アル・ヒラル指揮官がハフィーニャ獲得を熱望…代理人やバルセロナに自ら接触か

2024.06.24 16:18 Mon
アル・ヒラルが獲得熱望のハフィーニャ
Getty Images
アル・ヒラルが獲得熱望のハフィーニャ
アル・ヒラルバルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ(27)の獲得に向け動いているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

リーズ・ユナイテッドからバルセロナに加わって2年が経とうとしているハフィーニャ。今シーズンは、両ウイングをこなしながら公式戦37試合で10ゴール13アシストを記録し、現在はコパ・アメリカ2024を戦うブラジル代表で活動している。
そんなハフィーニャには、かねてからサウジアラビア方面から関心が。『ムンド・デポルティボ』によると、ブラジル代表FWネイマールや元ブラジル代表FWマウコムを擁するアル・ヒラルが獲得を熱望しているという。

ジョルジェ・ジェズス監督はハフィーニャについて、チームをさらに飛躍させてくれる存在と考えているとのこと。ハフィーニャの代理人やバルセロナに自らコンタクトを取り、獲得希望の意向を伝えたという。

一方のバルセロナは最低9000万ユーロ(約153億8000万円)からのオファーしか受け付けないと通達。しかし、4億ユーロ(約683億7000万円)の契約解除条項が存在することから、実現する場合は1億ユーロ(約170億9000万円)超えの取引にもなりえるようだ。
サウジアラビアのクラブはそんな高額な移籍金も苦にしないとのことだが、最大の壁はバルセロナ残留を望んでいるハフィーニャ本人の説得。すでに現在の給与を遥かに上回る額を渡すと伝えており、サウジ・プロ・リーグ参戦に心が動くことを期待している。

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バルサが欲しいFWニコ・ウィリアムズ、アスレティックは交渉する気なし…100億円一括払いのみが解決策

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得を目指しているというバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオは一切の交渉に応じる気がないようだ。 スペイン代表としてユーロ2024にも参加しているニコ・ウィリアムズ。アスティレックでは2023-24シーズンのラ・リーガで31試合に出場し5ゴール14アシストを記録。コパ・デル・レイでは6試合で3ゴール5アシストを記録し、優勝に貢献した。 バルセロナの今夏の補強ポイントである左ウイングを主戦場とするニコ・ウィリアムズだが、慢性的な財政難から脱却できていないバルセロナは交渉を進めたいと考えている。 1つは移籍金の値下げ、そして分割払いなど、多くの支出を避けたいと考えているとのこと。これまでよりは財政問題も解決に向かいつつあるものの、余裕のある状況ではない。 しかし、スペイン『スポルト』によれば、アスレティック側は一切譲歩する気はないという。 まず、ニコ・ウィリアムズに設定されている5800万ユーロ(約100億円)の契約解除金に関しては、減額する気は一切なく、全額を支払う必要がある。 また、分割払いなども認める気はないため、バルセロナにとってはかなりハードルが高くなってしまっている。 バルセロナがニコ・ウィリアムズを獲得するためには、選手の売却で多くの資金を手にする他ない。ハンジ・フリック新監督の下で、構想に入らない選手を売却する動きは進んでいるとのこと。早々に話をまとめて、資金を確保しておきたいところだろう。 候補の1人はブラジル代表FWハフィーニャ。サウジアラビアやプレミアリーグから関心が寄せられており、サウジアラビアは8000万ユーロ(約138億円)以上を支払う気があるとのこと。喉から手が出るほど欲しいはずだが、どういった決断を見せるだろうか。 2024.06.30 00:02 Sun

バルセロナなど関心のニコ・ウィリアムズ、今はユーロに集中も「外から来る話は全て良いもの」

アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が自らの去就について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在はスペイン代表の一員としてユーロ2024を戦っているニコ・ウィリアムズ。一方、左ウイングを探すバルセロナからの関心も報じられている。 バルセロナはサウジアラビア方面から熱視線を浴びるブラジル代表FWハフィーニャ(27)が残留したとしても、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)より少し安く済むニコ・ウィリアムズの獲得に動く可能性があるとのこと。さらに、チェルシーやリバプールといったクラブもこの21歳に注目しているようだ。 ニコ・ウィリアムズはラウンド16のジョージア代表戦を前に、スペイン『La Vanguardia』のインタビューに対応。ビッグクラブからの関心は嬉しいが、今はユーロ以外に目を向けていないと語った。 「外から来る話は全て良いものだ。自分が仕事をうまくやっている証拠だ。子供たちは皆、ビッグクラブに注目されることを夢見ている」 「僕はユーロで良い結果を残すことに集中している。その後に何が待っているかはそのうちわかるだろう。最近は完全に(移籍の話を)断っているからね」 一方、代表で仲の良い選手についても語り、関心が噂されるバルセロナのFWラミン・ヤマルと常に行動しているとのこと。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)も加わってプレイステーションで遊んでいるようで、ニコ・ウィリアムズは16歳ウインガーとの関係の良さを強調した。 「僕らはとても仲が良い。単なるチームメイトではなく、友人でもある。チームを大きな成功に導く上でも重要なことだと思う」 「友達と一緒なら何事もよりうまくいく。彼がここにいてくれることや、彼のスペクタクルなプレーを見られることはとても嬉しいよ」 2024.06.29 17:56 Sat

ブラジル代表がヴィニシウス2発などで初勝利! パラグアイ代表は連敗で敗退【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第2節の1試合が29日にラスベガスで行われ、ブラジル代表がパラグアイ代表を4-1で下した。 黒星スタートのパラグアイと引き分けスタートのブラジルによる一戦。今節も制して勝ち点6で突破を決めたコロンビア代表を追いかけるブラジルはアリソンやマルキーニョス、ヴィニシウス・ジュニオールを継続起用するなか、サヴィオ、ヴェンデウを初めてスタートから起用した。 序盤からパラグアイがボバディジャのミドルなどで積極的にゴールを目指してくるなか、攻め込むブラジル。戻りも素早いパラグアイのブロックを崩しにかかる流れが続き、23分には左CKからのキックにマルキーニョスがヘッドで合わせるが、叩き切れず。 そんなブラジルは30分にバイタルエリア左のパケタが左足ミドルに持ち込むと、クバスのハンドを誘ってPKのチャンス。スコアを動かす千載一遇の大チャンスだったが、キッカーに名乗りを上げたパケタの左足キックはゴール右に外れ、モノにできない。 嫌な空気が漂うブラジルだが、左サイドから独力でこじ開けにかかるヴィニシウス・ジュニオールが縦にいくと見せかけて、中にカットイン。味方とのコンビネーションでボックス右に持ち込んでいき、右足フィニッシュでブラジルに先制点をもたらす。 パラグアイが追いつこうと前のめりとなるが、ブルーノ・ギマランイスがクロスバー直撃のミドルで次のゴールに迫ると、43分にこぼれを拾ったロドリゴがボックス左に持ち込み、フィニッシュ。さらにこぼれたボールを大外のサヴィオが左足で押し込む。 そこから両軍がヒートアップするひと幕もあるなか、45+5分にアルデレーテが自陣ボックス内で処理を試みると、ロドリゴが追い回し、ヴィニシウス・ジュニオールもプレス。うまく右足でのカットし、そのまま押し込んでいき、3点目を奪い切る。 劣勢のパラグアイだが、48分に右サイドからのクロスが跳ね返されると、バイタルエリア中央で拾ったアルデレーテが胸トラップから左足を一閃。鋭いシュートがGKアリソンの牙城を破ってゴール右下に突き刺さり、後半の立ち上がりに1点を返す。 パラグアイの巻き返しを受けるブラジルだが、ボックス右から中にカットインしたサヴィオの左足フィニッシュがビジャサンティの手に当たり、再びのPKチャンス。注目のキッカーだが、1本目を失敗したパケタが今度はゴール右に決め切ってみせる。 再び突き放されてしまったパラグアイが交代に動くなか、ブラジルのベンチも活発化。ブルーノ・ギマランイスらをお役御免とし、ハフィーニャ、ドウグラス・ルイス、アンドレアス・ペレイラ、エンドリッキを立て続けに送り込みながら、時間の針を進める。 そのなか、反撃に出たいパラグアイだが、81分にクバスがドウグラス・ルイスとのボール争いでもつれ込むと、不用意な右足キックでレッドカード。87分には敵陣左サイドでのFKからベラスケスがヘディングでネットを揺らしたが、オフサイドの判定で認められず。 最後のカードでガブリエウも入れ、締めにかかったブラジルは連敗のパラグアイを敗退に追いやる4発快勝劇で今大会初白星。7月3日の最終節では突破をかけ、勝ち点2差の首位コロンビアと対戦する。 パラグアイ代表 1-4 ブラジル代表 【パラグアイ】 アルデレーテ(後3) 【ブラジル】 ヴィニシウス・ジュニオール(前35、前45+5) サヴィオ(前43) パケタ(後20[PK]) 2024.06.29 11:59 Sat

優勝候補ブラジルはドロースタート…堅守コスタリカを最後まで崩せず【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第1節のコロンビア代表vsパラグアイ代表が24日に行われ、ゴールレスドローに終わった。 大会優勝候補のブラジルは、レアル・マドリーでもチームメイトのヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスが前線を務める[4-3-3]を採用。中盤はいずれもプレミアリーグでプレーするブルーノ・ギマランイス、ジョアン・ゴメス、ルーカス・パケタが務めている。 一方、3大会ぶりのコパ・アメリカ出場となったコスタリカは、守備的な[5-2-3]の布陣に。絶対的な守護神だったケイラー・ナバスが代表を退いたこともあり、GKはパトリック・セケイラが務める形となった。 立ち上がり、ヴィニシウス、ハフィーニャと強力なウィングを起点に相手を押し込むブラジル。12分にはボックス内へドリブルで進入したロドリゴがシュートを狙うも、枠外となった。 攻めるブラジル、守るコスタリカの構図がはっきりとする中で30分、ブラジルは左サイドでFKを獲得。ハフィーニャの蹴ったボールをロドリゴが頭で逸らすと、ファーサイドに詰めていたマルキーニョスが押し込み先制点を挙げたかに見えたが、VARの結果オフサイドで取り消しとなった。 命拾いしたコスタリカもカウンターからのチャンス創出を狙いたいところだったが、中々ボールを前進させられず。前半はブラジルが押し込み続けながらも最後のところで崩せず、ハーフタイムとなった。 後半もブラジルが攻め込むゲーム展開は変わらず。60分には複数の選手が絡みゴールに迫ったが、コスタリカ守備陣が集中した守備で対応。63分にはボックス手前からパケタが鋭いミドルシュートを放つも、ポスト直撃となった。 スコアが動かないまま70分が経過したところで、ブラジルは期待の若手エンドリッキ、コスタリカは攻撃の切り札キャンベルを投入。ブラジルは79分、右サイドのクロスから最後はアラーナがミドルシュートを打つも、GKセケイラが好セーブで防いだ。 中々ゴールを奪えないブラジルは83分にマルティネッリを投入するも、焦りからチーム全体の精度が低下。後半アディショナルタイムにはギマランイスがボックス内からコントロールシュートも、枠を捉えることはできなかった。 後ろの枚数を増やし完全に守備固めに入ったコスタリカを、最後までブラジルは崩すことができず。試合はゴールレスドローに終わり、ポイントを分け合う形となった。 ブラジル 0-0 コスタリカ 2024.06.25 12:10 Tue

ハフィーニャ諦めないサウジのクラブ、移籍金169億円以上投じる覚悟

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ(27)は依然としてサウジアラビア方面から熱視線を浴びているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 リーズ・ユナイテッドからバルセロナに加わってもうすぐ2年が経とうとしているハフィーニャ。スペイン代表FWラミン・ヤマルの台頭もあった今シーズンは、両ウイングを精力的にこなしつつ、公式戦10ゴール13アシストを記録した。 そんな27歳への関心を継続しているのがサウジ・プロ・リーグのクラブ。昨夏オファーを送りながらハフィーニャ側に拒否されていたが、有力クラブの1つが今夏も獲得に動くという。 獲得に向けてはあらゆる手段を尽くす構えとのこと。リーズからは移籍金5800万ユーロ(約98億6000万円)+ボーナスでバルセロナへやってきたハフィーニャだが、サウジアラビアのクラブは最低でも1億ユーロ(約169億9000万円)を用意する可能性があり、本人に対しても現在の給与の2倍を提示するという。 一方、家族と共にカタルーニャの地で快適に過ごしているハフィーニャは、やはりバルセロナ残留が最優先。自身のよく知るプレミアリーグのビッグクラブから目も眩むようなオファーが届いた場合のみ、退団を検討する可能性があるようだ。 万が一移籍へ心が傾くとしても、まずはハンジ・フリック新監督の評価が気になるところ。バルセロナとの契約は2027年6月まで残っている。 2024.05.31 17:46 Fri

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フェリックス&カンセロがひとまずバルサ退団…ただ今後も交渉継続へ

ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)の2選手が、ひとまずバルセロナを離れることになった。 バルセロナは30日、アトレティコ・マドリー、マンチェスター・シティから1年間のレンタル移籍で加入していた2選手に関して「ジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロはFCバルセロナに残留しない。ポルトガル人プレーヤー2人のレンタル契約も終了し、それぞれのクラブに戻る」と、レンタル期間終了に伴う退団を明かした。 アトレティコとの関係が完全に破綻しているフェリックスは昨夏、シーズンローンでブラウグラナに加入。公式戦44試合10ゴール6アシストの数字を残したが、シーズンを通してパフォーマンスの波が顕著だった。 一方、シティで構想外の扱いとなっていたカンセロも昨夏、同じくシーズンローンで加入。左右のサイドバックを主戦場に公式戦42試合4ゴール5アシストとほぼフル稼働。ただ、攻撃面で存在感を示した一方、チャンピオンズリーグやビッグマッチでは課題の守備で穴を空けるなど、シーズン終盤の評価は芳しくなかった。 新シーズンからハンジ・フリック新監督がチームを率いる中、ジョアン・ラポルタ会長ら首脳陣は2選手の残留を希望しているが、いずれも完全移籍での買い取りのハードルは高く、現状での買い取りを断念する形となった。 ただ、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両者のカタルーニャ残留への扉は完全に閉ざされたわけではなく、代理人のジョルジュ・メンデス氏、アトレティコ、シティの両クラブとレンタル期間延長の可能性を含め今後も話し合いを継続することになるようだ。 2024.06.30 23:13 Sun

マルコス・アロンソのバルセロナ退団が発表…加入2年目の今季は8試合の出場にとどまる

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PSVがデストの買い取りを発表! 今季バルサからレンタルで加入

PSVは29日、バルセロナからレンタル加入しているアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)の買い取りを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 2020年夏にアヤックスでの活躍が認められ、ダニエウ・アウベスの後継人としてバルセロナ入りのデスト。初年度こそ重宝されたが、2年目はケガにも悩まされ、2022-23シーズンはミランへレンタル移籍。 昨夏にバルセロナへローンバックしたが、2023-24シーズンも戦力には含まれておらず、PSVへレンタル移籍。アヤックスでプレーして以来となるエールディビジへのUターンだったが、公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化し、25度目の優勝に貢献した。 しかし、4月23日のトレーニング中にヒザの前十字じん帯断裂のじん帯を断裂する重傷を負ったため、一部メディアでは買い取りオプションの行使は見送られると報じられていた。 来シーズン以降もPSVでプレーすることが決まったデストは、公式サイトで完全移籍を決断した理由を以下のように語った。 「僕がPSVを選んだ理由はいくつかある。まずはPSVが僕を信頼してくれていることだ。このクラブは信じられないほど温かく、今まで僕が経験したことのない雰囲気だった。それは僕のような境遇の人間にとって重要なことだし、ここでならうまく再起できるという自信を与えてくれた」 「時間が経てば、ここでのプレーが自分に合っていることが実感でき、とてもいい感じだった。再び出場時間を得て、重要な役割を果たし、タイトル獲得に貢献できるのをとても楽しみにしている」 2024.06.30 08:00 Sun

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アスピリクエタがアトレティコ残留! 1年契約にサイン

アトレティコ・マドリー30日、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(34)との契約を1年延長したことを発表した。これにより、2024-25シーズンもコルチョネロスに残留することが決まった。 昨夏、1年契約でチェルシーから加入したアスピリクエタ。シーズン半ばに負傷による離脱期間がありながらも、左右のウイングバックに3バックの一角を担い、ディフェンスラインのマルチロールとして公式戦34試合に出場した。 現行契約は今シーズン限りとなっていたが、その多才さと卓越したリーダーシップとプロフェッショナリズムを高く評価されて来シーズンもマドリードに残留することになった。 オサスナのカンテラで育ちで同クラブでプロデビューを飾ったアスピリクエタは、マルセイユを経由して2012年8月にチェルシーへ完全移籍。チェルシーでは、加入初年度からレギュラーに定着すると、本職の右サイドバックに加え、左サイドバックや3バックの右でプレーし、通算508試合に出場。2度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグなど9個のタイトル獲得に貢献した。 2024.06.30 22:44 Sun

アトレティコが4名の退団発表…ナポリと交渉中のエルモソやメンフィスら

アトレティコ・マドリーは30日、元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(29)、オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)、元ブラジル代表DFガブリエウ・パウリスタ(33)、元スペイン代表FWビトロ(34)の契約満了による退団を発表した。 エルモソは2019年7月にエスパニョールから加入。左サイドバックとセンターバックをこなし、在籍5シーズンで公式戦通算174試合に出場、10ゴールを記録した。 メンフィスは2023年1月にバルセロナから移籍。度々ケガに悩まされながらも1年半で公式戦40試合に出場し、13ゴールを記録している。 ガブリエウは2024年1月、契約上、出場機会を与えられないことが危惧されたバレンシアとの契約を解除して加入。ラ・リーガで5試合に出場した。 ビトロは2023年5月、レンタル先のラス・パルマスで右ヒザの慢性的な痛みに悩まされ、手術を決行。アトレティコにレンタルバックした2023-24シーズンはメンバー入りがなかった。 アトレティコにはセビージャから移籍した2017年7月より在籍。当時アトレティコが国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止処分を受けていた影響で直後に古巣のラス・パルマスへレンタル移籍となり、その後も2度のレンタル移籍がありつつ、クラブ通算101試合7得点の成績を残している。 なお、ガブリエウはベシクタシュと3年契約を締結。エルモソはナポリとの交渉が取り沙汰されており、メンフィスはPSV復帰の噂を否定していた。 2024.06.30 22:34 Sun

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ブラジル代表がヴィニシウス2発などで初勝利! パラグアイ代表は連敗で敗退【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第2節の1試合が29日にラスベガスで行われ、ブラジル代表がパラグアイ代表を4-1で下した。 黒星スタートのパラグアイと引き分けスタートのブラジルによる一戦。今節も制して勝ち点6で突破を決めたコロンビア代表を追いかけるブラジルはアリソンやマルキーニョス、ヴィニシウス・ジュニオールを継続起用するなか、サヴィオ、ヴェンデウを初めてスタートから起用した。 序盤からパラグアイがボバディジャのミドルなどで積極的にゴールを目指してくるなか、攻め込むブラジル。戻りも素早いパラグアイのブロックを崩しにかかる流れが続き、23分には左CKからのキックにマルキーニョスがヘッドで合わせるが、叩き切れず。 そんなブラジルは30分にバイタルエリア左のパケタが左足ミドルに持ち込むと、クバスのハンドを誘ってPKのチャンス。スコアを動かす千載一遇の大チャンスだったが、キッカーに名乗りを上げたパケタの左足キックはゴール右に外れ、モノにできない。 嫌な空気が漂うブラジルだが、左サイドから独力でこじ開けにかかるヴィニシウス・ジュニオールが縦にいくと見せかけて、中にカットイン。味方とのコンビネーションでボックス右に持ち込んでいき、右足フィニッシュでブラジルに先制点をもたらす。 パラグアイが追いつこうと前のめりとなるが、ブルーノ・ギマランイスがクロスバー直撃のミドルで次のゴールに迫ると、43分にこぼれを拾ったロドリゴがボックス左に持ち込み、フィニッシュ。さらにこぼれたボールを大外のサヴィオが左足で押し込む。 そこから両軍がヒートアップするひと幕もあるなか、45+5分にアルデレーテが自陣ボックス内で処理を試みると、ロドリゴが追い回し、ヴィニシウス・ジュニオールもプレス。うまく右足でのカットし、そのまま押し込んでいき、3点目を奪い切る。 劣勢のパラグアイだが、48分に右サイドからのクロスが跳ね返されると、バイタルエリア中央で拾ったアルデレーテが胸トラップから左足を一閃。鋭いシュートがGKアリソンの牙城を破ってゴール右下に突き刺さり、後半の立ち上がりに1点を返す。 パラグアイの巻き返しを受けるブラジルだが、ボックス右から中にカットインしたサヴィオの左足フィニッシュがビジャサンティの手に当たり、再びのPKチャンス。注目のキッカーだが、1本目を失敗したパケタが今度はゴール右に決め切ってみせる。 再び突き放されてしまったパラグアイが交代に動くなか、ブラジルのベンチも活発化。ブルーノ・ギマランイスらをお役御免とし、ハフィーニャ、ドウグラス・ルイス、アンドレアス・ペレイラ、エンドリッキを立て続けに送り込みながら、時間の針を進める。 そのなか、反撃に出たいパラグアイだが、81分にクバスがドウグラス・ルイスとのボール争いでもつれ込むと、不用意な右足キックでレッドカード。87分には敵陣左サイドでのFKからベラスケスがヘディングでネットを揺らしたが、オフサイドの判定で認められず。 最後のカードでガブリエウも入れ、締めにかかったブラジルは連敗のパラグアイを敗退に追いやる4発快勝劇で今大会初白星。7月3日の最終節では突破をかけ、勝ち点2差の首位コロンビアと対戦する。 パラグアイ代表 1-4 ブラジル代表 【パラグアイ】 アルデレーテ(後3) 【ブラジル】 ヴィニシウス・ジュニオール(前35、前45+5) サヴィオ(前43) パケタ(後20[PK]) 2024.06.29 11:59 Sat
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アル・ヒラル指揮官がハフィーニャ獲得を熱望…代理人やバルセロナに自ら接触か

アル・ヒラルがバルセロナのブラジル代表FWハフィーニャ(27)の獲得に向け動いているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 リーズ・ユナイテッドからバルセロナに加わって2年が経とうとしているハフィーニャ。今シーズンは、両ウイングをこなしながら公式戦37試合で10ゴール13アシストを記録し、現在はコパ・アメリカ2024を戦うブラジル代表で活動している。 そんなハフィーニャには、かねてからサウジアラビア方面から関心が。『ムンド・デポルティボ』によると、ブラジル代表FWネイマールや元ブラジル代表FWマウコムを擁するアル・ヒラルが獲得を熱望しているという。 ジョルジェ・ジェズス監督はハフィーニャについて、チームをさらに飛躍させてくれる存在と考えているとのこと。ハフィーニャの代理人やバルセロナに自らコンタクトを取り、獲得希望の意向を伝えたという。 一方のバルセロナは最低9000万ユーロ(約153億8000万円)からのオファーしか受け付けないと通達。しかし、4億ユーロ(約683億7000万円)の契約解除条項が存在することから、実現する場合は1億ユーロ(約170億9000万円)超えの取引にもなりえるようだ。 サウジアラビアのクラブはそんな高額な移籍金も苦にしないとのことだが、最大の壁はバルセロナ残留を望んでいるハフィーニャ本人の説得。すでに現在の給与を遥かに上回る額を渡すと伝えており、サウジ・プロ・リーグ参戦に心が動くことを期待している。 2024.06.24 16:18 Mon
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バルセロナなど関心のニコ・ウィリアムズ、今はユーロに集中も「外から来る話は全て良いもの」

アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が自らの去就について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在はスペイン代表の一員としてユーロ2024を戦っているニコ・ウィリアムズ。一方、左ウイングを探すバルセロナからの関心も報じられている。 バルセロナはサウジアラビア方面から熱視線を浴びるブラジル代表FWハフィーニャ(27)が残留したとしても、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)より少し安く済むニコ・ウィリアムズの獲得に動く可能性があるとのこと。さらに、チェルシーやリバプールといったクラブもこの21歳に注目しているようだ。 ニコ・ウィリアムズはラウンド16のジョージア代表戦を前に、スペイン『La Vanguardia』のインタビューに対応。ビッグクラブからの関心は嬉しいが、今はユーロ以外に目を向けていないと語った。 「外から来る話は全て良いものだ。自分が仕事をうまくやっている証拠だ。子供たちは皆、ビッグクラブに注目されることを夢見ている」 「僕はユーロで良い結果を残すことに集中している。その後に何が待っているかはそのうちわかるだろう。最近は完全に(移籍の話を)断っているからね」 一方、代表で仲の良い選手についても語り、関心が噂されるバルセロナのFWラミン・ヤマルと常に行動しているとのこと。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)も加わってプレイステーションで遊んでいるようで、ニコ・ウィリアムズは16歳ウインガーとの関係の良さを強調した。 「僕らはとても仲が良い。単なるチームメイトではなく、友人でもある。チームを大きな成功に導く上でも重要なことだと思う」 「友達と一緒なら何事もよりうまくいく。彼がここにいてくれることや、彼のスペクタクルなプレーを見られることはとても嬉しいよ」 2024.06.29 17:56 Sat
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バルサが欲しいFWニコ・ウィリアムズ、アスレティックは交渉する気なし…100億円一括払いのみが解決策

スペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得を目指しているというバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオは一切の交渉に応じる気がないようだ。 スペイン代表としてユーロ2024にも参加しているニコ・ウィリアムズ。アスティレックでは2023-24シーズンのラ・リーガで31試合に出場し5ゴール14アシストを記録。コパ・デル・レイでは6試合で3ゴール5アシストを記録し、優勝に貢献した。 バルセロナの今夏の補強ポイントである左ウイングを主戦場とするニコ・ウィリアムズだが、慢性的な財政難から脱却できていないバルセロナは交渉を進めたいと考えている。 1つは移籍金の値下げ、そして分割払いなど、多くの支出を避けたいと考えているとのこと。これまでよりは財政問題も解決に向かいつつあるものの、余裕のある状況ではない。 しかし、スペイン『スポルト』によれば、アスレティック側は一切譲歩する気はないという。 まず、ニコ・ウィリアムズに設定されている5800万ユーロ(約100億円)の契約解除金に関しては、減額する気は一切なく、全額を支払う必要がある。 また、分割払いなども認める気はないため、バルセロナにとってはかなりハードルが高くなってしまっている。 バルセロナがニコ・ウィリアムズを獲得するためには、選手の売却で多くの資金を手にする他ない。ハンジ・フリック新監督の下で、構想に入らない選手を売却する動きは進んでいるとのこと。早々に話をまとめて、資金を確保しておきたいところだろう。 候補の1人はブラジル代表FWハフィーニャ。サウジアラビアやプレミアリーグから関心が寄せられており、サウジアラビアは8000万ユーロ(約138億円)以上を支払う気があるとのこと。喉から手が出るほど欲しいはずだが、どういった決断を見せるだろうか。 2024.06.30 00:02 Sun
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優勝候補ブラジルはドロースタート…堅守コスタリカを最後まで崩せず【コパ・アメリカ2024】

コパ・アメリカ2024グループD第1節のコロンビア代表vsパラグアイ代表が24日に行われ、ゴールレスドローに終わった。 大会優勝候補のブラジルは、レアル・マドリーでもチームメイトのヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスが前線を務める[4-3-3]を採用。中盤はいずれもプレミアリーグでプレーするブルーノ・ギマランイス、ジョアン・ゴメス、ルーカス・パケタが務めている。 一方、3大会ぶりのコパ・アメリカ出場となったコスタリカは、守備的な[5-2-3]の布陣に。絶対的な守護神だったケイラー・ナバスが代表を退いたこともあり、GKはパトリック・セケイラが務める形となった。 立ち上がり、ヴィニシウス、ハフィーニャと強力なウィングを起点に相手を押し込むブラジル。12分にはボックス内へドリブルで進入したロドリゴがシュートを狙うも、枠外となった。 攻めるブラジル、守るコスタリカの構図がはっきりとする中で30分、ブラジルは左サイドでFKを獲得。ハフィーニャの蹴ったボールをロドリゴが頭で逸らすと、ファーサイドに詰めていたマルキーニョスが押し込み先制点を挙げたかに見えたが、VARの結果オフサイドで取り消しとなった。 命拾いしたコスタリカもカウンターからのチャンス創出を狙いたいところだったが、中々ボールを前進させられず。前半はブラジルが押し込み続けながらも最後のところで崩せず、ハーフタイムとなった。 後半もブラジルが攻め込むゲーム展開は変わらず。60分には複数の選手が絡みゴールに迫ったが、コスタリカ守備陣が集中した守備で対応。63分にはボックス手前からパケタが鋭いミドルシュートを放つも、ポスト直撃となった。 スコアが動かないまま70分が経過したところで、ブラジルは期待の若手エンドリッキ、コスタリカは攻撃の切り札キャンベルを投入。ブラジルは79分、右サイドのクロスから最後はアラーナがミドルシュートを打つも、GKセケイラが好セーブで防いだ。 中々ゴールを奪えないブラジルは83分にマルティネッリを投入するも、焦りからチーム全体の精度が低下。後半アディショナルタイムにはギマランイスがボックス内からコントロールシュートも、枠を捉えることはできなかった。 後ろの枚数を増やし完全に守備固めに入ったコスタリカを、最後までブラジルは崩すことができず。試合はゴールレスドローに終わり、ポイントを分け合う形となった。 ブラジル 0-0 コスタリカ 2024.06.25 12:10 Tue

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レバークーゼンがバルサの逸材、U-17イタリア代表DFナターリを完全移籍で獲得! 今年のU-17ユーロの優勝メンバー

レバークーゼンは26日、バルセロナのU-17イタリア代表DFアンドレア・ナターリ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ナターリは、ミランのユースからエスパニョールのユースへと加入。2021年7月にバルセロナのカンテラに加入し、現在はU-18チームにまで昇格を果たしていた。 世代別のイタリア代表として活躍し、U-17イタリア代表では9試合に出場。今年行われたU-17欧州選手権で主軸としてプレーし、優勝を果たしていた。 若き才能として期待が寄せられる中、レバークーゼンへの移籍を決断。マネージング・ディレクターのシモン・ロルフェス氏は期待を寄せている。 「アンドレア・ナターリはイタリアのU-17欧州選手権のチャンピオンとして、この夏は非常に興味深く人気の選手だった。彼がレバークーゼンを選んでくれてとても嬉しい」 「長期的には、彼は将来我々の重要な要素となるための素質を全て備えている」 2024.06.26 22:40 Wed
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ミランがバルセロナの元スペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)に関心か。 レアル・ソシエダからアスレティック・ビルバオへ移籍した経歴を持つバスク人センターバック、イニゴ・マルティネス。昨夏32歳でバルセロナへフリー移籍も、ケガに悩まされ、ラ・リーガ出場20試合にとどまった。 自身の加入を望んだチャビ・エルナンデス監督はクラブを追われ、後ろ盾がない状況。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、レンタルバックしたエリック・ガルシアのほうが、イニゴ・マルティネスより序列が高いという。 一方で、イタリアからはミランがイニゴ・マルティネスに関心との情報が。イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(26)を5000万ユーロ(約85.3億円)以上で売却した場合に限るようだが、リストアップしている1人とのことだ。 バルセロナはハンジ・フリック新体制でイニゴ・マルティネスを構想外とする可能性も。今後数日で代理人も交えて選手側と意見交換し、イニゴ本人の意志を問う形とされている。 2024.06.25 21:40 Tue
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