アルテタ監督は、選手たちが自主的にやったことだと明かした。 「選手たちは私とクラブに尋ねてきた。彼らはそうしたいと思っていた。正当な理由があったので、クラブと私は非常に協力的だった」 「ありがたいことに、レフェリーとUEFAも協力してくれたので、良い行為だったと思う」 アーセナルは、ラカゼットの2ゴールもあり0-4で大勝。2戦合計1-5で準決勝進出を決めた。準決勝では、かつてチームを指揮したウナイ・エメリ監督率いるビジャレアルと対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】肩を組む相手イレブンの前に陣取りヒザをつくラカゼット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Lacazette <a href="https://t.co/aHlh1SYr00">pic.twitter.com/aHlh1SYr00</a></p>— Football on BT Sport (@btsportfootball) <a href="https://twitter.com/btsportfootball/status/1382784230665650185?ref_src=twsrc%5Etfw">April 15, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.16 20:00 Fri2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]
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