ファルハド・モシリ
Farhad Moshiri
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生年月日 | 1955年05月18日(70歳) |
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ニュース | 人気記事 |
ファルハド・モシリのニュース一覧
ファルハド・モシリの人気記事ランキング
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経営難エバートン、2024-25シーズンはクラブ史上最高額の商業収入か
経営難のエバートンだが、営業部門が頑張ったようだ。 ファルハド・モシリ体制における計画性を欠いた経営がたたり、ここ数年財政が非常に苦しいエバートン。今季PSR問題で勝ち点を剥奪されながらもプレミアリーグで生き延びた“現場”の奮闘たるや、見事としか言いようがない。 その一方、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、営業部門も大きな成果。 来季からユニフォームサプライヤーに地元リバプールの企業「カストーレ」を採用するなか、この契約で年間2000万ポンド(約40.2億円)を調達。今季までの「フンメル」との契約は、年間700万ポンドに満たなかったという。 また、24-25シーズンの商業収入として、クラブ史上最高額の9500万ポンド(約191.3億円)を確保。22-23シーズンにスポンサー収入が1900万ポンド(約38.2億円)まで減少するなど、近年資金調達に苦労していたが、なんとか最低限の経営レベルに戻した格好だ。 依然として“余裕”があるわけではなさそうで、選手の売却噂も続いていくのが確実。今のエバートンは、勝ち点剥奪を繰り返す危険性が減っただけでも前進と捉えるべきだろう。 2024.06.20 14:45 Thu2
エバートンのクラブ買収が完了…ローマ保有の『フリードキン・グループ』が新オーナーに
エバートンは19日、『フリードキン・グループ』の傘下企業である『ラウンドハウス・キャピタル・ホールディングス・リミテッド』へのクラブ売却を発表した。 エバートンの現オーナーであるファルハド・モシリ氏はクラブの売却を進めており、アメリカの投資会社『777パートナーズ』に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限までに取引が行われず。クラブ売却は成立せず。その後、ローマのオーナーであるフリードキン・ファミリーが入札に参加し、独占での交渉権を獲得。しかし、クラブの新スタジアム建設への投資計画への協力は継続も、『777パートナーズ』がクラブに提供した2億ポンド(約396億円)の融資に対する懸念から、最終的に買収交渉から撤退。 しかし、その後の粘り強い交渉の末、今年9月に『フリードキン・グループ』による株式94%の取得が合意に至っていた。 そして、今回プレミアリーグ、女子プロリーグ・リミテッド、イングランドサッカー協会、金融行為監視機構から必要な規制承認を得たことで、クラブ売却が正式に完了した。 『ラウンドハウス』出身でエバートンの新会長となるマーク・ワッツ氏は今回の発表に際して以下のコメントを残している。 「本日は、フリードキン・グループにとって、この象徴的なフットボールクラブの管理者となるという記念すべき日であり、誇らしい日です。私たちは、ピッチ内外でエバートンを刺激的な新時代へと導くことに全力を尽くします。クラブに即時の財政的安定をもたらすことは重要な優先事項であり、これを達成できたことを嬉しく思います。エバートンをプレミアリーグの順位表で正当な地位に戻すには時間がかかりますが、本日はその第一歩です」 一方、クラブを売却した前オーナーのモシリ氏は以下の声明を発表している。 「フリードキン・グループとの取引は、クラブと将来の成功にとって最良の結果であると心から信じています。この段階に至るまでには、多大なチームワークがありました。取締役会の同僚であるジョン・スペルマンとコリン・チョン、そしてケイティ、ジェームズ、リチャード、そしてもちろんケビンとショーンを含む上級管理職チーム全員に、クラブへの多大な貢献に個人的に感謝したいと思います」 「困難な地政学的背景にもかかわらず、新しいスポーツ部門の設立、財政の安定化、象徴的な新スタジアムの建設など、過去数年間で多くの成果が達成されました。私は今、クラブの見通しに自信を持って新しいオーナーに引き継ぎ、素晴らしいファンがピッチ上で当然の成功を目にすることになると信じています」 なお、フリードキン・グループの会長兼CEOであるダン・フリードキン氏が取締役会長に就任する予定で、同氏は、クラブの経営を担当するエグゼクティブ・チェアマンとしてマーク・ワッツ氏を任命。フリードキン・グループのの最高財務責任者であるアナ・ダンケル氏とクラブの暫定CEOであるコリン・チョン氏も取締役会のメンバーとなる。 また、新オーナーグループは新たなクラブ運営計画として、持続可能で成功する未来を築くことに重点を置いており、主な優先事項を以下のように示している。 ・思慮深く戦略的な投資を通じて男子ファーストチームの選手層を強化 ・エバートンのアカデミーを通じて地元出身のスーパースター育成 ・女子チームのために独自のピッチ内および商業戦略の育成 ・クラブの伝統を尊重し、エバートンをコミュニティの中心に据える ・リバプール市に利益をもたらす長期的な商業パートナーシップやイベントを通じて、新スタジアムの可能性を最大限に引き出す ・世界のサッカー界におけるユニークで歴史ある名前としてのエバートンの評判を高める 『フリードキン・グループ』は、イタリアのASローマと、フランスのASカンヌを保有し、アメリカにおける『トヨタ自動車』のメジャーディーラーの1つ、『Gulf States Toyota Distributors』を経営するコンソーシアム。ダン・フリードキン氏の純資産は57億ポンド(約1兆1286億円)と言われている。 2024.12.19 20:10 Thu3
エバートンがセビージャなども保有するアメリカ『777パートナーズ』に売却…チームは低迷、累積損失は約789億円
エバートンのオーナーを務めるファルハド・モシリ氏が、クラブ売却について公式に発表した。 モシリ氏は、2016年にエバートンのオーナーとなり、これまで5億ポンド(約841億2000万円)以上を費やして選手を獲得してきた。 しかし、その補強は計画性がないと揶揄され、その言葉通り近年は低迷。かつては中堅クラブでヨーロッパの大会の出場権も争うほどだったが、2022-23シーズンはあわや降格というところまで低迷していた。 そんななか、エバートンの売却が話題に上がってきていたところ、モシリ氏は売却を決断。アメリカ・マイアミを拠点とする投資会社『777パートナーズ』へと売却すると公式に発表した。 「昨年7月の私の声明でご存知の通り、新たな投資を導入し、ブラムリー・ムーア・ドックにある象徴的な新スタジアムの資金調達を完了する必要があることを明確にし、これまで主に資金提供を行ってきた」 「トップのサッカークラブのオーナーシップと資金調達の性質が急速に変化し続ける中で、この要件がますます明らかになってきた」 「過去2回の移籍期間を見てみると、ほとんどの人にとって、オーナー/後援者の時代は手の届かないものであることが明らかになり、現在では最大のクラブは通常、十分な資金を備えたプライベート・エクイティ会社(複数の投資家から集めた資金を利用するファンド)、専門のスポーツ投資家、あるいは国の支援を受けた企業やファンドによって所有されている」 「投資を求めるにあたり、私は多くの関係者と話し合い、有力な潜在的な機会を検討した。しかし、『777』との長い話し合いを通じて、彼らはマルチクラブ投資モデルのあらゆる利点を生かし、我々の偉大なクラブを前進させるための最良のパートナーであると確信した」 『777パートナーズ』はジェノア(イタリア)をはじめ、ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)、スタンダル・リエージュ(ベルギー)、セビージャ(スペイン)と4クラブの株主を務めており、エバートンで5カ国5クラブ目となる。 なお、イギリス『BBC』によると、クラブの売却はプレミアリーグ、サッカー協会、金融行為監視機構の承認を条件とし、2023年末までに完了するとされている。 今シーズンのエバートンは、昨シーズン同様にかなり苦しいスタートに。開幕4試合で勝ち点1。18位と降格圏に位置している。 また、エバートンはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に違反した疑いで、独立委員会から提訴される予定。クラブは5年連続の赤字計上を発表し、累積の損失は4億3000万ポンド(約788億7000万円)を超えるとされている。 2023.09.15 20:55 Fri4
ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上
クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun5