YS横浜ひと筋の西山峻太35歳が契約更新…思いの丈を綴る「Jから退会する意味を痛感」「強くなること、認知されることでしか解消されない部分があると思います」
2024.12.11 16:30 Wed
Y.S.C.C.横浜が11日、DF西山峻太(35)との契約更新を発表。西山は思いの丈を綴った。
J3・JFL入替戦の敗戦により、Jリーグ会員資格を喪失したYS横浜。来季は2013年以来となる日本フットボールリーグ(JFL)での戦いだ。
そんなクラブに2012年のJFL時代から所属する西山。このたび、14年目の2025シーズンへ向けて契約を更新し、率直な心境を寄せている。
「今シーズンも多大なるご支援・ご声援をファン・サポーターの皆様はじめ、クラブパートナー様、ボランティアスタッフ様、所属する各カテゴリーの方々、地域や街からなど応援して下さったYSファミリーの皆様本当にありがとうございました」
「入れ替え戦の結果を受けましてJリーグから退会し、来シーズンはJFLに戦いの舞台を移してしまうこと、今シーズンチームキャプテンという責任ある役職にも関わらずこういった結果になってしまったこと、選手を代表し心よりお詫び申し上げます」
「それは降格制度に対してのものだけではなく、自分達の手で残留を掴み取れる首の皮一枚繋がっていたあの入れ替え戦の2試合で”Y.S.C.C.”というクラブを示せなかったことです」
「ピッチ上の選手含めた全選手、全スタッフは全力を尽くして戦ってくれたことは嘘偽りなく誓えます。ただY.S.C.C.というクラブはうまいチームではなく、Y.S.C.C.は戦うチーム。長く降格がないシーズンでも、みんなが全力を尽くして戦ってきました」
「どんな生活や環境でサッカーをしようとも、牙を剥き出し、闘争心全開で相手に向かっていくこと。これが自分自身学んできたこのクラブでの13年間。それをクラブの歴史で最も重要なゲームのひとつで上回れなかったこと、体現出来なかったこと非常に情けないです」
「そして徐々にプロらしく、Jクラブらしく歩んできた我々のスピード感は周りを見渡し気付くとあらゆる部分で取り残されてしまった印象も受けました」
「1年間の積み重ねの結果ではありますが、来シーズン以降必ずこの経験を糧にし、この出来事を忘れることなく、必ずこの引き出しを開放出来る様なシーズンを送りたいと思います」
「そして入れ替え戦に敗れたあとも文句や野次の一言も発さず、ずっとコールで私達の背中を押してくれたファン・サポーターの皆様。このゲームだけではなく、1年間、いやこれまでも。本当に本当に申し訳御座いませんでした。そしてありがとうございました」
「入れ替え戦という特殊なゲーム、相手サポーターもたくさんいましたが、ファン・サポーターが私達を後押ししようと一致団結しスタジアムにこれまでにない応援や人数で盛り上げて頂こうとしていたこと私は知っています」
「グルッと見回してもお客さんがたくさんの光景を作って頂きました。本当にありがとうございます。この悔しさ忘れることなく戦い続けます」
「来シーズンは競技面、競技以外の面でも私達にとってこれまでにないハードル、壁が目の前に立ちはだかります。これまでの様に私達のサッカーを観る機会も知る機会も減ることだと思います。変わらぬご支援も受けられることはないでしょう。これがJから退会する意味なんだと痛感しております」
「今まで以上にピッチで結果と生き様を見せ、ピッチ外ではより地域や街と固い絆で結ばれていく努力を惜しむことなく行っていきたいと思います」
「横浜という街でこのクラブにプライドを持ち生活の一部になって頂いている方々。私達が強くなること、認知されることでしか解消されない部分が必ずあると思います。全力で取り組んでいきたいと思います」
「私自身もピッチ内外で責任を持って自覚ある行動で歩んでいく同時に、引き続き障害や特性をお持ちの方々への活動も全力で。2025シーズンも応援して頂けるようなクラブ・選手になっていきたいと思います」
「サッカーが好きでプレーしたいのではく、”Y.S.C.C.”というものを背負いエンブレムを身に纏ってサッカーをするのが私の誇りであり好きなこと。そのために日々身体を鍛えて自分を律し、年齢に負けることなくハードワークし戦います」
J3・JFL入替戦の敗戦により、Jリーグ会員資格を喪失したYS横浜。来季は2013年以来となる日本フットボールリーグ(JFL)での戦いだ。
そんなクラブに2012年のJFL時代から所属する西山。このたび、14年目の2025シーズンへ向けて契約を更新し、率直な心境を寄せている。
「入れ替え戦の結果を受けましてJリーグから退会し、来シーズンはJFLに戦いの舞台を移してしまうこと、今シーズンチームキャプテンという責任ある役職にも関わらずこういった結果になってしまったこと、選手を代表し心よりお詫び申し上げます」
「J3リーグ設立から11年が経った今シーズン、これまで一緒に戦いクラブの礎を築き上げてきたOBや先輩達が繋いでくれたバトンをここで途絶えさせてしまったこと非常に悔しくてたまりません」
「それは降格制度に対してのものだけではなく、自分達の手で残留を掴み取れる首の皮一枚繋がっていたあの入れ替え戦の2試合で”Y.S.C.C.”というクラブを示せなかったことです」
「ピッチ上の選手含めた全選手、全スタッフは全力を尽くして戦ってくれたことは嘘偽りなく誓えます。ただY.S.C.C.というクラブはうまいチームではなく、Y.S.C.C.は戦うチーム。長く降格がないシーズンでも、みんなが全力を尽くして戦ってきました」
「どんな生活や環境でサッカーをしようとも、牙を剥き出し、闘争心全開で相手に向かっていくこと。これが自分自身学んできたこのクラブでの13年間。それをクラブの歴史で最も重要なゲームのひとつで上回れなかったこと、体現出来なかったこと非常に情けないです」
「そして徐々にプロらしく、Jクラブらしく歩んできた我々のスピード感は周りを見渡し気付くとあらゆる部分で取り残されてしまった印象も受けました」
「1年間の積み重ねの結果ではありますが、来シーズン以降必ずこの経験を糧にし、この出来事を忘れることなく、必ずこの引き出しを開放出来る様なシーズンを送りたいと思います」
「そして入れ替え戦に敗れたあとも文句や野次の一言も発さず、ずっとコールで私達の背中を押してくれたファン・サポーターの皆様。このゲームだけではなく、1年間、いやこれまでも。本当に本当に申し訳御座いませんでした。そしてありがとうございました」
「入れ替え戦という特殊なゲーム、相手サポーターもたくさんいましたが、ファン・サポーターが私達を後押ししようと一致団結しスタジアムにこれまでにない応援や人数で盛り上げて頂こうとしていたこと私は知っています」
「グルッと見回してもお客さんがたくさんの光景を作って頂きました。本当にありがとうございます。この悔しさ忘れることなく戦い続けます」
「来シーズンは競技面、競技以外の面でも私達にとってこれまでにないハードル、壁が目の前に立ちはだかります。これまでの様に私達のサッカーを観る機会も知る機会も減ることだと思います。変わらぬご支援も受けられることはないでしょう。これがJから退会する意味なんだと痛感しております」
「今まで以上にピッチで結果と生き様を見せ、ピッチ外ではより地域や街と固い絆で結ばれていく努力を惜しむことなく行っていきたいと思います」
「横浜という街でこのクラブにプライドを持ち生活の一部になって頂いている方々。私達が強くなること、認知されることでしか解消されない部分が必ずあると思います。全力で取り組んでいきたいと思います」
「私自身もピッチ内外で責任を持って自覚ある行動で歩んでいく同時に、引き続き障害や特性をお持ちの方々への活動も全力で。2025シーズンも応援して頂けるようなクラブ・選手になっていきたいと思います」
「サッカーが好きでプレーしたいのではく、”Y.S.C.C.”というものを背負いエンブレムを身に纏ってサッカーをするのが私の誇りであり好きなこと。そのために日々身体を鍛えて自分を律し、年齢に負けることなくハードワークし戦います」
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J3残留をかけた運命の入替戦2ndレグに臨むYS横浜、1stレグのドロー決着を経ての決戦に倉貫監督「1年間やってきたことをやり続ける」「サポーターの力を…」
Y.S.C.C.横浜の倉貫一毅監督とDF西山峻太が、J3・JFL入替戦2ndレグへ向けた意気込みを語った。 今シーズンのJ3リーグを19位で終え、残留を賭けた入れ替え戦に臨んでいるYS横浜。1日に行われた敵地での高知ユナイテッドSC(JFL)との入替戦1stレグは、1-1のドローで終えていた。 7日にホームのニッパツ三ツ沢球技場で行われる運命の2ndレグを前に、記者会見に出席した倉貫監督は意気込みを表明。ホームの声援はチームを後押ししてくれると、ファンからのサポートに期待を示している。 「第1戦を1-1の引き分けで帰ってくる形になりました。次はホームで試合ができますので、サポーターの力を借りて、必ず選手、サポーターが一体となって残留できるよう、勝てるよう頑張っていきます。改めて応援をよろしくお願いいたします」 同じく西山も意気込みについて「第1戦は高知さんの鋭いカウンターに苦しめられました。そうした部分を反省して修正しつつ、第2戦はホームなのでアグレッシブに、僕らも背負っているものがたくさんあるので、しっかり残留できるように取り組んで望んでいきたいと思います」と語り、残留を勝ち取る姿勢を示した。 初戦をドローで終えたことについて倉貫監督は「もちろん勝って帰る形が一番でした。ただ、高知さんがどのような形でくるのか、通常のリーグと違ってわからない部分も多かったですから、ドローは悪い結果ではないかなと思います。そして、試合後は選手たちに『入れ替え戦は2戦終わった合計での結果。まだ前半が終わっただけで、後半が残っている。ホームに帰って勝って残留できるようにしよう』と伝えました」とコメント。2ndレグについては「1年間やってきたことをやり続ける、全力で出すことが重要です」と強調した。 結果次第ではJFL降格となる試合。13年クラブに在籍する西山はJ3に残る意義について「地域の方々や期待感、注目度は(J3ができてからの)11年でガラッと変わったと感じています。ただ、横浜には素晴らしいクラブがある中で、第三のクラブという位置づけは立ち位置が難しいです。応援してくださる方がいる中でも、このクラブ、地域を盛り上げるのは難しいなと11年感じています。ただ僕らにも応援してくれる方々がたくさんいて、僕らが頑張ることで元気や彩りを与えられるようなクラブになっています。でもそれはJリーグのクラブだから成り立っている部分もあるので、そこの火は灯し続けたいです」と述べている。 最後に西山は試合に向け、「第2戦はすごく難しい試合になると思います。でも、僕らがJクラブであり続けることを掴み取れるように、応援してくださる方のためにも一生懸命全力で臨んでいきたいと思っています」と気合いを示している。 ◆入替戦1stレグ 高知ユナイテッドSC 1-1 Y.S.C.C.横浜 【高知】 上月翔聖(前33) 【YS横浜】 冨士田康人(前5) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 15:00KO Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 中継:DAZN、Lemino 2024.12.05 14:50 Thu3
YS横浜DF西山峻太が契約更新 JFL時代から在籍の12年目
Y.S.C.C.横浜は19日、DF西山峻太(34)の契約更新を発表した。 西山は日本フットボールリーグ(JFL)時代の2012年からYS横浜に所属。在籍12年目の今季はK3リーグ1試合の出場だった。クラブの公式サイトで次のようにコメントしている。 「まずは2023シーズンも共に戦い、走り抜け、ご支援下さったファン・サポーターの皆様、クラブパートナー様、試合の運営を滞りなくスムーズに行って頂いたボランティアスタッフの皆様、クラブスタッフ、アカデミーの子ども達、そして1年間苦楽を共にしたチームメイト、テクニカルスタッフ、メディカルスタッフなどY.S.C.C.に関わる全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」 「来シーズンもY.S.C.C.でプレー出来る事に感謝と責任感を強く感じます。J3が創設され今シーズンで10シーズン目が終了しました。3年連続で最下位から始まった歴史も毎年少しずつですが、クラブが昔から大切にしてきたピッチ内外でのフィロソフィーのもと小さいクラブではありますが魅力あるクラブになってきていると思います」 「今シーズンはJ3で初めて昇・降格のあるシーズンでしたが終盤戦まで昇格という可能性があるシーズンを過ごす事が出来た事は本当に選手として幸せでしたし、やっぱりこのクラブで、このグループの一員としてもっと高いところに到達したいと強く思いました」 「その反面、個人に目を向けると、試合に出てなんぼと言われる世界で1試合、10分弱しかゲームに出場する事が出来なかった事で、このままこのクラブでプレーしていて良いのか果たして貢献出来ているのかと、身の振り方も考える様にもなりました」 「ただ残り少ないであろうサッカー人生を考えると毎日サッカーが出来る環境だったり、このカテゴリーや日々自分の中で最高のコンディションを作って身を置いていないと生き残っていけない中でまだまだプレーがしたいと」 「そしてもっと試合に出場しチームに貢献したい、上手くなりたい、強くなりたいという情熱は毎年強くなっていっています。自分の居場所は自分で作っていかないといけないと思います」 「最後にクラブとして次の10年というスパンで考えた時に、もっともっとスピード感を上げ、本気で上を目指すだけの取り組みを現場だけではなく、フロントや会社含め一体感をもって取り組んでいきたいと思います」 「そしてそんな中でもこのクラブが地域に根差し社会貢献活動や地域貢献活動を継続的に行う事で、地域になくてはならない存在で、街の誇りだと思ってもらえる様な取り組みや活動もしていきたいと思います」 「Y.S.C.C.を応援したいなと思ってもらえるような取り組みや説得力がある1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。来シーズンも宜しくお願いします」 2023.12.19 18:20 Tue4
YS横浜、"ワンクラブマン"のDF西山峻太と契約更新 「このクラブで昇格したい」
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YS横浜がクラブ一筋、33歳の西山峻太と契約更新!
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元日本代表DF駒野友一が、MF松井大輔の引退試合を振り返った。 15日、『松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~』がニッパツ三ツ沢球技場で開催。駒野は「JAPAN DREAMS」の一員としてピッチに立った。 12-6の打ち合いとなったなか、駒野に見せ場が訪れたのは試合終了間際。香川真司がボックス内で吉田沙保里のタックルを受け、JAPAN DREAMSがPKを獲得。ゴール左隅にきっちりと決めた。 2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)のPK失敗を払拭すべく、松井が企画したという一幕。事前の打ち合わせは「ないです」と、駒野自ら舞台裏を語った。 「始まる前にやるというのは聞いていて。吉田さんがタックルをしてPKになるというのは聞いていなかったです。でも蹴るというのは聞いていました」 「やるしかないですよね。(スクリーンの)映像まで準備して。あそこで拒否はできないですよね。あの時だけは自分の引退試合かのように思いましたけど」 「蹴る前も決めてくれというのは(松井から)耳元で言われました。1回蹴り直しはOKというのも言われていましたけど」 また、日本代表やジュビロ磐田でチームメイトだった松井にも言及。プレーの魅力を語った。 「小学校から一緒にやり始めた。性格もそうですけど、一番はここまでサッカースタイルも変わっていないのがすごいかなとは思います」 「自分のプレーでたくさん魅了するのもそうですけど、相手の裏を突くプレーをするのはすごいですし、それで(ボールを)取られないところ。しっかりと相手を抜き切るところが松井の良いところかなとは思います」 さらに、互いに指導者の道を歩んでいる駒野と松井。監督としての再会について、「そうなれるようにお互いがんばってやりたいなと思います」と新たな目標を掲げている。 <span class="paragraph-title">【動画】駒野友一が吉田沙保里のタックルから生まれたPK成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報]<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%A7%92%E9%87%8E%E5%8F%8B%E4%B8%80?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#駒野友一</a> 14年前の雪辱を晴らす!<br>/<br>2010年W杯でPKを外した駒野が<br>14年の時を経てあの時のリベンジ!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E5%A4%A7%E8%BC%94%E5%BC%95%E9%80%80%E8%A9%A6%E5%90%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#松井大輔引退試合</a><br>-Le dernier dribble-<br>~STARSEEDS SPECIAL MATCH~<br><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> で【無料】生中継<a href="https://twitter.com/yokohama_fc?ref_src=twsrc%5Etfw">@yokohama_fc</a> <a href="https://twitter.com/matsui_ld_1215?ref_src=twsrc%5Etfw">@matsui_ld_1215</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%A5%AD%E3%82%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アベマサッカー祭り</a></p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1868196645298696482?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.15 22:00 Sun3
「すごく幸せな時間」豪華メンバーの引退試合に松井大輔は満足気、ハイライトは「やっぱり駒野」「企画させていただきました」
元日本代表MF松井大輔が引退試合や自らのキャリアを振り返った。 15日、『松井大輔引退試合-Le dernier dribble-~STARSEEDS SPECIAL MATCH~』がニッパツ三ツ沢球技場で開催。「JAPAN DREAMS」と「MATSUI FRIENDS」の2チームに分かれ、三浦知良や本田圭佑ら豪華メンバーが集結した。 試合は12-6の打ち合いで終了。両チームでプレーした松井は計7得点の活躍を見せた。 「最後自分らしいプレーはなかなかできなかったかもしれないですけど、みなさんと楽しくボールに触れることができました」と試合を振り返った松井。想定していた通りの試合ができたと満足感を示した。 「自分の好きな選手だったり、いろんな方が来られて、すごく幸せな時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございます」 「前半は本気モードでできたら良いなと思ったので、(最初の)20分はすごく良いメンバーを出させていただきました。前半のうちに、早めに点が取れたのは良かったかなと思います」 「本当はもっとたくさんの方に出場していただく予定でしたが、なかなかスケジュールも合わなかったりして来られない選手もいたので、申し訳なかったなと思います」 「けれども自分としては、サッカーもそうだし、アスリートの人たち、また異業種の方だったりとか、タレントさんとか、自分が関わっている方、お世話になった人たちと一緒にボールを蹴るというスタイルの引退試合にしたいなと思いましたし、お客さんが楽しんでもらえるような引退試合になったのかなとは思います」 「最後に一緒にプレーして、パス交換するだけでプレーヤーがどこに欲しいかというのもわかりますし、1人1人のプレーの良さというのが今日見て取れたので、お客さんはすごく喜んだのではないかなと思います」 また、松井は試合のハイライトにも言及。「やっぱり駒野でしょ」と、吉田沙保里のタックルから生まれたPKのキッカーを務め、2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)のリベンジを果たした駒野友一の得点を挙げた。 「駒ちゃんもね、僕は小学校6年生から一緒にサッカーをしてきたので、そういう意味も込めまして。彼は引退試合をまだやっていないでしょうし、早めにPKを払拭できればと思いまして、企画させていただきました。本当は外しても良かったんですけどね。彼はやっぱりうまくなりましたね」 さらに、吉田沙保里のPK献上については、企画していたものだったともコメント。香川真司が自ら犠牲になってくれたと明かした。 「昨日、中村憲剛の(引退)試合でまさか沙保里さんがタックルするとは思っていなかったので、2回目になってしまったというのはありますけど。自分はタックルは受けたくないですし、誰が良いかなとずっと考えながらやっていたのですが、最終的に(香川)真司がやってくれるということで、昨日の夜中ぐらいに決まりました」 「僕は駒野とずっと一緒にやっていましたが、(W杯で)PKを外した後に家族となかなか普通の生活ができなかったというのもありますし、それを払拭するためにも笑い… 笑いじゃないですけど、うまく先に進むことができればなと思ったので。友達としてではないですけどね。あとはたくさんの人たちが喜んでくれるような演出がちょっとはできたのかなとは思います」 「(バーに当てろという仕草は?)いや、『バーに当てるなよ』と言っておいた。『ちゃんと決めてね』と。それの方がちょっと緊張すると言っていましたけど(笑)」 引退試合を終え、自らのサッカー人生も回想した松井。京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)から始まり、Y.S.C.C.横浜で終えたプロキャリアのなか、関係者への感謝の思いを伝えた。 「プロサッカーを京都で始めてから、Y.S.C.C.で終わるまで、フットサルに関わったり、フランス、ポーランド、ブルガリア、ロシア、ベトナムといろんな国に行かせていただいて、すごくファン・サポーターに与えていただいたことが多いな、支えていただいたことが大きかったなと思いました」 「自分のプレーを監督や周りの人たちが見守ってくれたような気がしました。なので、この引退試合を機に、いろんな方々に恩返しではないですけど、関わっていただいた方にできればなと思いました」 「プロになるまでもそうですけど、いろんな方々に支えていただいたというのはすごく大きいなと思いました。あとは出会いですよね。カズさんと出会ったりだとか、いろんな人も」 「自分の名前も大きく人を助けるみたいな漢字で、親父がつけてくれた名前ですけど、いろんな人を助けながら。助けたかどうかはわからないですけど、関わりながら人と人が繋がっていく」 「自分はドリブルということを主に感じていましたけど、最終的にスルーパスだったり、(本田)圭佑が決めてくれたりだとか。スルーパスを通すのが好きだったので、自分としてはアシストしながら、人と巡り会えたことにすごく感謝したいなと思います」 「今ここ(会見)にいらっしゃる方も、ずっと18歳、19歳から知っている人もいるでしょうし、今日来てくれた人たちも昔から自分を知ってくれる人が多かったので、そういう意味もあって。自分としては感謝しかないですし、その人と関わることによって自分が成長できたのではないかなと思っています。縁というのはすごく不思議であって、これからもいろんな縁があれば良いですけど、繋いでいければ良いなと思います」 「サッカーは人と人を繋ぐ新しいツールではないですけど、仲良くなったり、僕がここに立っていることによって、いろんな人が繋がれることもそうだし、友達になったり。(サッカーは)僕の人生の一部だと思いますし、いろんな人とこれから繋がって、また恩返しができたり、いろんな紆余曲折をともにできたらなと思います」 また、今後は指導者を軸に新たなキャリアを歩んでいく日本屈指のドリブラー。さまざまな場所で選手の成長を後押ししたいと述べた。 「いろんなところでコーチをやりたいんですよ。1個のクラブにとどまりたくないというのが本音なんですけど。今もいろんなクラブを渡り歩きながら仕事させてもらっています」 「日本代表ほどではないですけど、(良い選手を)輩出できれば良いなと思っています。あと指導者の軸がありながら、また会社を設立できれば良いなと」 指導者以外にも力を入れていきたいとのこと。自らが関わるフットサルを絡めたスポーツ界の成長を考えている。 「Fリーグもそうですけど、フットサルのリーグも理事長をやらせていただいているので。育成年代のボールの扱いだったりとか。この前オリンピックでスペイン代表と日本はやりましたけど、各強豪国と呼ばれる国では15歳だったり、幼少期にフットサルをやりながらサッカーの向上、フットボーラーとして技術を高めていく」 「また、サッカーIQの高いチームが勝つ可能性が高い。そういう意味も含めてフットサル。終わりの挨拶でもありましたけど、そこの技術の向上というのは議題になってくると思うので、自分もコーチをやりながら、フットサルと絡めて、うまく両方が相乗効果になればなとは思います」 「アリーナ競技ということもありまして、アリーナでBリーグさんと提携したりだとか、協力したりだとか、午前中は運動できる施設ができれば」 「サッカーも(シーズン開始が)7月、8月へ移行になったりだとか、できない可能性を秘めているので、サッカーもそうですし、フットサルもそうですし、スポーツもそうですし、いろんな運動だったり、いろんな方々が週末に運動できるようなところができれば良いなと。Fリーグも絡みながら、そういうことができれば良いなと思います」 「また新しいことは来年に取っておきたいな、何かいろいろやりたいなと思っています。1個会社を立ち上げながら、いろんな方、アスリートの人たちを支援じゃないですけど、そういうのができれば良いなと思いますし。あとはしっかりとゴルフを。やめましたサッカーを。ゴルフ中心でいこうかなと思っています」 <span class="paragraph-title">【動画】駒野友一が吉田沙保里のタックルから生まれたPK成功!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報]<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%A7%92%E9%87%8E%E5%8F%8B%E4%B8%80?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#駒野友一</a> 14年前の雪辱を晴らす!<br>/<br>2010年W杯でPKを外した駒野が<br>14年の時を経てあの時のリベンジ!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E5%A4%A7%E8%BC%94%E5%BC%95%E9%80%80%E8%A9%A6%E5%90%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#松井大輔引退試合</a><br>-Le dernier dribble-<br>~STARSEEDS SPECIAL MATCH~<br><a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMA</a> で【無料】生中継<a href="https://twitter.com/yokohama_fc?ref_src=twsrc%5Etfw">@yokohama_fc</a> <a href="https://twitter.com/matsui_ld_1215?ref_src=twsrc%5Etfw">@matsui_ld_1215</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%A5%AD%E3%82%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アベマサッカー祭り</a></p>— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1868196645298696482?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.15 20:55 Sun4
来季からJFL...Y.S.C.C.横浜が声明「1年でJリーグへ復帰する為、全精力を注いで邁進してまいります」
9日、Y.S.C.C.横浜が声明を発表した。 YS横浜は7日、J3・JFL入替戦2ndレグを本拠地・ニッパツ三ツ沢球技場で戦い、高知ユナイテッドSCに0-2と敗戦。立ち上がりに失点し、最後は後半ATの被弾で力尽きた。 これにより、2戦合計1-3でJFL高知に軍配。 敵地横浜へ乗り込んだ高知陣営が歓喜に沸いた一方、YS横浜はJリーグ会員資格を喪失することとなり、すなわちJFL降格。J3創設時から維持してきた立場を失い、社会人サッカーの世界へ逆戻りすることとなった。 敗戦から2日、クラブは代表取締役・吉野次郎氏名義で「Y.S.C.C.を応援してくださる全ての皆さまへ」と題した声明を発表した。 「日頃よりY.S.C.C.へ、温かいご支援とご声援を頂戴し、誠にありがとうございます」 「7日に行われました、入れ替え戦の結果を受け、Jリーグを退会することとなり、2025シーズンはJFLに戦いの場を移すことになりました」 「最後までご声援を送り続けてくださったファン・サポーターの皆様、ご支援いただいているスポンサー企業の皆様、そしてY.S.C.C.に関わる全ての皆様のご期待にお応えすることが出来ず、誠に申し訳ございません」 「来シーズンは1年でJリーグへ復帰する為、全精力を注いで邁進してまいりますので、今後とも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします」 「2024年12月9日 株式会社Y.S.C.C. 代表取締役 吉野次郎」 2024.12.09 17:51 Mon5