エバートンはショーン・ダイチ監督流出なら“一巻の終わり”? 元CEO「彼に感謝せよ」

2024.06.07 10:40 Fri
エバートンの漢、ショーン・ダイチ監督
Getty Images
エバートンの漢、ショーン・ダイチ監督
エバートンショーン・ダイチに感謝せよ」…エバートンの元最高経営責任者(CEO)が主張した。

ファルハド・モシリ氏のオーナー就任以来、イングランドの古豪として地位を保ってきたエバートンは、一転して残留争いが常となり、何より経営状況が「最悪」と言って差し支えない。
クラブを維持するには主力の売却が必須で、大きな勝ち点剥奪を課されて生き延びた今夏は特にそう。よく名の通る主力は軒並み移籍の噂が存在する。

そんななか、1年ほど続けてきた「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉が、とうとう6月1日で期限切れ。

イギリス『フットボール・インサイダー』のポッドキャスト番組に出演したエバートン元CEO、サッカーコンサルタントのキース・ワイネス氏は、古巣についてショーン・ダイチ監督がいなくなれば「一巻の終わり」と語る。
「エバートンの債権者もモシリも、ダイチ(監督)の多大なる働きに感謝の念を抱いていることだろう。今シーズンは選手だけでなく、彼も大活躍したと言える。来季以降も残るよう慰留に努めるべきだ」

「ないとは思うが、もしダイチが今夏でエバートンを去るようなことになれば、大きな打撃…いや、最後にして最大の打撃となる」

「まあ、彼自身にそんな願望がないだろうがね。エバートンのパフォーマンスは悪くなかったし、勝ち点剥奪がなければ48ポイントだ。立派な積み上げと言える」

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38歳のアシュリー・ヤングがエバートンと1年契約延長…プレミアで31試合に出場「再契約は簡単だった」

エバートンは25日、元イングランド代表DFアシュリー・ヤング(38)との新契約締結を発表した。1年間延長し、2025年6月末までの契約となる。 ヤングはワトフォードでキャリアをスタート。アストン・ビラへ完全移籍すると、2011年7月にマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍する。 ユナイテッドでは攻撃的なポジションもやっていた中、年齢ともにポジションが下がるも、そのユーティリティ性と安定したパフォーマンスでチームを支えることに。その後インテル、アストン・ビラと渡り歩き、2023年7月にエバートンに完全移籍で加入した。 37歳という大ベテランながら、2023-24シーズンはプレミアリーグで31試合に出場。カラバオカップ(EFLカップ)では3試合で1ゴールを記録している。 プレミアリーグ通算453試合に出場し48ゴール78アシストを記録しているヤングは、クラブを通じて今回の契約延長にコメント。「考えるまでもなかった」と、プレーを続ける気でいたことを語った。 「僕にとって再び契約を結ぶことは簡単なことだった」 「シーズン終了前に(ショーン・ダイチ)監督と話をした。監督は僕に何をしたいのか残りたいのかと尋ね、僕はここで過ごした時間が大好きだったので、すぐに『イエス』と答えた」 「クラブの規模、スタッフ、選手、そしてもちろん素晴らしいファン…昨シーズンはここで過ごした時間が楽しかった。良い時も悪い時もあったけど、クラブがどれだけ大きく、どこへ向かおうとしているのはわかる。僕はその一員になりたいんんだ」 「朝、スタジアムに入った瞬間から帰る時まで、その感覚は変わらない。グディソン・パークに行ってファンと一緒にいるときも、その感覚は変わらない。そこにはちゃんとした繋がりがある」 「僕はその週(4月)を見ましたが、ファンがずっと大声で叫んでいるのが聞こえた。それはただ信じられないようなことだった。それに参加できて本当に良かった」 「クラブと選手たちが初日から僕をすぐに受け入れてくれたので、ここでの時間をとても楽しめた。シーズンが始まって2カ月くらい経ったころ、もっと長く滞在できる機会があれば絶対にそうすると言っていた。ここは素晴らしい場所だからね」 2024.06.25 18:45 Tue

エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

厳しい状態続くエバートン…クラブ売却交渉停滞ならピックフォードら主力を売却か

エバートンは今夏の移籍市場で主力数選手を売却する可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズン、収益性と持続可能性に関する規則(PSR)違反による勝ち点はく奪に苦しんだエバートン。それでもショーン・ダイチ監督の下でチームは粘り強く戦い抜き、プレミアリーグ15位と降格は免れる形でシーズンを終えた。 しかし、クラブの財政は依然として厳しい状態のようだ。オーナーのファルハド・モシリ氏はクラブの売却を急いでいるが、話に進展がなかった場合は主力の売却が必要になるという。 仮にそうなった場合、真っ先に売却対象となるのはイングランド代表GKジョーダン・ピックフォード(30)になる模様。2017年夏にエバートンへ加入して以来、抜群の反射神経を武器に守護神の座を守り続けてきた選手には、現在も多くの関心が寄せられているとのことだ。 また、若手有望株のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)やベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)、ダイチ監督からの信頼厚いマリ代表MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、イングランド人MFドワイト・マクニール(24)についても、相応のオファーがあれば売却に応じる方針だという。 ここ数年は常に降格の危機に立たされながらも、その度に不屈の精神を示してきたエバートン。しかし、このままの状態が続くようなら、来シーズンも厳しい戦いは避けられない見通しとなっている。 2024.05.29 15:40 Wed

ブランスウェイトは残留でアマドゥ・オナナが移籍へ? 経営難エバートンの資金調達プラン

エバートンはベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)を優先的に売りたいようだ。 経営難&勝ち点剥奪という苦難に負けず、プレミアリーグ残留を勝ち取ったエバートン。現在15位だが、勝ち点剥奪がなければ10位ブライトンと同じ「48」で11位と、”古豪”の体裁を保つポイントを稼いでいる。 昨夏以降進められてきた米国「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉は決裂する見込みも、代わって地元リバプール出身の実業家、アンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏が買収レースに加わるとの見立てが。 両氏はかねてよりエバートンに出資。イギリス『テレグラフ』によると、実現した場合、両氏共同でクラブを所有する形となる可能性が高いとのことだ。 さて、エバートンは売却買収以前に経営が危機的状況であり、先週ショーン・ダイチ監督も「誰かを売る可能性が高い」と主力選手の売却による資金調達を示唆。来季も勝ち点剥奪を科される事態だけは避けたい。 若き人気銘柄として表題のオナナ、そしてイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)が挙げられるが、イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、優秀かつ需要が高いセンターバックのブランスウェイトはなるべく確保しておきたい模様。優先的に売るのはオナナだという。 よく伝えられる通り、オナナはバイエルンやトッテナムなどなどトップクラブから根強い人気のセントラルハーフ。ただ、非常に現実味のある移籍先として、カルヴァン・フィリップスの“返却”を決定したウェストハムを挙げることができるとのことだ。 クラブは、今季が終わればA・オナナに移籍の意志を問う予定とされ、ブランスウェイトについては「2025年夏の移籍を許可する」との口説き文句で残留を説得中だそうだ。 2024.05.14 21:20 Tue

エバートンが今季も降格回避…ダイチ監督52歳の生き様が詰まった“プレミア残留”「この功績を誇りに思う」

エバートンが今季もプレミアリーグ残留を達成。ショーン・ダイチ監督が喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 エバートンは27日、第35節でブレントフォードに1-0と勝利。経営難に勝ち点剥奪絡みの二転三転、恒例の残留争いと不恰好な今シーズンを送るが、3試合を残して降格回避だ。 このクラブの場合、その立役者を指揮官に見出すことができる。ショーン・ダイチ監督52歳。 バーンリー時代から一貫した[4-4-2]ベースのシンプルな戦術にロングボールやセットプレー…面白みに欠けるサッカーで面白さを表現できる稀有な存在であり、そのサッカーは、クラブ経営陣に対して鬱憤を溜め込むグディソン・パークと共鳴する。 お世辞にも世界最高峰のリーグで優勝を狙うサッカーではないが、ダイチ監督自身にその願望がない模様。現役時代(18歳〜36歳)にイングランドの下部リーグを抜け出せず、最後までプレミアリーグのピッチに立てなかった男は、「プレミアリーグ残留」を最大の価値と捉えている。 「(残留達成で)信じられないほど素晴らしい気分だ。シーズンを通してさまざまな困難に直面し、対処に対処を重ねてここまできた。監督はピッチの外でチームに落ち着きを与え、ピッチの中ではチームを機能させる責任がある…今季も難しいバランスだったよ」 「称賛に値する選手たちとスタッフ陣。後半戦は常にうまくいっていたわけではないが、前半戦よりも積み上げが大きかったと思う。(勝ち点剥奪絡みの)ノイズと攻撃があるなか、良いプレーを続けた。明らかにチャンスが増えただろう?」 前節(第29節延期分)のリバプール撃破に続き、3連勝でプレミアリーグ残留を掴んだエバートン。彼らには、ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップが率いるチームとは異なる「魅力」が詰まっている。率いるのは、その生き様を投影したと言ってもいいショーン・ダイチ52歳だ。 「本当に疲れる一週間だったが、とにかく嬉しい。この功績(プレミア残留)を誇りに思う」 2024.04.28 13:25 Sun

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エバートンがエンディアイエ獲得へ、今季マルセイユで46試合出場4ゴール5アシストの活躍

マルセイユのセネガル代表FWイリマン・エンディアイエ(24)は、エバートン移籍が迫っているようだ。 フランス生まれのエンディアイエは、2019年に加入したシェフィールド・ユナイテッドでプロデビュー。2022-23シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)で印象的なパフォーマンスを発揮すると、昨夏の移籍市場でマルセイユに完全移籍となった。 マルセイユでも主力の一人に定着。公式戦46試合に出場して4ゴール5アシストの成績を残した。 マルセイユとの契約は2028年夏まで残る状況だが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、エンディアイエはエバートン移籍で交渉成立に至ったとのこと。移籍金は1850万ユーロ(約31億6000万円)+150万ユーロ(約2億5000万円)になると伝えられている。 エンディアイエ自身もエバートン行きで合意。2029年夏までの5年契約で合意しており、残すは正式発表のみになっているという。 2024.06.25 18:20 Tue

昨夏エバートンから加入も…ティム・ケイヒル氏の19歳次男がブリスベン・ロアーと1年で契約解除

元オーストラリア代表FWティム・ケイヒル氏(44)の次男が、所属するブリスベン・ロアーとの契約を解除した。豪『news.com.au』が伝えている。 日本代表相手に幾度となくネットを揺らしたケイヒル氏。180cmに満たない身長ながら、類まれなるジャンプ力から放たれるヘディングシュートは一級品で、全盛期を過ごしたエバートンでは今なお絶大な人気を誇る。 現在カタール代表のテクニカルディレクターを務めているが、妻との間に3人の息子と1人の娘がおり、長男キア・ケイヒル(21)と次男シェイ・ケイヒル(19)もフットボーラーだ。 ケイヒル氏がサモアにルーツを持つこともあり、長男キアは世代別のころからサモア代表を選択。キャリアの軸足を豪州ではなくサモアに置く、父と同じ“178cmストライカー”だ。 一方、次男シェイはセントラルハーフ。06年ドイツW杯の前年に生まれた19歳は、父も過ごしたエバートンの下部組織に所属し、昨夏母国のブリスベン・ロアーとプロ契約を結んだ。 ブリスベン加入発表時は、まだカタール入りしていなかった父が契約締結に同行。ユニフォームを手に並んで写真に収まる姿も公開され、大きな期待と注目を浴びていたという。 クラブも当時、「育成の名門エバートンからシェイを獲得できて喜ばしい限りです。ブリスベン・ロアーにとってエキサイティングな時代の到来となることを約束します」と宣言した。 しかし、シェイは今季を通してリーグ戦2試合30分間の出場にとどまり、大半をU-18チームで過ごしたとのこと。そしてこの度、双方合意の契約解除をブリスベンが発表した。 まだまだこれからという19歳シェイ・ケイヒル。契約解除の経緯は明らかになっていないが、人生初の母国生活でプロキャリア最初の壁にぶつかった格好。今後の飛躍に期待したい。 2024.06.25 13:40 Tue

エバートンが今季リーズからレンタルのFWハリソンを再レンタルで獲得!

エバートンは24日、イングランド人FWジャック・ハリソン(27)の2025年6月30日までのレンタル期間延長を発表した。 マンチェスター・ユナイテッドのユース出身のハリソンは、アメリカでキャリアをスタート。2018年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCからマンチェスター・シティに完全移籍で加入する。 ミドルズブラやリーズ・ユナイテッドへのレンタル移籍を経験すると、2021年7月にリーズへ完全移籍。左右のウイングやサイドハーフ、サイドバックでもプレーし、リーズでは公式戦206試合に出場し34ゴール32アシストを記録。 昨夏にレンタル移籍で加入したエバートンでは、臀部のケガで出遅れたが第7節のルートン・タウン戦で初出場を飾ると、右ウィングのレギュラーに定着。公式戦35試合に出場し4ゴール3アシストを記録していた。 レンタル期間延長となったハリソンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「戻ってこれて嬉しいよ。エバートンは素晴らしいクラブだし、ここには素晴らしい選手たちが揃っている。これから始まるプレシーズンのトレーニングが待ち遠しくてたまらないよ」 「昨年はたくさんの喜びをこのクラブで味わうことができた。逆境に立たされることも多かったけど、それを乗り越え、全体としていいシーズンを送ることができた」 「エバートンに戻りたい理由はたくさんあった。ファン、スタッフ、監督、チームメイトなど、クラブ全体が僕を居心地よくさせてくれた。サッカーをプレーするには最高の環境だよ」 「もうひとつは、自分にはまだまだやれることがたくさんあるということ。ピッチでもっとやれるということを自分自身とクラブに証明したいんだ。今シーズンは充実したプレシーズンを過ごすことができるだろうし、うまくいけば開幕戦からプレーできるかもしれない」 2024.06.25 08:00 Tue

ニューカッスルがエバートンFWキャルバート=ルーウィンから撤退…81億円は高過ぎると判断

ニューカッスルは、エバートンの元イングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィン(27)の獲得を断念したという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身のキャルバート=ルーウィンは、2016年8月にエバートンへと完全移籍する。 在籍8シーズンで、公式戦247試合に出場し68ゴール18アシストを記録。2023-24シーズンはプレミアリーグで32試合7ゴール2アシストを記録していた。 イングランド代表としても11試合で4ゴールを記録しているキャルバート=ルーウィンには、ニューカッスルのエディ・ハウ監督が数年にわたって追いかけるほど興味を持っていたストライカーの1人だった。 エバートンとの残り契約が1年になった中、今夏の獲得に動いていたが、移籍金が4000万ポンド(約81億円)もすることから、高過ぎるとして撤退を決めたという。 エバートンはプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)に違反したとして2023-24シーズは勝ち点8をマイナスされていた中、高額で売却することで利益を得ようと考えていたものの、さすがに高額過ぎたとして目論見が外れてしまった。 すでにアストン・ビラからU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(20)を獲得しており、サラリー面を含めて、バランスを取らなければいけない状況だ。 クラブ売却も暗礁に乗り上げ大ピンチを迎えていたものの、ローマを保有する『フリードキン・グループ』が株式を取得する可能性が高まっている状況。いずれにしても、財政面の問題でチームが苦しいシーズンを送るのだけは避けたいところだ。 2024.06.24 23:45 Mon

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エバートンはショーン・ダイチ監督流出なら“一巻の終わり”? 元CEO「彼に感謝せよ」

「エバートンはショーン・ダイチに感謝せよ」…エバートンの元最高経営責任者(CEO)が主張した。 ファルハド・モシリ氏のオーナー就任以来、イングランドの古豪として地位を保ってきたエバートンは、一転して残留争いが常となり、何より経営状況が「最悪」と言って差し支えない。 クラブを維持するには主力の売却が必須で、大きな勝ち点剥奪を課されて生き延びた今夏は特にそう。よく名の通る主力は軒並み移籍の噂が存在する。 そんななか、1年ほど続けてきた「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉が、とうとう6月1日で期限切れ。 イギリス『フットボール・インサイダー』のポッドキャスト番組に出演したエバートン元CEO、サッカーコンサルタントのキース・ワイネス氏は、古巣についてショーン・ダイチ監督がいなくなれば「一巻の終わり」と語る。 「エバートンの債権者もモシリも、ダイチ(監督)の多大なる働きに感謝の念を抱いていることだろう。今シーズンは選手だけでなく、彼も大活躍したと言える。来季以降も残るよう慰留に努めるべきだ」 「ないとは思うが、もしダイチが今夏でエバートンを去るようなことになれば、大きな打撃…いや、最後にして最大の打撃となる」 「まあ、彼自身にそんな願望がないだろうがね。エバートンのパフォーマンスは悪くなかったし、勝ち点剥奪がなければ48ポイントだ。立派な積み上げと言える」 2024.06.07 10:40 Fri
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エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri
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トッテナムが25歳DFゴッドフリー獲得に照準…指揮官の欲する「機動力に長けたセンターバック」

トッテナムがエバートンの元イングランド代表DFベン・ゴッドフリー(25)獲得を見据えているようだ。 身長183cmとセンターバックとしては小柄な部類に入るゴッドフリー。持ち前のスピードを活かして両サイドバックにも対応可能な25歳は、前所属のノリッジ・シティで注目を集めると、2020-21シーズンからエバートンへ移籍し、加入4年目の現在に至る。 ただ、迎えた今季は序列が急降下。ケガをしているわけではなく、開幕から常に遠征メンバー入りしているものの、リーグ戦でのプレータイムはなんと1試合1分間のみ…唯一のフル出場はEFLカップ2回戦のドンカスター戦(2◯1)のみとなっている。 イギリス『90min』によると、来年1月のセンターバック層拡充を見据えるトッテナムがゴッドフリーにも照準。ゴッドフリーはアンジェ・ポステコグルー監督が欲する「機動力に長けたセンターバック」というタイプに一致する。 また、獲得に必要な移籍金は2000万ポンド(約36億4000万円)+アドオンとのこと。ゴッドフリー自身はショーン・ダイチ監督体制下で出番が回復する見込みはないと判断しているとみられている。 なお、トッテナムはエバートンでゴッドフリーから定位置を奪ったU-21イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)にも熱視線。こちらの1月獲得は非現実的で、より長期的なターゲットとして捉えているとのことだ。 2023.12.07 21:15 Thu
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エバートンが今季も降格回避…ダイチ監督52歳の生き様が詰まった“プレミア残留”「この功績を誇りに思う」

エバートンが今季もプレミアリーグ残留を達成。ショーン・ダイチ監督が喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 エバートンは27日、第35節でブレントフォードに1-0と勝利。経営難に勝ち点剥奪絡みの二転三転、恒例の残留争いと不恰好な今シーズンを送るが、3試合を残して降格回避だ。 このクラブの場合、その立役者を指揮官に見出すことができる。ショーン・ダイチ監督52歳。 バーンリー時代から一貫した[4-4-2]ベースのシンプルな戦術にロングボールやセットプレー…面白みに欠けるサッカーで面白さを表現できる稀有な存在であり、そのサッカーは、クラブ経営陣に対して鬱憤を溜め込むグディソン・パークと共鳴する。 お世辞にも世界最高峰のリーグで優勝を狙うサッカーではないが、ダイチ監督自身にその願望がない模様。現役時代(18歳〜36歳)にイングランドの下部リーグを抜け出せず、最後までプレミアリーグのピッチに立てなかった男は、「プレミアリーグ残留」を最大の価値と捉えている。 「(残留達成で)信じられないほど素晴らしい気分だ。シーズンを通してさまざまな困難に直面し、対処に対処を重ねてここまできた。監督はピッチの外でチームに落ち着きを与え、ピッチの中ではチームを機能させる責任がある…今季も難しいバランスだったよ」 「称賛に値する選手たちとスタッフ陣。後半戦は常にうまくいっていたわけではないが、前半戦よりも積み上げが大きかったと思う。(勝ち点剥奪絡みの)ノイズと攻撃があるなか、良いプレーを続けた。明らかにチャンスが増えただろう?」 前節(第29節延期分)のリバプール撃破に続き、3連勝でプレミアリーグ残留を掴んだエバートン。彼らには、ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップが率いるチームとは異なる「魅力」が詰まっている。率いるのは、その生き様を投影したと言ってもいいショーン・ダイチ52歳だ。 「本当に疲れる一週間だったが、とにかく嬉しい。この功績(プレミア残留)を誇りに思う」 2024.04.28 13:25 Sun

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アストン・ビラがエバートンWGドビンを獲得…連日にわたる両クラブ間の移籍成立に

アストン・ビラは23日、エバートンからイングランド人FWルイス・ドビン(21)の獲得を発表した。 ドビンはエバートンアカデミー育ちのアタッカーで、11歳からエバートンの下部組織に籍を置き、2021年9月のプレミアリーグで1stチームデビュー。2022-23シーズンはダービー・カウンティにローン移籍し、今季からエバートンに復帰した。 その今季もレギュラー定着とならなかったが、多くの試合でメンバー入りし、公式戦15試合の出場数をマーク。2023年12月10日に行われたプレミアリーグ第16節のチェルシー戦では1stチーム初ゴールも決めている。 両チームではつい前日にU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(20)のエバートン移籍が決まったばかり。その翌日にドビンのアストン・ビラ行きが決まり、連日にわたる両チーム間の移籍成立となっている。 2024.06.23 21:50 Sun
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ニューカッスルがエバートンFWキャルバート=ルーウィンから撤退…81億円は高過ぎると判断

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主軸売却の噂絶えぬエバートンが興味深い補強...アストン・ビラから20歳MFイローグブナムを確保

エバートンがアストン・ビラからU-20イングランド代表MFティム・イローグブナム(20)の獲得に成功したようだ。 経営難から主軸売却の噂が絶えぬエバートン。最後尾のGKジョーダン・ピックフォード、最終ラインからはDFジャラッド・ブランスウェイト、中盤のMFアマドゥ・オナナ、最前線はFWドミニク・キャルバート=ルーウィンと、センターラインの存続が危うい。 そんななか、オナナを売るかもしれない中盤に新戦力。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ビラから若手ボランチ、イローグブナムを移籍金1000万ポンド(約20億円)で引き抜き、メディカルチェックも通過したという。 イローグブナムは21年夏にWBAからビラへ。昨季は2部QPRへ武者修行し、公式戦32試合出場とプロキャリアで初めて1年を主力としてこなす。ただ、今季復帰したビラはCL行きを掴むほどハイレベルなチームになっており、若武者に安泰の地なし。公式戦15試合出場のうち13試合が後半途中からだった。 とはいえ、世代別イングランド代表の常連は、若手の市場価値を上げる術に長けたアヤックスも獲得を目論むなど成長株と位置付けられ、再建を目指すエバートンとしては良い補強となったのではないだろうか。ビラもPSR問題を抱えて早めに売りを決断したようだ。 2024.06.21 17:00 Fri
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