彼氏の介護のために引退を決めた女子選手、キャリア最後の試合でプロポーズを受け感激の涙
2021.03.27 10:30 Sat
メルボルン・シティWFCに所属している元女子オーストラリア代表FWのラリ・ドブソンさん(28)が自身の引退試合でプロポーズを受けた。イギリス『サン』が伝えている。2017年にメルボルン・シティに加入したドブソンさんはここまで公式戦44試合に出場していたものの、急遽現役引退を発表。それは、脳腫瘍の治療を受けている彼氏のマット・ストーナム氏の介護をするためだった。
ドブソンさんにとってのキャリア最後の試合となった25日のパース・グローリー戦。ドブソンさんが先制点をマークしチームも2-1で勝利すると、試合後のピッチで、感動的なシーンが待っていた。
勝利の喜びを分かち合っていた2人だが、ストーナム氏がおもむろにコートのポケットから指輪を取り出す。そして、ドブソンさんにプロポーズを申し込んだのだ。
ドブソンさんはサプライズに思わず涙を流し、チームメイトや家族も総出でプロポーズを祝っていた。
「いろいろなことが進んでいて、引退はしなくてはならない決定だった。なぜならそれはサッカーの試合よりも大きいことだから」
「マットと私はとてもオープンよ。彼がサッカー選手としてプレーしていた6年前にピッチで発作を起こし、彼は脳腫瘍と診断された」
「彼は脳の外科手術を受け、それは成功した。そして、最初にすべてがうまくいった後、彼は腫瘍学の治療を続けることを選んだ」
「彼は健康診断を受け、2月に(脳の)非常に小さなところで異変があった」
「それから、私がメルボルンに戻ってから2日後に、グレードIIIの脳腫瘍に移行したというニュースを受け取ったわ」
「彼は今、5月末までの放射線療法を開始し、それから12ヶ月間化学療法を行っていく」
2人の末永い幸せを願いたい。
ドブソンさんにとってのキャリア最後の試合となった25日のパース・グローリー戦。ドブソンさんが先制点をマークしチームも2-1で勝利すると、試合後のピッチで、感動的なシーンが待っていた。
ドブソンさんはサプライズに思わず涙を流し、チームメイトや家族も総出でプロポーズを祝っていた。
ドブソンさんは試合後、『ESPN』のインタビューに応じ、これから2人で力を合わせて病魔と戦っていくことを明かしている。
「いろいろなことが進んでいて、引退はしなくてはならない決定だった。なぜならそれはサッカーの試合よりも大きいことだから」
「マットと私はとてもオープンよ。彼がサッカー選手としてプレーしていた6年前にピッチで発作を起こし、彼は脳腫瘍と診断された」
「彼は脳の外科手術を受け、それは成功した。そして、最初にすべてがうまくいった後、彼は腫瘍学の治療を続けることを選んだ」
「彼は健康診断を受け、2月に(脳の)非常に小さなところで異変があった」
「それから、私がメルボルンに戻ってから2日後に、グレードIIIの脳腫瘍に移行したというニュースを受け取ったわ」
「彼は今、5月末までの放射線療法を開始し、それから12ヶ月間化学療法を行っていく」
2人の末永い幸せを願いたい。
1
2
メルボルン・シティの関連記事
|
メルボルン・シティの人気記事ランキング
1
甲府戦には助っ人FWら3選手が出場停止…ACL浙江vsブリーラムの乱闘騒ぎで8名が処分
アジアサッカー連盟(AFC)は8日、11月29日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節、浙江FC(中国)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)で起きた乱闘騒ぎについての各処分を発表した。 同試合は3-2で浙江が勝利したが、試合中でも選手に計7枚のイエローカードが提示されるなど、荒れ模様。終了直後の口論をきっかけに、ピッチ上で両軍の選手やスタッフが入り乱れての乱闘騒ぎにまで発展していた。 AFCは両クラブの選手・スタッフを合わせて8名に懲罰を命じ、ブリーラムの3選手と浙江FCの4選手には、それぞれ6試合から8試合の出場停止が命じられた。 ブリーラムの対象選手は、DFチティパット・テンクラーン、MFレオン・ジェームズ、FWラミル・シェイダエフ。12日の第6節ヴァンフォーレ甲府戦には出場できない。 また、両クラブにはそれぞれ1万アメリカドル(約150万)の制裁金が科されている。 グループHは現在、甲府が勝ち点「8」で首位に立っており、得失点差で2位にメルボルン・シティ(オーストラリア)、3位には勝ち点「6」でブリーラム、同勝ち点の浙江FCとなっており、どのチームにもグループステージ突破のチャンスが残っている。 最終節のカードはブリーラムvs甲府、メルボルン・シティvs浙江FCで、いずれも12日の18:30キックオフで行われる。 <span class="paragraph-title">【動画】浙江vsブリーラムで起きた乱闘騒ぎ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On November 29, at Hangzhou Huanglong Sports Center, after the 5th round of the AFC Champions League group stage, a fight broke out between the Zhejiang team and the Buriram United team of Thailand. It is known that the conflict originated from a dispute between reserve players… <a href="https://t.co/knJzb0OR1O">pic.twitter.com/knJzb0OR1O</a></p>— Spotlight on China (@spotlightoncn) <a href="https://twitter.com/spotlightoncn/status/1731308759606055328?ref_src=twsrc%5Etfw">December 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.12 16:05 Tue2
契約解除から2週間…アルスランのJ1広島加入に前所属メルボルン・シティが不満 “ドイツに帰国するんじゃなかったの?”
元U-21ドイツ代表MFトルガイ・アルスラン(33)のサンフレッチェ広島行きについて、前所属メルボルン・シティの関係者が不満を隠せないという。豪『news.com.au』が伝える。 J1リーグ広島は22日、Aリーグ・メン(豪1部)のメルボルン・シティを退団していたアルスランの加入を発表。 アルスランはハンブルガーSVやベシクタシュ、ウディネーゼ等でプレー経験を持ち、背番号10を背負ったメルボルン・シティでは23-24シーズンのAリーグ・ベストイレブンに。広島は多彩なベテランMFを手に入れた。 その一方、メルボルン・シティ側はアルスランの日本移籍に不満。 広島加入から遡ること2週間前、同選手は24-25シーズンに向けたメルボルン・シティの練習へ参加していたなかで「家庭の事情」を理由にドイツへ帰国。そして契約解除となった。 今月上旬、メルボルン・シティのフットボール・ディレクターを務めるマイケル・ペトリロ氏は「トルガイのクオリティを失うのは非常に残念。我々にはコントロールできないような要因もあるのだ」と語り、「慰留へ全力を尽くしたが及ばなかった」とも明かしていた。 契約を残していたアルスランの解除希望に渋々同意したのは、「家庭の事情」「自宅近辺に住みたい」というドイツへの帰国希望があったため。メルボルン・シティの全関係者にとって、日本行きは寝耳に水だったようだ。 アルスランは広島加入に際し、「素晴らしいクラブからのオファーにとても興奮しており、プレーが待ちきれません。オファーを断るはずがないほどのお言葉をいただきました」と喜びをあらわに。29日に練習へ合流予定とされている。 2024.07.24 15:45 Wed3