インテルの芸術的な崩しからスタンコビッチが強烈ミドルを叩き込む!【チーム・ゴールズ】

2020.10.18 21:00 Sun
Getty Images
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回は元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチ氏がインテル時代に決めたゴールだ。

◆最後はイブラヒモビッチの落としからスタンコビッチの絶妙フィニッシュ

母国セルビアの強豪ツルヴェナ・ズヴェズダでプロデビューを果たしたスタンコビッチ氏は、1998年に加入したラツィオでブレイク。2004年1月にはインテルに移籍し、多くのタイトルを勝ち取った。
パス、シュート、ドリブルとどれをとっても高いスキルを持っていたスタンコビッチ氏だが、2008年12月14日に行われたセリエA第16節のキエーボ戦では、見事な連携から美しいゴールを決めている。

前半にインテルが先制し、1-0とリードして迎えた47分、右サイドでボールを持ったDFマイコンがFWビクトル・オビンナとスタンコビッチとの華麗なワンタッチパスの応酬から右サイドを崩す。中央のFWズラタン・イブラヒモビッチにクロスを上げると、これをイブラヒモビッチが右足のアウトサイドで絶妙の落としをスタンコビッチに送る。後方から走り込んだスタンコビッチは、ボックスの際から左足で強烈なシュートをゴール左下に叩きこみ、美しい崩しから追加点を奪った。
その後反撃を許し、一時は2-2と追いつかれたインテルだったが、勝ち越しに成功し、4-2で勝利している。

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インテルのレジェンドたちが集結した。 シモーネ・インザーギ監督のもとで、セリエAの首位を独走しているインテル。コッパ・イタリアこそラウンド16で敗退となったが、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメント進出を果たすなど順調なシーズンを送っている。 そのインテルは、7日にレジェンドマッチを開催。主に1990年代と2000年代にネラッズーリのユニフォームを着た選手たちが集まり、ジョージアの選抜チームと対戦した。 三冠を達成した2009-10シーズンのメンバーも何人か集まった中、クラブの公式SNSで選手たちの姿が公開されると、レジェンドたちの今の姿に注目が集まった。 当時を思い出したファンは「泣けてくる」、「胸熱」、「懐かしい」とコメント。また、「フィーゴは年を重ねてもイケオジ感が凄い」、「南米勢が全然太ってなくて凄い」、「サネッティ全然変わんないな」、「パンデフは15年前と全く一緒」と現役当時と比較する声も集まっていた。 なお、試合は2-0でインテルのレジェンドマッチチームのインテル・フォーエバーが勝利。元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏が2ゴールを決めている。 インテル・フォーエバーのメンバーは以下の通り。 GK: ジュリオ・セーザル、セバスティアン・フレイ DF:ハビエル・サネッティ、マルコ・マテラッツィ、マイコン、ルシオ、イバン・コルドバ、ファビオ・ガランテ、フランチェスコ・コロネーゼ MF:エステバン・カンビアッソ、ヴェスレイ・スナイデル、ルイス・フィーゴ、ボルハ・バレロ、ギオルゴス・カラグーニス、フシン・カルジャ FW : ディエゴ・ミリート、ゴラン・パンデフ、ダビド・スアソ、ロドリゴ・パラシオ <span class="paragraph-title">【写真】誰だか分かる?インテルのレジェンドたちの現在の姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C4OZAVbNXdF/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C4OZAVbNXdF/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長

バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu
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元インテルDFクリスティアン・キブの現役最後のゴールは鮮やかな左足FK【ビューティフル・フリーキック】

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元ルーマニア代表DFクリスティアン・キブ氏がインテル時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆クリスティアン・キブの現役最後のゴールは鮮やかな左足FK <br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJkUHduQTVNRSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 18歳でアヤックスに移籍し、頭角を表したキブ氏は、2003年にローマへ移籍。2006-07シーズンのコッパ・イタリア制覇に貢献すると、2007年にインテル加入を果たした。CL優勝を含む2010年の3冠をはじめ、セリエA優勝合計3回、コッパ・イタリア制覇などに貢献した。 キャリア終盤はケガに悩まされたキブ氏だが、キック精度も非常に高く、フリーキックでは得点を狙うこともできた。 2013年1月27日に行われたセリエA第22節のトリノ戦では見事な直接FKも決めている。 日本代表DF長友佑都も先発出場したこの試合、インテルは開始早々の5分にゴール正面やや右の好位置でFKを獲得する。 キッカーのキブが左足を振り抜くと、壁のわずかな隙間を抜けたシュートは、鋭く変化してゴール右に突き刺さった。 ケガが癒えず、結果的にこのシーズンが最後のプレーとなったキブ氏。この鮮やかな直接FKが現役最後のゴールとなった。 2020.09.01 20:30 Tue

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