シティがウォーカーに対するSNS上での誹謗中傷に声明「いかなる差別も容認しません」

2024.12.13 08:30 Fri
苦境が続くウォーカー
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苦境が続くウォーカー
マンチェスター・シティは12日、イングランド代表DFカイル・ウォーカーに対するSNS上での人種差別的虐待を含む誹謗中傷を非難する声明を発表した。

ジョゼップ・グアルディオラ監督就任以降、最も困難な日々を過ごすシティ。そのなかで低調なパフォーマンスの終始するキャプテンのウォーカーに対する風当たりは強まっている。

そんななか、11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦(0-2●)の試合後にはウォーカーのインスタグラムに対して、人種差別的虐待を含む誹謗中傷のメッセージが届き、同選手はアカウント名とユーザーハンドルを隠したメッセージのスクリーンショットを公開するとともに、以下のメッセージを綴っていた。
「昨夜の試合以来、僕がオンラインで受けてきたような卑劣で人種差別的で脅迫的な虐待を、誰も受けるべきではない」

「インスタグラムと当局は、このような虐待に苦しんでいるすべての人のために、このようなことが起きないようにする必要がある。これは決して容認できない。ファンの皆さん、僕らはチームとしてより良い結果を出すために、改善するために、そして共に好転するために、引き続き努力していくつもりだ」
このウォーカーの行動を受け、クラブも12日に以下の声明を発表し、人種差別的虐待を含む誹謗中傷を非難した。

「マンチェスター・シティは、昨夜の試合後にカイル・ウォーカーがオンラインで受けた人種差別的虐待を強く非難します」

「スタジアム内であろうとオンライン上であろうと、いかなる差別も容認しません」

「カイルが受けたひどい扱いに対して、私たちは全面的にサポートします」

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ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…

ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>&mdash; Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed
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今季初黒星よりも多くの離脱者嘆くグアルディオラ監督…「フィットしているFPは13人にしかいない」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズン初黒星を喫したトッテナム戦を振り返った。 公式戦5連勝でプレミアリーグ前節終了後には首位奪還に成功したシティ。その一方で、ここに来て超過密日程によって負傷者が増加しており、30日に敵地で行われたEFLカップ(カラバオカップ)4回戦のトッテナム戦ではMFジェームズ・マカティー、MFニコ・オライリーをスタメンで、MFジェイコブ・ライトとDFジャフマイ・シンプソン=ピュゼーを途中投入した。 その結果、ボールの主導権を握って試合を支配したものの、前半にカウンターとセットプレーの流れから喫した2失点が重く響き、MFマテウス・ヌネスのゴールで1点差に縮めるのが精いっぱいの内容で、今季公式戦初黒星を喫した。 同試合後、グアルディオラ監督は「この試合をプレーさせないことになっていた。今週は回復が遅く、彼のためにエネルギーを無駄にしたくなかった」とビハインドの状況でも起用を見送ったFWアーリング・ハーランドの起用法を含め、負傷者続出の窮状を語った。 「ここまでの9年間ではこれほど多くの負傷者が出たことはなかった。我々が困難な状況にあるとき、プレーヤーはこれまで以上に全力を尽くして前に進むと思う」 「今週は回復のための時間が短い。フィットしているフィールドプレーヤーは13人にしかいない」 「我々のキャプテン(カイル・ウォーカー)は負傷している。彼もケビン(・デ・ブライネ)もインターナショナルブレイク後まで復帰しないと思う。ジャック・グリーリッシュも同様だ」 「ここにいるプレーヤーは、我々と一緒にいるために24時間戦っている。このことを忘れることはできない」 また、同試合では当初スタメンに名を連ねていたDFマヌエル・アカンジが急遽メンバーを外れ、代わってスタメンに入ったDFルベン・ディアスも前半のみで交代。さらに、FWサヴィオが後半途中の接触プレーで痛んで担架に乗せられてピッチを後にしていた。 その負傷者に関しては「明日わかるだろう」と詳細は翌日の検査次第としながらも、アカンジは筋肉系の違和感、サヴィオは打撲による負傷との初見を明かしている。 「我々は本当に難しい状況にある。出場したプレーヤーが問題を抱えていたからだ。彼らがどう回復するか見てみよう」 「アカンジは筋肉の部分で何かを感じた。彼はリスクを冒したがったが、我々はノー、リスクは冒さないと伝えた」 「サヴィオはボックス内での接触による打撲だが、明日何が起きたか見てみよう。ただの打撲か、それとも何か他のものなのか見てみよう。骨に当たったので、危険ではないことを願うが、明日確認したい」 「ルベンも時々苦しんでいる。試合ごとに難しくなってきているが、いつか全員が揃う日が来るかもしれない」 今季初黒星という結果以上に多くの離脱者を嘆いた指揮官だが、その中でも難敵相手に奮闘したアカデミー出身選手の活躍をポジティブな要素と捉えている。 「今夜見たニコ(・オライリー)は、昨シーズンに見たニコと同じだった。素晴らしいプレーだった」 「この大会は、若手にチャンスを与えるのにとても良い。ジャフマイ(・シンプソン=ピュゼー)は出場した時間でセンターバックとして素晴らしいプレーを見せた」 「ジェームズ・マカティーは素晴らしいプレーをし、ニコとジェイコブも本当に良いプレーをした」 「私は見たものにとても満足している。90分間、とても危険なチームに対してとても落ち着いていた」 この試合翌日のトレーニングはハーランドと2人のGKのみと自嘲気味に窮状を語った指揮官だが、11月のインターナショナルマッチウィーク前にはボーンマス、スポルティングCP、ブライトンとのタフな3試合が待っている。 2024.10.31 10:11 Thu
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「激しさに対抗できなかった」今季プレミア初黒星のシティ、グアルディオラ監督は苦戦を認める「対応できなかった」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ボーンマス戦の敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2日、プレミアリーグ第10節でシティはアウェイでボーンマスと対戦した。 負傷者が続出し、満足にプレーできる選手が13人しかいないという報道もあったシティ。アウェイに乗り込んだゲームは2点ビハインドとなったまま、試合終盤までゴールを奪えず。ボーンマスに圧倒され、82分にヨシュコ・グヴァルディオルが1点を返すのが精一杯。2-1で敗れ、今季のリーグ戦初黒星を喫した。 首位から陥落してしまったシティ。アーセナルも直近で破っているボーンマス相手に、相手のタフな戦い方に苦戦したと振り返った。 「我々はあの激しさに対抗できなかった。ロングボールを使ったすべての状況で、我々は勝つことができなかった」 「そして、セメンヨや他の選手を相手にこのようなボールを奪えなければ、我々のセンターバックとストライカーはより深い位置で守備をしなければならない」 「我々は自分たちの試合をするのに苦労したが、特にその点で苦労した。試合では、多くの理由から、彼らの方がより優れていた」 「我々にはリズムのある選手がいるが、ケガで練習ができなかったためにリズム感に欠けた選手もいた。だが、我々はそれをわかっていた」 また、この試合を欠場したルベン・ディアスやジョン・ストーンズの負傷にも言及。マヌエル・アカンジ、ナタン・アケ、カイル・ウォーカーなど起用した守備陣も万全な状態ではなかったとした。 「ルベン(・ディアス)のケガは筋肉系であり、インターナショナルブレイクまで欠場する。ジョン(・ストーンズ)は足に筋膜炎があり、今日は準備が整っていなかった」 「マヌ(マヌエル・アカンジ)とナタン(・アケ)は厳しい試合に出るために信じられない努力をした」 「カイル(・ウォーカー)は18日か19日の間で我々とトレーニングセッションを1回だけ行っていたが、今日はピッチにいた」 「これが我々の状況だ。我々はフレッシュな状態でここに到着するために時間を稼ごうとしている。我々は対応できなかった。彼らは別のペースを見せ、我々はそれに対応できなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】シティが今シーズンのプレミア初黒星</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zUSL8mqcGAA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.03 10:20 Sun

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浦和が出場する来年6月開幕のクラブW杯、『DAZN』が全世界での放映権獲得…全試合無料配信決定!

浦和レッズも参加する新フォーマットのFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)に関して、スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』が全世界での放映権を獲得したことを発表した。 なお、日本を含めた全世界において、全63試合を無料で独占配信することとなる。 国際サッカー連盟(FIFA)は、これまで各大陸王者と開催国王者にて行われていたクラブW杯のフォーマットを大幅に変更。過去数シーズンの大陸王者らが集う全32クラブが世界から参加することとなった。 大会は現地時間の6月15日(日)にフロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで開幕。29日間にわたってアメリカ国内の12のスタジアムで試合が行われ、7月13日(日)にニューヨーク / ニュージャージー州のメットライフスタジアムで決勝が行われる。 日本からは浦和が唯一参加。世界を見れば、マンチェスター・シティやバイエルン、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ボカ・ジュニアーズ、インテル・マイアミなど名だたるチームが集うこととなる。 『DAZN』は「FIFAの掲げる「サッカーを真のグローバルスポーツに」とのビジョンを実現するべくサポートいたします」と無料配信について説明している。 なお、組み合わせ抽選会は6日(金)の早朝に行われることとなる。 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は今回の件を受けてコメントしている。 「FIFAがDAZNおよびFIFA+と提携し、クラブサッカーの最高の試合を世界中に無料でお届けすることを嬉しく思います。これにより、世界中のすべてのサッカーファンが、32のトップクラブに所属する世界最高の選手たちが、初の公式『FIFAクラブワールドチャンピオン』を目指して新たな『FIFAクラブワールドカップ』で競い合うのを見ることができるようになります」 「『FIFAクラブワールドカップ』は、実力主義の包括的なトーナメントで、世界中のサッカークラブの頂点を決める戦いとなります。この配信契約により、世界中の何十億人ものサッカーファンが、これまでで最も広くアクセスが可能なサッカークラブによるトーナメントを無料で視聴できるようになります。サッカーは世界をひとつにします」 ■「FIFAクラブワールドカップ2025」参加クラブ ◆ポット1 マンチェスター・シティ(イングランド/2022-23 CL王者) レアル・マドリー(スペイン/2021-22、2023-24 CL王者) バイエルン(ドイツ/クラブランキング上位) パリ・サンジェルマン(フランス/クラブランキング上位) フラメンゴ(ブラジル/2022コパ・リベルタドーレス王者) パウメイラス(ブラジル/2021コパ・リベルタドーレス王者) リーベル・プレート(アルゼンチン/クラブランキング上位) フルミネンセ(ブラジル/2024コパ・リベルタドーレス王者) ◆ポット2 チェルシー(イングランド/2020-21 CL王者) ドルトムント(ドイツ/クラブランキング上位) インテル(イタリア/クラブランキング上位) ポルト(ポルトガル/クラブランキング上位) アトレティコ・マドリー(スペイン/クラブランキング上位) ベンフィカ(ポルトガル/クラブランキング上位) ユベントス(イタリア/クラブランキング上位) ザルツブルク(オーストリア/クラブランキング上位) ◆ポット3 アル・ヒラル(サウジアラビア/2021 ACL王者) 蔚山現代(韓国/クラブランキング上位) アル・アハリ(エジプト/2021-22、2022-23、2023-24 CAFチャンピオンズリーグ優勝) ウィダード・カサブランカ(モロッコ/2021-22 CAFチャンピオンズリーグ優勝) モンテレイ(メキシコ/2021 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) クラブ・レオン(メキシコ/2023 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン/クラブランキング上位) ボタフォゴ(ブラジル/2024コパ・リベルタドーレス王者) ◆ポット4 浦和レッズ(日本/2022 ACL王者) アル・アイン(UAE/2023-24 ACL王者) エスペランス(チュニジア/クラブランキング上位) マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ/クラブランキング上位) オークランド・シティ(ニュージーランド/クラブランキング上位) パチューカ(メキシコ/2024 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) シアトル・サウンダーズ(アメリカ/2022 CONCACAFチャンピオンズリーグ優勝) インテル・マイアミ(アメリカ/ホスト国枠) 2024.12.05 22:10 Thu
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2万8000人以上のプロ選手が投票したFIFPROワールドイレブンが決定! レアルから6人、シティから4人が選出!

9日、FIFPRO(国際プロサッカー選手会)は2024 FIFPROワールドイレブンを発表した。 FIFPROワールドイレブンは、世界70カ国以上、2万8000人を超えるプロサッカー選手が投票。年間最優秀チームを投票し、ベストイレブンが決定した。 男子のワールドイレブンには、ユーロ2024をもって現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースも含まれている他、レアル・マドリーからは6名が選出。また、マンチェスター・シティから4名が選出されており、両チーム以外の選手ではリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが唯一選出された。ファン・ダイクは今回が4度目の受賞となった。 11名中9名がヨーロッパの選手となり、残り2名はブラジル代表GKエデルソンとFWヴィニシウス・ジュニオールとなった。 今回のベストイレブンのトピックとしては、2006年以来の事件が発生。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出されず、過去17回選ばれていた中でついに選出されなかった。 <h3>◆2024 FIFPRO 男子ワールドイレブン</h3> GK エデルソン(マンチェスター・シティ/ブラジル) DF ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/オランダ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) MF ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー) トニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ) ロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) FW アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン→レアル・マドリー/フランス) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル) 2024.12.10 01:20 Tue
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「グアルディオラは答えを持っていない」PLもCLも大苦戦のマンチェスター・シティ…指揮官の手腕には疑問の声「成功してきた過去があったからこそ…」

大不振に陥るマンチェスター・シティの状況を、元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏も憂慮している。 昨シーズン、前人未到のプレミアリーグ4連覇を果たし、我が世の春を謳歌していたシティ。しかし、今シーズンは中盤の大黒柱だったMFロドリが長期離脱となると歯車が狂い始め、プレミアリーグ直近6試合は1勝1分け4敗と低迷。1試合未消化の首位リバプールに8ポイント差をつけられての4位となっている。 チャンピオンズリーグ(CL)でも3試合未勝利と苦しい状況に陥っており、11日に行われたCLリーグフェーズ第6節のユベントス戦も力なく0-2で敗北。リーグでは22位に沈み、グループステージ通過が危ぶまれる状態だ。 こうした状況について、『CBSスポーツ』にてユベントス戦の解説を担当していたキャラガー氏は、ジョゼップ・グアルディオラ監督の限界を指摘。これまでビッグクラブで優れた成績を収めてきた指揮官だが、崩れたチームの立て直し方については学んでこなかったのではとコメントしている。 「彼は問題に対する答えを持っていない。(今の状況は)信じられないことだ!チームは大規模な危機に陥っている。しかもこの危機は、2、3週間前からずっとあるものだ」 「おそらく、史上最高にして最も成功した監督である彼が、今のところこの問題を解決する術を持っていない。彼はこれまでさまざまなシステム、さまざまなポジションの選手を試してきたがね」 「彼はこれまで、こうした経験をしたことがない。だから、この状況でどうすれば良いかの術を持っていないんだ。 非常に成功してきた過去があったからこそ、頼れるものがない」 「世界中の多くの監督は今のペップを見て、苦笑いしながらこう思っているだろう。『ついに、ペップ・グアルディオラは我々全員がキャリアのどこかの段階で経験したことを経験している』とね」 2024.12.12 18:10 Thu
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【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も

先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat
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公式戦ここ10試合で7敗のシティ、グアルディオラ監督は「正しいテンポでプレーした」と前を向く

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、0-2で敗れたユベントス戦を振り返った。 勝ち点8で並ぶユベントスとのアウェイ戦。試合を通してアタッキングサードでプレーを続けたシティだったが、決定機は前半終盤のFWアーリング・ハーランドが迎えたシーンくらいでユベントスの堅守の前に苦戦を強いられた。 それでもグアルディオラ監督は試合内容に悲観はしていない。 「プレミアリーグの試合に比べるとチャンスは少なかったが、決定機を決めることが必要だった。結果を受け入れなければならないが、スタイルを貫き続けることが必要だ。我々は正しいテンポでプレーしたし、ゴールはとても近かったと思う」 公式戦ここ10試合で7敗と負けが込んでいる状況だが、グアルディオラ監督は「我々のプレースタイルは変わらない。このスタイルでイングランドや欧州でこれまで結果を残してきた。このプレースタイルが我々を救うことになる。負けが込んでいるが、この状況がいずれ我々を今後強くする糧となるだろう」と前を向いた。 22位に後退したシティは1月22日に行われる次節、パリ・サンジェルマンとのラウンド16プレーオフ進出を懸けた大一番に臨む。 2024.12.12 09:30 Thu

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