バレンシアファンの新婚夫婦がシンガポールでパスポート没収、オーナーへの抗議活動が問題視
2024.10.09 22:25 Wed
バレンシアのファンである夫婦がシンガポールで拘束されてしまった。スペイン『オンダ・セロ』が伝えた。
これは、バレンシアのオーナーでもあるシンガポールの実業家であるピーター・リム氏に対しての抗議活動。バレンシアのファンはスペインでもオーナーの経営に対して抗議を繰り広げており、クエスタさんもその1人。自身のX(旧ツイッター)に写真をアップしていた。
ただの抗議活動であるが、身柄拘束に繋がった理由は、1枚の写真。リム氏の邸宅の前でバナーを掲げていた写真が問題視されたという。
2人は4日にシンガポールを出国しようとしたところ、ホテルに戻るように求められたとのこと。警察は2人のパスポートを没収し、出国できないように拘束している。
シンガポールは破壊行為や公共の場での抗議活動などに関して、世界で最も厳しい法律を制定している国。有名なところでは外でガムを噛むだけでも、処分を受けるというものだ。
なお、クエスタさんは妻がシンガポールに行きたいと言い出した時に、今回の行動を思いついたとのこと。「私は彼女に『これは私がしなければならないことだ』と言った。おそらく無駄になるかもしれないが、これは私たちがバレンシアにこれらの人々を望んでいないというメッセージを送ることになる」と、抗議する姿勢を貫くとした。
PR
拘束されてしまったのはダニ・クエスタ夫妻。9月28日にバレンシアで結婚式を挙げた2人は、数日後にシンガポールへと新婚旅行に出かけた。バレンシアのファンでもある2人は幸せなシンガポール旅行になるかと思われたが、2人はシンガポールの様々な場所での写真をアップ。しかし、クエスタさんがアップしていたのは、「LIM GO HOME」という黄色いバナーだった。ただの抗議活動であるが、身柄拘束に繋がった理由は、1枚の写真。リム氏の邸宅の前でバナーを掲げていた写真が問題視されたという。
また、リム氏の所有物と思われるドアに「LIM OUT」のステッカーを貼っている様子もアップしていた。
2人は4日にシンガポールを出国しようとしたところ、ホテルに戻るように求められたとのこと。警察は2人のパスポートを没収し、出国できないように拘束している。
シンガポールは破壊行為や公共の場での抗議活動などに関して、世界で最も厳しい法律を制定している国。有名なところでは外でガムを噛むだけでも、処分を受けるというものだ。
なお、クエスタさんは妻がシンガポールに行きたいと言い出した時に、今回の行動を思いついたとのこと。「私は彼女に『これは私がしなければならないことだ』と言った。おそらく無駄になるかもしれないが、これは私たちがバレンシアにこれらの人々を望んでいないというメッセージを送ることになる」と、抗議する姿勢を貫くとした。
PR
1
2
ピーター・リムの関連記事
バレンシアの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ピーター・リムの人気記事ランキング
1
「今こそ応援してくれ」ついにラ・リーガ最下位転落のバレンシア…指揮官は怒れるファンにサポートを訴え「全員が団結する時」
バレンシアのルベン・バラハ監督が、困難な状況下でファンにサポートを求めた。スペイン『アス』が伝えている。 今シーズン、ラ・リーガで降格圏に沈むなど苦しい時期を過ごしているバレンシア。21日に行われたラ・リーガ第10節、ホームに同じく降格圏のラス・パルマスを迎えての一戦は前半にペペルのPKで先制するもその後3失点で逆転されると、アディショナルタイムにセサル・タレガが1点を返すのが精いっぱいであり、2-3で敗れた。 この結果、ついにバレンシアはラ・リーガ最下位に転落。名門の凋落ぶりにはファンのフラストレーションも頂点に達しており、ラス・パルマス戦ではスタジアム外でオーナーのピーター・リム氏に対する抗議活動が行われるなど、クラブを取り巻く空気は悪化する一方だ。 試合後、バラハ監督は苦しい状況だからこそファンのサポートが必要だと訴え。自分はあくまで指揮官として、結果を改善させることのみに集中していくとコメントしている。 「我々のファンは賢く、チームを応援することが最も重要であると知っているはずだ。もっとも重要なのは、選手たちがファンのサポートがあると感じられることだろう。みんなが疲れているのは理解するが、今こそ応援する時なんだ」 「私は監督として、選手たちの現状を目の当たりにしており、彼らがイライラしているのは事実だ。これを好むかって?もちろん違うと我々は主張し続けなければならない」 「選手たちには落ち着いてプレーしてほしいし、冷静さを取り戻す必要がある。今は全員が団結する時だ。バレンシアが常にそうであったように、共に戦うクラブでなければならない」 「(オーナーの側に立つのかという質問に対して)私に何ができる?この質問は、他の人物のためになるだろう。別に誰かの味方をする必要はない。私はプレシーズン中から、投資がなければ競争に勝つのは難しいとコメントしてきた。だが、私はチームからベストを引き出すためここにいる。その他の状況には左右されない」 2024.10.22 13:50 Tue2
バレンシアファンの新婚夫婦がシンガポールでパスポート没収、オーナーへの抗議活動が問題視
バレンシアのファンである夫婦がシンガポールで拘束されてしまった。スペイン『オンダ・セロ』が伝えた。 拘束されてしまったのはダニ・クエスタ夫妻。9月28日にバレンシアで結婚式を挙げた2人は、数日後にシンガポールへと新婚旅行に出かけた。 バレンシアのファンでもある2人は幸せなシンガポール旅行になるかと思われたが、2人はシンガポールの様々な場所での写真をアップ。しかし、クエスタさんがアップしていたのは、「LIM GO HOME」という黄色いバナーだった。 これは、バレンシアのオーナーでもあるシンガポールの実業家であるピーター・リム氏に対しての抗議活動。バレンシアのファンはスペインでもオーナーの経営に対して抗議を繰り広げており、クエスタさんもその1人。自身のX(旧ツイッター)に写真をアップしていた。 ただの抗議活動であるが、身柄拘束に繋がった理由は、1枚の写真。リム氏の邸宅の前でバナーを掲げていた写真が問題視されたという。 また、リム氏の所有物と思われるドアに「LIM OUT」のステッカーを貼っている様子もアップしていた。 2人は4日にシンガポールを出国しようとしたところ、ホテルに戻るように求められたとのこと。警察は2人のパスポートを没収し、出国できないように拘束している。 シンガポールは破壊行為や公共の場での抗議活動などに関して、世界で最も厳しい法律を制定している国。有名なところでは外でガムを噛むだけでも、処分を受けるというものだ。 なお、クエスタさんは妻がシンガポールに行きたいと言い出した時に、今回の行動を思いついたとのこと。「私は彼女に『これは私がしなければならないことだ』と言った。おそらく無駄になるかもしれないが、これは私たちがバレンシアにこれらの人々を望んでいないというメッセージを送ることになる」と、抗議する姿勢を貫くとした。 <span class="paragraph-title">【写真】クエスタさんがシンガポールの様々な場所で抗議バナーを掲げる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Buenos dias desde Singapur <a href="https://t.co/YsF7y76XR0">pic.twitter.com/YsF7y76XR0</a></p>— Dani cuesta (@daaanii1414) <a href="https://twitter.com/daaanii1414/status/1841701148958527661?ref_src=twsrc%5Etfw">October 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Hotel Abelia, propietario Peter Lim! Muy feo por cierto.. <a href="https://t.co/Fc6QqQykT4">pic.twitter.com/Fc6QqQykT4</a></p>— Dani cuesta (@daaanii1414) <a href="https://twitter.com/daaanii1414/status/1841714640847548893?ref_src=twsrc%5Etfw">October 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Merlion Park de Singapur <a href="https://t.co/3pd4QsYwj7">pic.twitter.com/3pd4QsYwj7</a></p>— Dani cuesta (@daaanii1414) <a href="https://twitter.com/daaanii1414/status/1841744683464360397?ref_src=twsrc%5Etfw">October 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.09 22:25 Wed3
「補強してくれ」バレンシア指揮官が我慢の限界か「お望みなら全て破壊してやる」
バレンシアのルベン・バラハ監督は、我慢の限界か。スペイン『Relevo』が伝えている。 バレンシアは28日、ラ・リーガ第3節でアスレティック・ビルバオに0-1と敗戦。バルセロナとの第1節を皮切りに、開幕3連敗で最下位だ。 バラハ監督は健闘も惜敗のバルセロナ戦後、「投資がない限り、この現実が続く。現状バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私としてはゲーム展開を変える選択肢がない」と、補強への不満を就任後初めて口に。 現状、バレンシアの新戦力はFWラファ・ミル、2部レバンテから1年レンタルのFWダニ・ゴメス、FWルイス・リオハ、2番手GKストレ・ディミトリエフスキのみ。 あとはレンタルバックかBチームからの昇格で、中盤と最終ラインは補強ゼロとなっている。 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 そして、アスレティック戦を前にしてバレンシアのミゲル・アンヘル・コロナSDが、指揮官が獲得を望んでいたユベントス(当時)のMFエンソ・バレネチェアに関し、「積極的に獲得へ動かなかった」ともとれる旨の発言。 バラハ監督はこれを念頭に置いてか、試合後「お望みなら3日以内で全てを破壊してやるぞ。私の本望ではないがな」と静かに怒り。 2023年2月の就任からしばらくは、悪名高きオーナーであるピーター・リム氏を擁護してきたOB指揮官だが、今夏を境に経営陣全体への不満と怒りを隠さず。 エースのFWウーゴ・ドゥロもアスレティック戦後にミックスゾーンで「誰かに僕たちを助けてほしい…」とつい漏らしたそうで、選手間でもチーム編成に関する不信感が高まっている可能性がありそうだ。 2024.08.29 14:20 Thu4
“悪名高きオーナー” ピーター・リム氏にとうとう身内から…バレンシア指揮官「投資がない限り、この現実が続く」
バレンシアの悪名高きオーナー、ピーター・リム氏がとうとう身内から噛み付かれた。スペイン『Relevo』や『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 “バルセロナより美しかった”21世紀初頭の栄華から一転、戦績だけでなく、クラブとしての格も落ちていったバレンシア。 今や残留争いも珍しくなく、中国系シンガポール人の実業家、ピーター・リム氏のオーナー就任後はほとんど投資もなし。主軸選手を格安、またはタダ同然で手放すこともあり、今となっては買収した意図がよくわからない悪政家だ。 そんな氏束ねるバレンシアは17日、ラ・リーガ第1節でバルセロナに1-2と惜敗。試合後、クラブの良い時代を知るルベン・バラハ監督が、とうとうピーター・リム氏に噛み付いた。 「投資がない限り、この現実が続く」 「現時点で、バレンシアの選手たちには、競争のリズムがない。私からすればゲーム展開を変える選択肢がないのだ」 「なぜ投資が不足しているのか、ハッキリわからないので安易に私見を述べるわけにはいかない。ともかく、私にバリエーションをくれ。マーケットはまだ開いているんだ」 バラハ監督はバルセロナ戦先制点のFWウーゴ・ドゥーロから「僕らのネジを締めてくれる存在」と評されるなど、かなり人望の厚そうなレジェンド指揮官。 ジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリを今月中に3500万ユーロ(約56.4億円)以上で売り捌くつもりとされるバレンシア。そうなれば、現場と上層部の対立は一層深刻化か。 2024.08.19 20:30 Mon5
宙に浮くラファ・ミルの去就…東京五輪スペイン代表の肉体派ストライカー
スペイン人FWラファ・ミル(27)の去就が宙に浮いている。スペイン『Relevo』が伝えている。 U-24スペイン代表として東京五輪出場のラファ・ミル。当時ウォルバーハンプトンからウエスカへレンタル移籍していた191cmの肉体派ストライカーは、あれから3年、クラブキャリアが徐々に停滞し、A代表には縁がない。 五輪直後の21-22シーズンにセビージャへ完全移籍。1年目はラ・リーガ10得点も序列が低く、先発起用が増えた2年目の昨季は公式戦36試合8得点、3年目の今季は1月移籍を拒否して構想外となり、終盤戦の出番はゼロだった。 現在プロデビュー時の古巣・バレンシアへの移籍話が進行中。セビージャはラファ・ミル側と「どう転んでも来季は給与を支払いません」という内容の協定を結んだという。 一方、ピーター・リム体制のバレンシアは、買い取りオプション付きのレンタル獲得を希望。ラファ・ミルの年俸はクラブの給与体系を上回っており、三者揃って交渉成立を願っていても、すぐに決着するものではないようだ。 この点で今週一週間は大事なクラブ間協議が行われるとのこと。バレンシアはラファ・ミルの代替案もあり、セビージャと合意できないとみれば、ターゲットを変更するものとされる。 2024.06.24 20:00 Monバレンシアの人気記事ランキング
1
8時間で1年分の雨により死者多数…バレンシアを襲った暴風雨で試合延期に、レアルは練習前に1分間の黙祷と声明「あらゆる支援と愛情を」
スペインを襲った集中豪雨により試合の延期が決定した。スペイン『アス』が伝えた。 30日、コパ・デル・レイが行われる予定だったバレンシアだったが、パルラ・エスクエラ戦が中止となった。 スペインでは記録的な集中豪雨が続いており、街は洪水の被害に。バレンシア州は特に壊滅的な被害を受けており、8時間で1年分の雨が降るという衝撃の降水量を記録している。 死者も劇的に増加している状況の中、バレンシアは6部を戦うパルラとのアウェイゲームが中止に。また、週末に予定されているレアル・マドリーとのホームゲームも中止を要請する予定とのことだ。 バレンシアは2023年2月にはカンパナール火災が発生し、11名が犠牲に。グラナダとの試合の延期を要請していた。しかし、今回の豪雨は比較にならないほどの被害が出ており、すでに数十人が死亡。街は壊滅し、道路閉鎖され、公共交通機関もストップしている。 なお、バレンシアと対戦予定のレアル・マドリーは、30日のトレーニング前に1分間の黙祷を下げ、声明を発表した。 「レアル・マドリー、会長、理事会は、我が国の多くの地域、特にバレンシア州、アルバセテ州で被害を受け、暴風雨により亡くなった人々の家族と愛する人たちに哀悼の意を表する」 「レアル・マドリードは、この大惨事の影響を受けた全国民に深い驚きと連帯を表明し、あらゆる支援と愛情を伝える」 <span class="paragraph-title">【閲覧注意】甚大な暴風の被害を受けたバレンシア州…一夜明け車が道路で山積みに</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">| AHORA: Enormes inundaciones en Valencia. <a href="https://t.co/6b7xG3nRwQ">pic.twitter.com/6b7xG3nRwQ</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851416327069511790?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">INUNDACIONES EN VALENCIA <a href="https://t.co/mpEyh0axYi">pic.twitter.com/mpEyh0axYi</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851591245983813935?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">INUNDACIONES EN VALENCIA <br><br>- Enormes lluvias y catastróficas inundaciones producto de la DANA.<br>- Al menos 51 muertos y no se descarta que continúe aumentando la cifra.<br>- Varios desaparecidos.<br>- Búsqueda de heridos y desaparecidos por parte de bomberos y militares. Pueden… <a href="https://t.co/BqyVv8H9Dx">pic.twitter.com/BqyVv8H9Dx</a></p>— Alerta News 24 (@AlertaNews24) <a href="https://twitter.com/AlertaNews24/status/1851570590857007166?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.30 22:50 Wed2
集中豪雨に見舞われるバレンシア、週末開催予定のマドリー戦の延期を発表
バレンシアは10月31日、今週末にメスタージャで行われる予定だったラ・リーガ第12節のバレンシアvsレアル・マドリーの開催が延期になったことを発表した。 開催地のメスタージャがあるバレンシア自治州では、29日朝から断続的な豪雨による洪水被害に見舞われており、鉄砲水も発生。これまでに多くの人的、物的被害を受けており、この地域でのスポーツイベントの開催に大きな問題が生じていた。 これを受け、バレンシアは31日に被害者への追悼と共にマドリー戦を延期する旨の声明を発表した。 「バレンシアは、当初11月2日(土)に予定されていたラ・リーガ第12節のレアル・マドリー戦が、バレンシア州で発生し多数の死傷者を出している大災害のため、延期になったことを決定した」 「バレンシアはこの困難な時期に、亡くなられた方々のご遺族と愛する方々、そして被災された方々に、心からの哀悼の意を表します。我々は当局と被災自治体の要請を受け、火曜日からできる限りの支援活動を行っている」 2024.11.01 00:45 Fri3
「今こそ応援してくれ」ついにラ・リーガ最下位転落のバレンシア…指揮官は怒れるファンにサポートを訴え「全員が団結する時」
バレンシアのルベン・バラハ監督が、困難な状況下でファンにサポートを求めた。スペイン『アス』が伝えている。 今シーズン、ラ・リーガで降格圏に沈むなど苦しい時期を過ごしているバレンシア。21日に行われたラ・リーガ第10節、ホームに同じく降格圏のラス・パルマスを迎えての一戦は前半にペペルのPKで先制するもその後3失点で逆転されると、アディショナルタイムにセサル・タレガが1点を返すのが精いっぱいであり、2-3で敗れた。 この結果、ついにバレンシアはラ・リーガ最下位に転落。名門の凋落ぶりにはファンのフラストレーションも頂点に達しており、ラス・パルマス戦ではスタジアム外でオーナーのピーター・リム氏に対する抗議活動が行われるなど、クラブを取り巻く空気は悪化する一方だ。 試合後、バラハ監督は苦しい状況だからこそファンのサポートが必要だと訴え。自分はあくまで指揮官として、結果を改善させることのみに集中していくとコメントしている。 「我々のファンは賢く、チームを応援することが最も重要であると知っているはずだ。もっとも重要なのは、選手たちがファンのサポートがあると感じられることだろう。みんなが疲れているのは理解するが、今こそ応援する時なんだ」 「私は監督として、選手たちの現状を目の当たりにしており、彼らがイライラしているのは事実だ。これを好むかって?もちろん違うと我々は主張し続けなければならない」 「選手たちには落ち着いてプレーしてほしいし、冷静さを取り戻す必要がある。今は全員が団結する時だ。バレンシアが常にそうであったように、共に戦うクラブでなければならない」 「(オーナーの側に立つのかという質問に対して)私に何ができる?この質問は、他の人物のためになるだろう。別に誰かの味方をする必要はない。私はプレシーズン中から、投資がなければ競争に勝つのは難しいとコメントしてきた。だが、私はチームからベストを引き出すためここにいる。その他の状況には左右されない」 2024.10.22 13:50 Tue4
コパ・デル・レイ1回戦の4試合が再延期に…久保建英が所属するソシエダの試合は日程未定と発表
スペインサッカー連盟(RFEF)は4日、延期となっていたコパ・デル・レイ1回戦の4試合が再延期になったことを発表した。 スペインでは、東部のバレンシア自治州を中心とする深刻な豪雨洪水被害の影響によって、コパ・デル・レイ1回戦の7試合が延期となっていた。 当初の予定では、今月の5~7日に延期分の6試合が開催される見込みであったが、RFEFの発表によれば、被害の影響が大きいことからラ・リーガ(スペイン1部)に在籍するバレンシアやヘタフェらの4試合が再延期となった。 また、5部のホベ・エスパニョールとの対戦が延期となった久保建英の所属するレアル・ソシエダの日程は未定となっている。 ◆コパ・デル・レイ1回戦延期分 ※ラ・リーガ所属のみ抜粋 ▽11/5 チクラーナ(6部)vsオサスナ ▽11/26 パルラ・エスクエラ(6部)vsバレンシア マニゼス(6部)vsヘタフェ ▽未定 ホベ・エスパニョール(5部)vsレアル・ソシエダ 2024.11.05 07:30 Tue5