リールがノルウェー代表MFサハラウィをヘーレンフェーンから完全移籍で獲得、左ウイングが主戦場

2024.08.02 11:15 Fri
ヘーレンフェーンでプレーしたサハラウィ
Getty Images
ヘーレンフェーンでプレーしたサハラウィ
リールは1日、ヘーレンフェーンのノルウェー代表MFオサメ・サハラウィ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年夏までの5年契約で、背番号は「11」をつける。

モロッコにもルーツを持つサハラウィは、左ウイングを主戦場とし、右ウイングやトップ下でもプレーするアタッカー。ノルウェーのヴォレレンガに13歳で加入して下部組織でプレーすると、17歳でファーストチームのベンチ入り。すぐに才能が認められてプロキャリアをスタートした。

ヴォレレンガ時代にはエリテセリエン(ノルウェー1部)で84試合13ゴール18アシストを記録。公式戦91試合13ゴール19アシストを記録すると、2023年1月にヘーレンフェーンへ完全移籍する。
ヘーレンフェーンでは、エールディビジで47試合9ゴール13アシストを記録。公式戦でも52試合9ゴール14アシストを記録していた。

なお、世代別ではモロッコとノルウェーでプレーしたが、2023年9月にノルウェー代表としてデビューしている。
サハラウィはクラブを通じてコメントしている。

「リールに来られてとても嬉しい。長いプロセスだったけど、今、僕はここ、素晴らしい歴史を持ち、毎シーズンヨーロッパの出場権をかけて戦うこの素晴らしいクラブにいる。このプロジェクトに参加できて本当に嬉しい」

「また、多くの才能を持つ非常に競争の激しいリーグであるリーグ ・アンを知りたくて待ち遠しい」

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