プリシッチはハムストリング負傷か、トゥヘルが明かす
2021.04.05 14:56 Mon
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチのケガについてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
プリシッチは、3日に行われたプレミアリーグ第30節のWBA戦で今季2点目となる先制ゴールを記録。プリシッチの得点はマルコス・アロンソのFKをWBAのGKサム・ジョンストーンズが指先で弾いた後、ポストに当たったこぼれ球を押し込んだが、その際プリシッチはマルコス・アロンソが蹴った瞬間にこぼれ球を考えて動き出していたため、その動きが功を奏した秀逸な得点だった。
しかし、29分にブラジル代表DFチアゴ・シウバがこの日2枚目となるイエローカードを提示され退場すると、その後チェルシーの守備は崩壊。前半で逆転されるなど、トゥヘル体制初の複数失点を食らい、最終的に2-5の大敗を喫っしていた。
この試合で先制ゴールを記録したプリシッチだが、ハーフタイムでMFメイソン・マウントと交代。後半はピッチに立たなかったが、負傷状況についてトゥヘル監督が明かした。
「クリスチャンは、後半に向けて戻ってきたときにダッシュしていた。そして、このまま続ければ、ハムストリングが試合に耐えられないと思うと言ってきた」
トゥヘル体制で初めて守備が崩壊し、初黒星を喫したチェルシー。立て直す時間は少なく、7日にはチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝のポルト戦を迎える。
プリシッチは、3日に行われたプレミアリーグ第30節のWBA戦で今季2点目となる先制ゴールを記録。プリシッチの得点はマルコス・アロンソのFKをWBAのGKサム・ジョンストーンズが指先で弾いた後、ポストに当たったこぼれ球を押し込んだが、その際プリシッチはマルコス・アロンソが蹴った瞬間にこぼれ球を考えて動き出していたため、その動きが功を奏した秀逸な得点だった。
しかし、29分にブラジル代表DFチアゴ・シウバがこの日2枚目となるイエローカードを提示され退場すると、その後チェルシーの守備は崩壊。前半で逆転されるなど、トゥヘル体制初の複数失点を食らい、最終的に2-5の大敗を喫っしていた。
「クリスチャンは、後半に向けて戻ってきたときにダッシュしていた。そして、このまま続ければ、ハムストリングが試合に耐えられないと思うと言ってきた」
「そのため、我々はすぐに彼を交代させる決定をしなければならなかった」
トゥヘル体制で初めて守備が崩壊し、初黒星を喫したチェルシー。立て直す時間は少なく、7日にはチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝のポルト戦を迎える。
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