ユナイテッド元監督スールシャール、クラブ・ブルージュの新指揮官候補に?

2023.04.07 15:20 Fri
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッド元監督のオーレ・グンナー・スールシャール氏(50)にクラブ・ブルージュ行きの可能性が浮上している。ベルギー人ジャーナリストのサシャ・タボリエリ氏が主張した。

2021年11月にユナイテッドの監督職を失ったスールシャール氏。それ以降、どこも率いずの状況が続いているが、今季のここまで苦戦続くベルギーの強豪が新指揮官としてリストアップしているという。
最近までバイエルンユリアン・ナーゲルスマン監督のもとでアシスタントコーチを務めたディノ・トップメラー氏(42)や、かつてセルティックなどを率いたロニー・デイラ氏(47)と候補入りしている模様だ。

ジュピラー・プロ・リーグ3連覇中のクラブ・ブルージュだが、カール・フーフケンス監督のもとで躓き、昨年末にスコット・パーカー監督を招へい。だが、うまくいかず、今年3月に2度目の監督解任に動いた。

志半ばでユナイテッドの指揮を辞してから1年以上が過ぎ、次の働き場が注目どころのスールシャール氏だが、ベルギーが新天地となるのだろうか。

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三笘薫のブライトン、デ・ゼルビ監督退任ならプレミア昇格迫るイプスウィッチの指揮官招へいを狙う

日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオン。主軸が抜けたことに加え、シーズン中にはケガ人が増えたこともあり、今シーズンは苦戦が続いている。 シーズンも残り数試合となった中、ブライトンは12位に位置。来シーズンのヨーロッパの大会出場は非常に難しい状況となった。 一方で、この夏にはチームを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督に退任の可能性。他クラブからのオファーもあるほか、不振の責任を感じて辞任する可能性もあると見られている。 イギリス『ガーディアン』によれば、ブライトンは新監督の招へいに関して、緊急事態に備える計画を立てているとのこと。その候補が、イプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督(37)とのことだ。 マッケンナ監督は、イプスウィッチタウンを率いてチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っており、残り1節で2位に位置。最終戦で引き分け以上の結果を残せば、チームはプレミアリーグに昇格となる。 2022-23シーズンはEFLリーグ1(イングランド3部)を戦っていたチームを2部に昇格させており、最終節の結果では2年連続で昇格に導くことに。その手腕はにわかに注目を集めている。 マッケンナ監督は、現役時代はトッテナムのアカデミーで育ち、ファーストチームに昇格しないまま引退。その後、指導者の道に進み、ノッティンガム・フォレスト、レスター・シティ、トッテナムなどのユースでコーチを務めていた。 2014年7月にトッテナムU-18で初めて監督を務めると、2016年9月からはマンチェスター・ユナイテッドのスカウトに就任。その後、U-18の監督となると、2018年7月からはマイケル・キャリック、ラルフ・ラングニック、ジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャールのアシスタントコーチを務め、2021年12月からイプスウィッチを指揮していた。 予算規模の小さいイプスウィッチで結果を残したマッケンナ監督。チームと共にプレミアリーグに昇格するという選択をする可能性も十分にあるが、どういった選択をするだろうか。 2024.05.02 22:45 Thu

「情熱的になり過ぎる」主将ブルーノ・フェルナンデスの課題を元ユナイテッド指揮官が指摘

かつてマンチェスター・ユナイテッドを指揮したオーレ・グンナー・スールシャール氏が、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのキャプテンとしての資質に疑問を呈した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ユナイテッドでは今シーズンからブルーノ・フェルナンデスがキャプテンに就任。前キャプテンであるイングランド代表DFハリー・マグワイアが、エリク・テン・ハグ監督の下で序列を落としていたこともあっての決定になった。 今シーズンはプレミアリーグで27試合を消化して6位と思うようなシーズンを送れていないユナイテッド。そんな中でもブルーノ・フェルナンデスは主将として公式戦36試合7ゴール9アシストを記録するなど奮闘している。 実力、稼働率ともキャプテンとして申し分ないブルーノ・フェルナンデスだが、一方で劣勢時には感情的になり過ぎるなど、たびたびその振る舞いは議論の的に。昨年10月の“マンチェスター・ダービー”で0-3の完敗を喫した際、OBのロイ・キーン氏からは「理想のキャプテンとは正反対」と酷評されていた。 主将としては賛否わかれるブルーノ・フェルナンデスについて、2021年11月まで指揮を執ったスールシャール氏もまた、キャプテンに相応しいか疑問を持っていたようだ。『Sky Bet』のポッドキャスト『Stick to Football』にて、同氏は自分の指揮官時代にブルーノ・フェルナンデスを主将としなかった理由を語っている。 「私がマンチェスター・ユナイテッドの監督だったとき、ブルーノ・フェルナンデスにキャプテンの資質があるのは理解していた。ただ、彼は個性と資質を持っている一方で、時々情熱的になり過ぎていた。少しコントロールを失うという点については、私も指摘していたし彼も理解していたよ」 「私はハリー・マグワイアをキャプテンとして愛していた。私がクラブにいたとき、彼は私にとってグループのリーダーだったからね」 2024.03.07 16:40 Thu

ユナイテッドの青年コーチ、エリック・ラムジー氏がMLSで監督初挑戦! ミネソタ・ユナイテッドFC指揮官就任

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドFCは27日、エリック・ラムジー氏(32)の監督就任を発表した。 イングランド生まれ、ウェールズ育ちのラムジー氏は、21歳の時にスウォンジーU-18で指導者キャリアをスタート。その後は出身地クラブのシュールズベリー・タウンやチェルシーU-23でコーチを務め、イギリス人史上最年少でUEFAプロコーチライセンスも取得した。 2021年7月には、当時オーレ・グンナー・スールシャール監督が指揮を執っていたマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチに就任。セットプレーコーチも担当した傍ら、2023年3月〜9月はウェールズ代表のアシスタントコーチを兼任した。 また、ラムジー氏は英語のみならずスペイン語やフランス語にも精通するなど語学が堪能。フランス代表DFラファエル・ヴァランやブラジル代表MFカゼミロのユナイテッドへの適応にも貢献したといわれている。 ミネソタ・ユナイテッドで初めてファーストチームの指揮官を務めるラムジー氏は、就任に際してコメントを残している。 「このような根強いサッカー文化、熱狂的なファン、素晴らしいインフラを備えたクラブに加入できることに信じられないほど興奮している」 「私はこのプロセス通じて多くのクラブスタッフと話したが、クラブを前進させようとする全員の情熱を感じずにはいられなかった。クラブの未来には本当にエキサイティングな道筋があり、そのビジョンを実現するため、自分の役割を果たすことを楽しみにしている」 「私を信頼してくれたクラブに感謝しているし、ミネソタ・ユナイテッドに関わる全ての人にとって、これが新たな成功の幕開けとなることを願っている」 なお、32歳のラムジー氏はMLSにおける最年少監督に。2023シーズンのMLSを11位でフィニッシュしていたミネソタ・ユナイテッドは、2016年11月から共に戦ってきたエイドリアン・ヒース監督と2023年10月に袂を分かって以来、正式な指揮官が不在となっていた。 2024.02.27 10:23 Tue

公式戦3連敗のバイエルンがトゥヘル監督と今季限りで別れ… CEOが経緯説明「新しい監督のもと、スポーツ面で新たな方向性を探る」

バイエルンは21日、2025年6月30日まで交わしていたトーマス・トゥヘル監督(50)との契約を2024年6月30日で終えることが決まったと発表した。 トゥヘル監督は2023年3月、ユリアン・ナーゲルスマン前監督の解任を受け、後任として就任。昨シーズンは無冠の危機に陥りながら、ブンデスリーガ最終節で逆転優勝を果たし、クラブを土壇場でリーグ11連覇へと導いていた。 イングランド代表FWハリー・ケインらを迎え入れた今シーズンは、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージこそ難なく突破するも、DFBポカールは2回戦で3.リーガ(ドイツ3部)に所属するザールブリュッケンに敗北。また、ブンデスリーガ首位攻防戦となった今月10日の第21節レバークーゼン戦、14日のCLラウンド16・1stレグのラツィオ戦、18日の第22節ボーフム戦と公式戦3連敗を喫し、立場が危ぶまれていた。 クラブはトゥヘル監督への信頼を示し続けていたが、スポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏が元ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック氏(58)や元レアル・マドリー指揮官のジネディーヌ・ジダン氏(51)、元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のオーレー・グンナー・スールシャール氏(52)らを後任候補に挙げたという報道も出ている。 クラブの最高経営責任者(CEO)を務めるヤン・クリスチャン・ドレーゼン氏は、トゥヘル監督との契約期間を短縮するに至った経緯を説明している。 「オープンで良好な会話の中、我々は両者の合意に基づき、今夏を目処に協力関係を終えるという決定に至った。我々の目標は、2024-25シーズンに向けて新しい監督のもと、スポーツ面で新たな方向性を探ることだ。それまではクラブに関わる1人1人が、チャンピオンズリーグとブンデスリーガで可能な限り最大限の成果を得るため、結果を出すことが明確に求められる」 「また、私はこの点においてもチームの責任を明確に問う。特にチャンピオンズリーグではラツィオ・ローマとの1stレグを0-1で落とした後、満員のアリアンツ・アレーナでファンの応援を背に受けながら戦う2ndレグにおいて、準々決勝進出を決められると確信している」 また、今シーズン終了後の退任が決まったトゥヘル監督は、任期を終えるまで全力を尽くすとコメントした。 「今シーズン終了後に協力関係を終了することで合意した。それまではもちろん、私と私のコーチングチームで最大限の成功を得るためにできる限りのことをしていくつもりだ」 なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンはリバプールと共に、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督(41)の招へいを望んでいるとのこと。正式な契約解除条項は存在しないものの、シャビ・アロンソ監督が新たな挑戦を望めば退団が認められる見込みだという。 2024.02.21 21:46 Wed

元教え子ラッシュフォードの奮起をスールシャールが期待 「常にトップでいることは難しいが、それには犠牲が必要」

元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のオーレ・グンナー・スールシャール氏がイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの改善に期待している。イギリス『メトロ』が伝えた。 公式戦30ゴールを決めた昨シーズンの好調ぶりが影を潜め、今シーズンはここまで5ゴールにとどまっているラッシュフォード。先月末のFAカップ4回戦ニューポート・カウンティ戦を欠場した後には、ナイトクラブで遊んだ翌日のトレーニングを欠席したことが原因と一部報道で伝えられていた。 これを受け、クラブは同月29日に声明を発表。「マーカスは自分の行動の責任を取った」「これは内部懲戒問題として処理されており、現在は終了している」とし、2月1日のプレミアリーグ第22節ウォルバーハンプトン戦では先発復帰を果たしている。 このウォルバーハンプトン戦で先制ゴールを決め、汚名返上の第一歩としたかつての教え子について、スールシャール氏がコメント。パフォーマンスについては、ラッシュフォードだけでなくチーム全体的に上がっていないと主張した。 「もちろん、私はマーカスを3年間指導していたし、彼のことはよく知っている。外出して彼のパフォーマンスについて議論するのは私の仕事ではないが、昨シーズンの彼はファンタスティックだったし、それはサッカーにおける一貫性の問題だ。マーカスや他の多くの選手は今シーズン、高みに達していない」 一方、ラッシュフォードが自らのポテンシャルを最大限発揮することにも期待。犠牲を払って安定したパフォーマンスを発揮できるよう努力して欲しいと投げかけた。 「彼は先週、目が覚めたと思うし、それが彼を奮い立たせることを期待している。彼の能力を最大限に引き出すのが監督の仕事なのか。それとも能力を最大限に引き出すのは自分自身で、どの選手にもその責任があるのか。私はその側面の方が強いと思う。彼は素晴らしいキャリアを送ってきたし、多少の浮き沈みもあった」 「今、我々は彼が安定してプレーすることを願っている。そうなればトッププレーヤーが見られることを私だけでなく誰しもが知っている。常にトップでいることは難しいが、それには犠牲が必要だ」 2024.02.10 18:12 Sat

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MF本間至恩も所属するクラブ・ブルージュが監督との異例の契約を結ぶこととなった。 3日、クラブ・ブルージュはニッキー・ヘイエン暫定監督(43)との正式契約締結を発表した。驚きを与えたのは契約期間で、無期限の契約となった。 ヘイエン監督は、現役引退後に指導者の道を歩み、シント=トロイデンでは暫定監督を務め、GKシュミット・ダニエル(ヘント)やFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)、MF伊藤達哉(マグテブルク)らを指導した経験もある。 2022年7月にクラブ・ブルージュのセカンドチームであるClub NXTの監督に就任。本間も指導するなどしたなか、2023年3月にはファーストチームのアシスタントコーチに就任する。 今シーズンもClub NXTの監督に就任すると、2024年3月からロニー・デイラ監督の後任として暫定監督に就任。プレーオフを戦うチームは10試合を7勝3分けの成績で終えて見事に優勝。またヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ではチームを準決勝に導くも、フィオレンティーナに敗れてベスト4で敗退となっていた。 チームを立て直したヘイエン監督に対し、クラブは無期限という異例の契約を提示。サインすることとなった。 ヘイエン監督は契約締結が遅れた理由についても説明。クラブとしっかりと話し合った結果だとし、異例の契約についても驚きつつ、しっかりと目標を果たしたいとした。 「クラブとのコミュニケーションは常に明確だった。プレーオフの後、我々はお互いに話し合っていた。そして、とても友好的で、建設的な雰囲気の中で行われた。また、我々は競争のエキサイティングな最終段階でのダイナミクスを望んでいなかった」 「私も就任時にはこんなことになるとは予想していなかった。我々はシンプルな目標を設定しただけであり、リーグとヨーロッパでできるだけ多くの試合に勝つことだ。今シーズンの後、続投することについては全く心配していなかった」 ベルギー王者として来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)にも出場するクラブ・ブルージュ。本間の出番も含めて注目が集まる。 2024.06.05 14:40 Wed

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あと一歩及ばずECL準決勝敗退…それでもブルージュ指揮官はチーム誇る「多くのエネルギーと激しさを見せた」

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「センセーショナル」ECLで2年連続決勝進出、フィオレンティーナ指揮官が喜び「決勝に進めてとても幸せ」

フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。 8日、ECL準決勝2ndレグが行われ、フィオレンティーナはアウェイでクラブ・ブルージュと対戦した。1stレグはフィオレンティーナが勝利しており、引き分け以上で決勝進出が決まる戦いだった。 しかし、試合は20分にクラブ・ブルージュが先制。このままでは延長戦に入ることとなる中、85分にルーカス・ベルトランがPKをしっかりと決めて同点に。そのまま試合は終了し、2戦合計3-4でフィオレンティーナが2年連続のECL決勝を果たした。 イタリアーノ監督は、昨シーズンもECL決勝にチームを導いており、決勝ではウェストハム相手に惜しくも敗戦で準優勝に終わっていた。 試合後、2年連続の決勝進出を喜び、チームのパフォーマンスを称えた。 「これは素晴らしく、センセーショナルだ。我々は2年連続で決勝に進出した」 「素晴らしい試合をしたし、素晴らしいクオリティの後半だった。3度バーに当てるなど、多くのチャンスがあった」 「クオリティの高いチームを相手に、我々のチームは個性を見せた。決勝に進めてとても幸せだ。この瞬間を楽しみたいと思う」 2024.05.09 11:07 Thu

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