ルヴァン杯王者の名古屋は数的有利活かせずゴールレスドロー…鹿島は鈴木優磨が報復行為で痛恨の一発退場【明治安田J1第36節】
2024.11.09 16:05 Sat
明治安田J1リーグ第36節、鹿島アントラーズvs名古屋グランパスが9日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。
4位の鹿島は前節川崎フロンターレ相手に勝利し、中後監督にとって嬉しい就任後初白星を記録。優勝は厳しい状況ながら、3位以内確保は十分に目指せる中でのホームゲームとなった。
一方、こちらは先週行われたYBCルヴァンカップ決勝で勝利を収め、大会2度目の優勝を果たした10位の名古屋。リーグ戦は現在3連敗中であり、トロフィー獲得をきっかけに復調できたかが注目される。
激しいボールの奪い合いが見られる序盤は、8分に山岸がボックス内でシュートを放つなど名古屋が最初のチャンスを作る。10分過ぎからは鹿島が敵陣でボールを持つ時間が増えるも、好機までにはつながらない。
それでも、17分には手数をかけた鹿島の攻撃から最後は鈴木優磨がシュートを放ったが、名古屋DFがブロック。22分には高い位置でのプレッシャーからボールを奪うと、最終的に三竿がシュートを放つなど鹿島の時間が続く。
後半、連敗ストップを目指す名古屋が、高い位置からプレッシャーをかけ積極的な入りを見せる。一方の鹿島も52分に左サイドのCKから鈴木優磨が頭で合わせたが、惜しくも枠外へ外れた。
両チームとも細かなジャッジに対する不満が垣間見える中で、57分には鈴木優磨が背後から椎橋に倒されると激昂。その場で椎橋に胸からぶつかり倒してしまうと、これが報復行為として上田主審は迷わずレッドカードを提示し、退場処分となった。
数的有利となった名古屋は押し込む展開を作ると、71分には左サイドの徳元のクロスから永井がヘディングシュートも枠外。78分にはCKからゴールへ迫るも、鹿島守備陣が身体を張った守備でブロックした。
1人少なくなった後も、守備を固めるだけでなく積極的に得点を狙いに行く鹿島。85分にはFKのこぼれ球にボックス内フリーの名古がボレーで合わせたが、枠上に外れた。
何としても得点が欲しい名古屋は87分にパトリック、山中、吉田を投入。パトリックへのロングボールを使い脅かそうとするも、鹿島のDF陣を最後まで崩せないままタイムアップとなった。
10人で良く持ちこたえた鹿島だったが、3位以内を狙いたい状況下では痛恨のドロー。一方の名古屋も連敗をストップしたとはいえ、数的有利を活かせぬ結果となった。
鹿島アントラーズ 0-0 名古屋グランパス
4位の鹿島は前節川崎フロンターレ相手に勝利し、中後監督にとって嬉しい就任後初白星を記録。優勝は厳しい状況ながら、3位以内確保は十分に目指せる中でのホームゲームとなった。
一方、こちらは先週行われたYBCルヴァンカップ決勝で勝利を収め、大会2度目の優勝を果たした10位の名古屋。リーグ戦は現在3連敗中であり、トロフィー獲得をきっかけに復調できたかが注目される。
それでも、17分には手数をかけた鹿島の攻撃から最後は鈴木優磨がシュートを放ったが、名古屋DFがブロック。22分には高い位置でのプレッシャーからボールを奪うと、最終的に三竿がシュートを放つなど鹿島の時間が続く。
28分には鹿島の前線のコンビネーションから、最後はボックス手前の安西が鋭いシュートも枠上へ。終盤にかけても鹿島がボールを握る時間帯が増えたが、名古屋も集中した守りを維持しスコア動かぬままハーフタイムとなった。
後半、連敗ストップを目指す名古屋が、高い位置からプレッシャーをかけ積極的な入りを見せる。一方の鹿島も52分に左サイドのCKから鈴木優磨が頭で合わせたが、惜しくも枠外へ外れた。
両チームとも細かなジャッジに対する不満が垣間見える中で、57分には鈴木優磨が背後から椎橋に倒されると激昂。その場で椎橋に胸からぶつかり倒してしまうと、これが報復行為として上田主審は迷わずレッドカードを提示し、退場処分となった。
数的有利となった名古屋は押し込む展開を作ると、71分には左サイドの徳元のクロスから永井がヘディングシュートも枠外。78分にはCKからゴールへ迫るも、鹿島守備陣が身体を張った守備でブロックした。
1人少なくなった後も、守備を固めるだけでなく積極的に得点を狙いに行く鹿島。85分にはFKのこぼれ球にボックス内フリーの名古がボレーで合わせたが、枠上に外れた。
何としても得点が欲しい名古屋は87分にパトリック、山中、吉田を投入。パトリックへのロングボールを使い脅かそうとするも、鹿島のDF陣を最後まで崩せないままタイムアップとなった。
10人で良く持ちこたえた鹿島だったが、3位以内を狙いたい状況下では痛恨のドロー。一方の名古屋も連敗をストップしたとはいえ、数的有利を活かせぬ結果となった。
鹿島アントラーズ 0-0 名古屋グランパス
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Jリーグは20日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの日程を発表した。 これまではJ1クラブと、前年J2に降格したクラブが出場していたルヴァンカップは、2024シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式に変更。リーグ戦ではなく、全てトーナメントで行われる方式となっていた。 1stラウンドはFIFAクラブワールドカップ(W杯)2025に出場する浦和レッズ、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に出場する、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に出場するサンフレッチェ広島を除いたチームが参加。7つのトーナメントに分かれて行われ、各トーナメントを勝ち上がった7チームがプレーオフラウンドに進出することとなる。 プレーオフラウンドは勝ち上がった7チームとACL2参加の広島の8チームがホーム&アウェイ方式で戦い、勝ち上がった4チームがプライムラウンド進出。浦和、神戸、川崎F、横浜FMを加えた8チームでホーム&アウェイ方式のトーナメントを行うこととなる。 【1回戦】 ▽3月20日(木・祝) 《13:00》 【14】ヴァンラーレ八戸 vs アルビレックス新潟 [プライフーズスタジアム] 《14:00》 【2】FC岐阜 vs 横浜FC [岐阜メモリアルセンター長良川競技場] 【3】ギラヴァンツ北九州 vs ファジアーノ岡山 [ミクニワールドスタジアム北九州] 【4】高知ユナイテッドSC vs ガンバ大阪 [高知県立春野総合運動公園陸上競技場] 【8】栃木シティ vs 鹿島アントラーズ [未定] 【10】アスルクラロ沼津 vs 柏レイソル [愛鷹広域公園多目的競技場] 【12】AC長野パルセイロ vs 東京ヴェルディ [長野Uスタジアム] 【16】奈良クラブ vs FC東京 [ロートフィールド奈良] 【18】ツエーゲン金沢 vs 湘南ベルマーレ [石川県西部緑地公園 陸上競技場] 【20】カマタマーレ讃岐 vs セレッソ大阪 [Pikaraスタジアム] 【22】ガイナーレ鳥取 vs 京都サンガF.C. [Axisバードスタジアム] 【24】テゲバジャーロ宮崎 vs 名古屋グランパス [いちご宮崎新富サッカー場] 【26】FC琉球 vs アビスパ福岡 [タピック県総ひやごんスタジアム] ▽3月26日(水) 《18:00》 【6】SC相模原 vs 清水エスパルス [相模原ギオンスタジアム] 《19:00》 【1】 ヴァンフォーレ甲府 vs 藤枝MYFC [JIT リサイクルインク スタジアム] 【5】 水戸ホーリーホック vs ロアッソ熊本 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【7】 FC大阪 vs ジュビロ磐田 [東大阪市花園ラグビー場] 【9】 大分トリニータ vs レノファ山口FC [クラサスドーム大分] 【11】 福島ユナイテッドFC vs 北海道コンサドーレ札幌 [とうほう・みんなのスタジアム] 【13】 愛媛FC vs ブラウブリッツ秋田 [ニンジニアスタジアム] 【15】 松本山雅FC vs サガン鳥栖 [サンプロ アルウィン] 【17】 RB大宮アルディージャ vs いわきFC [NACK5スタジアム大宮] 【19】 ザスパ群馬 vs V・ファーレン長崎 [正田醤油スタジアム群馬] 【21】 FC今治 vs 徳島ヴォルティス [アシックス里山スタジアム] 【23】 鹿児島ユナイテッドFC vs モンテディオ山形 [白波スタジアム] 【25】 カターレ富山 vs ジェフユナイテッド千葉 [富山県総合運動公園陸上競技場] 【27】 栃木SC vs ベガルタ仙台 [未定] 【2回戦】 ▽4月9日(水) 【28】 【1】勝者チーム vs FC町田ゼルビア 【31】 【6】勝者チーム vs 【7】勝者チーム 【32】 【8】勝者チーム vs 【9】勝者チーム 【35】 【14】勝者チーム vs 【15】勝者チーム 【37】 【18】勝者チーム vs 【19】勝者チーム 【39】 【22】勝者チーム vs 【23】勝者チーム ▽4月16日(水) 【29】 【2】勝者チーム vs 【3】勝者チーム 【30】 【4】勝者チーム vs 【5】勝者チーム 【33】 【10】勝者チーム vs 【11】勝者チーム 【34】 【12】勝者チーム vs 【13】勝者チーム 【36】 【16】勝者チーム vs 【17】勝者チーム 【38】 【20】勝者チーム vs 【21】勝者チーム 【40】 【24】勝者チーム vs 【25】勝者チーム 【41】 【26】勝者チーム vs 【27】勝者チーム 【3回戦】 ▽5月21日(水) 【42】 【28】勝者チーム vs 【29】勝者チーム 【43】 【30】勝者チーム vs 【31】勝者チーム 【44】 【32】勝者チーム vs 【33】勝者チーム 【45】 【34】勝者チーム vs 【35】勝者チーム 【46】 【36】勝者チーム vs 【37】勝者チーム 【47】 【38】勝者チーム vs 【39】勝者チーム 【48】 【40】勝者チーム vs 【41】勝者チーム 【プレーオフラウンド】 ○第1戦:6/4(水) ○第2戦:6/8(日) 【プライムラウンド】 ○準々決勝:第1戦 9月3日(水)/第2戦 9月7日(日) ○準決勝:第1戦 10月8日(水)/第2戦 10月12日(日) ○決勝:未定 2024.12.20 13:45 Fri3
新体制の鹿島、最初の補強は横浜FMのDF小池龍太! 重傷から復帰も移籍決断「僕とF・マリノスの成功や成長のためにはベストな選択」
鹿島アントラーズは18日、横浜F・マリノスのDF小池龍太(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 2025シーズンから新たに鬼木達監督が指揮を執る鹿島。新体制での最初の補強選手が決定した。 小池はJFAアカデミー福島出身で、2014年に当時JFLのレノファ山口FCに加入。その後、柏レイソルへと移籍すると、2019年8月にベルギーのロケレンに移籍。しかし、チームが倒産するという異例の事態に巻き込まれ、2020年5月に横浜FMに完全移籍で加入した。 左右のサイドバックやボランチでプレーできる小池だったが、2023年3月に右膝蓋骨を骨折。その他のケガもあり約1年半の長期離脱となると、今シーズンは復帰。明治安田J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で2試合に出場した。 横浜FMでは、J1通算85試合9得点、リーグカップ通算13試合、天皇杯通算2試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも12試合に出場していた。 横浜FMで5シーズン過ごした小池は、両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆横浜F・マリノス</h3> 「初めに、2020年4月から5シーズンの間、たくさんの応援をしていただいたファン・サポーターの皆さま、ご支援・ご声援をいただきましたパートナー・スポンサーの皆さま、本当にありがとうございました」 「今年をもってF・マリノスを去ることになりました。振り返ってみると、加入発表時は『あまじゅん(純くん/天野純選手)の復帰にもう1人ついて来た!』そんな感じだったと思います」 「当時の僕の感情は、憧れていた海外移籍を倒産という無念のまま終え、これから日本でもう一度目標を決め直そうと考えていました。そんな考えはアンジェ(ポステコグルー)元監督のトレーニングを1週間してからは自然と消え、『マリノスでタイトルを獲る』だけに変わり、キーボー(喜田拓也選手)を中心にその目標へと進んでいくチームに、アタッキングフットボールに没頭することができました」 「そんな僕が歴史のある偉大なクラブ、横浜F・マリノスで副キャプテンという役職を与えられ、キャプテンマークを巻いて試合をすることができたことを本当にうれしく誇りに思います」 「多くの試合に出場させていただき、メモリアルゴール・日本代表選出・目標にしたJ1優勝タイトル・ベストイレブンと多くの良い思い出ができました。それとは正反対で、1年半近く怪我で離脱したことは、悔しく苦しい思い出です」 「それでも諦めずに支えてくれたメディカルチーム、コーチングスタッフ、選手のみんなには本当に支えられたし、感謝してもしきれません。みんなのお陰でサッカー選手としていれることを、これからも忘れないでプレーし続けます」 「まずはこの決断に関して、僕とF・マリノスの成功や成長のためにはベストな選択だと思います。何かを得るためには何かを捨てなければいけないですし、日々変わり続けるサッカー、変わっていくアタッキングフットボールでも同じです」 「復帰を目指し励んでいた日々、特に今シーズンは契約最終年と重なり、プロサッカー選手としての終わりを覚悟することもありました。それでも自分はもう一度戻れると信じ、戻ってからは、まだチームの役に立てると自信もありました」 「念願の復帰を果たしてからは、もし自分がいなくなることになっても、チームとして変えてはいけないこと、下げてはいけない基準、これまで積み上げてきたこと、これから体現してほしいサッカーや想いは残る選手や若手、チームに伝えておきたいと思い必死にピッチを走りました。その想いはファン・サポーターの皆さまにも伝わっていたら嬉しいです」 「皆さんは来年からも変化していくアタッキングフットボールを楽しんでください!僕も移籍先でこれまで同様にサッカーと向き合い、努力し続けたいと思います!みんなと戦えて最高に楽しかった。5年間本当にありがとうございました」 <h3>◆鹿島アントラーズ</h3> 「鹿島アントラーズのファン・サポーターの皆様、初めまして小池龍太です。これまで多くの対戦をしてきましたが、2025シーズンからともに戦うことになりました。鹿島アントラーズで戦うための責任感や、エンブレムの重みをすぐに理解できるとは思っていませんが、日々真剣にサッカーと向き合うことで、深く感じていきたいと思います。そして、これまで歴史を築いてきた選手たちのように今を必死に戦うことで、新たな歴史をチーム一丸となり築いていきます。よろしくお願いします」 2024.12.18 11:13 Wed4
『JPFA J1アワード2024』のMVPに連覇神戸から武藤嘉紀! ベストイレブンも発表
日本プロサッカー選手会(JPFA)は16日、『JPFA J1アワード2024』として、最優秀選手賞とベストイレブンを発表した。 2022シーズンに新設され、シーズンを通して活躍したJPFA所属選手を表彰する『JPFA J1アワード2024』。3回目の開催となる今回は最優秀選手賞に明治安田J1リーグ連覇に天皇杯優勝の2冠を達成したヴィッセル神戸からFW武藤嘉紀が輝いた。 武藤は先の『2024 Jリーグアウォーズ』でも最優秀選手賞とベストイレブンを獲得。今季のJ1リーグでは37試合でチームトップの13得点を決め、7つのアシストもマークした。 ベストイレブンも神戸勢が占め、武藤をはじめ、DF山川哲史、MF扇原貴宏、MF井手口陽介、FW大迫勇也の最多5選手が選出。次点で多かったのはGK大迫敬介、DF佐々木翔、MF東俊希の3選手がノミネートしたサンフレッチェ広島となっている。 ちなみに、J2リーグとJ3リーグの最優秀選手賞はそれぞれジェフユナイテッド千葉FW小森飛絢、大宮アルディージャFW杉本健勇に決定している。 ◆ベストイレブン ※()内は所属先/受賞回数 GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島/初) DF 中谷進之介(ガンバ大阪/初) 山川哲史(ヴィッセル神戸/初) 佐々木翔(サンフレッチェ広島/初) MF 扇原貴宏(ヴィッセル神戸/初) 井手口陽介(ヴィッセル神戸/初) 東俊希(サンフレッチェ広島/初) FW 鈴木優磨(鹿島アントラーズ/初) 山田新(川崎フロンターレ/初) 大迫勇也(ヴィッセル神戸/2) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/2) 2024.12.16 17:28 Mon5